研究者総覧

高山 静子 (タカヤマ シズコ)

  • 福祉社会デザイン学部子ども支援学科 教授
  • ライフデザイン学研究科生活支援学専攻 教授
Last Updated :2024/04/23

研究者情報

学位

  • 博士(教育学)(九州大学大学院)

ホームページURL

科研費研究者番号

  • 50509411

J-Global ID

研究キーワード

  • 幼児教育   コンピテンシー   保育内容   保育者養成   保育者教育学   保育   

研究分野

  • 人文・社会 / 教育学 / 保育学 保育者教育学 保育学

学歴

  •         -   九州大学大学院   人間環境学府博士課程満期退学

所属学協会

  • 日本生活体験学習学会   日本保育学会   日本子ども家庭福祉学会   

研究活動情報

論文

書籍

  • 0~6歳 脳を育む親子の「会話」レシピ
    風鳴舎 2022年12月 ISBN: 4907537425
  • 高山, 静子 郁洋舎 2022年08月 ISBN: 9784910467092 207p
  • 高山, 静子 郁洋舎 2021年03月 ISBN: 9784910467009 147p
  • 高山, 静子 郁洋舎 2021年03月 ISBN: 9784910467016 159p
  • 『保育学用語辞典』
    高山 静子 (担当:範囲:「素材、自然物、遊具/玩具、生活用品」pp.118-120)中央法規出版 2019年12月
  • 『保育者の関わりの理論と実践』
    高山 静子 (担当:単著範囲:)エイデル研究所 2019年04月
  • 「幼児教育における環境構成の理論」
    高山 静子 (担当:共著範囲:国土緑化推進機構編『森と自然を活用した保育・教育ガイドブック』)風鳴舎 2018年10月
  • 『子育て支援の環境づくり』
    高山 静子 (担当:単著範囲:)エイデル研究所 2018年06月
  • 『3000万語の格差』(解説)
    高山 静子 (担当:その他範囲:解説)明石書店 2018年05月
  • 『学びを支える保育環境づくり―幼稚園・保育園・認定こども園の環境構成』
    高山 静子 (担当:単著範囲:)小学館 2017年05月 
    40園の幼稚園・保育所・認定こども園の実践事例に基づき、環境構成の原則と留意点、学びの土台となる幼児期の保育環境、0,1,2歳児期の保育環境、ごっこ遊び、表現活動、自然との関わり等を豊かに広げる環境構成の留意点を論じている。また数量感覚、読み書きの土台を育む環境、語彙と学力、自己制御を育む遊び、幼児期の学習スキル、安定した身体を育む環境、等、要領・指針の改訂に伴って保育者に新たに理解が求められる幼児教育の理論と具体的な実践方法について解説している。
  • 『環境構成の理論と実践』
    高山 静子 (担当:単著範囲:)エイデル研究所 2014年06月 137 
    多様な実践に共通する原則を実践理論として構築した。環境構成の理論化を図り、実践者が現場に合わせて柔軟な実践ができるように原則を示した。
  • 『ワークで学ぶ保育・教育職の実践演習』
    高山 静子 (担当:共著範囲:保育課題の検討)建ぱく社 2014年04月 pp.104-113 
    増田まゆみ・矢藤誠慈朗編著 保育者が、保育で生じる課題に向き合うために、必要な知識を概説しその習得を確認する演習問題を二題提示した。
  • 『よくわかる家庭支援論』
    高山 静子 ミネルヴァ書房 2011年04月 
    編者:橋本真紀、山縣文治。ミネルヴァ書房 著者:橋本真紀、山縣文治、相戸晴子、梅野和人、越知紀子、木越直昭、塩野宏、正田智美、高山静子、近棟建二、辻宣江、中谷奈津子、中原康博、西村真実、橋永典子。「在宅子育て家庭への支援」 pp.182-193. 地域子育て支援センターにおける役割についてプログラム開発、ネットワーク形成、地域支援の3つの視点から説明した。
  • 『保育相談支援』
    高山 静子 ミネルヴァ書房 2011年03月 
    編著者:柏女霊峰,橋本真紀 著者:水枝谷奈央,高山静子,西村真紀,伊藤嘉余子. 第4章「環境を通した保育相談支援」保育所で行われる環境を通した保護者の支援の事例を紹介しながら、保育士による意図的な環境構成について説明を行った.
  • 『子どもと家族』
    高山 静子 学文社 2010年08月 
    編者:住田正樹 著者:住田正樹,荒牧美佐子,山瀬範子,多賀太,大迫秀樹,渡辺一弘,杉谷修一,木村敬子,高山静子,田中理恵 第10章「今どきの親たち」 具体的な事例から、乳幼児とその家族の実態と乳幼児の保護者が展開する活動を紹介した
  • 『子育て支援 ひだまり通信』
    高山 静子 チャイルド本社 2010年07月 
    保育士・幼稚園教諭、乳幼児を養育する保護者を対象に、乳幼児の発達と保育に関する知識と技術について平易に解説を行った。文化庁のコピーフリーマークを付け、保育者が子育て支援の通信に利用し配布できるようにしている。
  • 『保護者支援スキルアップ講座-保育者の専門性を生かした保護者支援 保育相談支援(保育指導)の実際』
    高山 静子 ひかりのくに社 2010年05月 
    編者:柏女霊峰・橋本真紀・西村真実 著者:柏女霊峰、橋本真紀、西村真実、高山静子、山川美惠子、水枝谷奈央 「子どもの遊びを理解する機会を提供する」「家庭内のコミュニケーションを支える」「養成校に必要なこと」事例毎に保育士の専門性に基づく保護者への支援技術の解説を行った。
  • 『育つ・つながる子育て支援~具体的な技術・態度を身につける32のリスト』
    高山 静子 チャイルド本社 2009年02月 
    編者:子育て支援者コンピテンシー研究会(代表:高山静子)著者:高山静子、渥美由喜、今井豊彦、汐見和江、武田信子、築地律 子育て支援センター、子育て広場等、地域子育て支援拠点事業の職員を対象として、支援者が身に付けるべき具体的な技術や態度について平易に解説を行った。
  • 『子育て支援の基本』
    高山 静子 こども未来財団 2009年02月 
    編者:子育て支援者コンピテンシー研究会(代表:高山静子)著者:高山静子、渥美由喜、今井豊彦、汐見和江、武田信子、築地律 子育て支援者研修で用いる基礎的な知識を集約したテキストを作成した。
  • 『事例でわかる 保育所保育指針・幼稚園教育要領』
    高山 静子 第一法規出版 2009年02月 
    編者:無藤隆、柏女霊峰、橋本真紀、神長美津子、著者:池田多津美ら28名、「職員の資質向上の理解と実践~改定の背景・内容・ポイン「職員の資質向上の理解と実践」について改訂の背景と主な内容、ポイント、実践への応用について解説を行った。同僚性の発揮による学びの風土作りを特に強調した。
  • 『家族援助論』
    高山 静子 保育出版社 2006年07月 
    編者:那須信樹。保育出版社 著者:北崎恵理、高山静子、飯浜浩幸、山崎篤、那須信樹、森康博、「第1章3節 子どもと親を取り巻く環境の変化」pp.33-38.「第3章1節~5節 保育所・幼稚園における子育て支援」

講演・口頭発表等

  • 「保育内容の体系化の研究-乳幼児期の人間関係の発達の観点から」  [通常講演]
    高山 静子
    日本保育学会 2017年05月
  • 「保育実習室の環境構成に関する一考察―授業と子育て支援の物理的環境の違いに焦点を当てて―」  [通常講演]
    高山 静子
    全国保育士養成協議会 2016年09月
  • 「0~6歳の運動発達に則した保育内容の原則と体系化の研究」  [通常講演]
    高山 静子
    日本保育学会 2016年05月
  • 「0歳から就学前の子どもの発達に則した保育内容体系化の試みー数量を中心に」  [通常講演]
    高山 静子
    日本保育学会 2015年05月
  • 「研修体系試案作成に基づく保育教諭の専門性関する一考察」  [通常講演]
    高山 静子; 今井豊彦
    全国保育士養成協議会研究大会 2014年09月
  • 「コンピテンシーリストを用いた保育者研修プログラムの開発(3) ―子どもへの直接援助技術の構造化―」  [通常講演]
    高山 静子
    日本保育学会 2014年05月
  • 「保育内容演習科目における教授内容の研究」  [通常講演]
    高山 静子
    全国保育士養成協議会研究大会 2013年09月
  • 高山静子「コンピテンシーリストを用いた保育者研修プログラムの開発(2)―ねらいを活動へ展開する技術の獲得―」  [通常講演]
    高山 静子
    日本保育学会 2013年05月
  • 「保育相談支援における環境構成技術の類型化」  [通常講演]
    高山 静子
    日本子ども家庭福祉学会 2012年06月 
    高山静子、橋本真紀、西村真実、水枝谷奈央、山川美恵子、柏女霊峰 日本子ども家庭総合研究所チーム研究による「児童福祉施設における保育士の保育相談支援技術の体系化に関する研究」(研究代表者柏女霊峰)2009~2011年度の研究のうち2011年度の高山が実施した分担研究の報告。園の観察とアンケートから保護者の支援に用いられている環境構成技術を抽出し類型化した。
  • 「コンピテンシーリストを用いた保育者研修プログラムの開発―環境を構成する技術の獲得―」  [通常講演]
    高山 静子
    日本保育学会 2012年05月 
    高山静子 コンピテンシーリストに基づく試行的な研修プログラムの実施により研修を開発する研究の一部を報告した。環境構成のコンピテンシーの獲得を促す研修プログラムの開発過程において学習課題の分析を行った結果から環境構成の技術には前提となる知識と技術が多く複雑な学習階層を持つことを明らかにした。
  • 「保育における環境構成技術の構造的な把握と養成の課題」  [通常講演]
    高山 静子
    全国保育士養成協議会 2011年09月 
    高山静子 本研究はこども未来財団の委託で行った児童関連サービス調査研究等事業「保育所における教育的機能に関わる実証的考察とその活用に関する研究」(21年度)「保育所における養護技術の抽出と活用に関する研究」(22年度)のデータを再構成したものである。本研究は、子どもの保育に用いられる環境構成技術の構造的な把握を試み、養成課程で環境構成技術を体系的に教授する必要性を論じた。
  • 「保育者(保育所)の養護に関する技術の抽出」  [通常講演]
    高山 静子
    日本子ども家庭福祉学会 2011年06月 
    高山静子、今井豊彦 本研究は平成22年度児童関連サービス調査研究等事業としてこども未来財団の委託を受けて実施した「保育所における養護技術の抽出と活用に関する研究」の一部である。保育所の観察とインタビューの分析から、保育者が養護を目的として用いる技術として子どもと集団を把握する、ねらいを具体的な活動として展開する等12の技術に構造化した。
  • 「子どもの情緒の安定を図る保育環境―保育者の環境構成技術の研究」  [通常講演]
    高山 静子
    日本保育学会 2011年05月 
    高山静子、今井豊彦、岩井久美子 本研究は平成22年度こども未来財団の委託「保育所における養護技術の抽出と活用に関する研究」成果から、子どもの情緒の安定のために用いる環境構成技術に絞り考察した。養護の環境構成技術を子どもの自己活動を充足する環境、刺激の質と量の調整等7つに構造化した。
  • 「一時預かり事業の研修体系の検討―類似活動従事者を対象としたヒアリング調査から―」  [通常講演]
    高山 静子
    日本保育学会 2010年05月 
    橋本真紀、高山静子、尾木まり、網野武博、大方美香、柏女霊峰、高辻千恵、中谷奈津子、中舘慈子。平成20年度厚生労働科学研究費補助金政策科学総合研究事業により実施した「一時預かり事業のあり方に関する調査研究」(代表:尾木まり)の内、事業従事者の研修モデル試案作成の研究成果を発表した。
  • 「子どもの遊びにおける保育士の指導・援助行動の構造的分析」  [通常講演]
    高山 静子
    日本保育学会 2010年05月 
    高山静子、今井豊彦、茂井万理絵、高辻千恵、田甫綾野、名倉一美、三谷大紀。こども未来財団平成21年度児童関連サービス調査研究「保育所における教育的機能に関わる実証的考察とその活用」の一部を発表。保育所が行う教育の実態について、ヒアリング調査、グループ・インタビューに基づく質的データの分析等により、保育士が持つ遊びの支援技術を明らかにした。
  • 「保育内容を教授する教員に求められる知識と技術」  [通常講演]
    高山 静子
    全国保育士養成協議会 2009年09月 
    改訂された「保育所保育指針」から保育士に求められる保育内容に関する知識と技術を抽出する。文献研究によりそれらを養成校で教授を行うために必要な専門性を調査し、「保育内容」科目を教授する教員に求められる知識と技術を考察した。
  • 「保育指導業務体系化の試み―事例調査における保育指導技術の出現頻度に着目して―」  [通常講演]
    高山 静子
    日本子ども家庭福祉学会 2009年06月 
    橋本真紀、西村真実、水枝谷奈央、高山静子、山川美惠子、柏女霊峰。 児童福祉施設における保育士の保育指導技術の体系化の共同研究。エピソード事例から、保育相談支援に用いられた保育技術を抽出し保育所保育指針解説書に示された保育士の専門的技術の枠組みに従って分析した。
  • 「一時預かり事業のあり方に関する研究」  [通常講演]
    高山 静子
    日本子ども家庭福祉学会 2009年06月 
    高辻千恵、網野武博、岩久由香、大方美香、尾木まり、柏女霊峰、高山静子、中谷奈津子、中館慈子、橋本真紀、増田まゆみ。 平成20年度厚生労働科学研究費補助金政策科学総合研究事業(代表:尾木まり)により実施した乳幼児を持つ保護者を対象に行った調査結果から一時預かり事業の利用促進に関わる要因を検討した。
  • 「保育士養成における『養護』の定義に関する現状と課題」  [通常講演]
    高山 静子
    日本保育学会 2009年05月 
    保育士養成に用いられる養護原理と保育原理のテキストから「養護」の定義を整理した。定義は保育原理と養護原理で異なるだけではなく著者によっても異なり、「保育所保育指針」の説明と一致する説明を行うテキストは保育原理の約半数に留まった。

MISC

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2013年04月 -2017年03月 
    代表者 : 細田 直哉; 佐々木 正人; 高山 静子
     
    1)保育者が保育室内の環境構成を行う際の思考過程に即して、その実践知の主要な構成要素のリストを開発した。2)保育室内の環境の中に保育者が構成した「場所」のアフォーダンスの構成を機能的に解明し、その体系的な分類の可能性を示した。3)保育室内のいくつかの重要なアフォーダンスの効果について実験的検証を行い、環境のアフォーダンスが遊びの集中・継続性・協同性などを支えていることを示した。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2009年 -2011年 
    代表者 : 武田 信子; 中田 正弘; 矢野 博之; 西川 正; 久保 健太; 伏木 久始; 坂田 哲人; 木内 剛; 高旗 浩志; 高山 静子; 佐藤 仁; 安達 仁美; 鎌田 和宏; 和井田 清司; 山辺 恵理子; 横須賀 聡子; 今井 豊彦; 築地 律; 赤嶺 陽子; 伊藤 亜矢子; 上條 晴夫; 齋藤 眞宏; 福島 博敏; 村井 尚子; 坂田 哲人
     
    1)オランダや欧州教師教育学会研究開発センター等の教師教育者の協力を得て,教員に求められるコンピテンシー要素の包括的リストを開発した。。 2)教員のコンピテンシー育成のためのワークショップのプログラムを開発し,新しい教師教育のスタイルを構想した。 3)開発したプログラムを複数の学校現場で実施し,教育現場にこれまでとは異なる視点を紹介して啓発を試みた。さらに,これらのプログラムの成果を分析し,今後の課題を明らかにした。 4)教員研修・教員養成用ワークブックを編纂した(「教員のためのリフレクション・ワークブック」) 5)教師教育学研究会を組織し,ウェブサイトを開設して,研究成果を公開した。
  • 『保育所における養護技術の抽出と活用に関する研究』
    こども未来財団
    研究期間 : 2010年 -2010年 
    代表者 : 高山 静子
     
    保育所の養護に関する技術を抽出し成果を冊子として配布を行った。日本子ども家庭福祉学会で発表を行い、こども未来財団のホームページで研修成果を公表している。
  • 『保育所の教育機能に関する実証的研究』
    こども未来財団
    研究期間 : 2009年 -2009年 
    代表者 : 高山 静子
     
    保育所の教育機能を多様な視点から分析し、平易に解説した「保育所の教育機能を理解するワークブック」を作成し配布した。日本保育学会で学会発表を行い、こども未来財団のホームページで研究成果を公表している。

担当経験のある科目

  • 保育内容表現
    浜松学院大学
  • 保育内容人間関係
    浜松学院大学
  • 保育内容言葉
    浜松学院大学
  • 保育教育課程論
    東洋大学
  • 保育原理
    東洋大学
  • 保育内容環境
    東洋大学
  • 乳児保育
    東洋大学

その他のリンク

researchmap