研究者総覧

福田 和展 (フクダ カズノブ)

  • 国際観光学部国際観光学科 教授
Last Updated :2025/06/06

研究者情報

学位

  • 国際学修士(筑波大学)

科研費研究者番号

  • 10324500

J-Global ID

研究キーワード

  • 彝語学   中国語学   Lo-lo language   Chinese language   

研究分野

  • 人文・社会 / 文学一般
  • 人文・社会 / 言語学

経歴

  • 2018年04月 - 現在  東洋大学国際観光学部国際観光学科教授
  • 2000年04月 - 2018年03月  三重大学人文学部文化学科教授
  • 1997年 - 2000年  淑徳大学非常勤講師
  • 1995年 - 2000年  明治学院大学非常勤講師
  • 1994年 - 2000年  津田塾大学非常勤講師
  • 1994年 - 2000年  大東文化大学非常勤講師
  • 1993年 - 2000年  千葉大学非常勤講師

学歴

  •         - 1991年   筑波大学   地域文化研究科   東アジア
  •         - 1991年   筑波大学   Graduate School, Division of Regional Culture
  •         - 1987年   大東文化大学   外国語学部   中国語学科
  •         - 1987年   大東文化大学   Faculty of Foreign Language

所属学協会

  • 中国語学会   中国近世語学会   

研究活動情報

書籍

  • 中国語学辞典
    日本中国語学会 (担当:分担執筆範囲:訳語類解の項目)2022年10月 ISBN: 9784000803229
  • 福田, 和展 (担当:単著範囲:)三重大学出版会 2011年11月 ISBN: 9784903866109 82, 79, 17p

講演・口頭発表等

  • 彝(ロロ)文字  [招待講演]
    福田和展
    AA研共同研究課題アジア文字学研究の構築1公開ワークショップ中国西南諸民族の文字学 2019年02月 口頭発表(招待・特別)
  • 彝文字の規範化ー雲南規範彝文事例ー  [招待講演]
    福田和展
    情報処理学会 2014年07月 口頭発表(招待・特別)
  • 新中国成立後の少数民族新ローマ字をめぐって  [通常講演]
    東アジア地域研究学会 2004年03月 口頭発表(一般)
  • 表語文字から表音文字へー彝文規範化に見る少数民族言語政策の一端  [通常講演]
    東アジア地域研究学会 2001年07月 口頭発表(一般)

MISC

  • 《訳語類解》《同文類解》《蒙語類解》の漢語見出し語について-司訳院類解辞書類中の漢語について(その2)
    人文論叢・三重大学人文学部文化学科 (20) 145 -159 2003年
  • 《訳語類解》に注記された漢語の同義・類義語について-司訳院類解辞書類中の漢語について(その1)-
    人文論叢 三重大学人文学部文化学科 (19) 127 -142 2002年
  • 福田 和展 東南アジア地域研究 (9), 10-26 (9) 10 -26 2002年
  • 表意文字から表音文字へ-彝文規範化にみる中国少数民族言語政策の一端-
    口頭発表 東アジア地域研究学会第9回大会 2001年
  • 《任倫全備諺解》語彙、語法、分析-《老乞大》《朴通事》との比較を中心に-
    「人文論叢」三重大学人文学部 (18) 2001年
  • 《(]J1663[)(]J2085[)貴姓》の言語に関する初歩的分析その2-技注-
    「語学教育論叢」大東文化大語学教育研究所 (14) 1997年
  • 《(]J1663[)(]J2085[)貴姓》の言語に関する初歩的分析
    大東文化大学語学教育研究所「語学教育(]G5126[)(]G0969[)」 (12) 1995年
  • 《任倫全備諺解》のことば
    白帝社・中国近世語学会「中国語研究」 (32) 1991年

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2006年 -2008年 
    代表者 : 荒井 茂夫; 田村 慶子; 加納 寛; 福田 和展; レオ スリヤディナタ; 賢 強; 田中 恭子
     
    調査表回収率は全体で5割ほどであった。458部は十分とは言えないが、丁寧な聞き取り調査によって数値を補うことができた。インドシナ諸国華僑華人の移動は政治的混乱と戦争が最大の要因で新概念による分類が必要となった。従来は旧華僑・華人、新華僑の2分類であったが、難民華僑という分類である。彼らは受け入れ国、脱出国、中華文化の三者に濃淡差のあるアイデンティティを持つ点が他地域の華人と異なる点である。また欧米の難民華僑社会は民族・文化的共通の通信回路を持つエクスターナル・チャイナ的領域の拡大と見ることもでき、ワン・ガンウの理論は合致するが、移動に関して華僑大衆は生活次第で定住する傾向があり、難民華僑成功者も受け入れ国に資産を置きながらだ出国に帰国投資するもので、一族挙げて戻ることはない。この点ワン氏の理論は問題はあるが、都市間の移動という点では当てはまる。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2003年 -2005年 
    代表者 : 上野 達彦; 朴 恵淑; 福田 和展; 鹿嶋 洋; 寺川 史朗; 西村 智朗; 山本 真吾; 豊島 明子
     
    我々の3年間の主な研究成果は以下の3点である。 第一に、韓国、中国、極東ロシアで公害問題の実態調査をおこない(H15年度:韓国、H16年度:中国および極東ロシア、:H17年度、韓国および極東ロシア)、現地研究者との意見の交換をおこなった。その結果、東北アジア地域圏において深刻化する環境破壊に対する諸政策を地域経済の発展と調和させることが、この地域園が直面している諸問題を解明するために必要であることを実証した。特に四日市喘息のような地域公害の克服に対して、市民、行政および企業が取るべき対応に関する再評価もおこなった。 第二に、毎年(計3回)国際シンポジウムを開催し(三重大学の国際環境シンポジウムとしては第3〜5回に相当する)、中国、韓国、ロシアから研究者を招聘して、国内の専門家も交えた積極的な議論を行った。そこでは、経済格差や統治システムの違いなどの違いからいくつかの課題を認識しつつも、極東アジアにおける国際環境協力の重要性と学際的かつ統合的な環境学の構築の可能性を見いだすことに成功した。 最後に、既存の学問領域にとらわれない人間学、未来学、環境教育学、アジア学としての「四日市学(YOKKAICHI Studies)」を提唱し、その成果として、その成果として『環境快適都市を目指して四日市公害からの提言』(2004年・中央法規)、『四日市学未来をひらく環境学へ』(2005年・風媒社)を公刊した。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2001年 -2003年 
    代表者 : 荒井 茂夫; 田村 慶子; 福田 和展; 安食 和宏; 田中 恭子
     
    東南アジア地方都市華人の移動と生活について、従来の研究に欠けていた大衆レベルでの実証的研究をするのが目的で、過去3年間にマレーシア、シンガポール、インドネシアの13の地方都市について、次のような内容の調査を行った。1)移動の経緯や家族親戚の分布、2)中国との関係(親戚との連絡や送金)、3)教育背景、4)子弟に対する言語教育の重点の所在、5)言語生活状況、6)経済生活に対する実感、7)複合アイデンティティの実態、8)政治的環境に対する実感など、33の質問項目からなる調査票による調査とインタビュー。また同時に文献資料による移動の歴史的社会的考察を行っている。質問票は予想に反して600部近く回収することができた。これは偏に従来の人的関係の良好な蓄積と中国の経済政治的存在の増大が間接的にこの地域の華人の地位を高めていることによるものと思われる。1)については、さほど顕著な移動はないが、進学のために外国へ出ようとする傾向が特徴的であった。2)については、現在では中国の親戚と連絡を取っている者は少なく、むしろ不明となっている者が多数であった。3)、4)、5)は、華語教育の必要性と、華語の経済的価値に対する認識が顕著であった。6)は、社会的上昇のために居住国に対する帰属感を深める傾向が明確であった。7)、8)については、冊子報告書で詳細な分析をおこなった。それによると、華人は政治的には今日中国に帰属感を持ち、同時にほぼ等量の中華文化に対するアイデンティティを保持し、個人の経済活動や華人社会の経済的利害、或いは政治的文化的利害が絡まって、微妙に華人の価値判断に影響を与えていることが明確となった。報告冊子は日英中の三ヵ国語で作成し、言語の壁を越えた情報発信によって、外国研究者のアクセスを容易にした。ただ、全体の分析は膨大なものになるので、今後年内にかけてさらに発表を行い、最終的には上梓する。期間中の調査は従来の現地における人的関係の蓄積の上に成功裏に行うことができた。現地の人々との人間的信頼に基づく交流を絶やすことなく後続の研究者に引き渡すよう努力する責務がある。
  • 彝語を中心とした記述的言語研究及び中国の言語政策における少数民族言語・文字規範化についての研究
  • 朝鮮訳学資料からの中国口語史の研究
  • 朝鮮訳学資料からの中国口語史の研究

その他

  • 2024年04月  中国語基礎 
    東洋大学国際観光学部初習外国語中国語Ⅰa,Ⅰb向け教科書2023年度版の改訂版
  • 2023年04月  中国語基礎 
    東洋大学国債観光学部初習外国語中国語Ⅰ・Ⅱ向け教科書202年度版の改訂版
  • 2020年04月  中国語基礎(2020年度パイロット版) 
    東洋大学国際観光学部初習外国語中国語Ⅰ・Ⅱ向け教科書(教育内容などを毎年改定のため公開出版はせず。)2018年度版の改訂版
  • 2018年04月  中国語基礎(パイロット版) 
    東洋大学国際観光学部初習外国語中国語Ⅰ、Ⅱ向け教科書(内部使用のためISBN無し)

その他のリンク

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