研究者総覧
大坪 真利子 (オオツボ マリコ)
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Last Updated :2025/06/06
研究者情報
学位
科研費研究者番号
- 20801773
J-Global ID
研究キーワード
研究分野
経歴
- 2025年04月 - 現在 東洋大学社会学部 社会学科助教
- 2023年09月 - 現在 早稲田大学人間科学学術院非常勤講師
- 2021年04月 - 現在 慶應義塾大学法学部非常勤講師
- 2020年04月 - 現在 早稲田大学総合人文科学研究センター招聘研究員
- 2024年09月 - 2025年03月 早稲田大学文学学術院非常勤講師
- 2015年04月 - 2025年03月 桜美林大学基盤教育院 他非常勤講師
- 2024年04月 - 2024年09月 高千穂大学人間科学部兼任講師
- 2021年04月 - 2024年09月 神奈川大学国際日本学部非常勤講師
- 2022年04月 - 2023年09月 慈恵看護専門学校非常勤講師
- 2021年09月 - 2022年03月 早稲田大学文学学術院非常勤講師
- 2017年04月 - 2020年03月 早稲田大学文学学術院助手
学歴
- 2015年04月 - 2021年03月 早稲田大学 大学院 文学研究科 社会学コース 博士後期課程
- 2014年04月 - 2015年03月 早稲田大学 大学院 文学研究科 社会学コース 科目等履修生
- 2012年04月 - 2014年03月 早稲田大学 大学院 文学研究科 社会学コース 修士課程
所属学協会
研究活動情報
論文
- “Challenges and Contexts of Public Education on LGBTQ in Japan” （刊行予定）Mariko OtsuboTHE BLOOMSBURY HANDBOOK OF LGBTQIA+ INCLUSION IN EDUCATIONAL CONTEXTS, Edited by Mark Vicars and Jonathan Glazzard with Robert Balfour, Nuntiya Doungphummes, Judith Dunkerly and Marcelo Moreira, Bloomsbury Publishing plc. 2024年
- 「同性愛者のカミングアウト研究への現象学的社会学理論の援用可能性」大坪真利子『現象学と社会科学』 6 107 - 121 2023年10月 [査読有り]
- 「カミングアウトにかんする選択の「面倒くささ」について─あるシスジェンダー・レズビアンの語りから」大坪真利子『理論と動態』 15 84 - 100 2022年12月 [査読有り]
- 「性的マイノリティのカミングアウトの根拠としての「不可視」論再考」大坪真利子『WASEDA RILAS JOURNAL』 8 2020年10月 [査読有り]
- 「『個人の選択』としてのカミングアウトという困難」大坪 真利子『解放社会学研究』 33 7 - 23 2019年03月 [査読有り]
- 「『常人の視角』における不可視な同性愛者の存在可能性」（研究ノート）大坪 真利子『社会学年誌』 59 145 - 159 2018年03月 [査読有り]
- 「言えないから言わないへ―同性愛者のカミングアウトをめぐる語りと自己の変容」（修士論文概要）大坪 真利子早稲田大学大学院文学研究科紀要 第60輯 2015年03月 [査読有り]
- 「言わなかったことをめぐって -カミングアウト〈以前〉についての語り-」（研究ノート）大坪 真利子『ソシオロジカル・ペーパーズ』 22 75 - 82 2013年03月
講演・口頭発表等
- 「同性愛者のカミングアウト研究への現象学的社会学理論の援用可能性」第39回日本現象学社会科学会大会 2022年12月 口頭発表（一般）
- 「修論フォーラム」（コメンテーター） [招待講演]第15回日本社会学理論学会大会 2020年09月 シンポジウム・ワークショップパネル（指名）
- "Social inconsideration for LGBTQs people and imposed typification: Based on A. Schutz ’s discussion of equality" [通常講演]大坪 真利子2019 Annual Conference, Society for Phenomenology and the Human Sciences (SPHS) 2019年11月 口頭発表（一般） Duquesne University, Pittsburgh
- シンポジウム「ポスト社会モデルの社会学――『障害社会学という視座』が拓く可能性」（コメンテーター） [招待講演]大坪 真利子第35回日本解放社会学会大会 2019年09月 シンポジウム・ワークショップパネル（指名）
- 「カミングアウトの根拠としての『不可視』論の再考と課題」 [通常講演]大坪 真利子第2回早稲田社会学会・三田社会学会合同研究例会（第41回早稲田社会学会研究例会） 2019年05月 シンポジウム・ワークショップパネル（指名）
- 「同性愛者が経験する「意図しない差別」に関する記述概念の検討 ──同性愛嫌悪・異性愛主義・異性愛規範──」 [通常講演]大坪 真利子第91回 日本社会学会大会 2018年09月 口頭発表（一般）
- 「『する必要のない』カミングアウトについての考察」 [通常講演]大坪 真利子第34回 日本解放社会学会大会 2018年09月 口頭発表（一般）
- 「『常人の視角』における同性愛者の不可視性の問題について」 [通常講演]大坪 真利子第69回 早稲田社会学会大会 2017年07月 口頭発表（一般）
- 「過去の沈黙をめぐる語りとそのパフォーマティヴィティについて」 [通常講演]大坪 真利子第64回 関東社会学会大会 2016年06月 口頭発表（一般）
- 「マイノリティのアイデンティティの固定性の問題について―物語的自己論を手がかりに」 [通常講演]大坪 真利子第32回 日本現象学・社会科学会 2015年12月 口頭発表（一般）
共同研究・競争的資金等の研究課題
- 日本学術振興会：科学研究費助成事業 若手研究研究期間 : 2020年04月 -2022年03月代表者 : 大坪 真利子本研究は、ゲイ・レズビアン当事者にインタビューを実施し、ゲイ・レズビアン当事者が日常においてどのようなときに、「カミングアウト」について意識するのかを理解しようとするものである。2020年4月時点での調査計画としては、国内各地の大学に通うゲイ・レズビアンの大学生に、対象者の希望する地域で、貸会議室やレンタルスペース等の個室を利用しながら、対面でのインタビューを行うというものであった。実施時期は、2020年度9月上旬～2021年度12月下旬を予定していた。しかし、新型コロナウィルス感染症拡大が当初の想定よりも大幅に長引いたため、調査実施は延期を余儀なくされた。
このように想定外の大規模災害によるスケジュールの見直しを余儀なくされた一方で、本年度は、理論的な枠組みの精緻化のための作業が進展したといえる。 国内外のジェンダー・セクシュアリティ研究の最新の知見を踏まえ、本年度は、インタビュー調査実施のための理論的な枠組みと調査設計について、文献収集を行いながら再検討と精緻化を行った。こうした作業においてとりわけ焦点化されたのは、性的マイノリティの内部における、ジェンダーにかかわる差異の問題である。ジェンダーという変数が本研究の対象とするゲイ・レズビアンのカミングアウトをめぐる経験に、どのような差異や格差をもたらすと想定されるのか。こうした観点から、ジェンダーおよびフェミニズム関連の最新の知見を収集すべく、国内外の書籍・論文が渉猟された。
委員歴
- 2023年07月 - 現在 早稲田社会学会 研究活動委員
- 2019年 - 現在 Society for Phenomenology and Human Sciences Executive Committee Board Members at Large
- 2019年04月 - 2019年06月 関東社会学会 第37回大会実行委員
担当経験のある科目
- 社会調査入門 AB東洋大学
- 社会調査および実習 AB東洋大学
- 社会学演習Ⅲ AB東洋大学
- 社会学ゼミナール1AB東洋大学
- 「社会における性Ⅰ・Ⅱ」慶應義塾大学
- 「社会学演習４」早稲田大学
- 「社会調査論」早稲田大学
- 「社会学」気象庁 気象大学校
- 「アカデミック・ライティング」Ⅰ・Ⅱ桜美林大学
- 「ジェンダー論」高千穂大学
- 「社会学概論」神奈川大学
- 「社会学」慈恵看護専門学校
- 「クィア・スタディーズ入門」早稲田大学
- 「社会学演習２」早稲田大学