研究者総覧

石田 実 (イシダ ミノル)

  • 経営学部マーケティング学科 准教授
  • 経営学研究科経営学・マーケティング専攻 准教授
Last Updated :2024/04/06

研究者情報

学位

  • 博士(経営学)(筑波大学)

科研費研究者番号

  • 00754045

J-Global ID

プロフィール

  • 研究分野:マーケティング(消費者間・企業と消費者とのコミュニケーション)

研究分野

  • 人文・社会 / 経営学

経歴

  • 2019年04月 - 現在  東洋大学経営学部 マーケティング学科准教授
  • 2015年04月 - 2019年03月  東洋大学経営学部講師
  • 2004年11月 - 2015年02月  株式会社アークエンジン代表取締役
  • 1991年04月 - 2004年10月  東京銀行

学歴

  • 2002年04月 - 2010年03月   筑波大学大学院   ビジネス科学研究科   企業科学専攻(博士後期)
  • 2000年04月 - 2002年03月   筑波大学大学院   経営・政策科学研究科   経営システム科学(修士)
  • 1989年04月 - 1991年03月   東京工業大学大学院   理工学研究科   情報科学専攻(修士)
  • 1985年04月 - 1989年03月   東京工業大学   理学部   情報科学科

研究活動情報

論文

書籍

  • コミュニティ・ジェネレーション : 「初音ミク」とユーザー生成コンテンツがつなぐネットワーク
    片野, 浩一; 石田, 実 (担当:共著範囲:)千倉書房 2017年12月 ISBN: 9784805111321 x, 267p

講演・口頭発表等

  • カーボンラベル表示に対する消費者選好  [通常講演]
    西尾チヅル; 石田実; 佐藤忠彦; 國田圭作
    日本マーケティング・サイエンス学会 2023年12月 口頭発表(一般)
  • 生活地域への場所愛着を介して 地域環境保護意識を高める行動変容プロセスの提案  [通常講演]
    石田実; 西尾チヅル
    日本商業学会 2023年05月 口頭発表(一般)

MISC

受賞

  • 2019年03月 電気通信普及財団 第34会電気通信普及財団賞入賞(テレコム社会科学賞)
     コミュニティ・ジェネレーション -「初音ミク」とユーザー生成コンテンツがつなぐネットワーク- 
    受賞者: 片野浩一;石田実
  • 2015年11月 日本マーケティング学会 ベストペーパー賞
     ユーザー生成コンテンツと集合知形成のダイナミクス ―ニコニコ動画コミュニティにおける「初音ミク」創作ネットワーク― 
    受賞者: 片野浩一;石田実
  • 2013年11月 日本マーケティング学会 ベストペーパー賞
     メディア接触のコウホート効果に関する研究 
    受賞者: 石田実;田中洋;鈴木暁

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2021年04月 -2025年03月 
    代表者 : 西尾 チヅル; 石田 実
     
    国連でSDGsが採択されて以来、環境や社会のサステナビリティを企図したマーケティングが急務となっている。一方で、昨今発生した新型コロナ感染拡大は、人々の生活や企業活動そのものを一新させてしまっており、サステナブルへの考え方そのものを変えてしまっている可能性が高い。本研究は消費者のサステナブルな価値への志向性と行動実態に焦点をあて、サステナブルな価値構造とサステナブル行動のメカニズムを解明することを目的とする。具体的には、課題1:消費者のサステナブルな価値の構成要素とその特徴、課題2:サステナブル行動の規定要因、課題3:コーズ型プロモーションの効果の解明の3つの課題について取り組む。 本年度は課題1に取り組んだ。価値観についてはすでに多様な尺度が開発されている(例えばRokeach 1973, Kahle 1983等)。しかし多くの尺度は一時点の限られた対象でしか検証されておらず、再現性や信頼性の面で課題がある。すでに筆者らはサステナブルな文化や社会を牽引しているカルチュラル・クリエイティブを対象とした価値尺度を2006年に開発しており、2006年以降2019年までの間に5回ほど本尺度による消費者調査を実施している。しかし、地球環境問題の深刻化や新型コロナ感染拡大という社会変化の中でも、本尺度が消費者のサステナブルな価値を的確に捕捉できるかを文献研究を中心に検討した。具体的には、他の価値観尺度や消費者のコロナ禍における意識や行動の変化に関するさまざまな調査・研究をレビューし、筆者らが考えるサステナブルな概念との等価性や追加すべき視点や項目等について検討すると共に、これまでに捕捉した5時点間のデータを再分析し、尺度の精緻化を行った。

その他のリンク

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