研究者総覧

平畑 奈美 (ヒラハタ ナミ)

  • 文学部国際文化コミュニケーション学科 教授
  • 人間科学総合研究所 研究員
  • 文学研究科国際文化コミュニケーション専攻 教授
Last Updated :2024/04/23

研究者情報

学位

  • 博士(日本語教育)(早稲田大学)

科研費研究者番号

  • 70520906

J-Global ID

研究キーワード

  • 日本語教師教育   日本語教育   在外日本人研究   国際人材育成   国際交流論   

研究分野

  • 人文・社会 / 日本語教育
  • 人文・社会 / 国際関係論 / 国際文化交流論
  • 人文・社会 / 地域研究 / 東欧・中央アジア

経歴

  • 2017年04月 - 現在  東洋大学文学部国際学科コミュニケーション学科Faculty of Literature准教授→教授
  • 2009年 - 2017年  滋賀大学国際センター専任講師→准教授International
  • 2008年 - 2009年  東京大学大学院工学系研究科非常勤講師The Graduate School of Engineering
  • 2006年 - 2007年  中国残留孤児援護基金中国帰国者定着促進センター専任講師
  • 1998年 - 2004年  国際交流基金・日本外交協会派遣日本語教育専門家(タシケント国立東洋学大学/キエフ国立大学/バクー国立大学/モスクワ国立大学客員講師)

学歴

  •         -   早稲田大学大学院日本語教育研究科博士後期課程   Graduate School of Japanese Applied Linguistics
  •         -   早稲田大学大学院日本語教育研究科修士課程   Graduate School of Japanese Applied Linguistics
  •         -   筑波大学   第二学群人間学類   心理学専攻

所属学協会

  • 日本教育社会学会   日本英語教育学会   多文化関係学会   ヨーロッパ日本語教師会   日本語教育学会   

研究活動情報

論文

  • ウクライナにおける日本語教育の展開と侵攻後の課題 ー東洋大学のウクライナ人学生受け入れとの関連から
    平畑奈美
    国際文化コミュニケーション研究 6 45 - 66 2022年03月
  • 「アジア周縁地域」の視座からとらえる日本語・日本文化教育
    平畑奈美
    国際文化コミュニケーション研究 5 85 - 104 2022年03月
  • コロナ禍の日本の大学における日本語教師養成 -オンライン実習形式の模索-
    平畑奈美
    国際日本学研究フォーラム(日本研究国際フォーラム 文明のクロスロード 13 )論文集 120 - 131 2021年02月 [招待有り]
  • 中央アジア・ウズベキスタンにおける日本語教育ー「支援」としての教師派遣の再考ー
    平畑奈美
    国際文化コミュニケーション研究 3 127 - 147 2020年03月
  • 日本語教育へのインセンティブ -「働く女性」ロールモデルの重要性-
    平畑 奈美
    国際文化コミュニケーション研究 2 89 - 110 2019年03月
  • 「日本語教師不足」問題に関する考察-若年日本語教師供給増に向けた課題-
    平畑 奈美
    国際文化コミュニケーション研究 1 139 - 158 2018年03月
  • 国際ボランティア日本語教師の帰国後の社会包摂-青年海外協力隊の応募者減少問題に着目して-
    平畑 奈美
    言語政策, 日本言語政策学会 13 73 - 100 2017年03月 [査読有り]
  • 「英語が使える日本人」のグローバルキャリア構築:「英語学習」から「日本語教育」へのライフヒストリー
    平畑 奈美
    言語学習と教育言語学:2016年度版,日本英語教育学会・日本教育言語学会合同編集委員会 47 - 64 2017年03月 [査読有り]
  • 「開発協力としての日本語教育」の新射程 -インドで活動する国際ボランティア日本語教師へのインタビュー調査から-
    平畑 奈美
    ヨーロッパ日本語教育 21 338 - 343 2017年03月 [査読有り]
  • 「国際ボランティア」としての日本語教師と複言語・複文化主義-「非営利性」と「公共性」をめぐる考察-
    平畑 奈美
    ヨーロッパ日本語教育 19 185 - 190 2015年03月 [査読有り]
  • 平畑 奈美
    早稲田日本語教育学 5 15 - 29 早稲田大学大学院日本語教育研究科 2010年05月
  • 「多様化への対応」に向けた日本語教師養成の課題 -教師養成カリキュラムの現状分析から-(単著)
    平畑奈美
    Journal CAJLE 2009年
  • 日本語教師の教育価値観に影響する属性を探る-海外での日本語教育活動を想定した調査から-
    平畑 奈美
    海外の非母語話者日本語教師に特化した教育支援環境の調査と研究・研究報告書論文集 271 - 277 2008年03月
  • 非母語話者日本語教師の抱える教育上の課題とニーズの質的分析
    平畑 奈美
    海外の非母語話者日本語教師に特化した教育支援環境の調査と研究・研究報告書論文集 74 - 84 2008年03月
  • 平畑 奈美
    世界の日本語教育 18 1 - 19 独立行政法人国際交流基金 2008年
  • 平畑 奈美
    早稲田大学日本語教育研究= Waseda journal of Japanese applied linguistics 10 31 - 44 早稲田大学大学院日本語教育研究科 2007年03月
  • 平畑 奈美; HIRAHATA Nami
    お茶の水女子大学比較日本学研究センター研究年報 3 127 - 134 お茶の水女子大学比較日本学研究センター 2007年03月
  • 相馬森 佳奈; 呉 我泳; 栗原 玲子; 富樫 依子; 中野 玲子; 平畑 奈美; 山中 都
    早稲田大学日本語教育実践研究 2 2 125 - 134 早稲田大学大学院日本語教育研究科 2005年05月
  • 斉藤 幸子; 平畑 奈美
    心理学研究 62 2 75 - 81 学術雑誌目次速報データベース由来 1991年06月

書籍

講演・口頭発表等

  • オンライン日本語授業におけるアクティブラーニングの可能性 -多様なレベルのクラスに応用できるディベート活動の実践  [招待講演]
    ウズベキスタン世界言語大学 日本・中央アジア5か国外交関係樹立30周年祈念事業認定セミナー 2022年08月
  • 「アジア周縁地域」の視座からとらえる日本語・日本文化教育  [通常講演]
    平畑奈美
    多文化関係学会第20回年次大会 2021年10月 口頭発表(一般)
  • 中央アジアでの日本語教育における 母語話者と非母語話者の協働を考える:日本語教師養成の視点から  [招待講演]
    平畑奈美
    キルギスにおける日本語教育開始30周年記念国際研究大会(オンライン開催) 2021年08月 口頭発表(一般)
  • コロナ禍の日本の大学における日本語教師養成 -オンラインを活用した実習形式の模索-』
    平畑奈美
    文明のクロスロード13 日本研究国際フォーラム2020 (オンライン開催) 2021年02月
  • 「在外日本語教師」という表象の価値 ーフランスとウズベキスタンの邦人女性の意識に注目してー
    平畑奈美
    日本教育社会学会 第72回大会(オンライン開催) 2020年09月
  • 中央アジアで教育支援を行う 女性たちのキャリア意識: 日本の国際協力の枠組みの中で
    平畑奈美
    日本教育社会学会第71回大会 大正大学 2019年09月
  • 村上春樹を題材とした中上級授業の実践  [通常講演]
    平畑 奈美
    ウズベキスタン日本語教育セミナー 2019年03月
  • 「日本語教師の資格創設」をめぐる考察 若年層のインセンティブ向上のために  [通常講演]
    平畑 奈美
    日本語教育学会2018秋季大会(沼津コンベンションホール) 2018年11月
  • 「フランス語を学ぶ外国人から フランスで生きる日本語教師へ 「言語の格差」に向き合う日本人女性のライフストーリー  [通常講演]
    平畑 奈美
    多文化関係学会第17回年次大会(椙山女子大学) 2018年09月

MISC

  • 「グローバル人材」という名の象 -帰国生を国際人と呼ぶ前に考えておきたいこと-
    平畑 奈美 関西帰国生親の会かけはし編帰国生への学校案内2016 11 -7 2016年03月
  • 海外での日本語教育経験を通じた「日本観」の変化-青年海外協力隊日本語教師への聞き取り調査から-
    平畑 奈美 ココ出版『日本語教育と日本研究における双方向性アプローチの実践と可能性』香港日本語教育研究会編 719 -731 2014年11月 [査読有り]
  • 【教科書】滋賀大学で学ぶ留学生のための日本語 (「日本の地理歴史」の項)
    平畑 奈美 2013年03月
  • 書評論文-マルチ言語宣言 なぜ英語以外の外国語を学ぶのか-
    平畑 奈美 言語政策 8 67 -70 2012年12月 [査読有り]
  • 国際的人材としての日本語教師養成に向けて-母語話者JFL教師に望まれる資質の分析から-
    平畑 奈美 日本語教育学会2011年度春季大会 抄録集 111 -116 2011年05月
  • 海外で活動する日本人日本語教師に望まれる資質の構造化-これからの日本語教師養成に向けて-
    平畑 奈美 日本語教育学会2007年度春季大会 抄録 226 -231 2007年05月
  • 【教科書】初めてみよう話してみよう (助詞の項担当)
    平畑 奈美 中国残留孤児援護基金発行日本語教科書 2007年03月
  • 海外で活動する日本人日本語教師に望まれる資質
    平畑 奈美 日本語教育学会2006年度春季大会 抄録集 223 -228 2006年05月
  • 新版日本語教育辞典 「海外における日本語教育」章、「ウクライナ」
    平畑 奈美 新版日本語教育辞典 1010 -1010 2005年10月
  • 朝日新聞8月19日朝刊「私の視点」 日本語教育-国際化と「共生」の試金石-
    平畑 奈美 2005年08月
  • モスクワ国立大学における日本語教育
    平畑 奈美 国際交流基金派遣専門家報告書 2004年07月
  • バクー国立大学における日本語教育
    平畑 奈美 日本外交協会派遣専門家報告書 2003年07月
  • キエフ国立大学における日本語教育
    平畑 奈美 日本外交協会派遣専門家報告書 2001年07月
  • キエフ国立大学における日本語教育
    平畑 奈美 日本外交協会派遣専門家報告書 2000年07月
  • タシケント国立東洋学大学における 日本語教育
    平畑 奈美 日本外交協会派遣専門家報告書 1999年07月

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 国際ボランティア参加女性のキャリア教育プログラム開発-日本語教育の事例から-
    科学研究費補助金(基盤C)
    研究期間 : 2015年04月 
    代表者 : 平畑 奈美
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2011年04月 -2015年03月 
    代表者 : 平畑 奈美; 西山 教行; 森山 新; 佐久間 勝彦; 杉山 茂; 當作 靖彦; 福島 青史
     
    本研究は、JICAの青年海外協力隊日本語教師隊員を例に、海外業務を経験した日本の若者たちが、そこにどのような意義と問題を見出しているのかを探ったものである。隊員および元隊員らに、インタビュー調査(33名)と、アンケート調査(124名)を実施した結果、彼らが自身の海外経験に大きな満足と達成感を感じ、更なる社会貢献への強い意欲を持っていること、一方で、国際ボランティアとして日本語を教えたという業務の価値は日本社会で評価されず、自身の経験を社会還元できないという不全感を抱えていることが判明した。日本の国際化を進めるためにも、対外日本語普及活動に従事した若者のキャリア再形成の支援を考える必要がある。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2011年04月 -2015年03月 
    代表者 : 西山 教行; 大木 充; 境 一三; 古川 裕; 久村 研; 酒井 志延; 細川 英雄; 長谷川 由起子; 姫田 麻利子; 林田 理惠; 平畑 奈美; 李 煕卿; 清田 洋一; 平高 文也; 砂岡 和子; グラジアニ ジャンフランソワ; 長野 督; 倉舘 健一; 金子 百合子; 平井 素子; 斉藤 信浩; 金 美仙; 山口 高領; 塚原 信行
     
    本研究は,①各言語が共通に使えるシラバスや基盤的教材の開発をすること②外国語の使える学習者を増やすこと③学習者に言語使用を通して,東アジアとの,およびグローバルな交流を目指す視点を持たせることを目的として実施された。 このための基礎資料として,2012年5月,10月に各地の大学において第2外国語(ドイツ語,フランス語,中国語,スペイン語,韓国語,ロシア語)の学習者2万名あまりを対象として,外国語学習の動機に関するアンケート調査を実施した。その調査から,個別言語の動機付け並びに言語を横断し,各言語学習の特色を他言語との比較における解明を,2013年,2014年の語学教育エキスポにおいて発表した。
  • 海外経験による若年層のキャリアイメージの変化-青年海外協力隊日本語教師を対象とする調査から-
    科学研究費補助金(基盤C)
    研究期間 : 2011年 
    代表者 : 平畑 奈美
     
    JICA・青年海外協力隊の日本語教師として海外での勤務を経験したことが、若年層のその後のキャリア形成とナショナルアイデンティティの変化にどう影響したかを主に質的調査によって明らかにする
  • 海外におけるJFL教育、特に海外で活動する日本語母語話者教師の養成
    海外における日本語教育の持つ外交政策的特質に注目し、そこで活動するJFL教師に期待される役割を、政治的文脈と異文化接触の両面から考察する。さらに海外の教育現場で生じる各種の葛藤と解消のプロセスに注目し、分析を行う中で、日本が対外言語政策の一環として行う日本語教育を担う人材の育成のあり方を提言する。

委員歴

  • 2016年06月 - 2017年03月   国際厚生事業団   平成28年度社会福祉推進事業「介護分野の技能実習生の日本語学習方法及び学習教材等の調査開発事業」検討委員

社会貢献活動

  • 関西帰国生親の会かけはしセミナー2015「グローバル人材と いう名の象」~帰国生を国際人と呼ぶ前に考えておきたいこと~
    期間 : 2015年06月
    役割 : 講師
    主催者・発行元 : 関西帰国生親の会かけはし

その他のリンク

researchmap