研究者総覧

藤原 整 (フジワラ ヒトシ)

  • 社会学部国際社会学科 准教授
Last Updated :2025/06/06

研究者情報

学位

  • 博士(社会科学)(2017年02月 早稲田大学)

科研費研究者番号

  • 60755750

J-Global ID

研究キーワード

  • 南アジア   ブータン   地域研究   地域計画情報論   情報社会論   社会情報学   

研究分野

  • 人文・社会 / 地域研究
  • 人文・社会 / 図書館情報学、人文社会情報学

経歴

  • 2025年04月 - 現在  東洋大学社会学部 国際社会学科准教授
  • 2024年04月 - 現在  昭和女子大学国際文化研究所客員研究員
  • 2024年04月 - 現在  昭和女子大学人間社会学部 現代教養学科非常勤講師
  • 2020年04月 - 現在  早稲田大学先端社会科学研究所招聘研究員
  • 2021年04月 - 2024年03月  昭和女子大学人間社会学部 現代教養学科特命講師
  • 2022年09月 - 2023年03月  日本女子大学非常勤講師
  • 2020年11月 - 2021年03月  一般財団法人日本開発構想研究所研究員
  • 2020年04月 - 2021年03月  早稲田大学社会科学総合学術院非常勤講師
  • 2018年09月 - 2020年03月  武蔵野大学非常勤講師
  • 2018年04月 - 2020年03月  早稲田大学社会科学総合学術院講師(任期付)
  • 2017年04月 - 2019年03月  早稲田大学都市・地域研究所招聘研究員
  • 2017年09月 - 2018年03月  一般財団法人日本開発構想研究所研究員
  • 2017年04月 - 2018年03月  早稲田大学先端社会科学研究所招聘研究員
  • 2015年04月 - 2017年03月  早稲田大学社会科学総合学術院助手
  • 2007年04月 - 2010年03月  コナミ株式会社経営企画部

学歴

  • 2012年04月 - 2017年02月   早稲田大学   大学院社会科学研究科   博士後期課程
  • 2010年04月 - 2012年03月   早稲田大学   大学院社会科学研究科   修士課程
  • 2003年04月 - 2007年03月   早稲田大学   社会科学部
  • 2000年04月 - 2003年03月   東京大学   教養学部   理科I類

所属学協会

  • 日本メディア学会   日本ブータン学会   社会情報学会   日本南アジア学会   日本マス・コミュニケーション学会   

研究活動情報

論文

書籍

  • ブータンの情報社会: 工業化なき情報化のゆくえ
    藤原整 (担当:単著範囲:)早稲田大学出版部 2020年10月
  • 土方正夫 (担当:分担執筆範囲:)成文堂 2018年06月 ISBN: 4792333768 268 211-244
  • 早稲田大学震災復興研究論集編集委員会 (担当:分担執筆範囲:)早稲田大学出版部 2015年03月 ISBN: 4657150030 1003 674-683

講演・口頭発表等

  • ブータン王国のモバイルゲーム文化とメディア・インフラストラクチャー  [通常講演]
    藤原 整
    日本デジタルゲーム学会 2025年02月 口頭発表(一般)
  • Play, Community, and Society: Case Study on Digital Gaming in Bhutan  [通常講演]
    藤原 整
    International Society for Bhutan Studies 2025年02月 口頭発表(一般)
  • ブータンのメディア・インフラストラクチャー
    藤原 整
    日本メディア学会 第38期第9回研究会 2022年03月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
  • What Does It Mean to Play Video Game in Bhutan?
    藤原 整
    International Convention of Asia Scholars 12 2021年08月 口頭発表(一般)
  • What is Sustainability in Bhutan?: GNH, Democracy, and ICT
    藤原 整
    国際シンポジウム: アジアの社会イノベーションとコミュニティ開発 2019年12月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名) 東京 早稲田大学 先端社会科学研究所
  • ブータンにおける言語・教育とそれらを取り巻くメディア環境に係る問題群
    藤原 整; 西田 文信; 平山 雄大
    日本南アジア学会全国大会 2019年10月 口頭発表(一般) 東京 日本南アジア学会
  • The brand-new theory of Information Society based on the case study of Bhutan  [通常講演]
    藤原 整
    International Convention of Asia Scholars 11 2019年07月 口頭発表(一般) ライデン
  • 情報学的フィールドワークの方法論の実践的検討  [通常講演]
    藤原 整
    社会情報学会大会 2018年09月 口頭発表(一般) 島根 社会情報学会
  • 情報技術で関係を結ぶ  [通常講演]
    藤原 整; 石塚 清香; 花村 創史; 三澤 直加
    早稲田まちづくりシンポジウム2018 2018年07月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
  • ブータンにおける若者の情報環境: ブータン王立大学生によるコミュニケーション実態  [通常講演]
    藤原 整
    社会情報学会大会 2017年09月 口頭発表(一般) 東京 社会情報学会
  • ブータン王国における物流と情報ネットワークの不均衡  [通常講演]
    藤原 整
    日本南アジア学会研究集会 2017年07月 口頭発表(一般) 愛知 日本南アジア学会
  • ブータンの情報社会: 新しい情報社会論構築に向けて  [通常講演]
    藤原 整
    日本ブータン学会大会 2017年05月 口頭発表(一般) 東京 日本ブータン学会
  • ブータンの地政学的特異性が織り成す情報環境: タシガン県メラ郡およびサムツェ県の事例を中心に  [通常講演]
    藤原 整
    日本南アジア学会全国大会 2016年09月 口頭発表(一般) 神戸 日本南アジア学会
  • ブータンの情報化を研究する社会情報学的意義  [通常講演]
    藤原 整
    社会情報学会大会 2015年09月 口頭発表(一般) 東京 社会情報学会
  • ブータンにおける民主化と情報化の現在地  [通常講演]
    藤原 整
    社会情報学会大会 2014年09月 口頭発表(一般) 京都 社会情報学会
  • ブータンにおける経済成長と情報化: 未成熟市場とインドへの依存による構造的脆弱性  [通常講演]
    藤原 整
    日本南アジア学会全国大会 2013年10月 口頭発表(一般) 広島 日本南アジア学会

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 若手研究
    研究期間 : 2020年04月 -2025年03月 
    代表者 : 藤原 整
     
    本研究では、ブータンにおけるビデオゲームの普及に焦点を当て、ブータンという血縁・地縁が強く社縁的な繋がりが乏しい地域において、ビデオゲームという情報通信技術の発展により生まれた遊びを通じて、どのようなネットワーク社会が生成され得るのか、その過程を明らかにしていくことを目的としている。 2021年度は、2020年度に続き、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の国際的流行により海外渡航を伴う現地調査は不可能であった。すでに2年以上続くこの状況下において可能な調査方法を現地協力者とともに模索した結果、質問紙とオンラインビデオ会議システムを利用した半構造化インタビューを実施することとなり、2021年9月と12月に、それぞれ100件と202件のインタビュー調査結果を得ることができた。これは、ゲームプレイヤー・非ゲームプレイヤーの両方を含んだスノーボールサンプリングによる調査であり、携帯電話・スマートフォンの利用歴、ビデオゲームのプレイ履歴、ビデオゲームに対する意識を問うものであった。同調査結果は、2022年度中に学会発表を目指して分析を進めている。 また、上記インタビュー調査に先立って、2021年8月にはICAS(International Convention of Asia Scholars)において"What Does It Mean to Play a Video Game in Bhutan?"と題する研究発表を行った。これは、ビデオゲーム史、および、ビデオゲーム研究(Game Studies)の歴史を概観しながら、ブータンというこれまで世界にゲーム産業において未開の土地であった場所において、ビデオゲームが広くプレイされるようになった経緯とその意義を問うものであった。同発表内容は、2022年度中に論文集として発刊される予定である。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 若手研究(B)
    研究期間 : 2016年04月 -2020年03月 
    代表者 : 藤原 整
     
    本研究は、ブータン王国を対象地域として、フィールドワークを通じたエスノグラフィを著すことによって、ブータン独自の情報社会像を描き出すことを目的としている。ブータンは、農耕牧畜社会から工業化を経ずに情報社会へと至った、世界的にも特異なケースの一つであり、その実態を人類学的な視点から解明する調査には大きな意義があると考えられる。特に、途上国と呼ばれる国・地域においては、情報通信分野に関して、それを用いた経済開発に目が向けられ、地域住民の社会生活の変化という視点からは十分に論じられてこなかった。 研究三年目となる平成30年度は、平成29年度に引き続いて本調査を実施した。具体的には、現地協力研究機関であるブータン王立大学(Royal University of Bhutan)傘下のシェラブツェカレッジ(Sherubtse College)、および、ジグメナムゲル工科カレッジ(Jigme Namgyel Engineering College)の協力の下、2018年4月、および、2018年8月の二度に渡って現地調査を行った。計画当初は、ブータン国内の複数地域において一般家庭に滞在して参与観察を行う予定であったが、平成29年度同様、事情により各地域出身の学生のみを対象とした限定的な調査となった。また、当該年度中に、社会情報学会大会(2018年9月)において、本研究に関連した中間報告を実施した。 なお、計画当初は平成30年度が最終年度であり、ブータンにおいて調査報告会を実施し、それを以って本研究の成果報告とする予定であったが、【現在までの進捗状況】欄に詳述する通り、予定されていた報告会を中止せざるを得ない事態が生じたため、研究期間そのものを平成31年度まで繰り越して実施することとなった。
  • ICTを基盤とするコンテンツ産業とそれを通じた社会的イノベーションの実践
    科学技術振興機構:日本・アジア青少年サイエンス交流事業
    研究期間 : 2019年09月 -2020年03月
  • 山岳国家ブータンと島嶼国家モルディブにおける〈情報生態系〉の比較研究
    早稲田大学:特定課題研究
    研究期間 : 2019年04月 -2020年03月
  • 最先端情報通信技術と関連産業を通じた社会的課題の解決
    科学技術振興機構:日本・アジア青少年サイエンス交流事業
    研究期間 : 2018年09月 -2019年03月
  • 〈情報生態系〉理論の応用と発展-山岳国家ブータンから島嶼国家モルディブへ
    早稲田大学:特定課題研究
    研究期間 : 2018年04月 -2019年03月
  • 日本における最先端情報通信技術
    科学技術振興機構:日本・アジア青少年サイエンス交流事業
    研究期間 : 2016年09月 -2017年03月
  • 震災復興計画における官民学連係の在り方に関する実践的考察
    早稲田大学:特定課題研究
    研究期間 : 2016年04月 -2017年03月
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 研究活動スタート支援
    研究期間 : 2015年08月 -2016年03月 
    代表者 : 藤原 整
     
    本研究は、ブータンにおける情報とメディアのエスノグラフィを記述することを目的としてスタートした。平成27年度は、調査ビザ取得、調査対象地域の選定、予備調査、および、本調査に向けた下調査を行うことを計画しており、これに沿って以下のとおり研究を実施した。 まず、平成27年10月より調査ビザ取得に着手し、受け入れ先となるブータン王立大学シェラブツェ校のスタッフと打ち合わせを重ねた。しかし、研究者が所属する早稲田大学とブータン王立大学との間に協定関係が結ばれていないことを理由に暗礁に乗り上げ、より活動や期間を制限された種類のビザ取得に切り替える必要が生じた。したがって、平成27年度中の調査ビザ取得を断念し、翌年の本調査に向けてビザ交渉を継続することとした。また、調査対象地域の選定は、ビザ交渉に時間を要したため十分に協議することができず、予備調査で現地渡航した際に詳細を打ち合わせることを確認した。 予備調査は、平成27年11月1日から同月20日までの日程で実施した。現地で、研究協力を要請した教員と面会し、ブータンにおける情報通信技術の普及状況やメディア利用の実態についてヒアリングを行うとともに、調査対象地域として、東部のタシガン県、南部のサムツェ県を候補として選定し、滞在期間中に実際に当該地を訪れて予備的な資料収集を行った。続いて、平成28年3月6日から同月20日までの日程で、本調査に向けた下調査を実施した。下調査では、予備調査で実施できなかった本調査設計の参考とするための学生へのアンケート調査を実施したほか、新たに調査対象地域候補として、中部のブムタン県、西部のティンプー県を訪問し、予備資料の収集を行った。 なお、平成28年4月1日付けで平成28年度 若手研究(B)の内定通知があったため、本研究は平成27年度を以て終了し、平成28年度より若手研究(B)に研究を引き継ぐこととした。

委員歴

  • 2017年05月 - 現在   日本ブータン学会   出版委員
  • 2013年08月 - 現在   気仙沼市階上地区まちづくり協議会   アドバイザー
  • 2013年03月 - 現在   日本ブータン友好協会   理事
  • 2012年06月 - 2019年03月   気仙沼大学ネットワーク   事務局
  • 2011年12月 - 2018年03月   GNH研究所   研究員

担当経験のある科目

  • 国際社会体験演習
    東洋大学
  • ICTリテラシー
    昭和女子大学
  • プロジェクト・ファシリテーション
    昭和女子大学
  • グローカルリーダープログラム
    昭和女子大学
  • フィールドワークと質的分析
    昭和女子大学
  • 地域社会のデザイン
    昭和女子大学
  • 地域をみる目
    昭和女子大学
  • Thematic Approach in English
    昭和女子大学
  • 現代教養入門
    昭和女子大学
  • 社会調査研修
    昭和女子大学
  • 農からの社会連携
    早稲田大学
  • 情報表現力
    武蔵野大学
  • コンピュータ基礎
    武蔵野大学
  • グローバルコミュニケーション論
    早稲田大学
  • 情報社会のフィールドワーク
    早稲田大学
  • 地域計画情報論
    早稲田大学
  • 都市・地域概論
    早稲田大学

その他のリンク

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