研究者総覧

相楽 勉 (サガラ ツトム)

  • 文学部哲学科 教授
  • 文学研究科哲学専攻 教授
  • 東洋学研究所 研究員
Last Updated :2024/04/23

研究者情報

学位

  • 文学修士

ホームページURL

科研費研究者番号

  • 30256763

J-Global ID

研究キーワード

  • 比較思想   ハイデガー   西田幾多郎   日本哲学   

研究分野

  • 人文・社会 / 哲学、倫理学

経歴

  • 2008年04月 - 現在  東洋大学文学部 哲学科教授
  • 2005年04月 - 2008年03月  東洋大学文学部 哲学科准教授
  • 2002年04月 - 2005年03月  東洋大学文学部 哲学科助教授
  • 1993年04月 - 2002年03月  東洋大学文学部 哲学科専任講師

学歴

  • 1982年04月 - 1989年03月   東洋大学大学院   文学研究科   哲学専攻
  • 1977年04月 - 1982年03月   早稲田大学   第一文学部   哲学科

所属学協会

  • 日本ヤスパース協会   日本哲学会   比較思想学会   西田哲学会   実存思想協会   

研究活動情報

論文

書籍

  • ハイデガー・フォーラム (担当:分担執筆範囲:哲学と思索)昭和堂 2021年06月 ISBN: 9784812220078 xviii, 642p 126-127
  • 近代化と伝統の間ー明治期の人間観と世界観
    相楽 勉 (担当:分担執筆範囲:「美学」受容に見る明治期の人間観ー西周の「美妙学説」を手掛かりに)教育評論社 2016年01月
  • エコファンタジー
    相楽 勉 (担当:分担執筆範囲:初期日本哲学における「自然」)春風社 2015年09月
  • ハイデガー読本
    秋富 克哉; 古荘 真敬; 森 一郎; 安部 浩; 村井 則夫; 池田 喬; 森 秀樹; 齋藤 元紀; 松本 直樹; 伊藤 徹; 仲原 孝; 関口 浩; 瀧 将之; 轟 孝夫; 小林 信之; 神尾 和寿; 山本 與志; 山本 英輔; 相楽 勉; 松本 啓二朗; 陶久 明日香; 小野 真; 菊地 惠善; 後藤 嘉也; 稲田 知己; 井上 克人; 橋本 武志; 梶谷 真司; 嶺 秀樹; ペーター・トラヴニー (担当:分担執筆範囲:真理概念の変容「真理の本質について」「プラトンの真理論」「世界像の時代」)法政大学出版局 2014年11月 ISBN: 4588150707 406
  • 山本 英輔; 齋藤 元紀; 相楽 勉; 小柳 美代子; 関口 浩 (担当:共編者(共編著者)範囲:使命としての知 ―ハイデッガー1934年の「言葉」を巡る転回)理想社 2012年08月 ISBN: 4650105463 277
  • ハイデッガー研究会 (担当:分担執筆範囲:死すべき者たちのエートス ―『存在と時間』から『哲学への寄与』へ)理想社 2006年09月 ISBN: 4650105382 xvi, 305, 5p
  • 東洋大学哲学科 (担当:分担執筆範囲:ハイデガー)知泉書館 2006年04月 ISBN: 4901654721 xi, 234p
  • 鹿島 徹; 相楽 勉; 佐藤 優子; 関口 浩; ハンス・ペーター; リーダーバッハ; 山本英輔 (担当:共著範囲:行為としての存在史的思索-「跳躍」)平凡社 2006年03月 ISBN: 4582702597 304
  • 東洋大学哲学科 (担当:分担執筆範囲:技術的経験-西田幾多郎の「ポイエシス」概念を手がかりに)知泉書館 2002年04月 ISBN: 9784901654029 xi, 211p
  • ハイデッガー研究会; 酒井, 潔 (担当:分担執筆範囲:見ることの自己忘却⁻「洞窟の比喩」解釈を巡って)理想社 2000年12月 ISBN: 4650105242 xvi, 252, 50p
  • 河波, 昌 (担当:分担執筆範囲:高山岩男の場所的論理)北樹出版,学文社 (発売) 1997年07月 ISBN: 4893846094 330p
  • 峰島 旭雄; 伴 博; 浮田 雄一; 河波 昌; 谷口 龍男 (担当:分担執筆範囲:ハイデガーと言葉の比較思想)北樹出版 1994年05月 ISBN: 4893843613 204

講演・口頭発表等

  • 西田幾多郎にとっての宗教  [通常講演]
    相楽 勉
    東洋学研究所・研究所プロジェクト・研究発表会 2022年02月 口頭発表(一般)
  • ハイデガーと和辻哲郎にとってのカント  [招待講演]
    相楽 勉
    第30回白山哲学会大会 2020年10月 口頭発表(招待・特別)
  • 「哲学」受容の背景をなす仏教文化  [通常講演]
    相楽 勉
    東洋学研究所・公開講座 2018年12月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
  • 「自然に関わる感情」の観点から『存在と時間』を読む  [招待講演]
    相楽 勉
    ハイデガー研究会主催「『存在と時間』刊行90周年記念シンポジウム] 2017年11月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
  • 美学受容と「自然」 ―森鴎外の場合―  [通常講演]
    相楽 勉
    東洋大学国際哲学研究センター・ワークショップ「日本語「自然」の定着過程における諸問題―国語学・哲学・文学の観点から―」 2016年10月 口頭発表(一般)
  • 日本における「哲学」受容の独自性 ―自然観の転換を手がかりに―  [通常講演]
    相楽 勉
    東洋大学国際哲学研究センター全体国際シンポジウム「22世紀の世界哲学に向けて」 2015年10月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
  • 明治期における美学受容と自然観  [通常講演]
    相楽 勉
    TIEPh研究会 2015年07月 口頭発表(招待・特別)
  • 「美学」受容に見る明治期の人間観・世界観  [通常講演]
    相楽 勉
    国際哲学研究センター第1ユニット連続研究会第6回例会 2014年12月 口頭発表(一般)
  • ハイデガーにおける知、行為、労働  [招待講演]
    2011年3月11日以後の哲学の可能性 日独哲学会議 2012年03月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
  • 「行為の哲学」の可能性-1930年代のハイデガーと西田幾多郎の思索を手がかりに  [通常講演]
    相楽 勉
    ハイデガー・フォーラム第三回大会 2008年09月 口頭発表(一般)
  • ハイデガーの〈倫理〉―『存在と時間』と『哲学への寄与』を手がかりに  [招待講演]
    相楽 勉
    実存思想協会大会(学習院大学) 2005年10月 口頭発表(招待・特別)
  • 構想力と行為的直観 ――三木清と西田幾多郎における行為論の意義  [通常講演]
    相楽 勉
    比較思想学会大会 2003年06月 口頭発表(一般)
  • ポイエシスとしての実存 ――ハイデガーと西田幾多郎の技術論の意義  [通常講演]
    相楽 勉
    比較思想学会大会 2000年06月 口頭発表(一般)
  • なぜ「陳述」は批判されねばならないか?――時枝誠記・西田幾多郎・ハイデガー  [通常講演]
    相楽 勉
    比較思想学会大会 1996年06月

MISC

受賞

  • 2002年06月 比較思想学会 研究奨励賞
     なぜ「陳述」は批判されねばならないか?⁻時枝誠記・西田幾多郎・ハイデガー 
    受賞者: 相楽 勉

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2002年 -2005年 
    代表者 : 村上 勝三; 山口 一郎; 長島 隆; 河本 英夫; 中里 巧; 相楽 勉
     
    4年間の目標は以下の4点にあった。1.哲学教育の授業内容の開発、2.哲学専門教育のシステム構築とその実践、3.哲学教育における評価基準及びそのアウトカムの研究、4.研究分担者が行う個別研究と哲学教育の理念との関係について明らかにすること。 1.については(1)学部における哲学教育において習得されるべき用語の確立、(2)それに基づいた哲学検定試験の実施、(3)講義記録の検討として展開された。これらの研究を通して現状における哲学教育の貧困化を如何にして克服すべきかという方向性を明らかにすることができた。 2.については大学院教育において(1)哲学綜合語学教育の推進し、(2)「身体の哲学」のもとに精神医学と認知運動療法についての実践的研究の導入した。哲学研究者の二方向的養成、つまり、専門的哲学研究者として外国語で討論可能な能力を獲得すること、および他分野における実践知探究のコーディネーターとして応用可能な知識と能力を身につけること、この二方向にむけた専門教育の基礎を得た。 3.については本研究においてもっとも困難の多い点であることが明らかになった。哲学教育の評価基準は上記1.および2.の確立と大学における哲学教育のおかれている社会的状況への依存度が大きく、この依存性は個々の教員の哲学教育の具体層にも浸透しており、今後の課題となる。 4.については、(1)独、仏、米の哲学者へのインタビューをとおして日本における哲学教育の歪みとともに、研究分担者の研究態度の見直しと再確認をとおして哲学教育理念の再評価を行った。(2)その結果は各研究分担者の業績に表れている。教師が変わらなければ教育は変わらないのである。(3)「身体の哲学」は独自な展開を見せ、認知運動療法が大きな哲学的意義をもつことを明らかにした。

委員歴

  • 2016年06月 - 現在   比較思想学会   理事
  • 2014年07月 - 現在   比較思想学会   評議員
  • 2008年10月 - 現在   実存思想協会   理事

その他のリンク

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