Koichi Kaneko

Researcher Information

Degree

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Research funding number

• 30255153

J-Global ID

• 200901004938004300

Research Interests

• history of poverty in Britain   theory of social welfare   ideology on social welfare   history of social policy   Social Administration   Social Policy   

Research Areas

• Humanities & social sciences / Social welfare

Academic & Professional Experience

• 2023/04 - Today  Toyo University福祉社会デザイン学部教授
• 2021/12 - Today  学校法人東洋大学常務理事

Education

• 1993/04 - 1996/03  Japan Women's University  文学研究科  社会福祉学専攻
• 1991/10 - 1992/07  The London School of Economics and Political Science  Social Policy and Administration

Association Memberships

• 東洋大学社会福祉学会   日本女子大学社会福祉学会   淑徳大学社会福祉学会   社会事業史学会   社会政策学会   日本社会福祉学会   

Published Papers

• The Preservaion and Utilization of Historical Materials Based on New Values

  Koichi Kaneko

  Academic Journal for Historical Studies of Social Welfare (64) 6 - 7 2024/12 [Invited]
  
• A Study on Formation of Spaces for ”Mutual Recognition” through Robert Owen's Ideas

  金子光一

  Reseach Center for Development of Welfare Soicety, Toyo University (16) 47 - 54 2024/03
• 社会福祉史研究に関する一見解 —「価値」の変遷を踏まえた研究の必要性

  金子光一

  社会事業史研究 60 6 - 8 2021/09 [Invited]
  
• 相互に認め合う社会の構築に関する一考察 ―オウエンの思想を基盤として―

  金子光一

  福祉社会開発研究 東洋大学福祉社会開発研究センター (13) 17 - 25 2021/03
• Robert Owen’s Ideas of the Field for ‘Mutual Recognition’

  Koichi Kaneko

  Academic Journal for Historical Studies of Social Welfare (58) 9 - 22 2020/03 [Refereed]
  
• Position and Practicality in "Charity (Gizen)"

  Koichi Kaneko

  Monthly Welfare 103 (4) 58 - 61 2020/03 [Invited]
  
• 社会福祉の新たな展開―ICTやAI等を活用した福祉サービスの可能性

  金子 光一

  世界の社会福祉年鑑 2019 19 3 - 13 2019/12
• 参加型支援に求められる思想に関する一考察 ―スミス、ミル、オウエンの思想を通じて―

  金子 光一

  福祉社会開発研究 (11) 81 - 89 2019/03
• 提言 社会的つながりが弱い人への支援のあり方について ―社会福祉学の視点から―

  日本学術会議社会学委員会社会福祉学分科会

  2018/09 [Refereed]
  
• 『慈善』を読み解く―『慈善』創刊の背景―

  金子 光一

  101 (5) 58 - 61 2018/05
• わが国の大学における社会福祉教育・研究の100年史考

  金子 光一

  大正大学社会福祉学研究室 6 - 8 2018/02 [Invited]
  
• ”Mutual Duty"and"Entitlement"on Robert Owen's Ideas

  KANEKO Koichi

  Social Policy and Labor Studies 9 (2 通巻第27号) 113 - 122 1883-1850 2017/11 [Refereed]
  
• 日本の社会福祉の歴史

  金子 光一

  社会福祉セミナー 30 (99) 74 - 89 2017/10
• Book Review：How much do the government ought to intervene in medical field?

  KANEKO Koichi

  Japanese Journal of Social Welfare 57 (4) 156 - 158 0911-0232 2017/02 [Refereed][Invited]
  
• 社会福祉思想史

  金子 光一

  社会福祉セミナー 29 (97) 54 - 69 2016/12 [Invited]
  
• 『日本社会事業思想小史』（書評）

  金子 光一

  社会事業史研究 (50) 195 - 204 2016/09 [Invited]
  
• History of safeguard for human rights

  KANEKO Koichi

  社会福祉セミナー 28 (94) 34 - 49 2015/12
• 普遍的な価値の重要性―社会福祉学の視点から―

  金子 光一

  土筆 (102) 3 - 3 2015/09 [Invited]
  
• 社会福祉学を学ぶ学生が身に付けるべき基本的素養

  金子 光一

  報告 大学教育の分野別質保証のための教育課程編成上の参照基準 社会福祉学分野（日本学術会議社会学委員会社会福祉学分科会） 4 - 7 2015/06 [Invited]
  
• 社会福祉学における歴史教育の意味

  金子 光一

  社会事業史研究 (47) 2 - 4 2186-232X 2015/03 [Refereed]
  
• History of Social Welfare

  KANEKO Koichi

  NHK 社会福祉セミナー 27 (91) 30 - 45 2014/12 [Invited]
  
• 社会福祉史における公的部門と民間部門の役割と責任 ―イギリスを中心とした国際比較研究―

  金子 光一

  『世界の社会福祉年鑑』 (13) 3 - 20 2013/12
• 東アジア社会福祉の歴史的展開 ―それぞれの戦後と社会福祉のあり方―

  金子 光一; 大友昌子

  『社会事業史研究』 社会事業史学会 (44) 11 - 17 2186-232X 2013/09
• 論点 サッチャーと福祉―「福祉の逆機能」を考える

  金子 光一

  月刊福祉 96 (9) 56 - 57 2013/08 [Invited]
  
• 災害に対して社会福祉研究に求められること

  金子 光一

  提言 災害に対する社会福祉の役割―東日本大震災への対応を含めて―（日本学術会議社会学委員会社会福祉学分科会） 18 - 19 2013/05 [Invited]
  
• 論点・社会福祉 「サッチャーと福祉―『福祉の逆機能』を考える」

  金子 光一

  『月刊福祉』 96 (9) 56 - 57 2013/02
• 海外史研究の到達点と展望 ―研究の視点と枠組みを中心に―

  金子 光一

  『社会事業史研究』 (42) 71 - 94 2012/09
• Sidney and Beatrice Webb : The idea of 'National Minimum' on State Responsibility

  金子 光一

  『地域福祉研究』 日本生命済生会 (40) 102 - 113 0385-3616 2012/03
• 公的部門の役割に関する歴史教育の意義

  金子 光一

  『社会事業史研究』 (41) 169 - 172 2012/03
• ソーシャルワークの制度化に関する史的考察―J.S.Millの思想を通じて―

  金子 光一

  『ソーシャルワーク研究』 36 (4) 27 - 34 2011/01
• イギリスの児童福祉領域における国家責任主義への移行過程―福祉サービスの多元化の理論的背景―

  金子 光一

  『東洋大学社会福祉研究』 東洋大学社会福祉学会 (2) 42 - 53 2009/08
• イギリスの児童福祉領域における国家責任主義への移行過程―福祉サービスの多元化の理論的背景―

  金子 光一

  東洋大学社会福祉研究 (2) 42 - 53 2009/08 [Refereed]
  
• イギリスと日本の児童福祉政策の歴史的特質―児童福祉サービスの多元化に関する議論の出発点として―

  金子 光一

  『淑徳社会福祉研究』 (15) 51 - 66 2008/03
• 社会福祉の歴史教育の現状と今後の展望

  金子光一

  社会福祉歴史教育に関する小委員会報告書（社会事業史学会） 2008
• 書評：冨江直子著『救貧のなかの日本近代―生存の義務―』

  金子光一

  『社会政策研究』 東信堂 (8) 273 - 277 1346-0552 2008
• 公私関係論に関する史的研究(Ⅰ)

  金子 光一

  『東洋大学社会学部紀要』 (16103) 39 - 53 2007/02
• Departure from Traditional Utilitarianism : Thoughts on John Stuart Mill's Ideas

  Koichi Kaneko; College of Sociology Shukutoku University

  Bulletin of the College of Sociology,Shukutoku University 淑徳大学社会学部 38 (38) 35 - 50 1342-7792 2004/03
• J.S.ミルの福祉思想に関する一考察 ―フェビアン社会主義への影響―

  金子 光一

  『淑徳大学社会学部研究紀要』 (37) 21 - 40 2003/03
• 国際福祉教育 ―グローバリゼーションと国際福祉―

  金子 光一

  『社会福祉教育年報』 (22) 303 - 340 2002/03
• 日本の国際社会福祉が歩むべき道

  金子 光一

  『淑徳大学社会学部研究紀要』 (36) 19 - 33 2002/03
• 『労働党と新社会秩序』に関する一考察-イギリス労働党綱領にみる福祉思想-

  金子光一

  淑徳大学社会学部研究紀要 (35) 13 - 28 2001
• コミュニティケアの展開に見るイギリスのソーシャルワーク史

  金子光一

  ケアマネジャー 中央法規出版 1 (3) 78 - 81 2000
• 市民社会の民主制のあり方に関する一考察 -ギルド社会主義とフェビアン社会主義-

  金子光一

  淑徳大学社会学部研究紀要 (34) 15 - 28 2000
• 大学における福祉教育の現状と課題 -淑徳大学における人材養成の目標と課題-

  金子光一

  社会福祉教育年報 (20) 51 - 56 2000
• 地域社会福祉史研究の課題に関する一考察-先行研究を踏まえて-

  金子光一; 藤森雄介

  千葉県社会事業史研究 (28) 6 - 19 2000
• 諸外国の福祉思想と社会福祉サービスの関係-宗教的民間社会福祉活動の源流から学ぶもの-

  金子光一

  淑徳大学社会学部研究紀要 (33) 91 - 98 1999
• 長谷川良信の福祉思想-「協同の理念」を中心に

  金子光一

  長谷川仏教文化研究所年報 (22) 36 - 60 1998
• ビアトリス・ウェッブの福祉思想と訪日(その2)

  金子光一

  淑徳大学社会学部研究紀要 (32) 69 - 86 1998
• 現代社会に求められる仏教思想

  金子光一

  仏教福祉(浄土宗総合研究所) 浄土宗総合研究所 (創刊) 136 - 146 1343-0211 1997
• 千葉県における方面委員活動の研究(1)

  金子光一

  淑徳大学社会学部 研究紀要 (31) 35 - 54 1997
• ビアトリス・ウェブの福祉思想の史的価値

  金子光一

  淑徳大学大学院研究紀要 (4) 63 - 74 1997
• ビアトリス・ウェッブの福祉思想と訪日(その1)

  金子光一

  日本女子大学大学院文学研究科紀要 (2) 53 - 64 1996
• 英国社会福祉の変遷に関するロバート・ピンカー教授の所見

  金子光一

  淑徳大学大学院研究紀要 (3) 21 - 32 1996
• ビアトリス・ウェッブの福祉政策理念(II)

  金子光一

  淑徳大学研究紀要 (30II) 145 - 180 1996
• 日本と英国の地域福祉改革を比較して

  金子光一

  『淑徳社会福祉研究』淑徳大学社会福祉学会 (3) 43 - 50 1995
• ビアトリス・ウェッブの福祉政策理念(I)

  金子光一

  淑徳大学研究紀要 (30I) 207 - 249 1995
• 19世紀末期におけるビアトリス・ウェッブの福祉思想

  金子光一

  『淑徳大学研究紀要』淑徳大学 (29) 277 - 309 1995
• 福祉官僚制に関する一研究(英文)

  金子光一

  『淑徳大学大学院研究紀要』淑徳大学大学院 (2) 1 - 18 1994
• ビアトリス・ポッターの思想形成過程

  金子光一

  『淑徳大学研究紀要』淑徳大学 (28) 235 - 268 1994
• 諸外国の社会事業が千葉県方面委員に与えた影響(1)-山崎巌の寄稿論文を中心に-

  金子光一

  『千葉県社会事業史研究』千葉県社会事業史研究会 (22) 18 - 24 1994
• 英国救貧法委員会の少数派報告(1909年)第1部に関する一研究

  金子光一

  『淑徳大学大学院研究紀要』淑徳大学大学院 (1) 85 - 147 1992

Books etc

• Global Social Welfare Yearbook 2024

  Koichi KANEKO (Joint work「イギリス(「基礎データ」・「概観」、「制度・政策の展開」) pp. 111-119)旬報社 2024/11 9784845119578
• 戦後社会福祉の歴史研究と方法 —継承・展開・創造

  金子光一 (Contributor「福祉思想史」に関する一考察 —「新たな価値」に基づいた社会を変革する思想に着目して―)近現代資料刊行会 2022/10 9784863645745 689 59-88 

  ロバート・オウエンとビアトリス・ウェッブという二人の社会主義者の事例を取り上げて「内的思想史分析」と「外的思想史分析」を行った。考察の結果、福祉思想史の研究は、内的思想史分析と外的思想史分析を行いながら、そこで生きる「人間」を中核して、既存の社会に抵抗しながら、新たな価値を創造するプロセスを分析枠組みとすることによって、「個人」のありようと「社会」のありようの相互性を明確化できることを明らかにした。
• Reconstruction of Contemporary Social Welfare Analysis

  Koichi Kaneko (ContributorThe postwar reform of social welfare in Japan)中央法規出版 2022/09 9784805887721 435 144-160 

  占領期に行われたGHQによる多くの改革が今日の社会福祉の起点になっている。とりわけ、日本政府が1945年12月13日に提出した「救済福祉に関する件」（CLO〈終戦連絡中央事務局〉1484）に対する回答としてGHQが発令した「社会救済」（Public Assistance）通称、「SCAPIN775」は、その出発点として位置づけられている。そこで、改めてこのSCAPIN775の基本原則に焦点を当てながら、その意義と展開について検討した。
• 認め合い、支え合う福祉社会の近未来

  東洋大学福祉社会開発研究センター; 金子, 光一; 志村, 健一 中央法規 2022/03 9784805884485 339p
• 最新 社会福祉士養成講座 社会福祉の原理と政策

  (Contributor第1章 15-45)中央法規出版 2021/02
• 新MINERVA社会福祉士養成テキストブック 社会福祉の原理と政策

  (Editor第1章 13-42)ミネルヴァ書房 2020/12
• Global Social Welfare

  KANEKO Koichi (Editor序論、第2部6章)旬報社 2019/08 9784845115976 464 15-36,154-172 

  本書は、20年前に刊行された『世界の社会福祉』の後継の書として、その分析枠組みを基本的に受け継ぎながら、権利および社会的正義の視点から主に2000年以降ソーシャルサービス、ソーシャルポリシー、ソーシャルワークのあゆみと現状を多角的に分析したものである。著者は編集代表として本巻の編集を担当し、「序論」「第2部6章」を執筆した。
• つながり、支え合う福祉社会の仕組みづくり

  金子 光一 (Contributor「つなぐ」関係からみた日本の社会構造)中央法規出版 2018/03 9784805856499 301 273-284 

  日本の社会福祉はどううあるべきか考える材料として、「つなぐ」関係からみた日本の社会構造を社会福祉史の視点から検証した。
• 新版 社会福祉概論 〔第2版〕

  金子 光一 (Editor)建帛社 2018/02 9784767906195 172 1-18 

  新版発行より3年あまりが経過し、制度政策面での目まぐるしい動きや多職種が連携しながら横断的に支援を展開する動きを背景に、内容を見直し大幅に改正したものである。
• 山下袈裟男先生追悼文集

  金子 光一 (Contributor心優しい山下袈裟男先生)株式会社トライ 2017/08
• Global Social Welfare Yearbook

  KANEKO Koichi (Joint editorEngland)旬報社 2016/12 9784845114825 147-153 

  編集委員として関わり、イギリスの基礎データ、概観、制度・政策の展開を執筆した。
• Gloval Social Welfare Yearbook

  KANEKO Koichi (Joint editorEngland)旬報社 2015/12 9784845114283 

  編集委員として関わり、イギリスの基礎データ、概観、制度・政策の展開を執筆した。
• Introduction of Social Welfare

  KANEKO Koichi (Editor)建帛社 2014/12 9784767905143 169 1-17 

  社会福祉の基礎的な内容を、「価値」「対象・システム」「ソーシャルワーク」「保健」「資源」に分け概説した。
• Global Social Welfare Yearbook

  KANEKO Koichi (Joint workイギリス)旬報社 2014/12 9784845113880 510 75-121 

  編集委員として関わり、イギリスの基礎データ、概観、制度・政策の展開を執筆した。
• The Frontiers of the Study on Social Work and Social Welfare Policy

  KANEKO Koichi (ContributorThe Contrary Function of Welfare)有斐閣 2014/10 9784641173996 236 16-19 

  福祉の逆機能を社会福祉史研究から問う意義を、近年の研究動向を踏まえて論じた。
• Encyclopedia of Social Welfare

  KANEKO Koichi (Joint editorHistory)丸善出版 2014/05 9784621088142 784 59-109 

  一般社団法人日本社会福祉学会が60周年を記念して刊行した事典。池本美和子（佛教大学）、今井小の実（関西学院大学）と共に第2章「歴史」の編集を担当した。
• 生活支援の社会福祉

  金子 光一 (生活支援のあゆみ―公私関係の視点から―、社会福祉史研究の現状と課題)放送大学教育振興会 2014/03 9784595140228 260 39-55, 176-193 

  イギリスと日本で、19世紀から20世紀前半にかけて行われた生活支援施策と生活支援活動について、両国の特質を踏まえて検討した。また、社会福祉史研究の現状と課題を「生活支援史研究」の視点から考察した。
• 一番ヶ瀬社会福祉論の再検討―生活権保障の視点と広がり

  金子 光一; 岩田正美; 日本女子大学人間社会学部; 田端光美; 日本女子大学名誉教授; 古川孝順; 大学健康福 ミネルヴァ書房 2013/12 9784623067183 255 101-125 

  一番ヶ瀬康子の社会福祉史研究の視点と方法を、『アメリカ社会福祉発達史』他の研究業績から明らかにするとと共に、一番ヶ瀬の歴史研究を再評価した。
• 人物でよむ西洋社会福祉のあゆみ

  金子 光一; 関西学院大学人間福祉学部; 室田保夫 ミネルヴァ書房 2013/10 

  ウェッブ夫妻の生涯を「ナショナル・ミニマムの提唱者」の視点からまとめたものである。ウェッブ夫妻の初期の業績、1905-09年の王立救貧法委員会での活動、日本への影響などを中心に解説した。
• 対論 社会福祉学1 社会福祉原理・歴史 テーマ4

  金子 光一; 大友昌子 中央法規 2012/11 

  権力と社会事業の関係を植民地社会事業史の視点から論じた。プロローグとエピローグを担当した。
• 対論 社会福祉学1 社会福祉原理・歴史 テーマ3

  金子 光一; 池本美和子; 野口友紀子 中央法規 2012/11 

  戦前と戦後の連続・非連続の問題を、現代の枠組みと課題および「学」と「ケースワーク」の戦前・戦中・戦後の視点から論じた。プロローグとエピローグを担当した。
• 社会福祉の理論と運営―社会福祉とはなにか―

  金子 光一; 古川 孝順; 小林 良二; 秋元 美世 筒井書房 2012/03 

  本書は東洋大学の社会福祉理論研究が編集したものである。第1部2章「社会福祉における公的部門の役割に関する史的考察」を担当した。そこでは、イギリスと日本の公私関係の歴史を比較検証することにより、公的部門の位置づけと役割の相違を明らかにし、公的部門の新たな役割を思考した。
• 欧米の社会福祉の歴史と展望

  金子 光一; 松村祥子; 編者; 北海道大学大学院法学研究科; 宮本太郎; 静岡大学人文学部; 布川日佐史; 後藤玲子 財団法人 放送大学教育振興会 2011/03 

  3章分(10・11・12章)を担当した。10章では、福祉サービスの公私関係の源流を、11章では、新救貧法から福祉国家形成までの過程を、12章では、近年の福祉多元主義とコミュニティ改革の展開を、それぞれ論じた。
• 社会福祉施設史資料集成

  金子 光一 日本図書センター 2010/06
• 社会福祉発達史キーワード

  金子 光一; 古川 孝順 有斐閣 2009/05 

  日本の社会福祉の歴史に焦点を当て、重要事項を抽出して時系列で整理した。序章,1,8,28,32,36,64,65を担当した。
• 現代社会と福祉

  金子 光一; 古川 孝順; 武川正吾; 後藤玲子 中央法規 2009/03 

  戦前と戦後の福祉政策の展開過程を論じた。
• 『社会福祉発達史キーワード』（共編著）

  有斐閣 2009
• 現代の児童福祉

  金子 光一; 古川 孝順; 田澤あけみ; 学社会福祉学 有斐閣 2008/11 

  イギリス、アメリカ、日本の児童救済の変遷と児童福祉政策の歴史からそれぞれの国の歴史的特質を抽出した。
• 児童福祉政策の歴史的特質

  『現代の児童福祉』有斐閣 2008
• エンサイクロペディア社会福祉学

  金子 光一; 仲村優一; 一番ヶ瀬康子; 右田紀久恵 中央法規 2007/12 

  社会保険と社会事業の時代 社会保険と公的扶助との交錯 第二次世界大戦と福祉国家体制の成立
• 生活支援の社会福祉学

  金子 光一; 古川 孝順 有斐閣 2007/07
• 社会保険と社会事業の時代、社会保険と公的扶助の交錯、第二次世界大戦と福祉国家体制の成立

  『エンサイクロペディア社会福祉学』中央法規出版 2007
• あたらしい社会保障・社会福祉法 〔第2版〕

  金子 光一; 佐藤進; 金川琢雄 信山社 2006/12
• 改訂・保育士養成講座 社会福祉

  金子 光一; 改訂; 保育士養成講座編纂委員会 全国社会福祉協議会 2006/03
• 千葉県市川市のボランティア団体への市民税１％額支援の例

  『人口減少時代の社会福祉学』ミネルヴァ書房 2006
• 生活支援施策の形成

  『生活支援の社会福祉学』有斐閣 2006
• 社会福祉のあゆみ ―社会福祉思想の軌跡―

  金子 光一 有斐閣 2005/12
• 『社会福祉のあゆみ ―社会福祉思想の軌跡―』（単著）

  有斐閣 2005/12
• 改訂・第3版 社会福祉原論

  金子 光一; 岩崎晋也; 稲沢公一 へるす出版 2005/02
• 「イギリスの社会福祉の歴史と動向」「国際社会福祉の動向」

  『社会福祉原論』へるす出版 2005/02
• 現代社会と社会福祉

  『社会福祉士のための基礎知識Ⅰ』中央法規出版 2004/07
• 社会福祉士のための基礎知識Ⅰ

  金子 光一; 古川 孝順 中央法規 2003/12
• England

  Global Social Welfare Yearbook 2003 2003
• グローバリゼーションと国際社会福祉

  金子 光一; 仲村優一; 愼燮重; 萩原康生 中央法規 2002/09
• 国際社会福祉の領域における日本の役割

  『グローバリゼーションと国際社会福祉』中央法規出版 2002
• 社会福祉の歴史

  『社会福祉』全国社会福祉協議会 2002 

  2002,［改訂1版］2005,［改訂2版］2006,［改訂3版］2007
• イギリス

  『世界の社会福祉年鑑』2002,2003,2004,2005,2006,2007,2008年版 労働旬報社 2002 

  2002－2008
• The Japanese Role of International Social Welfare

  Globalization and International Social Welfare 2002
• The History for Nurse Training Social Welfare

  The Lecture for Nurse Training Social Welfare 2002
• England

  Global Social Welfare Yearbook 2002 2002
• 地域福祉論

  金子 光一; 田端光美 建帛社 2001/05
• 地域福祉の思想

  『地域福祉論』建帛社 2001
• The Ideas of Social Welfare in Community

  Social Welfare in Community 2001
• 『福祉国家の国際比較研究』(書評)

  『社会福祉の国際比較』 有斐閣 2000
• The Comparative Study of Welfare States

  The International Comparative Study of Social Welfare 2000
• 歴史・基礎概念

  『社会福祉キーワード』 有斐閣 1999 

  1999, ［補訂版］2002
• 世界的規模の社会状況

  『国際社会福祉論』中央法規出版 1999
• 西欧における発展

  『あたらしい社会保障・社会福祉法』信山社 1999 

  1999, ［新版］2005
• 国際社会福祉の展開

  『新・社会福祉学』中央法規出版 1999
• 社会福祉の供給システム

  『新・社会福祉学』中央法規出版 1999
• History・Basic Ideas

  Key Words of Social Welfare 1999
• Social Conditions in Global Context

  Social Welfare in Global context 1999
• The History of West European Countries

  New Laws of Social Security and Social Welfare 1999
• The Development of International Social Welfare

  New Social Welfare 1999
• Sypply System of Social Welfare

  New Social Welfare 1999
• イギリスの社会福祉の歩み

  『社会福祉原論』へるす出版 1998
• The History of Social Welfare in England

  The Principles of Social Welfare 1998
• 『ビアトリス・ウェッブの福祉思想』

  ドメス出版 1997/11
• COSの形成と展開

  『地域福祉事典』 1997 

  1997,［新版］2006
• 高齢者保健福祉政策の課題-英国の先駆的試みから学ぶ

  『医療と福祉のインテグレーション』へるす出版 1997
• The Formation and the Development of Charity Organisation Society

  1997
• Beatrice Webb's Ideas on Welfare

  1997
• The Problem of Health and Welfare Policy for the Elderly -Learn from the Pioneering trial in England

  The Integration of Health and Welfare 1997
• イギリス-スティグマ克服への途(IV.各国の社会文化と福祉)

  『21世紀社会福祉学-人権・社会福祉・文化』有斐閣 1995
• England-the process to overcome the stigma

  Social Welfare in the 21th Century-human right・social welfare・culture- 1995

Conference Activities & Talks

• Building a Welfare System through the Emergence of Values and Innovation

  Koichi Kaneko

  日本学術会議・公開シンポジウム  2025/01  Public discourse
• ロバート・オウエンの思想を通じた「相互承認」の場の形成に関する研究  [Not invited]

  金子光一

  一般社団法人日本社会福祉学会第71回秋季大会  2023/10  Oral presentation
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• A Historical Study of Thought on the Formation of Places for Mutual Recognition  [Invited]

  Koichi Kaneko

  East Asia Social Welfare Forum: the Social Welfare Research Committee of the Chinese Sociological Association  2022/12  Nominated symposium 

  ロバートオウエンの協同社会の基礎に「相互承認」の場があったことを、彼の思想に着目して明らかにした。また、近年の社会状況から相互に認め合う社会を構築する必要性を論じた。考察の結果、オウエンが考えた「道徳的徳性」の教育が、その価値・規範の涵養のために構想されたものであり、「相互承認」の場の根底にあることが解明された。また、相互に認め合う「相互承認」が、一人ひとりがつながり『豊かな』社会を構築するための価値と結びついていることが判明した。
• イギリスの「孤独」への取り組みから学ぶ  [Invited]

  金子 光一

  孤独・孤立対策特命委員会・自由民主党本部  2021/04  Public discourse  自由民主党・本部 

  イギリスの「孤独」の取り組みについて解説し、「孤独について語ろう」（Let’s talk loneliness）キャンペーンなどを中心に、日本が学ぶべき点を明らかにした。とりわけ、「孤独」の指標・尺度とスティグマとの関係について焦点を当てて論じた。
• Application and Projects of ICT and AI technologies in Comprehensive Support Service System of Japan  [Invited]

  KANEKO Koichi

  East Asia Forum on Social Welfare and the 11th Annual Conference of Chinese Academic Association of Social Welfare  2019/11  Invited oral presentation  Sun Yat-sen University, Guangzhou 

  日本におけるICTやAI等を活用した包括的な支援システムの現状と課題を報告した。また、東洋大学福祉社会開発研究センターが取り組んでいる「つながりがある社会を支える価値と支援システムに関する研究」プロジェクトの構想と今後の取り組みについて紹介した。
• Robert Owen の「相互承認」の場に関する思想  [Not invited]

  金子 光一

  日本社会福祉学会第67回秋季大会  2019/09  Oral presentation  大分大学旦野原キャンパス 

  地域社会における「相互承認」の問題を解明する糸口を探究するため、アダム・スミス（Adam Smith）とG. W. F. ヘーゲル（Georg Wilhelm Friedrich Hegel）の理論的枠組みを用いて、ロバート・オウエン（Robert Owen）の「協同社会論」における「相互承認」の場に関する思想に関する研究の成果を報告した。
• 緩やかにつながり、支え合う福祉社会をめざして  [Not invited]

  金子 光一

  東洋大学福祉社会開発研究センター・シンポジウム  2016/09 

  見守り・自立支援の構造化を「システム系」「スキル系」「人材系」の枠組みを用いて検証した。
• 「相互義務」と「権利付与」に関する史的研究 ―Robert Owenの「協同の理念」に焦点を当てて―  [Not invited]

  金子 光一

  日本社会福祉学会第64回秋季大会  2016/09 

  本報告は、Robert Owenの「協同の理念」に着目し、Owenが有した「相互義務」と「権利付与」の見解とその特質について明らかにすることを目的とするものである。アソシエーション（Association）としての地域社会に住民が積極的に参加していくためお方策を探る上で、Owenの「結束と相互協力」（Unity and Mutual Co-operation）の考え方が重要な意味をもつことを立証した。
• 日韓交流シンポジウム  [Invited]

  金子 光一; 朴泰英; 小林良二; 趙美貞; 山田理恵子

  日本と韓国の地域における福祉支援  2015/03  Nominated symposium  韓国（大邱）  大邱大学校
   

  同シンポジウムには、韓国地域福祉アカデミー協同組合の研究員、大邱大学大学院学生、大邱サイバー大学学生および社会福祉専門職らが参加した。
• 東アジア諸国における権利擁護と地域支援システムの現状と課題  [Not invited]

  金子 光一; 武川正吾; アルタン・ボリグ(内モンゴル; ソン・ショウリョウ(台; ゲン・シュンカク(中; イ; ソヨン(韓国

  2015/03  Nominated symposium  東京  東洋大学福祉社会開発研究センター
   

  内モンゴル、台湾、中国、韓国で、地域で暮らす人々がどのような社会福祉の課題を抱えているか、それに対してどのような支援策を展開しているのかを検証した。
• 災害福祉学の構築に向けて―社会的孤立の防止と自立支援―  [Not invited]

  金子 光一; 副田あけみ; 菅野道生; 菅麿志保; 山田美代子; 森田明美

  社会福祉系学会連合、東洋大学福祉社会開発研究センター  2014/09  Nominated symposium
• 大学教育における社会福祉学分野の質保証～学士課程教育における社会福祉学分野の参照基準について～  [Not invited]

  金子 光一

  日本学術会議社会学委員会  2014/07  Public discourse
• 東アジア社会福祉の歴史的展開―それぞれの戦後と社会福祉のあり方―  [Not invited]

  金子 光一; 大友昌子; 永岡正己; 沈潔; 埋橋孝文; 西崎緑; 尹靖水

  社会事業史学会第41回大会  2013/05
• 海外史研究―研究の視点と枠組みを中心に―  [Not invited]

  金子 光一; 岩崎晋也; 寺脇隆夫; 杉山博昭

  社会事業史学会 第40回大会  2012/05 

  社会福祉の海外史研究の到達点と課題を、「研究の視点と枠組み」に焦点を当てて検証した。まず、日本における海外史研究の歩みを振り返り、その中から典型的・特徴的な研究の視点と枠組みで行われたものを抽出して分析した。次に、アメリカやイギリスで行われている社会福祉史研究から同様のものを取り出して検討した。最後にこれまでの検討を踏まえて、日本における海外史研究と海外における社会福祉史研究の傾向の違いを明らかにして、課題を提示し、今後の展望とした。
• 提言:震災で問われる社会福祉学の役割 ―原理と実践の探究―  [Not invited]

  金子 光一; 稲垣美加子; 菅野 道生

  日本社会福祉学会 第59回秋季大会  2011/10 

  日本社会福祉学会と開催校(淑徳大学)の共催で開催されたシンポジウムでコーディネーターを務めた。復興・復旧に向けた公的部門、民間部門の実践活動を検証し、地域を基盤とする福祉サービスの多元化のあり方について探究し、大震災によって多くの生活課題に直面した被災者の方々のニーズと、福祉サービス(社会資源)との関係性を理論的に検証した。
• 提言：震災で問われる社会福祉学の役割―原理と実践の探究―  [Not invited]

  金子 光一

  日本社会福祉学会第59回秋季大会  2011/10  Nominated symposium
• 公的部門の役割に関する歴史教育の意義―戦前・戦後に焦点を当てて―  [Not invited]

  金子 光一; 木原活信; 今井小の実; 柴田謙治; 野口友紀子

  日本社会福祉学会 第59回秋季大会  2011/10 

  社会福祉の歴史教育の現状と課題を討議する「特定課題セッション」で、歴史教育において重要なテーマとなる公的部門の役割に関する内容について、戦前・戦後の「連続」「非連続」に焦点を当てて報告した。
• 公的部門の役割に関する歴史教育の意義―戦前・戦後に焦点を当てて―  [Not invited]

  金子 光一

  日本社会福祉学会第59回秋季大会  2011/10  Nominated symposium
• いま社会福祉原論に求められていること  [Not invited]

  金子 光一; 古川 孝順; 岩田正美; 米本秀仁; 岩崎晋也

  日本社会福祉学会 第59回春季大会  2011/05 

  今日、社会福祉原論研究は必ずしも活発ではない。そのような状況を踏まえて、日本社会福祉学会が学術コミュニティを形成する上でのコアとなるものを探究するため、改めていま社会福祉原論に求められていることに関する共通理解の形成に向けた検証を行った。
• いま社会福祉原論に求められていること  [Not invited]

  金子 光一

  日本社会福祉学会第59回春季大会  2011/05  Nominated symposium
• 国家責任主義への移行過程に関する一考察  [Not invited]

  金子 光一

  社会事業史学会第11回大会  2009/05 

  本報告は、イギリスの児童福祉領域に焦点を当て、どのように「公」が主たる責任の担い手となっていったかについて歴史的に検証することを目的とした。
• ２０１１国家責任主義への移行過程に関する一考察  [Not invited]

  社会事業史学会 第11回大会  2009/05
• 地域における福祉サービスの多元化に関する歴史的研究  [Not invited]

  金子 光一

  日本女子大学社会福祉学会第15回大会  2008/06
• 地域における福祉サービスの多元化に関する歴史的研究  [Not invited]

  日本女子大学社会福祉学会  2008/06
• 社会福祉の歴史教育の現状と今後の展望  [Not invited]

  金子 光一

  社会事業史学会第10回大会  2008/05
• 公私関係論に関する史的研究 ―「福祉多元主義」に関する理論の出発点を求めて―  [Not invited]

  金子 光一

  日本社会福祉学会第54回全国大会  2006/10
• 社会福祉供給主体の多元化に関する一考察 ―福祉思想史の視点から―  [Not invited]

  金子 光一

  日本社会福祉学会関東部会研究集会（日本女子大学）理論分科会  2005/03
• 社会福祉の研究教育とこれからの課題  [Not invited]

  金子 光一; 岩間伸之; 原田正樹; 湯澤直美

  日本社会福祉学会第52回大会（東洋大学）大会企画シンポジウムⅡ  2004/10
• 功利主義的人間観・社会観からの離脱 ― J.S.ミルの思想を通じて―  [Not invited]

  金子 光一

  淑徳大学社会福祉学会第13回大会（淑徳大学）自由論題分科会  2003/10
• J.S.ミルがフェビアン社会主義に与えた影響に関する一考察  [Not invited]

  金子 光一

  日本社会福祉学会第50回記念大会（日本社会事業大学）思想分科会  2002/10
• 国際福祉教育と教材開発  [Not invited]

  金子 光一

  第31回社会福祉 教育セミナー(日本福祉大学) 第6分科会  2001/10

MISC

• 文献紹介『吉田久一とその時代：仏教史と社会事業史の探求』

  金子光一  社会福祉学  62-  (3)  201  2021/11  [Invited]
  
• A historical study on the theory of relationship between state action and voluntary agencies (1)

  Koichi KANEKO  The Bulletin of Faculty of Sociology,Toyo University  44-  (2)  39  -53  2007/02
• A Study of the Welfare Ideas of John Stuart Mill : His Influences on the Fabian Society

  Bulletin of the College of Sociology, Shukutoku University  (37)  21  -40  2003
• A Study of What International Social Welfare in Japan Should Be

  Koichi Kaneko; College of Sociology Shukutoku University  Bulletin of the College of Sociology, Shukutoku University  36-  (36)  19  -33  2002
• A Study of Labour and the New Social Order-A Report on Reconstruction-Thoughts on Welfare in the Platform of British Labour Party-

  Bulletin of the College of Sociology, Shukutoku University  (35)  13  -28  2001
• A Survey on the Historical Study of Social Work in Community

  Historical Study of Social Work in Chiba Prefecture  (28)  6  -19  2000
• The Present Condition of Welfare Education in University -The Purpose and the Problem of Welfare Education in Shukutoku University-

  Bulletin of the Social Welfare Education  (20)  51  -56  2000
• A View on What Democracy in Citizen Society Should Be -Guild Socialism and Fabian Socialism-

  Bulletin of the College of Sociology, Shukutoku University  (34)  15  -28  2000
• The History of Social Work in England -Through the Progress of Community Care-

  Care Manager  1-  (3)  78  -81  2000
• Relations between Welfare Ideas and Social Services-Learning from the Source of Religious Voluntary Social Services-

  Bulletin of the College of Sociology, Shukutoku University  (33)  91  -98  1999
• Beatrice Webb's Ideas on Welfare and the Visit to Japan(II)

  Bulletin of the College of Sociology, Shukutoku University  (32)  69  -86  1998
• Yoshinobu Hasegawa's Ideas on Welfare-From a Point of View of 'Cooperative Idea'

  (22)  36  -60  1998
• The Historical Vale of Beatrice webb's Idea on Social Services

  Shukutoku University Graduate School Bulletin  (4)  63  -74  1997
• Comprehensive Study of the Regional Activites Conduct by Chiba-ken Homen Iin(1)

  Bulletin of the College of Sociology, Shukutoku University  (31)  35  -54  1997
• Buddhistic Doctrines Required by Modern Society

  Journal of "Bukkyo Fukushi"  (創刊)  136  -146  1997
• Beatrice Webb's Ideas on Social Policy(II)

  Shukutoku University Bulletin  (30II)  145  -180  1996
• Professor Robert Pinker's View on the changes of Social Policy in England

  Shukutoku University Graduate School Bulletin  (3)  21  -32  1996
• Beatrice Web's Ideas on Welfare and the Visit to Japan(I)

  Journal of the Graduate School of Humanities in Japan Women's University  (2)  53  -64  1996
• Beatrice Webb's Ideas on Social Policy(I)

  Shukutoku University Bulletin  (30I)  207  -249  1995
• The Study on the Community Care-Comparison between in Japan and in Britain-

  (3)  43  -50  1995
• Beatrice Webb's Idea on Welfare in the Late 19th Century

  (29)  277  -309  1995
• The Study on the Housing Policy-Comparison between in Britain and in Japan-

  (2)  19  -28  1994
• The Process of Thought Formation of Beatrice Porter

  (28)  235  -268  1994
• The Study on the Government Welfare Bureaucracies

  (2)  1  -18  1994
• The Study on the Minority Report (1909) Part I of the Royal Commission on the Poor Laws

  (1)  85  -147  1992

Awards & Honors

• 2001 社会事業史学会 第20回 文献賞
   JPN
• 2000 財団法人安田火災記念財団・第1回 安田火災記念財団賞(著書部門)
   JPN

Research Grants & Projects

• Creation of new values and support systems in welfare society

  Japan Society for the Promotion of Science：Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Challenging Research (Pioneering)

  Date (from‐to) : 2022/06 -2027/03 

  Author : 志村 健一; 金子 光一; 古川 和稔; 稲沢 公一; 窪田 佳寛; 横田 祥; 高山 直樹; 佐藤 亜樹; 藤木 聡美; 荻野 剛史; 三重野 清顕; 高野 聡子
• ロバート・オウエンの思想を通じた「相互承認」の場の形成に関する研究

  Japan Society for the Promotion of Science：Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

  Date (from‐to) : 2018/04 -2021/03 

  Author : 金子 光一

   

  2018年度は、ロバート・オウエン（Robert Owen）の思想における相互義務と権利概念について、オウエン自身が執筆した出版物、講演記録、手記などを中心に検討した。研究の材料となる一次資料は、2018年8月9～17日の間、イギリスのロンドン大学UCL（University College London）の中央図書館およびLSE（London School of Economics）の図書館、ブリストル大学図書館などで入手した。また、「市民共和主義のシティズンシップ論」でいう「共同体の成員である市民の義務」について、アダム・スミス（Adam Smith）、J.S.ミル（John Stuart Mill）との比較検証が必要であるという問題意識から、それに関連する文献も入手した。それらに基づき検証した結果は、東洋大学福祉社会開発研究センター発行の『福祉社会開発研究』No.11に論文（「参加型支援に求められる思想に関する一考察 ―スミス、ミル、オウエンの思想を通じて―」）として掲載した。 1年間の研究の結果、スミスとミルの思想は、共に、社会で暮らす人間の存在を支える思想を基盤として展開されていたものであるが、スミスは人と人の「関係性」を重視しながら、個々人の感情に焦点化した議論をしているのに対して、ミルは、他者と対等な関係（「平等性」）をもって生活できる社会を目指す上で求められる感覚（「尊厳の感覚」）について論じていることが明らかになった。そしてオウエンは支配と保護を中核とする再分配の形態ではなく、「協同性」を中核として一定の権力が付随する互酬交換の形態にルーツをもつ論理を展開していることがわかった。そして三者から導かれた「関係性」「平等性」「協同性」は、今後住民参加型の支援を支える思想を検討する際に求められる理論的枠組みとなり得るという結論を導くことができた。
• 福祉サービスの公的役割と責任に関する史的研究

  科学研究費補助金

  Date (from‐to) : 2010 -2014 

  Author : 金子光一

   

  第二次世界大戦以前の日本の公的な福祉サービスは、慈恵的・恩恵的な土壌のなかで行われていた。そして慈善や民間社会事業がそれを補完する役割を担ってきた。一方イギリスの社会福祉サービスの供給は、慈善組織協会の援助やセツルメントの活動など民間非営利部門が公的部門と一定の排他的関係を維持しながら発展してきた。しかし今日の状況をみると、日本もイギリスも地域を基盤として福祉サービスが多元化し、それらを地域戦略としてネットワークで繋ぐことが公的機関に期待されている。そこには利害を調整するためのルールが必要であり、統制するための権力が求められる。本研究は、このように異なる背景をもつ両国の福祉サービス供給のあゆみを公私関係の視点から比較検証し、公的機関の役割と責任を明らかにすることを目的とする。
• 福祉サービスの公的役割と責任に関する史的研究

  科学研究費 基盤研究（Ｃ）（一般）

  Date (from‐to) : 2010 -2013
• 福祉サービスの多元化の理論的背景が児童福祉サービスの現状に与える影響に関する研究

  科学研究費補助金

  Date (from‐to) : 2007 -2009 

  Author : 金子光一
• 福祉サービスの多元化の理論的背景が児童福祉サービスの現状に与える影響に関する研究

  科学研究費 基盤研究（Ｃ）（一般）

  Date (from‐to) : 2007 -2009 

  Author : 金子光一
• 民営化・市場原理導入による公的対人サービス領域の構造的変化と非営利サービス組織

  科学研究費 基盤研究（Ｂ）（一般）

  Date (from‐to) : 2005 -2008 

  Author : 須田木綿子
• The Ideas on International Social Welfare

  President's Special Research Grant

  Date (from‐to) : 1995 -2005
• Study on Consultaion of Pregnancy and sex in the Youth

  Grant-in-Aid for Scientific Research

  Date (from‐to) : 2001 -2003
• Study on History of Social Work in Chiba Prefecture

  Date (from‐to) : 1996 -2001
• Study on Welfare Education

  Date (from‐to) : 1998 -2000

Committee Membership

• 2024/05 - Today   Japanese Association of Social Welfare Academic Societies   Chairman
• 2024/05 - Today   Japanese Association for Social Work Education   A Member of the Board of Trustees
• 2021/05 - Today   Japanese Society for Historical Studies of Social Welfare   President
• 2018/05 -2020/06   Japanese Association for Social Work Education   A Member of the Board of Trustees

Other link

researchmap

https://researchmap.jp/koichi1013