研究者総覧

加藤 和則 (カトウ カズノリ)

  • 健康スポーツ科学部栄養科学科 教授
  • 健康スポーツ科学研究科栄養科学専攻 教授
  • 生体医工学研究センター 研究員
  • 工業技術研究所 研究員
  • バイオ・ナノエレクトロニクス研究センター 研究員
  • 理工学研究科生体医工学専攻 教授
  • ライフイノベーション研究所 研究員
Last Updated :2024/04/23

研究者情報

学位

  • 薬学博士(1991年03月 東北大学大学院 薬学研究科)
  • 薬学修士(1987年03月 東北大学大学院 薬学研究科)

科研費研究者番号

  • 60233780

J-Global ID

研究キーワード

  • AI診断   免疫機能測定法   植物機能性成分   Bリンパ球性白血病   細胞間接着分子   抗体   T細胞刺激補助分子   自己免疫性疾患   癌幹細胞   エクソソーム   腫瘍マーカー   熱中症   病態検査・診断   バイオマーカー   リウマチ性血管炎   生体医工学   創薬科学   遺伝子治療 腫瘍免疫学   

研究分野

  • ライフサイエンス / 環境、天然医薬資源学
  • ライフサイエンス / 栄養学、健康科学
  • ライフサイエンス / 薬系化学、創薬科学
  • ライフサイエンス / 免疫学
  • その他 / その他 / 病態検査学
  • ライフサイエンス / 膠原病、アレルギー内科学
  • ライフサイエンス / 血液、腫瘍内科学

経歴

  • 2023年04月 - 現在  東洋大学健康スポーツ科学部教授
  • 2011年04月 - 現在  東洋大学理工学部教授
  • 2011年03月 - 現在  順天堂大学大学院医学研究科客員教授
  • 2009年05月 - 2011年03月  順天堂大学大学院医学研究科准教授
  • 2002年04月 - 2009年03月  札幌医科大学医学部 附属フロンティア医学研究所准教授
  • 1999年05月 - 2002年03月  国立研究開発法人国立がん研究センター薬効試験部室長
  • 1996年08月 - 1999年04月  University of California San Diego (UCSD)Department of MedicineResearcher
  • 1991年04月 - 1996年08月  順天堂大学医学部助手

学歴

  • 1987年04月 - 1991年03月   東北大学   大学院薬学研究科
  • 1985年04月 - 1987年03月   東北大学   大学院薬学研究科
  • 1981年04月 - 1985年03月   東北大学   薬学部

所属学協会

  • 日本癌学会   日本免疫学会   アメリカ癌学会   日本食品免疫学会   日本生化学会   日本がん免疫学会   

研究活動情報

論文

MISC

  • 多発性筋炎/皮膚筋炎における血清CD146の検討
    渡邉 萌理; 五野 貴久; 阿部 麻衣; 渡邊 晋二; 矢部 寛樹; 桑名 正隆; 加藤 和則; 寺井 千尋 日本リウマチ学会総会・学術集会プログラム・抄録集 62回 666 -666 2018年03月
  • 多発性筋炎/皮膚筋炎における血清CD146の検討
    渡邉 萌理; 五野 貴久; 阿部 麻衣; 渡邊 晋二; 矢部 寛樹; 桑名 正隆; 加藤 和則; 寺井 千尋 日本リウマチ学会総会・学術集会プログラム・抄録集 62回 666 -666 2018年03月
  • 暑熱ストレスによる血管内皮細胞障害を抑制する機能成分の研究
    新地 大樹; 越塚 草太; 加藤 和則 生命科学系学会合同年次大会 2017年度 [1P -0585] 2017年12月
  • 柑橘系抗酸化物質による動脈硬化抑制分子機序の検討
    齋藤 容一朗; 加藤 和則 生命科学系学会合同年次大会 2017年度 [2P -1001] 2017年12月
  • ファイトケミカルによる肝細胞内の脂肪蓄積抑制効果の研究
    中野 将; 加藤 和則 生命科学系学会合同年次大会 2017年度 [2P -1006] 2017年12月
  • ノビレチンはPin1阻害作用により微小管阻害薬の抗腫瘍効果を増強する
    山崎 拓実; 本間 将啓; 加藤 和則 日本癌学会総会記事 76回 J -1011 2017年09月
  • 各種固形がんにおける可溶化B7-H3の血清バイオマーカーとしての有用性検討
    田中 宏幸; 近藤 忠宗; 加藤 和則 日本癌学会総会記事 76回 P -2305 2017年09月
  • 線維症におけるIL-13α2受容体の機能と抗酸化成分による制御
    鈴木 貴也; 内田 慶; 加藤 和則 日本生化学会大会・日本分子生物学会年会合同大会講演要旨集 88回・38回 [2P0155] -[2P0155] 2015年12月
  • スルフォラファンによる活性化マクロファージからのEMT関連サイトカイン産生の抑制
    名嘉 英仁; 加藤 和則 日本生化学会大会・日本分子生物学会年会合同大会講演要旨集 88回・38回 [2P1148] -[2P1148] 2015年12月
  • ヒト癌細胞の浸潤転移に係わるカルボキシペプチダーゼMの機能解析
    工藤 裕司; 福田 潤巨; 加藤 和則 日本生化学会大会・日本分子生物学会年会合同大会講演要旨集 88回・38回 [2P1149] -[2P1149] 2015年12月
  • 微小管重合阻害剤の抗腫瘍効果を高めるノビレチンの作用機序の解析
    本間 将啓; 大森 教由; 加藤 和則 日本生化学会大会・日本分子生物学会年会合同大会講演要旨集 88回・38回 [3P1092] -[3P1092] 2015年12月
  • DSS大腸炎マウスモデルにおけるInterleukin-22(IL-22)による腸管上皮細胞の再生とバリアー機構の破綻
    朝平 淳也; 五十嵐 美徳; 今井 俊夫; 岡本 康司; 加藤 和則 日本生化学会大会・日本分子生物学会年会合同大会講演要旨集 88回・38回 [3P1101] -[3P1101] 2015年12月
  • スルフォラファンによる活性化マクロファージと食道癌細胞からのEMT関連サイトカイン産生の抑制
    名嘉 英仁; 加藤 和則 日本癌学会総会記事 74回 E -1040 2015年10月
  • 各種抗がん剤との併用におけるノビレチンの相反的な抗腫瘍効果
    本間 将啓; 大森 教由; 工藤 裕司; 加藤 和則 日本癌学会総会記事 74回 P -2318 2015年10月
  • 低酸素関連炭酸脱水酵素XIIの遺伝子発現サイレンシングによる膵臓がん細胞の増殖抑制効果
    越塚 草太; 野口 隆之; 加藤 和則 日本癌学会総会記事 74回 J -1364 2015年10月
  • 前立腺がんの新規血清バイオマーカー可溶化EphA2の解析
    近藤 忠宗; 加藤 和則 日本癌学会総会記事 74回 P -3312 2015年10月
  • Kazunori Kato; Tomoko Ito; Naoto Tamura; Sayuri Okuda; Masakazu Matsushita; Kurisu Tada; Ken Yamaji; Yoshinari Takasaki ARTHRITIS & RHEUMATOLOGY 67 2015年10月
  • Eijin Naka; Yuko Takahashi; Hisahiro Matsubara; Kazunori Kato CANCER RESEARCH 75 2015年08月
  • Kazunori Kato; Atsushi Sakamoto; Taro Kojima; Toshio Hasegawa; Shigaku Ikeda CANCER RESEARCH 75 2015年08月
  • ベーチェット病 ベーチェット病における血清バイオマーカーCD146の解析
    奥田 小百合; 伊東 朋子; 田村 直人; 多田 久里守; 山路 健; 高崎 芳成; 加藤 和則 日本リウマチ学会総会・学術集会プログラム・抄録集 59回 437 -437 2015年03月
  • MCTD・強皮症 強皮症における血清CD146の検討
    伊東 朋子; 田村 直人; 奥田 小百合; 多田 久里守; 山路 健; 加藤 和則; 高崎 芳成 日本リウマチ学会総会・学術集会プログラム・抄録集 59回 457 -457 2015年03月
  • インターロイキン-22は3D培養腸管上皮細胞の細胞極性および防御機構を破壊する(Interleukin-22 disrupts cell polarity and barrier function of intestinal epithelial cell in 3D cell culture models)
    五十嵐 美徳; 朝平 淳也; 松山 卓哉; 塩川 大介; 加藤 和則; 今井 俊夫; 中釜 斉; 岡本 康司 日本癌学会総会記事 73回 J -1016 2014年09月
  • ファイトケミカルによるオンコスタチンM誘導性食道癌細胞の浸潤と遊走能の抑制効果(Inhibitory effect of phytochemicals on Oncostatin-M-induced tumor invasion and migration in esophageal carcinoma)
    名嘉 英仁; 高橋 祐子; 松原 久裕; 加藤 和則 日本癌学会総会記事 73回 P -2183 2014年09月
  • 食道癌細胞の増殖とEMT制御転移能に与えるカルボキシペプチダーゼMの関与(Contribution of carboxypeptidase M to tumor growth and metastasis by regulating EMT in esophageal carcinoma)
    工藤 裕司; 福田 潤巨; 針谷 律子; 松原 久裕; 加藤 和則 日本癌学会総会記事 73回 P -3145 2014年09月
  • メラノーマに対する抗EphA2抗体の抗腫瘍効果の解析(An agonistic antibody to EphA2 exhibits anti-tumor effect to human melanoma)
    坂本 淳; 小嶋 太朗; 針谷 律子; 長谷川 敏男; 池田 志斈; 加藤 和則 日本癌学会総会記事 73回 P -3182 2014年09月
  • 肺がん患者における可溶化EphA2のバイオマーカーとしての可能性(Soluble EphA2 is a potential biomarker for lung cancer patients)
    近藤 忠宗; 湯本 宏希; 臼井 健人; 加藤 和則 日本癌学会総会記事 73回 P -1382 2014年09月
  • NKT細胞リガンドはドナーT細胞の増殖を抑制することによって移植片対宿主病を制御する(Inhibition of graft-versus-host disease by NKT cell-ligand is attributed to suppression of donor T cell proliferation)
    松山 卓哉; 今井 俊夫; 平家 勇司; 青木 一教; 加藤 和則; 金 成元; 中釜 斉; 五十嵐 美徳 日本癌学会総会記事 72回 205 -205 2013年10月
  • p53の蛋白分解を抑制するHSP90阻害剤は、アデノウイルスによるp53合成を減少させむしろその抗腫瘍効果を低下させる(An HSP90 inhibitor, which blocks p53 degradation, suppresses adenoviruses-mediated p53 production and the apoptosis)
    柴 寛; 荻野 敦史; 多田 裕司; 関根 郁夫; 滝口 裕一; 巽 浩一郎; 島田 英昭; 廣島 健三; 加藤 和則; 山口 直人; 田川 雅敏 日本癌学会総会記事 72回 206 -206 2013年10月
  • 多重染色フローサイトメトリー法を用いた各種糸球体腎炎の病態解析
    岩堀 徹; 清水 章; 永坂 真也; 加藤 和則; 奥村 康 日本腎臓学会誌 55 (3) 357 -357 2013年04月
  • 【Cosignal分子標的療法-from bench to bedside and back to bench-】 CD40-CD40リガンドを標的とした抗体医薬
    加藤 和則 炎症と免疫 21 (3) 195 -200 2013年04月
  • 野原 茂男; 藤原 大介; 吉野 耕平; 服部 友香; 松森 聖; 内田 隆行; 北野 裕巳; 柴本 峰彩子; 天野 高行; 諌山 冬実; 富田 夏実; 岩沼 佳見; 柳原 五吉; 加藤 和則; 梶山 美明 日本外科学会雑誌 114 (2) 597 -597 2013年03月
  • 藤原 大介; 野原 茂男; 吉野 耕平; 服部 友香; 松森 聖; 柴本 峰彩子; 内田 隆行; 北野 裕巳; 富田 夏実; 天野 高行; 諌山 冬実; 岩沼 佳見; 松原 久裕; 加藤 和則; 梶山 美明 日本外科学会雑誌 114 (2) 577 -577 2013年03月
  • 食道扁平上皮癌細胞株の3次元培養における癌幹細胞特性
    藤原 大介; 野原 茂男; 吉野 耕平; 服部 友香; 松森 聖; 柴本 峰彩子; 内田 隆行; 北野 裕巳; 富田 夏実; 天野 高行; 諫山 冬実; 岩沼 佳見; 松原 久裕; 加藤 和則; 梶山 美明 日本外科学会雑誌 114 (臨増2) 577 -577 2013年03月
  • CD13発現による腹膜播種胃癌細胞株の癌幹細胞解析
    野原 茂男; 藤原 大介; 吉野 耕平; 服部 友香; 松森 聖; 内田 隆行; 北野 裕巳; 柴本 峰彩子; 天野 高行; 諌山 冬実; 富田 夏実; 岩沼 佳見; 柳原 五吉; 加藤 和則; 梶山 美明 日本外科学会雑誌 114 (臨増2) 597 -597 2013年03月
  • 高所登山に置ける低酸素応答と高度純化に関する研究
    白澤 卓二; 加藤 和則; 三浦 豪太 順天堂醫事雑誌 59 (1) 91 -91 2013年02月
  • 弱毒ワクシニアプライム、センダイウイルスブーストエイズワクチン法の免疫評価およびhCD40Lmアジュバント効果の検討
    張 険峰; 祖父江 友芳; 一色 真央; 牧野 俊一; 井上 誠; 加藤 和則; 塩田 達雄; 駒野 淳; 花房 秀次; 大橋 貴; 志田 壽利 日本エイズ学会誌 14 (4) 334 -334 2012年11月
  • サイドポピュレーションとALDH発現によるスキルス胃癌の癌幹細胞解析(Side population analysis and high aldehyde dehydrogenase activity in cancer stem cells of human scirrhous gastric cancer)
    野原 茂男; 加藤 和則; 藤原 大介; 桜木 直也; 岩沼 佳見; 柳原 五吉; 梶山 美明 日本癌学会総会記事 71回 137 -137 2012年08月
  • 3次元培養における食道扁平上皮癌の幹細胞特性(Stemness property of the human esophageal squamous cell carcinoma in three-dimensional culture)
    藤原 大介; 加藤 和則; 野原 茂男; 高橋 心之輔; 松原 久裕; 岩沼 佳見; 梶山 美明 日本癌学会総会記事 71回 318 -318 2012年08月
  • ハイスループット・フローサイトメトリー(HTFC)による抗マーモセットCD80機能性抗体の作成
    桜木 直也; 加藤 和則; 末水 洋志; 村山 康二; 垣生 園子 Cytometry Research 22 (Suppl.) 77 -77 2012年06月
  • Kato Kazunori; Takenouchi Makoto; Sakuragi Naoya; Yagita Hideo CANCER RESEARCH 72 2012年04月 [査読有り]
  • 抗体工学による次世代バイオ創薬 薬剤運搬に適した腫瘍標的化抗体のスクリーニング法と創薬シーズ開発
    加藤 和則; 中村 公則; 山口 美樹; 濱田 洋文 日本薬学会年会要旨集 132年会 (1) 164 -164 2012年03月
  • 高所登山における低酸素応答と高度順化に関する研究
    三浦 豪太; 加藤 和則; 白澤 卓二 順天堂医学 57 (5) 543 -543 2011年10月
  • Sachie Hirai; Naoya Sakuragi; Miki Yamaguchi; Kiminori Nakamura; Kazunori Kato; Hirofumi Hamada JOURNAL OF GENE MEDICINE 12 (12) 1030 -1030 2010年12月
  • Miki Yamaguchi; Kiminori Nakamura; Naoya Sakuragi; Kazunori Kato; Hirofumi Hamada JOURNAL OF GENE MEDICINE 12 (12) 1056 -1057 2010年12月
  • Kiminori Nakamura; Kazunori Kato; Naoya Sakuragi; Hirofumi Hamada JOURNAL OF GENE MEDICINE 12 (12) 1056 -1056 2010年12月
  • Naoya Sakuragi; Kiminori Nakamura; Sachie Hirai; Kazunori Kato; Hirofumi Hamada JOURNAL OF GENE MEDICINE 12 (12) 1055 -1056 2010年12月
  • アスリート形質をもたらすヘモグロビン変異に関する研究
    白澤 卓二; 三浦 豪太; 加藤 和則 順天堂医学 56 (4) 376 -377 2010年08月
  • 抗体療法 悪性中皮腫移植モデルに対するエピジェネティクス調節による抗IL13受容体α2抗体の抗腫瘍増強効果(Antibody therapy Epigenetic modulation enhances therapeutic effect of anti-IL13R alpha 2 antibody in human mesothelioma xenografts)
    竹之内 信; 桜木 直也; 平井 幸恵; 八木田 秀雄; 濱田 洋文; 加藤 和則 日本癌学会総会記事 69回 425 -425 2010年08月
  • 新規腫瘍マーカー尿中sCD147に対する特異的抗体を用いたサンドイッチELISA法の構築(The development of sandwich ELISA for urinary sCD147 using high sensitivity antibody)
    橋口 朋代; 能勢 博; 品川 真吾; 濱田 洋文; 加藤 和則 日本癌学会総会記事 69回 513 -513 2010年08月
  • Kiminori Nakamura; Kazunori Kato; Hirofumi Hamada JOURNAL OF GENE MEDICINE 11 (12) 1141 -1142 2009年12月
  • Shu Takahashi; Kazunori Kato; Kiminori Nakamura; Yukari Masuta; Kei Tomihara; Rika Nakano; Kazuishi Kubota; Hirofumi Hamada JOURNAL OF GENE MEDICINE 11 (12) 1168 -1168 2009年12月
  • 新技術を応用した癌研究の展開 ウイルス感染法を用いた創薬・診断シーズとしての癌標的抗体の樹立と応用研究
    加藤 和則 Cytometry Research 19 (抄録集) 52 -52 2009年06月
  • 砂村 眞琴; 加藤 和則; 濱田 洋文 日本外科学会雑誌 110 (2) 512 -512 2009年02月
  • 標的化抗体を用いた遺伝子治療法の開発
    砂村 眞琴; 加藤 和則; 濱田 洋文 日本外科学会雑誌 110 (臨増2) 512 -512 2009年02月
  • Z33アデノウイルスと抗MCSP抗体を介したメラノーマに対する遺伝子治療(Targeted gene therapy for melanoma using anti-MCSP antibody and Z33 fiber modified adenovirus vectors)
    桜木 直也; 中村 公則; 平井 幸恵; 加藤 和則; 濱田 洋文 日本癌学会総会記事 67回 92 -92 2008年09月
  • 前立腺癌に対する遺伝子治療標的としてのNCAM2(Neural cell adhesion molecule 2 as a target molecule for prostate cancer gene therapy)
    高橋 秀; 加藤 和則; 中村 公則; 濱田 洋文 日本癌学会総会記事 67回 93 -93 2008年09月
  • Interleukin-13 Receptor alpha2 Chain メラノーマの新規標的分子としての検討(Interleukin-13 Receptor alpha2 Chain as a Biomarker and Molecular Target for Melanoma)
    中村 公則; 桜木 直也; 加藤 和則; 濱田 洋文 日本癌学会総会記事 67回 498 -498 2008年09月
  • ここまで進んだ抗体のトランスレーショナル・リサーチ、臨床応用 創薬・診断シーズとしての癌標的抗体の作製・選別と応用
    加藤 和則; 中村 公則; 濱田 洋文 基盤的癌免疫研究会総会抄録 12回 22 -22 2008年06月
  • 加藤 和則; 濱田 洋文 Drug delivery system 22 (6) 628 -635 2007年11月
  • 腫瘍免疫、移植免疫 ファイバー改変型アデノウイルスを用いた抗腫瘍標的抗体の樹立と応用
    加藤 和則 Annual Review免疫 2008 240 -247 2007年11月
  • スーパー標的抗体によって認識される新規メラノーマ抗原IL-13受容体α2(Super-targeting antibody NS-66 recognizes a novel tumor antigen interleukin-13 receptor alpha 2 on human melamoma)
    桜木 直也; 中村 公則; 加藤 和則; 濱田 洋文 日本癌学会総会記事 66回 241 -242 2007年08月
  • 前立腺癌遺伝子療法の標的遺伝子の探索(EXPLORATION OF TARGET MOLECULES FOR PROSTATE CANCER GENE THERAPY)
    中村 公則; 加藤 和則; 鈴木 一弘; 塚本 泰司; 濱田 洋文 日本癌学会総会記事 66回 246 -246 2007年08月
  • Adv-FZ33を使った抗体依存的遺伝子導入における抗体サブクラスの重要性(Evaluation of Adv-FZ33 mediated gene transaction among anti-CEA Abs with different subclasses of mouse and human IgGs)
    田中 俊裕; 趙 君; 黒木 求; 衣笠 哲史; 芝口 浩智; 加藤 和則; 濱田 洋文; 黒木 政秀 日本癌学会総会記事 66回 378 -378 2007年08月
  • 膵癌の基礎と臨床 膵癌に対するスーパー標的化抗体の樹立と診断と治療への応用研究
    加藤 和則; 濱田 洋文 膵臓 22 (3) 237 -237 2007年05月
  • ヒトメラノーマに対する標的化抗体NS-66の樹立と認識抗原解析
    加藤 和則; 中村 公則; 桜木 直也; 濱田 洋文 基盤的癌免疫研究会総会抄録 11回 87 -87 2007年05月
  • CEAを標的としたファイバー改変型アデノウイルスベクターによる癌治療
    田中 俊裕; 黒木 求; 黒木 政秀; 加藤 和則; 濱田 洋文 日本分子腫瘍マーカー研究会誌 22 57 -58 2007年04月
  • 鈴木 一弘; 中村 公則; 加藤 和則; 柳瀬 雅裕; 塚本 泰司; 濱田 洋文 日本泌尿器科學會雜誌 98 (2) 321 -321 2007年02月
  • 鈴木 一弘; 中村 公則; 加藤 和則; 柳瀬 雅裕; 塚本 泰司; 濱田 洋文 日本泌尿器科学会雑誌 98 (2) 321 -321 2007年02月
  • 各種がん免疫療法の開発と臨床的有用性の評価に関する研究/完全ヒト型抗CEA抗体と抗がん剤の併用による消化器癌治療の検討
    高上洋一; 八木田秀雄; 黒木政秀; 瀬谷 司; 加藤和則; 五十嵐美徳 厚生労働省がん研究助成金による研究報告集 平成18-19年度 116 -120 2007年
  • CEAを標的としたファイバー改変型アデノウイルスベクターによる癌治療
    田中 俊裕; 黒木 求; 黒木 政秀; 加藤 和則; 濱田 洋文 日本分子腫瘍マーカー研究会プログラム・講演抄録 26回 76 -77 2006年09月
  • 冨原 圭; 加藤 和則; 中村 公則; 出張 裕也; 濱田 洋文; 平塚 博義 日本癌学会総会記事 65回 452 -452 2006年09月
  • Keiji Ishii; Kiminori Nakamura; Satoshi Kawaguchi; Rong Li; Sachie Hirai; Naoya Sakuragi; Takuro Wada; Kazunori Kato; Toshihiko Yamashita; Hirofumi Hamada MOLECULAR THERAPY 13 S346 -S346 2006年05月
  • 加藤 和則 医学のあゆみ 216 (10) 755 -760 2006年03月
  • 【次世代の遺伝子治療】 Bリンパ球性白血病の遺伝子治療
    加藤 和則 医学のあゆみ 216 (10) 755 -760 2006年03月
  • Kiminori Nakamura; Rong Li; Sachie Hirai; Kazunori Kato; Takashi Masuko; Kazunari K. Yokoyama; Hirofumi Hamada JOURNAL OF GENE MEDICINE 8 (3) 388 -388 2006年03月
  • Kiminori Nakamura; Kazunori Kato; Hirofumi Hamada JOURNAL OF GENE MEDICINE 8 (3) 388 -389 2006年03月
  • Wnt3/Rho経路は多発性骨髄腫における骨髄間質依存性の抗癌剤耐性を惹起する分子機構の一つである
    千葉 大樹; 小船 雅義; 河野 豊; 中村 公則; 加藤 和則; 瀧本 理修; 松永 卓也; 加藤 淳二; 濱田 洋文; 新津 洋司郎 日本血液学会・日本臨床血液学会総会プログラム・抄録集 67回・47回 830 -830 2005年09月
  • 増田 ゆかり; 加藤 和則; 冨原 圭; 中村 公則; 濱田 洋文 日本癌学会総会記事 64回 54 -54 2005年09月
  • 冨原 圭; 加藤 和則; 増田 ゆかり; 中村 公則; 野口 誠; 平塚 博義; 濱田 洋文 日本癌学会総会記事 64回 355 -355 2005年09月
  • Wnt3はnon-canonical経路を介して多発性骨髄腫の抗癌剤耐性を増強させる
    千葉 大樹; 小船 雅義; 河野 豊; 中村 公則; 加藤 和則; 瀧本 理修; 松永 卓也; 加藤 淳二; 濱田 洋文; 新津 洋司郎 日本癌学会総会記事 64回 371 -371 2005年09月
  • 田中 俊裕; 黒木 政秀; 黄 建華; 平井 幸恵; 加藤 和則; 渡辺 直樹; 濱田 洋文 日本癌学会総会記事 64回 436 -436 2005年09月
  • 抗PAP2a抗体を用いた膵癌に対する標的化遺伝子治療
    中村 公則; 加藤 和則; 濱田 洋文 日本癌学会総会記事 64回 436 -436 2005年09月
  • 加藤 和則 日本臨床免疫学会会誌 = Japanese journal of clinical immunology 28 (4) 219 -219 2005年08月
  • 創薬からみた免疫疾患の新たな病態関連分子と治療ターゲット CD40リガンドを標的とした診断・治療法の開発研究
    加藤 和則 日本臨床免疫学会会誌 28 (4) 219 -219 2005年08月
  • CD40-リガンドの非切断細胞表面変異体は抗白血病免疫反応を誘導し,全身性炎症性反応を予防する(Non-cleavable cell surface mutant of CD40-ligand induce anti-leukemic immune response and prevent systemic inflammatory reaction)
    冨原 圭; 加藤 和則; 増田 ゆかり; 佐々木 勝則; 濱田 洋文 基盤的癌免疫研究会総会抄録 9回 53 -53 2005年06月
  • ヒト多発性骨髄腫に対する抗体を介した標的化遺伝子導入と免疫応答誘導
    増田 ゆかり; 加藤 和則; 冨原 圭; 中村 公則; 濱田 洋文 基盤的癌免疫研究会総会抄録 9回 54 -54 2005年06月
  • 抗PAP2a抗体を用いた膵癌に対する標的化遺伝子治療
    加藤 和則; 中村 公則; 濱田 洋文 基盤的癌免疫研究会総会抄録 9回 55 -55 2005年06月
  • 冨原 圭; 加藤 和則; 野口 誠; 濱田 洋文; 平塚 博義 日本口腔科学会雑誌 54 (1) 100 -100 2005年01月
  • K Kurozumi; K Nakamura; T Tamiya; Y Kawano; K Ishii; M Kobune; S Hirai; H Uchida; K Sasaki; Y Ito; K Kato; O Honmou; K Houkin; Date, I; H Hamada MOLECULAR THERAPY 11 (1) 96 -104 2005年01月
  • 増田 ゆかり; 加藤 和則; 冨原 圭; 濱田 洋文 日本癌学会総会記事 63回 410 -411 2004年09月
  • survivinをターゲットとしたsiRNA発現アデノウイルスベクターによるpaclitaxel感受性増強効果の検討
    田中 俊裕; 内田 宏昭; 佐々木 勝則; 加藤 和則; 濱田 洋文 日本癌学会総会記事 63回 510 -510 2004年09月
  • 冨原 圭; 加藤 和則; 増田 ゆかり; 野口 誠; 平塚 博義; 濱田 洋文 日本癌学会総会記事 63回 514 -514 2004年09月
  • 造血器腫瘍の最新治療 急性骨髄性白血病(AML)に対する抗VLA4抗体療法の可能性
    松永 卓也; 田中 真樹; 栗林 景晶; 加藤 和則; 新津 洋司郎 日本癌治療学会誌 39 (2) 408 -408 2004年09月
  • α-GalactosylceramideとアデノIL-2遺伝子治療の併用による抗腫瘍効果および抗転移効果増強の検討
    西堀 佳樹; 古川 勝久; 加藤 和則; 田中 真樹; 岡本 哲朗; 竹内 直子; 萩原 誠也; 栗林 景晶; 中村 公則; 新津 洋司郎 基盤的癌免疫研究会総会抄録 8回 67 -67 2004年07月
  • H Uchida; T Tanaka; K Sasaki; K Kato; H Dehari; Y Ito; M Kobune; M Miyagishi; K Taira; H Tahara; H Hamada MOLECULAR THERAPY 10 (1) 162 -171 2004年07月
  • K Kuronuma; H Sano; K Kato; K Kudo; N Hyakushima; S Yokota; H Takahashi; N Fujii; H Suzuki; T Kodama; S Abe; Y Kuroki JOURNAL OF BIOLOGICAL CHEMISTRY 279 (20) 21421 -21430 2004年05月
  • K Kurozumi; K Nakamura; T Tamiya; Y Kawano; M Kobune; S Hirai; H Uchida; K Sasaki; Y Ito; K Kato; O Honmou; K Houkin; Date, I; H Hamada MOLECULAR THERAPY 9 (2) 189 -197 2004年02月
  • 【抗体療法 基礎から臨床へ】 抗体医薬の開発
    加藤 和則 最新医学 58 (12) 2761 -2766 2003年12月
  • 【抗体療法 基礎から臨床へ】 抗CD40抗体を用いた免疫賦活効果
    加藤 和則 最新医学 58 (12) 2793 -2801 2003年12月
  • JH Huang; Y Ito; M Kobune; K Sasaki; K Nakamura; H Dehari; K Takahashi; K Ikeda; H Uchida; K Kato; H Hamada JOURNAL OF GENE MEDICINE 5 (10) 900 -908 2003年10月
  • 【細胞免疫療法の現状】 腫瘍細胞ワクチン療法 白血病に対する免疫遺伝子療法
    加藤 和則 医学のあゆみ 別冊 (細胞免疫療法の現状) 41 -47 2003年09月
  • 加藤 和則; 濱田 洋文 ゲノム医学 3 (4) 425 -434 2003年08月
  • 冨原 圭; 加藤 和則; 高橋 聡; 増田 ゆかり; 佐々木 勝則; 内田 宏昭; 浅野 茂隆; 濱田 洋文 日本癌学会総会記事 62回 161 -161 2003年08月
  • CpGオリゴヌクレオチドによるヒトBリンパ球性白血病に対するT細胞免疫応答誘導
    加藤 和則; 高橋 聡; 浅野 茂隆; 濱田 洋文 日本癌学会総会記事 62回 271 -271 2003年08月
  • M Kobune; Y Kawano; Y Ito; H Chiba; K Nakamura; H Tsuda; K Sasaki; H Dehari; H Uchida; O Honmou; S Takahashi; A Bizen; R Takimoto; T Matsunaga; J Kato; K Kato; K Houkin; Y Niitsu; H Hamada EXPERIMENTAL HEMATOLOGY 31 (8) 715 -722 2003年08月
  • 加藤 和則; 濱田 洋文 ゲノム医学 3 (4) 425 -434 2003年08月
  • ファイバー改変型アデノウイルスベクターによるCD40リガンド遺伝子導入と抗腫瘍免疫応答誘導
    加藤 和則; 高橋 聡; 冨原 圭; 増田 ゆかり; 浅野 茂隆; 濱田 洋文 基盤的癌免疫研究会総会抄録 7回 59 -59 2003年07月
  • 加藤 和則; 濱田 洋文 遺伝子医学 7 (2) 245 -251 2003年06月
  • 加藤 和則; 濱田 洋文 遺伝子医学 7 (2) 245 -251 2003年06月
  • 遺伝子治療 白血病に対する免疫遺伝子療法
    加藤 和則; 濱田 洋文 日本癌学会総会記事 61回 39 -39 2002年10月
  • α-galactosylceramideを用いて体外増殖したマウスNKT細胞サブセットとその機能解析
    金井 幸代; 五十嵐 美徳; 飯塚 明; 遅塚 明貴; 吉田 光二; 平家 勇司; 三上 留美子; 加藤 和則; 高上 洋一; 若杉 尋 日本癌学会総会記事 61回 127 -127 2002年10月
  • 【アポトーシスの全て】 アポトーシスを誘導する分子とその作用機序 レチノイン酸
    加藤 和則 臨床免疫 38 (Suppl.20) 73 -78 2002年10月
  • C Ohyama; S Kanto; K Kato; O Nakano; Y Arai; T Kato; SH Chen; MN Fukuda; M Fukuda PROCEEDINGS OF THE NATIONAL ACADEMY OF SCIENCES OF THE UNITED STATES OF AMERICA 99 (21) 13789 -13794 2002年10月
  • レチノイン酸とCD40リガンドによる骨髄性白血病細胞の抗原提示細胞への分化誘導
    加藤 和則; 高橋 聡; 若杉 尋; 浅野 茂隆; 濱田 洋文 臨床血液 43 (8) 150 -150 2002年08月
  • T Saito; Y Kanda; M Kami; K Kato; N Shoji; S Kanai; T Ohnishi; Y Kawano; K Nakai; T Ogasawara; H Matsubara; A Makimoto; R Tanosaki; K Tobinai; H Wakasugi; Y Takaue; S Mineishi CLINICAL CANCER RESEARCH 8 (4) 1014 -1020 2002年04月
  • 浜田洋文; 佐々木勝則; 内田宏昭; 平井幸恵; 増田ゆかり; 出張裕也; 伊藤克礼; 加藤和則 組換えウイルス・コアバンクの創設とその高度利用のための基盤技術に関する研究抄録集 文部科学省科学技術振興調整費知的基盤整備推進シンポジウム 平成14年 2002年
  • マウス系列によらずNKT細胞に発現されるU5A2-13抗原のcDNAクローニング
    清水 敦; 吉田 光二; 平家 勇司; 加藤 和則; 五十嵐 美徳; 金井 幸代; 渡邉 一郎; 宮島 篤; 若杉 尋 日本免疫学会総会・学術集会記録 31 109 -109 2001年12月
  • CD1d/α-galactosylceramideテトラマーによるNKT細胞サブセットの解析
    五十嵐 美徳; 石田 良; 腰高 由美恵; 加藤 和則; 若杉 尋 日本免疫学会総会・学術集会記録 31 106 -106 2001年12月
  • 特異な血管新生パターンを呈するヒト炎症性乳癌xenograftマウスにおける補助刺激分子の役割
    渡邉 一郎; 白川 一男; 清水 敦; 平家 勇司; 森川 隆之; 吉田 光二; 五十嵐 美徳; 加藤 和則; 若杉 尋 日本免疫学会総会・学術集会記録 31 171 -171 2001年12月
  • K Kato; Y Takaue; TJ Kipps; H Wakasugi BLOOD 98 (11) 231A -231A 2001年11月
  • 血漿交換療法を施行した全身性エリテマトーデス患者における血漿soluble CD40 ligand(sCD40L)値についての検討
    木村 桂; 近藤 伊都子; 梁 広石; 田村 直人; 加藤 和則; 小林 茂人; 津田 裕士; 橋本 博史 日本臨床免疫学会会誌 24 (5) 257 -257 2001年10月
  • 新制癌剤グニディマクリンによるcdk2活性阻害機序
    吉田 光二; 平家 勇司; 加藤 和則; 池川 哲郎; 若杉 尋 日本癌学会総会記事 60回 221 -221 2001年09月
  • G-CSF投与後マウスのex vivo α-GalCer活性化脾細胞による抗腫瘍効果
    金井 幸代; 三上 留美子; 平家 勇司; 五十嵐 美徳; 加藤 和則; 吉田 光二; 高上 洋一; 若杉 尋 日本癌学会総会記事 60回 610 -610 2001年09月
  • 活性化T細胞培養上清による成熟樹状細胞の効率的な誘導
    加藤 和則; 高上 洋一; 若杉 尋 日本癌学会総会記事 60回 189 -189 2001年09月
  • 癌ワクチン療法の基礎と臨床 PAP由来HLA-A2402結合性ペプチドに対するペプチド特異的T細胞の誘導とPAP蛋白抗原を用いた細胞療法における免疫学的評価に関しての検討
    井上 佳子; 高上 洋一; 武井 正夫; 加藤 和則; 金井 幸代; 原田 ゆきえ; 鳶巣 賢一; 野口 正典; 垣添 忠生; 若杉 尋; 伊東 恭悟 Biotherapy 15 (3) 186 -188 2001年05月
  • 田村 直人; 加藤 和則; 小林 茂人; 木村 桂; 梁 広石; 津田 裕士; 橋本 博史 リウマチ 41 (2) 308 -308 2001年04月
  • 田村 直人; 加藤 和則; 小林 茂人; 木村 桂; 梁 広石; 津田 裕士; 橋本 博史 リウマチ 41 (2) 308 -308 2001年04月
  • 全身性エリテマトーデス(SLE)及び慢性関節リウマチ(RA)患者における血中可溶性CD40リガンド(sCD40L)の臨床的意義
    田村 直人; 小林 茂人; 栗山 磨紀代; 橋本 博史; 加藤 和則; Kipps Thomas J 日本内科学会雑誌 90 (臨増) 174 -174 2001年02月
  • 【特異的免疫療法】 遺伝子導入による腫瘍免疫誘導
    加藤 和則 分子がん治療 2 (1) 45 -52 2001年02月
  • SLE患者における可溶性CD154(CD40リガンド)の動態
    田村 直人; 加藤 和則; 橋本 博史 臨床免疫 35 (1) 110 -115 2001年01月
  • K Shirakawa; H Tsuda; Y Heike; K Kato; R Asada; M Inomata; H Sasaki; F Kasumi; M Yoshimoto; T Iwanaga; F Konishi; M Terada; H Wakasugi CANCER RESEARCH 61 (2) 445 -451 2001年01月
  • 急性GVHDモデルマウスにおけるNKT細胞リガンドα-GalCer投与の影響
    金井 幸代; 浅田 留美子; 峯石 真; 平家 勇司; 加藤 和則; 若杉 尋 日本免疫学会総会・学術集会記録 30 93 -93 2000年11月
  • マウスNKT細胞マーカーU5A2-13の活性化リンパ球における発現と機能解析
    菅原 俊明; 加藤 和則; 安本 篤史; 吉田 光二; 小林 芳郎; 若杉 尋 日本免疫学会総会・学術集会記録 30 87 -87 2000年11月
  • ヒトVα24陽性T細胞のgranulocyte-colony stimulating factor(G-CSF)刺激後末梢血単核球からの体外増殖
    浅田 留美子; 三上; 平家 勇司; 加藤 和則; 金井 幸代; 高上 洋一; 阿部 達生; 若杉 尋 日本免疫学会総会・学術集会記録 30 89 -89 2000年11月
  • 活性化自己T細胞培養上清によるマウス及びヒト成熟樹状細胞の誘導
    安本 篤史; 加藤 和則; 浅田 留美子; 石田 良; 小林 芳郎; 若杉 尋 日本免疫学会総会・学術集会記録 30 133 -133 2000年11月
  • CD40リガンドとレチノイン酸による骨髄性白血病細胞の抗原提示細胞への分化抗腫瘍免疫反応誘導
    加藤 和則; 吉田 光二; 高上 洋一; 若杉 尋 日本免疫学会総会・学術集会記録 30 157 -157 2000年11月
  • レチノイン酸によるTRAIL誘発アポトーシスの相乗効果
    石田 良; 加藤 和則; 安本 篤史; 巖本 三寿; 吉田 光二; 若杉 尋 日本免疫学会総会・学術集会記録 30 270 -270 2000年11月
  • 【細胞免疫療法の現状】 白血病に対する免疫遺伝子療法
    加藤 和則 医学のあゆみ 195 (1) 43 -49 2000年10月
  • 炎症性乳癌における血管内皮構造を高率に欠損する血管新生
    白川 一男; 平家 勇司; 高橋 美奈子; 加藤 和則; 吉田 光二; 森川 隆之; 若杉 尋 日本癌学会総会記事 59回 559 -559 2000年09月
  • ヒト炎症性乳癌(IBC)に対する可溶化型Flt-1及びTie-2遺伝子導入アデノウィルスによるAnti-angiogenic therapy
    森川 隆之; 白川 一男; 平家 勇司; 高橋 美奈子; 加藤 和則; 吉田 光二; 若杉 尋 日本癌学会総会記事 59回 409 -409 2000年09月
  • CD40リガンドとレチノイン酸による骨髄性白血病細胞の抗原提示細胞への分化と免疫反応誘導
    加藤 和則; 吉田 光二; 原田 ゆきえ; 高上 洋一; 若杉 尋 日本癌学会総会記事 59回 348 -348 2000年09月
  • レチノイン酸によるTRAIL誘発アポトーシスの相乗効果
    若杉 尋; 吉田 光二; 加藤 和則 日本癌学会総会記事 59回 101 -101 2000年09月
  • PAP由来HLA-A2402結合性ペプチドに対する特異的T細胞の誘導とPAP抗原を用いた細胞療法での免疫的評価の検討
    井上 佳子; 加藤 和則; 武井 正夫; 高上 洋一; 鳶巣 賢一; 垣添 忠夫; 伊東 恭悟; 若杉 尋 日本癌学会総会記事 59回 454 -454 2000年09月
  • 【造血の再生医学と細胞療法】 免疫療法 CD40リガンドを用いた免疫遺伝子療法
    加藤 和則 医学のあゆみ 194 (14) 1261 -1266 2000年09月
  • 自己免疫と可溶化CD40リガンド
    加藤 和則; 田村 直人 免疫Immunology Frontier 10 (4) 234 -241 2000年08月
  • M Azuma; K Kato; Y Ikarashi; R Asada-Mikami; H Maruoka; Y Takaue; A Saito; H Wakasugi EUROPEAN JOURNAL OF IMMUNOLOGY 30 (8) 2138 -2146 2000年08月
  • 全身性エリテマトーデス(SLE)末梢リンパ球におけるCD154発現異常についての遺伝的解析
    栗山 磨紀代; 田村 直人; 池田 真; 小林 茂人; 橋本 博史; 大柳 むつ子; 加藤 和則 順天堂医学 46 (1) 124 -124 2000年06月
  • 血漿交換療法を施行した全身性エリテマトーデス患者における血漿soluble CD40 ligand(sCD40L)値についての検討
    木村 桂; 近藤 伊都子; 梁 広石; 田村 直人; 加藤 和則; 小林 茂人; 津田 裕士; 橋本 博史 リウマチ 40 (2) 523 -523 2000年04月
  • 【遺伝子治療の進歩】 慢性リンパ性白血病の遺伝子治療
    加藤 和則 血液・腫瘍科 39 (6) 470 -476 1999年12月
  • ヒトNK細胞を認識する新しいモノクローナル抗体(9F9-1)の樹立と解析
    田島 順子; 平家 勇司; 加藤 和則; 笠原 忠; 若杉 尋 日本免疫学会総会・学術集会記録 29 271 -271 1999年10月
  • NK1.1陽性及び陰性マウス由来U5A2-13陽性T細胞によるサイトカイン産生能の検討
    東 正人; 加藤 和則; 五十嵐 美徳; 浅田 留美子; 白川 一男; 井上 佳子; 平家 勇司; 丸岡 秀範; 篠原 浩一; 斎藤 厚 日本免疫学会総会・学術集会記録 29 57 -57 1999年10月
  • 全身性自己免疫性疾患における可溶化CD40リガンドの過剰産生
    加藤 和則; 田村 直人; 小林 茂人; 橋本 博史; 若杉 尋; Kipps Thomas J 日本免疫学会総会・学術集会記録 29 28 -28 1999年10月
  • PAP由来HLA-A2402結合性ペプチドを用いた前立腺癌特異的T細胞の誘導
    井上 佳子; 加藤 和則; 武井 正夫; 高上 洋一; 柿添 忠生; 伊東 恭悟; 若杉 尋 日本免疫学会総会・学術集会記録 29 333 -333 1999年10月
  • K Kato; E Santana-Sahagun; LZ Rassenti; MH Weisman; N Tamura; S Kobayashi; H Hashimoto; TJ Kipps JOURNAL OF CLINICAL INVESTIGATION 104 (7) 947 -955 1999年10月
  • 【NK細胞:最近の話題】 NK様T細胞
    浅田 留美子; 篠原 浩一; 丸岡 秀範; 加藤 和則; 若杉 尋 炎症と免疫 7 (5) 512 -520 1999年08月
  • 慢性リンパ球性白血病に対するCD154遺伝子治療,フェーズ1治療
    加藤 和則; Wierda WilliamG; Cantwell MarkJ; Kipps ThomasJ 日本癌学会総会記事 58回 71 -71 1999年08月
  • 【Cell Therapy 細胞療法の現状と展望】 現在の細胞療法 免疫療法の実際と問題点
    五十嵐 美徳; 加藤 和則; 東 正人; 三上 留美子; 井上 佳子; 白川 一男; 若杉 尋 血液フロンティア 9 (8) 887 -893 1999年07月
  • KATO Kazunori; SANTANA Ernesto; WEISMAN Michael H; KIPPS Thomas J リウマチ 39 (2) 178 -178 1999年04月
  • 慢性リンパ性白血病に対するCD154遺伝子治療,フェーズ1治療
    加藤 和則; Wierda William G; Cantwell Mark J; Kipps Thomas J International Journal of Hematology 69 (Suppl.1) 57 -57 1999年04月
  • 慢性関節リウマチにおける血清soluble CD40 ligand値についての検討
    田村 直人; 加藤 和則; 小林 茂人; 坂東 秀明; 高崎 芳成; 橋本 博史 リウマチ 39 (2) 412 -412 1999年04月
  • IL-12p40遺伝子導入と抗CD80,抗CD86抗体投与による同種筋芽細胞移植拒絶の抑制に関する研究
    吉野 英; 星 研一; 佐藤 猛; 加藤 和則; 下里 修; 八木田 秀雄; 奥村 康 厚生省精神・神経疾患研究委託費研究報告書 筋ジストロフィー及び関連疾患の臨床病態と治療法に関する研究 平成8〜10年度 260 -261 1999年03月
  • K Kato; MJ Cantwell; S Sharma; TJ Kipps JOURNAL OF CLINICAL INVESTIGATION 101 (5) 1133 -1141 1998年03月
  • Gene therapy of chronic lymphocytic leukemia.
    Cancer Res Ther Cont 7 37 -41 1998年
  • 先天性疾患を対象とした遺伝子治療の基礎的検討
    下里 修; 加藤 和則; 榎本 綾子; 星 研一 順天堂医学 43 (3) 483 -483 1997年12月
  • 軟骨細胞における接着分子の機能解析
    小林 信一郎; 米沢 郁穂; 加藤 和則; 八木田 秀雄 順天堂医学 43 (3) 485 -486 1997年12月
  • SLE発症におけるヒト内在性レトロウイルスの関与
    菱川 隆史; 金子 礼志; 加藤 和則; 橋本 博史 順天堂医学 43 (3) 489 -490 1997年12月
  • 抗腫瘍効果を目的とした遺伝子治療の基礎的検討
    加藤 和則 順天堂医学 42 (4) 521 -522 1997年03月
  • Kazunori Kato; Ko Okumura; Hideo Yagita Leukemia 11 (3) 572 -576 1997年
  • 腫瘍治療の免疫学的アプローチ 接着分子・サイトカインの遺伝子導入による腫瘍免疫の増強
    加藤 和則 医学のあゆみ 179 (2) 123 -127 1996年10月
  • アレルギー性疾患と接着分子 好酸球浸潤と糖鎖抗原
    篠原 久実; 加藤 和則 現代医療 28 (9) 2207 -2211 1996年09月
  • 接着分子の基礎知識 免疫グロブリンスーパーファミリー
    加藤 和則 臨床病理 (臨増102) 11 -15 1996年09月
  • 米沢 郁穂; 加藤 和則; 原 章; 小林 信一郎; 八木田 秀雄; 奥村 康; 山内 裕雄 日本整形外科學會雜誌 = The Journal of the Japanese Orthopaedic Association 70 (8) S1195 1996年08月
  • K Kato; O Shimozato; K Hoshi; H Wakimoto; H Hamada; H Yagita; K Okumura PROCEEDINGS OF THE NATIONAL ACADEMY OF SCIENCES OF THE UNITED STATES OF AMERICA 93 (17) 9085 -9089 1996年08月
  • フローサイトメトリーによる細胞表面抗原の定量分析と応用
    加藤 和則 Cytometry Research 6 (Suppl.) 47 -47 1996年06月
  • 生体防御の担い手たち NK細胞の素顔とその役割
    奥村 康; 加藤 和則; 佐久間 光江 Mebio 13 (3) 6 -11 1996年03月
  • IL-12p40遺伝子導入による同種筋芽細胞移植拒絶抑制効果
    佐藤 猛; 星 研一; 加藤 和則 厚生省精神・神経疾患研究委託費研究報告書 筋ジストロフィー及び類縁疾患の病態と治療法に関する研究 平成7年度 229 -230 1996年03月
  • 細胞間接着分子導入による抗腫瘍免疫能の増強と治療への応用
    加藤 和則 Annual Review免疫 1996 169 -175 1995年12月
  • B7+IL-12導入腫瘍細胞による抗腫瘍効果
    加藤 和則 日本癌学会総会記事 54回 687 -687 1995年09月
  • 島村 弘宗; 遊佐 透; 砂村 眞琴; 松本 岳; 丁 良浩; 小針 雅男; 加藤 和則; 八木田 秀雄; 奥村 康; 松野 正紀 日本消化器外科学会雑誌 28 (6) 1308 -1308 1995年06月
  • 荒井 浩介; 砂村 眞琴; 角川 陽一郎; 武田 和憲; 松野 正紀; 加藤 和則; 八木田 秀雄; 奥村 康 日本消化器外科学会雑誌 28 (6) 1604 -1604 1995年06月
  • 免疫疾患をめぐる基礎的研究の進歩 キラー細胞の細胞傷害機構
    加藤 和則 医学のあゆみ 別冊 (免疫疾患) 48 -50 1995年03月
  • 免疫グロブリンスーパーファミリー CD 2profile
    加藤 和則 細胞工学 別冊 (接着分子ハンドブック) 86 -87 1994年12月
  • 免疫グロブリンスーパーファミリー CD 2update CD 2の機能とリガンド
    加藤 和則 細胞工学 別冊 (接着分子ハンドブック) 88 -92 1994年12月
  • テネイシンによる免疫調節
    日比野 俊; 加藤 和則; 八木田 秀雄 臨床免疫 26 (12) 1399 -1403 1994年12月
  • 八木田 秀雄; 東 みゆき; 加藤 和則 実験医学 12 (15) 1898 -1904 1994年10月
  • B7導入腫瘍細胞による抗腫瘍効果
    加藤 和則 日本癌学会総会記事 53回 421 -421 1994年10月
  • 加藤 和則 Annual Review免疫 1994 174 -183 1994年01月
  • 癌解明への新しいアプローチ 免疫応答の調節メカニズム リンパ球の機能を調節する接着分子
    加藤 和則; 八木田 秀雄; 奥村 康 最新医学 48 (増刊) 1834 -1850 1993年10月
  • CD2リガンド
    加藤 和則 免疫Immunology Frontier 3 (5) 341 -348 1993年10月
  • 抗腫瘍性キラー活性発現におけるCD48抗原の役割
    加藤 和則 日本癌学会総会記事 52回 399 -399 1993年10月
  • 加藤 和則 Medical Immunology 25 (3) 237 -241 1993年03月
  • 柳瀬 雅裕; 宮尾 則臣; 塚本 泰司; 熊本 悦明; 加藤 和則; 橋本 嘉幸 日本泌尿器科學會雜誌 84 (2) 400 -400 1993年02月
  • LAK-標的腫瘍細胞間の認識におけるインテグリン分子の関与
    加藤 和則 日本癌学会総会記事 51回 245 -245 1992年09月
  • 大城 清彦; 場集田 寿; 加藤 和則; 八木田 秀雄; 玉谷 卓也; 宮坂 昌之; 奥村 康; 宮野 武 日本小児外科学会雑誌 28 (3) 658 -658 1992年05月
  • 腫瘍免疫 NK,LAK細胞の多様性
    加藤 和則 Annual Review免疫 1992 198 -208 1992年01月
  • これからどうなる,薬と薬価 医薬品開発の最近の話題とこれからの方向 免疫抑制剤
    加藤 和則 医療 7 (9) 32 -33 1991年09月
  • マウスLAK細胞の標的細胞傷害活性と抗体依存性傷害活性発現機序の違い
    加藤 和則 日本免疫学会総会・学術集会記録 20 342 -342 1990年10月
  • LAK細胞の認識分子
    加藤 和則 日本癌学会総会記事 49回 34 -34 1990年07月
  • マウスLAK細胞の長期培養に伴うLFA-2抗原の発現とLAK活性の変化
    加藤 和則 日本免疫学会総会・学術集会記録 19 214 -214 1989年10月
  • マウスLAK細胞クローンの標的細胞障害機構の解析
    加藤 和則 日本免疫学会総会・学術集会記録 18 186 -186 1988年11月
  • 抗腫瘍ADCC活性に影響する諸因子,特にエフェクター細胞,抗体アイソタイプ,抗原性状に関する検討
    加藤 和則 日本癌学会総会記事 47回 469 -469 1988年09月
  • マウスLAK,特にT細胞型LAKのADCC活性
    加藤 和則 日本免疫学会総会・学術集会記録 17 551 -551 1987年10月

産業財産権

  • 特許6557893:熱中症の予防、軽減及び/又は治療のための組成物    2019年08月14日
    加藤和則  東洋大学

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2022年04月 -2025年03月 
    代表者 : 加藤 和則; 木村 寛之; 渡部 直史; 岩澤 卓弥
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2021年04月 -2024年03月 
    代表者 : 矢野 友啓; 加藤 和則
     
    今年度の研究目標は、1)ヒトNK細胞株(KHYG-1)とホルモン依存性ヒト前立腺がん親細胞(LNCaP)ないしLNCaP親細胞から分離した前立腺がん幹細胞(三次元培養によるTumorsphere形成能を指標として分離)共培養系を用いて、最大限NK細胞の殺細胞効果が認められる培養条件を決定する。 2)樹立した最適な培養条件を用いて、前立腺がん幹細胞に対するNK細胞の選択的な殺細胞効果を決定するシグナル伝達系を生化学的及び免疫組織化学的に解析し、特定し、前立腺がん幹細胞に対するNK細胞の殺細胞効果に寄与している主要なシグナル系を絞り込む。以上2点である。その結果、以前確立した3次元培養法で前立腺がん幹細胞をある程度濃縮できることを確認し、この濃縮した前立腺がん幹様細胞とNK細胞を2次元で共培養したところ、細胞比(NK細胞/がん細胞)が1/2から5/1間で、経時的かつ細胞比依存的に殺細胞効果が認められ、その殺細胞効果は前立腺がん幹様細胞に強く認められ、NK細胞の殺細胞効果は前立腺がん幹様細胞に選択的に認められた。次に、その選択的な殺細胞効果に関与する経路を調べるために、前立腺がん幹様細胞表面に発現している表層抗原を解析したところ、活性化受容体リガンドであるMICA/BとデスレセプターであるDR5が、通常の前立腺がん細胞に比べて高い発現レベルを示した。そこでどちらの経路がNK細胞の選択的な殺細胞効果に寄与しているかを中和抗体や特異的リガンド(TRAIL)を用いて検討し、TRAIL/DR5経路がNK細胞の前立腺がん幹細胞への特異的な殺細胞効果に関与していることが示された。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2019年04月 -2022年03月 
    代表者 : 加藤 和則
     
    本研究では、間質性肺炎を発症した自己免疫性筋炎患者の血清や組織におけるガレクチン3を定量し、ガレクチン3と病態の活性化状態との関連の解明を目的とした。その結果、血清中のガレクチン3は健常人と比較して、自己免疫性筋炎患者で優位に高値を示していた。さらに間質性肺炎を発症している筋炎患者では、肺炎を発症していない筋炎患者よりも血清中のガレクチン3値は高く、急性期の患者のほうが慢性期よりも高いことが示された。さらに血清ガレクチン3値は、治療薬の効果と相関した。 以上の結果より、ガレクチン3は自己免疫性筋炎の急性期の間質性肺炎を予知できる新しい血清バイオマーカー候補としての有用性が示めされた。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2016年04月 -2019年03月 
    代表者 : 根建 拓; 川口 英夫; 加藤 和則
     
    運動は骨格筋以外の組織に対しても影響を及ぼすが、そのメカニズムの一部として、運動による骨格筋分泌タンパク質(マイオカイン)の制御が注目を集めている。本研究では、運動時に生じる免疫機能変動に着目し、これを運動依存性マイオカイン産生の観点から明らかにすることを目的とした。本研究では、運動依存性マイオカインの網羅的探索を実施、運動によって減少するマイオカインとしてCCL5及びCXCL10を発見した。これらマイオカインの発現抑制を動物走行モデルで確認した後、産生制御メカニズムおよび生理作用を解明した。以上、CCL5及びCXCL10は、運動依存的な免疫機能制御を担う新規マイオカインであることを示唆した。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2014年04月 -2018年03月 
    代表者 : 砂村 眞琴; 杉本 昌弘; 堀井 明; 加藤 和則; 糸井 隆夫
     
    メタボロミクスは代謝物と呼ばれる低分子を網羅的に測定し、環境や疾患などにより変化する代謝物から細胞の機能や疾患の病態などを研究する最も新しいオミックスである。申請者らはメタボロミクスを応用し膵癌・乳癌・大腸癌・肺癌などの研究を進めている。本研究では唾液及び尿中の代謝物を網羅的に解析し、癌診断への応用の可能性を検討した。CE-TOFMSを用いて癌診断の候補物質を探索し、ポリアミン類がバイオマーカーとなることを発見した。それぞれの癌と健常者との代謝プロファイルを解析し、人工知能AIを用いて解析することにより癌を従来よりも高精度に検出する方法を開発した。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(B)
    研究期間 : 2013年04月 -2016年03月 
    代表者 : 加藤 和則; 加藤 聖子
     
    EphA2は肺癌、卵巣癌、前立腺癌などの癌で高発現する糖蛋白質で、酵素切断によりsEphA2として遊離した状態でも存在している。本研究では各種癌患者血清中のsEphA2検出を目的に、感度と特異性の高いsEphA2測定ELISA系の樹立に成功した。その系を用いて各種癌患者血清中を測定した結果、肺癌、前立腺癌および卵巣癌の患者血清中に、健常人血清と比較して有意に高いsEphA2値を検出した。肺癌バイオマーカーであるCYFRAおよびCEAとは正の相関性を示したが、前立腺癌マーカーPSAおよび卵巣癌マーカーCA125との相関性は低く、sEphA2が新規のバイオマーカーとしての可能性が示唆された。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(B)
    研究期間 : 2011年04月 -2014年03月 
    代表者 : 加藤 聖子; 加藤 和則; 竹澤 俊明
     
    我々は子宮体癌SP細胞はがん幹細胞の特性を持つことを報告した。SP細胞は既存の抗がん剤に対して抵抗性を持ち、新規薬剤の開発が必要である。マイクロアレイ解析にて、SP細胞ではEMTに関与するシグナル伝達経路を構成する遺伝子群の発現が亢進していた。そこで、EMT阻害剤として報告されているsalinomycinのSP細胞に対する効果を解析した。salinomycinはSP細胞においてアポトーシスを誘導し、Wntシグナルを抑制することにより、細胞増殖を抑制した。また、運動能、浸潤能やマウス皮下への腫瘍形成も抑制し、子宮体癌幹細胞を標的とした治療薬の候補となることが示された。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(B)
    研究期間 : 2010年 -2012年 
    代表者 : 加藤 和則; 加藤 聖子
     
    婦人科系腫瘍に対する標的抗体の樹立と新規腫瘍マーカーの高感度検出系の樹立を目指し以下の研究成果を得ることができた。まず、ホルモン依存性腫瘍抗原として新たにNCAM2を同定することに成功した。さらに卵巣癌に対する特異的抗体7種類および乳癌に対する抗体1種類を樹立した。次に腫瘍マーカーsEpCAM,sCD147,sEphA2およびsTROP2に対する標的抗体を用いて高感度サンドウィッチELISAおよびイムノクロマトの開発に成功した。さらに子宮体癌の癌幹細胞抗原候補を同定し、非侵襲的かつ高感度の検出システムを開発している。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2005年 -2009年 
    代表者 : 濱田 洋文; 加藤 和則; 中村 公則; 濱 進; 山口 美樹; 濱田 洋文
     
    標的抗原の系統的探索を目指して、抗体のFcドメインに結合するZ33モチーフを含むファイバー変異型Adv-FZ33アデノウイルスを用いて、抗体を介して腫瘍細胞への高いウイルス感染効率が得られる標的分子・抗体セットのパネル(約60種の抗原)を得た。また、標的化抗体にタンパク合成阻害トキシンを結合させてイミュノトキシン(iTox)を作製するEZiTox系を樹立し、難治性がんの新しい抗体医薬iTox治療樹立がを目指している。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2007年 -2008年 
    代表者 : 高橋 聡; 渡辺 信和; 加藤 和則; 東條 有伸; 大井 淳; 渡辺 信和; 加藤 和則; 東條 有伸; 大井 淳
     
    臍帯血移植後のTリンパ球の回復過程において、速やかにナイーヴからメモリーフェノタイプへ転換された。また、KIR-L不適合の組み合わせによる抗腫瘍免疫反応に関しては、臍帯血におけるNK細胞受容体と患者HLA-Cとの組み合わせによる、GVHDの発症頻度や再発率、生存などへの影響を見出すことはできなかった。更に、各種T細胞におけるホーミング関連分子の発現の各臓器におけるGVHDの発症様式および重症度との関連は認めなかった 以上の知見を集積することによって、臍帯血移植後の抗腫瘍特異的細胞性免疫療法における次段階の治療戦略を構築するための重要な基盤的情報となると考えた
  • 文部科学省:科学研究費補助金(基盤研究(B))
    研究期間 : 2007年 -2008年 
    代表者 : 加藤 和則; 濱田 洋文
     
    札幌医大および順天堂大学で開発した独自の癌標的化抗体作成法を通じて樹立に成功した新規腺癌抗原PAP2aおよび数種の癌関連抗原に対する多くの高性能抗体を用いて癌の高感度かつ低侵襲性の診断法の開発を目指した。1)大腸癌検診の精度を高めるために癌標的抗原を便中から高感度で検出する検査方法の開発を進めた。これまでに当該研究で樹立した高性能がん標的抗体を用いて確立できたELISA系は5種類である。その中でも特に大腸癌と関連のある標的分子の測定を行った結果、癌関連プロテアーゼ誘導分子CD147および胎児性癌抗原CEAは健常人、大腸癌患者由来の便中では全く差が認められなかった。それに対して癌抗原XXXXX(特許出願準備中のため抗原名省略)は大腸癌患者由来便中に検出され、その値は健常人由来便中の抗原量よりも有為に高いことが示された。この結果をもとに現在、国内診断薬開発企業と金コロイド粒子法を用いた簡便迅速な大腸癌検査キットの開発を進めている。2)膀胱癌の早期診断のために癌標的抗原を高感度で検出する検査方法の開発を進めた。3種類の癌標的分子の測定を行った結果、尿中の上皮癌抗原EpCAMおよびCEA値は健常人、膀胱癌患者間で全く差がなかった。それに対して癌抗原YYYY(特許出願準備中)値は健常人由来尿中の抗原量よりも明らかに高いことが示された。この結果をもとに現在、国内診断薬開発企業と共同でイムノクロマト法を用いた簡便迅速な検査キットの開発を進めている。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2005年 -2006年 
    代表者 : 高橋 聡; 加藤 和則; 渡辺 信和; 東條 有伸
     
    これまで我々は膀帯血移植後患者の末梢血における細胞性免疫の回復についての動的解析を行い、移植後のエフェクター/メモリー機能の回復パターンは各移植後患者間で一様ではないが、多くの場合は移植後早期の段階で、ナイーブ型からセントラルメモリーTリンパ球に分化することを明らかにした。 サイトメガロウイルス(CMV)感染症は同種移植、特に臍帯血移植においては重要な合併症である。1998年から2006年まで東大医科研において施行された成人臍帯血移植111例の中で、完全に生着し、かつ移植後120日目まで再発を認めなかった患者は92名(83%)で、これらの中から移植後4ヶ月間でCMV感染症の発症は認めなかった。 上記の中で、2002年から2006年の間に臍帯血移植を受けた39名について、CMV再活性化および、CMV抗原に反応して産生するインターフェロンガンマ(IFN-γ)を細胞内染色とフローサイトメーターによって検出されたCMV反応性CD4陽性およびCMV反応性CD8陽性細胞の回復動態について検討をいった。39名中6名は、移植前のCMV血清学的解析で陰性であり、移植後もCMV再活性化は認めなかった。CMV抗体陽性33名の中で31名では移植後4ヶ月以内にCMV抗原血症の陽性化を認め、抗ウイルス療法を受けた。この31名中30名(94%)でCMV抗原反応性CD4陽性細胞が検出された(移植後1ヶ月目:57%;2ヶ月目:81%;3ヶ月目:79%;4ヶ月目:84%)。また、14名(42%)ではCMV抗原反応性CD8陽性細胞が検出された(移植後1ヶ月目:15%;2ヶ月目:19%;3ヶ月目:33%;4ヶ月目:32%)。これらは、CMVメモリー細胞がグラフト中に存在する骨髄・末梢血移植の場合とほぼ同等の免疫再構築であった(CMV抗原反応性CD4陽性細胞は18/21(86%)で検出、CMV抗原反応性CD8陽性細胞は12/21(57%)で検出)。 さらに、サイトメガロウイルス・テトラマー陽性細胞について免疫成熟度を解析すると、CBT移植後患者でも正常人と同様で、70-80%はエフェクター・メモリー表現型を示した。すなわち、移植後早期にCMVテトラマー陽性となった臍帯血由来のTリンパ球の解析結果で、CD45RA陽性、CD62L陰性、パーフォリン陽性でエフェクター細胞であることが確認できた。これらのサイトメガロウイルス抗原血症陽性患者は、いずれも免疫抑制剤の投与期間中であったにもかかわらず、GVHDを合併してサイトメガロウイルス脳炎を発症した1例をのぞいて、重篤なサイトメガロウイルス感染症に移行することはなかった。 我々は、さらにヒトCD40L遺伝子を組み込んだファイバー変換型アデノウイルスベクターを作成し、ヒトの各種抗原提示細胞への導入効率、および遺伝子導入細胞による抗原提示機能の上昇について検討を進めており、遺伝子導入樹状細胞およびCMV反応性CD4陽性T細胞を用いた抗CMVキラー細胞の誘導および増幅法の開発を進め、特異抗原に関する免疫賦活法の開発に取り組む予定である。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2004年 -2005年 
    代表者 : 舛森 直哉; 塚本 泰司; 高橋 敦; 加藤 和則
     
    【背景】前立腺癌における神経内分泌細胞は周囲の腺癌細胞の増殖を促進することが推測されているが、その証拠は限られている。我々は、LPB-Tag 12T-10 transgenic mouse前立腺より樹立したマウス前立腺神経内分泌癌(NE-10)と細胞株(NE-CS)がヒト前立腺癌LNCaPに及ぼす影響を検討した。 【方法】ヌードマウス背部皮下に移植したLNCaPの増殖と肺転移がNE-10アログラフトの存在下によってどのような影響を受けるかを検討した。また、LNCaP細胞のin vitro浸潤能・運動能および遺伝子発現がNE細胞の影響でどのように変化するかを、それぞれboyden chamber assayおよびmicroarrayを用いて検討した。 【結果】NE-10はLNCaPの増殖に影響を及ぼさなかった。LNCaPの肺転移はNE-10存在下では有意に促進された。また、NE-CSとのco-incubationおよびNE-CSの上清の添加によりLNCaPの浸潤能と運動能は有意に増加した。NE-CSの培養上清内でLNCaPを培養すると、アクチン結合蛋白であるgelsolinのmRNAの発現亢進が認められた。 【結論】以上の結果より、マウス前立腺神経内分泌癌(NE-10/NE-CS)から分泌される何らかの因子が、LNCaPのgelsolin遺伝子の発現をup regulationして遊走能を増加させ、これにより浸潤能が増加して肺転移促進に関与していると考えられた。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2000年 -2004年 
    代表者 : 濱田 洋文; 加藤 和則; 中村 公則; 本望 修; 伊藤 克礼; 佐々木 勝則
     
    腫瘍に対する選択的標的化の候補分子を探索するために、抗体のFcドメインに結合するProtein AのZ33モチーフをAd5ファイバーのHIループに持つAdv-FZ33アデノウイルスを作成した。CARをほとんど発現しないヒト膵癌細胞AsPc1やヒトメラノーマ細胞A375に対する遺伝子導入効率をEGFPないしb-gal遺伝子発現で測定した。AsPc1やA375に発現する表面分子(CD29、CD54など)に対する抗体を付着させたAdv-FZ33による遺伝子導入・遺伝子発現は、コントロール(抗体の非存在下またはコントロールIgG併用でのAdv-FZ33、ならびに野生型Ad5ファイバーAdv-Fwtのウイルス)による遺伝子導入・発現の数十倍に増強できた。また、ErbB2を高発現するヒト卵巣癌細胞(SK-OV3など)への遺伝子導入は、ErbB2抗体の併用により、選択的に著明に(EGFP遺伝子導入細胞%で、5%から90%へ)増強できた。腫瘍細胞とZ33アデノウイルスとを架橋することによって遺伝子導入効率が高まるモノクローナル抗体をスクリーニングすることにより、腫瘍細胞に対して標的化の可能な表面分子と抗体の組み合わせの探索を開始している。先行しているヒト膵癌を標的化できる新規抗体作製のプロジェクトでは、すでに4種類の抗体産生ハイブリドーマが樹立されている。このうちの一つクローンA^*によって得られるモノクローナル抗体は、AdvFZ33アデノウイルスの膵癌細胞AsPc1への遺伝子導入効率を、非常に強く(200倍)増強し、有望である。
  • 文部科学省:科学研究費補助金(基盤研究(B))
    研究期間 : 2002年 -2003年 
    代表者 : 加藤 和則
     
    1,CD46リガンドの発現の安定性を遺伝子(mRNA)および蛋白レベルで解析した。膠原病患者としては自己免疫性ループス腎炎(SLE)患者(9例)の末梢血単核球から磁気ビーズを用いてCD4陽性T細胞を分離して実験に用いた。対象としては健常人末梢血由来CD4T細胞(4例)を用いた。刺激はPMAとイオノマイシンを用いて6時間から96時間経時的に刺激してmRNA発現をNorther Blot Assayで、蛋白の発現はFACSおよびELISA法で解析した。その結果いずれのSLE由来T細胞も未刺激状態でCD40リガンドmRNAの高発現が確認された。このT細胞を刺激し細胞表面上の発現を確認した結果、SLE患者由来T細胞は長時間CD40リガンド蛋白の発現が持続することが明らかとなった。2,遺伝子発現の安定性を規定する停止コドンより下流の領域にAUリッチドメインが存在するがSLE患者、健常人ともにこの領域の遺伝子変異は認められなかった。このCD40リガンド発現はサリドマイド誘導体(フタルイミド誘導体)の低濃度添加(nM)で抑制されることが明らかとなり治療薬としての可能性があると考えられた。3,またSLE患者由来T細胞を抗原刺激なしで4日間培養後、再刺激をした結果、健常人由来T細胞とのCD40リガンドの発現には差が認められなかった。この結果はSLE患者では恒常的に何らかの抗原刺激を受けていることによりCD40リガンドの発現が安定しているものと考えられた。4,SLE患者血清中で高値を示している可溶化CD40リガンドは血漿交換カラムを通過することにより吸着されることから、可溶化CD40リガンドは他の分子と結合し高分子複合体として存在することだ示唆され、血漿李換がCD40リガンド値を低下させる方法の一つとして有用であると示唆された。
  • 文部科学省:科学研究費補助金(特定領域研究(C))
    研究期間 : 2001年 -2001年 
    代表者 : 加藤 和則
     
    本研究では難治性のヒト白血病に対する新たな免疫療法「CD40リガンドを用いた遺伝子免疫療法」の基盤開発を目的とした。以前までの研究結果によりCD40陽性であるBリンパ球性白血病細胞(B-CLL,ALL,HCL)はCD40リガンド刺激に対して感受性が高く、容易にCD80,CD86等の補助刺激分子を発現誘導し自己T細胞を活性化する事実が報告され、これを基としたCD40リガンド遺伝子治療が開発されている。本年度、研究代表者はCD40陰性もしくは弱陽性の慢性骨髄性白血病(CML)、急性骨髄性白血病(AML)、前骨髄性白血病(APL)に対しても効率的にCD40リガンドを作用させることを目的として、分化誘導剤とCD40リガンドの相互作用による免疫反応増強効果を検討し細胞株を用いて示した急性前骨髄性白血病の分化誘導療法に用いられているレチノイン酸ATRA(all-trans retinoic acid)前処理が骨髄性白血病細胞上にCD40を発現させることを確認した。本年度は白血病患者由来の初代培養細胞を用いてこの作用を確認したところ細胞株を用いたときと同様に機能的な受容体CD40を発現誘導され、骨髄性白血病細胞はCD40リガンドによる刺激を受け、各種細胞表面抗原、特にT細胞認識に重要な補助刺激分子(CD54,CD80,CD83,CD86等)の発現が増加し、効率的に抗白血病T細胞を刺激することをT細胞増殖・サイトカイン(IFN-γ)産生から確認した。以上の結果は従来の分化誘導療法耐性白血病に対してもCD40リガンド遺伝子導入白血病療法が臨床の面でも応用できる可能性を示している。
  • 文部科学省:科学研究費補助金(基盤研究(C))
    研究期間 : 2000年 -2001年 
    代表者 : 加藤 和則
     
    本研究課題では全身性自己免疫性疾患およびアレルギー性疾患、白血病患者中に存在する可溶化CD40リガンドを定量するともに各疾患との相関を検討する。さらに可溶化CD40リガンドの産生機序を解明し、産生を制御する薬物の探索を行うことを目的とした。まず、研究代表者が確立した可溶化CD40リガンド測定系(ELISA)にて各種自己免疫性疾患患者(SLE, RA、川崎病、サルコイドーシス)の血中可溶化CD40リガンド値を測定した結果、リウマチ患者の約7割の患者において可溶化CD40リガンドが高値を示した。さらにその多くは血管炎を併発しているRheumatoid vasculitis(RV)患者であった。この結果は可溶化CD40リガンドが全身性血管炎と密接に関連している可能性が示唆された。さらに可溶化CD40リガンド値はRV患者のリウマチ因子値と正の相関を示し、ステロイド療法などにより血管炎を治療すると可溶化CD40リガンド値も降下することを確認した。これに対して白血病患者(急性リンパ球性白血病、急性骨髄性白血病、多発性骨髄腫)患者においては有意な可溶化CD40リガンド値に差は認められなかった。昨年までの本研究においてTNFファミリーと同様にMMP(matrix metalloprotease)によって膜型CD40リガンドが切断され可溶化CD40リガンドが産生されることが判明した。そこで本年度は自己免疫性疾患患者血中の可溶化CD40リガンド量を減少させる目的で血漿交換療法前後の可溶化CD40リガンド値を測定した。その結果、血漿交換後の可溶化CD40リガンドは有意な低値を示すことが明らかとなった。この血漿交換療法で用いるカラムは高分子量免疫複合体の成分を除去する目的で行われているが、分子量30kDa(単量体)の可溶化CD40リガンドが如何なる理由でこのカラムにて除去されるのかは現在不明であるが、何らかの複合体を形成しているもの考えられ、今後複合体の成分の解析を行う予定である。
  • 文部科学省:科学研究費補助金(特定領域研究(C))
    研究期間 : 2000年 -2000年 
    代表者 : 加藤 和則; 吉田 光二; 若杉 尋
     
    本研究では難治性のヒト白血病に対する新たな免疫療法「CD40リガンドを用いた遺伝子免疫療法」の基盤開発を目的とした。以前までの研究結果によりCD40陽性であるBリンパ球性白血病細胞(B-CLL,ALL,HCL)はCD40リガンド刺激に対して感受性が高く、容易にCD80,CD86等の補助刺激分子を発現誘導し自己T細胞を活性化する事実が報告され、これを基としたCD40リガンド遺伝子治療が開発されている。本年度の本研究組織において研究代表者および分担者はCD40陰性もしくは弱陽性の慢性骨髄性白血病(CML)、急性骨髄性白血病(AML)、前骨髄性白血病(APL)に対しても効率的にCD40リガンドを作用させることを目的として、分化誘導剤とCD40リガンドの相互作用による免疫反応増強効果を検討した。ぞの結果、急性前骨髄性白血病の分化誘導療法に用いられているレチノイン酸ATRA(all-trans retinoic acid)前処理により骨髄性白血病細胞上にCD40を発現させることを確認した。機能的な受容体CD40を発現誘導された結果、骨髄性白血病細胞はCD40リガンドによる刺激を受け、各種細胞表面抗原、特にT細胞認識に重要な補助刺激分子(CD54,CD80,CD83,CD86等)の発現が増加し、効率的に抗白血病T細胞を刺激することをT細胞増殖・サイトカイン(IFN-γ)産生から確認した。以上の結果は従来の分化誘導療法耐性白血病に対してもCD40リガンド遺伝子導入白血病療法が応用できる可能性を示している。現在、分化誘導前後の骨髄性白血病細胞へのCD40リガンド遺伝子導入効率に関して検討を行い、白血病細胞の形質変化について検討中である。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 1995年 -1997年 
    代表者 : 奥村 康; 加藤 和則; 八木田 秀雄; 東 みゆき
     
    われわれは本研究においてLFA-1/ICAM-1,VLA-4/VCAM-1,CD2/CD45,CD28/B7,CD40L/CD40,Fas/FasL等の主たる補助シグナル経路が免疫反応のいかる経時的位相や、抗原の種類、APCの種類によって異なるか、又その細胞内シグナルの経路ごとの相関関係を明らかにする研究を進めてきた。また、免疫反応のエフェクター相に関与する接着分子をはじめとし、各種の分子群の研究を通じ、細胞障害性のT細胞(キラー細胞)が免疫調節にいかに関与してるかを明らかにしてきた。特に最近パ-フォリン非依存性のキラーT細胞がFasリガンドを介して自己反応性の過剰に増殖分化をはじめたT,B細胞を制御している事実が見いだされつつある。そこで本研究で明らかにしたFasリガンド陽性のキラーT細胞が自己免疫疾患患者を含め免疫反応の抑制機序の破綻といかなる因果関係にあるかについても研究を展開させることが出来た。さらにわれわれが、世界に先駆けて樹立したヒト、マウスに対する抗FasL抗体を用いて自己免疫疾患、臓器移植、抗腫瘍免疫応答におけるFas/FasLの関与を明らかにすることが出来た。免疫反応の初期相の惹起と後期のエフェクター相の相方に共通、又は一方に特異的に関与する接着分子群とパ-フォリン、グランザイム等のエフェクター分子群の疾患における役割解析に加え、特にマウスを用いたジーンターゲッティングの手法を組み合わせFas/FasLを介したリンパ球相互作用がいかに免疫制御とその破綻に関与しているかを明確にすることが出来た。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 1994年 -1996年 
    代表者 : 八木田 秀雄; 加藤 和則; 奥村 康
     
    1.Fasリガンド(FasL)を種々のFas陰性のマウス可移植性腫瘍に発現させて同系マウスの皮下あるいは腹腔内に移植すると速やかに拒絶された。同様なFasL産生腫瘍の拒絶はヌードマウスやSCIDマウスでも認められ、好中球を中心とする炎症反応によることが示された。可溶性FasLは好中球に対し直接的に遊走活性を有し、また好中球の細胞傷害活性を惹起することが示された。FasL産生腫瘍を拒絶した同系マウスにはその腫瘍に特異的な免疫応答が成立し、その後の同一腫瘍の移植を拒絶した。以上の結果から、腫瘍局所で産生されるFasLは、その腫瘍がFas陰性であっても、局所に炎症を誘起することによって腫瘍の拒絶、さらには宿主の腫瘍に対する免疫応答の惹起に関与することが示唆された。 2.DBA/2xC57 BL/6(B6)F1にB6の骨髄細胞及びB6あるいはFasLを欠失したB6 gldの脾細胞を移入する骨髄移植系で、ドナーT細胞におけるFasLの欠損は急性GVHDに伴う体重減少及び致死率には有意に影響しなかったが、Fas陽性白血病細胞に対するGVL反応には低下が認められた。 3.マウスのFasLには2アミノ酸の置換による多型が存在し、既知のB6のC3HのFasLに比べ、BALB/cやDBA/2のFasLは比活性が数倍高いことを見い出した。 4.CD80あるいはIL-12遺伝子を導入したマウス肺癌細胞(B7/3LL,IL-12/3LL)は同系マウスで拒絶され、その後の同一腫瘍のchallengeを拒絶する腫瘍特異的な免疫が成立する。B7/3LLやIL-12/3LLを拒絶したマウスには3LL特異的なCTLが誘導されるが、同様な拒絶はFasLを欠損しているgldマウスやパ-フォリン欠損マウス、さらにはパ-フォリン欠損マウスにFasL中和抗体を投与しても起こることから、3LLの拒絶にはパ-フォリンやFasLを介した直接的な細胞傷害は重要ではないことが示された。現在、さらにIFN-γやTNFの関与を検討している。 FasLと同様に活性化T細胞に発現して一部の腫瘍細胞にアポトーシスを誘起する可溶性TRAIL(APO-2L)を作製した。TRAILによるアポトーシスはFasLによるアポトーシスと同様にcaspase阻害剤で抑制されたが、FADDのdominant negative mutantでは抑制されず、Fasとはシグナル伝達経路が異なることが示唆された。 6.新たなTNF receptor-associated factor(TRAF)-5を見い出し、TRAF-5がlymphotoxin-β受容体やCD30のシグナル伝達に関わることを示した。
  • 文部科学省:科学研究費補助金(一般研究(C))
    研究期間 : 1995年 -1995年 
    代表者 : 加藤 和則
     
    1)CD2-Igキメラ分子の他にCD48-Ig,CD58-Iggキメラ分子を作製し、CD2,CD48,CD58遺伝子導入細胞に対する結合性を検討した結果、CD2/CD58,CD2/CD48といった従来報告のあった結合経路以外には結合が認められなかった。しかしながら、CD48と相同性のある分子としてNK細胞上に発現している2B4分子とCD2との結合が示唆されており、現在CD2-Igキメラ分子を用いてその結合の有無を詳細に検討中である。またCD2とLy9との結合は認められなかった。2)T細胞上のCD48分子を抗体、キメラ分子で刺激することによって、T細胞の活性化反応が認められた。このCD48の刺激によって細胞内シグナル伝達分子のリン酸化が認められ、さらにIL-2受容体の発現誘導、サイトカインの産生等が引き起こされることが判明した。現在、如何なる分子がシグナルを伝達しているかを検討中であるが、免疫沈降とウェスタンブロットによりCD48の下流ではp56^が会合していることが認められた。3)NK,LAK細胞上でのCD48の機能について解析した結果、CD48を刺激することによってキラー細胞からの脱顆粒反応が促進することが判明した。このCD48を介した活性化反応はキラー細胞の誘導時のみならず、活性発現時でも認められた。この脱顆粒反応の促進効果は抗CD3抗体とほぼ同程度の活性が認められることから、CD48がキラー細胞の分化・増殖に強く関わっていることを示唆するものであり、今後抗腫瘍キラー細胞の誘導にCD48リガンドを用いた遺伝子治療法の開発が期待される。
  • 文部科学省:科学研究費補助金(奨励研究(A))
    研究期間 : 1994年 -1994年 
    代表者 : 加藤 和則
     
    1)CD2/CD58及びCD2/CD48以外の接着経路を明らかにするためにCD48-lg,CD58-lgを作製しその反応性を検討したが、新たな接着経路は認められなかった。2)CD2分子群(CD2,CD48,CD58,Ly-9)の発現トランスフェクタントを作製しT細胞活性化能について検討した結果、いずれの発現トランスフェクタントにおいてもin vitroでT細胞の活性化反応を促進した。特にCD2導入腫瘍細胞(CD2/MethA)はin vivoにおいて抗腫瘍T細胞を強く誘導した。またLy-9発現トランスフェクタント(Ly9/CHO)はIFNγの産生を強く誘導するとともにT細胞の増殖を促進した。3)CD48を固相化抗体(HM48-1)で刺激することによってT細胞の活性化が認められた。その活性化過程に細胞内の蛋白のリン酸化が促進されていたことが明らかとなった。4)抗CD48抗体をマウスに投与することによって細胞性免疫応答能が低下(特にIL-2等のサイトカイン産生低下)した。さらに抗CD2抗体と併用投与で異所性心移植におけるGraftの永久生着に成功した。5)抗CD48抗体はMHC非依存的傷害反応(LAK,NK活性)を抑制することを認めた。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 1992年 -1994年 
    代表者 : 奥村 康; 東 みゆき; 加藤 和則; 羅 智靖; 八木田 秀雄; 屋部 登志雄
     
    免疫反応に関与するT細胞群のリンパ球機能分子(LFA)の解析を中心に研究を進めてきた。われわれはT細胞のLFAのうちLFA-1やそのリガンドであるマクロファージ上のICAM-1分子に対するモノクローナル抗体を用いて、T細胞に同種抗原に特異的なトレランスの誘導に成功した。このトレランス成立に関与するその他の機能分子の研究を進めるため、例えばマウスのT細胞の機能分子CD2のリガンドで今まで判明していなかったCD48を同定することも出来た。そしてこのCD2を介したシグナルの免疫応答における重要性も明らかにすることが出来た。又T細胞の機能分子のうち、主要な分子として知られているCD28にシグナルを入れ得るマクロファージ上の新しい分子CD86の遺伝子クローニングと抗体の作製に成功し、CD28とCD86/CD80の経路が免疫反応においていかに主要な役割を果たしているかをin vivo,in vitroの実験系で明らかにした。特に抗CD80,抗CD86の投与は移植拒絶反応モデルにおいて同種抗原に特異的なトレランスを誘導することが出来、そのトレランスはT細胞の抗原に対する不応答性が原因であることも判明した。自己免疫のモデルマウスNZB/NZWを用いた実験系でもCD80/CD86とT細胞のCD28の経路が大きな役割をしていることが判明した。
  • 自己免疫疾患に対する免疫制御
  • 白血病に対する免疫細胞療法・遺伝子治療の開発研究

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