研究者総覧

金 賢珠 (キム ヒョンジュ)

  • 食環境科学部健康栄養学科 教授
  • 食環境科学研究科食環境科学専攻 教授
Last Updated :2025/04/19

研究者情報

学位

  • 博士(農学)(東北大学)

科研費研究者番号

  • 70348176

J-Global ID

研究キーワード

  • 栄養学   脂質代謝   栄養学   PUFA   

研究分野

  • ライフサイエンス / 栄養学、健康科学
  • ライフサイエンス / 生理学

経歴

  • 2023年04月 - 現在  東洋大学食環境科学部 健康栄養学科教授
  • 2020年04月 - 2023年03月  帝京平成大学健康メディカル学部健康栄養学科准教授
  • 2018年04月 - 2020年03月  城西大学薬学部 医療栄養学科准教授

学歴

  •         - 1997年03月   東北大学   農学研究科   食糧化学科
  • 1987年03月 - 1991年02月   済州大学校   自然科学学部   食品栄養学科

所属学協会

  • 日本肥満学会   日本動脈硬化学会   日本栄養・食糧学会   日本薬学会   日本食生活学会   日本薬学会   

研究活動情報

論文

書籍

  • らくらく突破管理栄養士過去問ここだけ丸暗記
    城西大学薬学部医療栄養学科 (担当:共著範囲:第5章 応用栄養学)技術評論社 2016年03月 ISBN: 9784774185279
  • らくらく突破管理栄養士過去問ここだけ丸暗記
    城西大学薬学部医療栄養学科著 (担当:分担執筆範囲:第5章)技術評論社 2016年
  • 三訂 マスター応用栄養学
    市村雄平; 岡純 編著; 金賢珠 (担当:共著範囲:)健帛社 2015年04月 ISBN: 9784767905358
  • 2016年版 らくらく突破管理栄養士国家試験対策問題集
    城西大学薬学部医療栄養学科 (担当:共著範囲:第4、5章 基礎栄養学、応用栄養学)技術評論社 2015年 ISBN: 9784774173931
  • 三訂マスター 応用栄養学
    市村雄平; 岡純 編著 (担当:分担執筆範囲:4章)建帛社 2015年
  • 2016年度らくらく突破管理栄養士国家試験対策問題集
    城西大学薬学部医療栄養学科著 (担当:分担執筆範囲:第4、5章 基礎栄養学、応用栄養学)技術評論社 2015年
  • 2015年版 らくらく突破管理栄養士国家試験対策問題集
    城西大学薬学部医療栄養学科 (担当:共著範囲:第4、5章 基礎栄養学、応用栄養学)技術評論社 2014年
  • 2015年度らくらく突破管理栄養士国家試験対策問題
    城西大学薬学部医療栄養学科著 (担当:分担執筆範囲:第4、5章 基礎栄養学、応用栄養学)技術評論社 2014年
  • らくらく突破管理栄養士国家試験要点・重点総まとめ
    城西大学薬学部医療栄養学科 (担当:共著範囲:第4、5章 基礎栄養学、応用栄養学)技術評論社 2013年06月 ISBN: 9784774157054
  • 2014年版 らくらく突破管理栄養士国家試験対策問題集
    城西大学薬学部医療栄養学科 (担当:共著範囲:第4、5章 基礎栄養学、応用栄養学)技術評論社 2013年
  • らくらく突破管理栄養士国家試験要点・重点総まとめ
    城西大学薬学部医療栄養学科著 (担当:分担執筆範囲:第4、5章 基礎栄養学、応用栄養学)技術評論社 2013年
  • 2014年度らくらく突破管理栄養士国家試験対策問題
    城西大学薬学部医療栄養学科著 (担当:分担執筆範囲:第4、5章 基礎栄養学、応用栄養学)技術評論社 2013年
  • 2013年版 らくらく突破管理栄養士国家試験対策問題集
    城西大学薬学部医療栄養学科 (担当:共著範囲:第4、5章 基礎栄養学、応用栄養学)技術評論社 2012年
  • 2013年度らくらく突破管理栄養士国家試験対策問題
    城西大学薬学部医療栄養学科著 (担当:分担執筆範囲:第4、5章 基礎栄養学、応用栄養学)技術評論社 2012年
  • 食品-医薬品相互作用ハンドブック第2版
    城西大学薬学部医療栄養学科 (担当:共訳範囲:)丸善 2011年12月 ISBN: 9784621084731
  • 2012年版 らくらく突破管理栄養士国家試験対策問題集
    城西大学薬学部医療栄養学科 (担当:共著範囲:第5章 応用栄養学)技術評論社 2011年07月
  • 2011年版 らくらく突破管理栄養士国家試験対策問題集
    城西大学薬学部医療栄養学科 (担当:共著範囲:第5章 応用栄養学)技術評論社 2010年
  • 高脂血症非薬物療法 食事療法
    金 賢珠; 松本明世 (担当:共著範囲:)「日本臨床」脂質代謝異常-高脂血症・低脂血症 2007年07月
  • 食品-医薬品相互作用ハンドブック
    城西大学薬学部医療栄養学科 (担当:共訳範囲:)丸善 2005年03月 ISBN: 9784621075487
  • 保健機能食品・サプリメント-基礎と活用、2005‐2006年版
    岩瀬靖彦; 内田博之; 川嶋洋一; 金 (担当:共著範囲:)フットワーク出版社 2005年01月
  • 特定保健用食品「脂質の吸収・代謝の調整を保健の目的とする食品」(3)脂質代謝・吸収阻害(1)
    金 賢珠; 角田伸代; 池本真二; 和田政裕 (担当:共著範囲:)食生活97(11) 2003年01月
  • 特定保健用食品「脂質の吸収・代謝の調整を保健の目的とする食品」コレステロール
    池本真二; 角田伸代; 金 賢珠; 和田政裕 (担当:共著範囲:)食生活97(9) 2003年01月
  • 油脂の肥満およびインスリン抵抗性に及ぼす影響
    角田伸代; 金 賢珠; 池本真二 (担当:共著範囲:)New Food Industry 45(9) 2003年01月

講演・口頭発表等

MISC

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 食事由来の脂肪酸と高脂血症薬剤のフィブラートが体内脂質代謝に及ぼす影響
    日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2006年04月 -2008年03月 
    EPA やDHA のような n-3 系多価不飽和脂肪酸を多く含む魚油は、優れた血中脂質の低下の効果やインスリン抵抗性の改善及び抗肥満作用が注目されている。脂質代謝の重要な転写因子であるSterol regulatory element binding protein-1 (SREBP-1)に関する研究によって、多価不飽和脂肪酸の中性脂肪低下作用がSREBP-1の核内活性型の減少を介した肝臓での脂肪酸やコレステロール合成能の低下に関連することが明らかになった。 一方、高脂血症薬剤であるフィブラート系薬は核内ホルモン受容体であるPPARα(peroxisome proliferators-activated receptor α)とリガンドー受容体複合体を形成し、脂質代謝を制御することで、脂肪酸のβ酸化を誘導・亢進し、血中中性脂肪を低下させると考えられている。 本研究では、脂肪酸の種類や含有比率が異なる食用油と高脂血症薬剤のフェノフィブラートを同時に配合した食餌を実験マウスに与え、血中脂質低下作用への影響を調べる。フェノフィブラートと共に摂取される
  • 植物抽出発酵食品(NF-80)の肥満抑制作用メカニズムの解析
    受託研究(一般受託研究)
    研究期間 : 2007年01月 -2007年10月
  • 食事由来の脂肪酸とコレステロールが体内の脂質代謝に及ぼす影響
    科学研究費補助金
    研究期間 : 2004年04月 -2006年03月 
    過剰な動物性脂肪の摂取は、血中の中性脂肪やコレステロール値を上昇させ、様々な生活習慣病の引き金になっていることが懸念されている。食事により摂取する脂肪量と種類の選択が虚血性心疾患や生活習慣病の予防に有効であることから、本研究では、コレステロールと共に摂取される不飽和脂肪酸の形態が、脂質代謝の変動にどのような影響を与えるかを調べた。今年度は、多価不飽和脂肪酸が豊富な食用油とコレステロールを同時に添加した食餌条件下で、血中脂質値の変動及び脂質代謝機構の重要な転写因子であるSREBP-1タンパクの発現を調べた。
  • 食事由来の脂肪酸とコレステロールが体内の脂質代謝に及ぼす影響
    日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2004年04月 -2006年03月 
    多価不飽和脂肪酸の中性脂肪低下作用は、肝臓での脂肪酸β-酸化の亢進と中性脂肪合成能の低下によるものと考えられる。著者らはこれまで、肥満とインスリン抵抗性予防の効果を示す魚油がSREBP-1 mRNA及び核内活性型の減少を介し、SCD-1などの脂質生合成関連遺伝子の発現を押さえ、肝臓での脂肪酸やコレステロール合成能を低下させていることを明らかにした ( J. Biol. Chem., Vol.274, 1999) 。また、多価不飽和脂肪酸とコレステロールを同時に添加した食餌を実験マウスに与え、in vivoでのSREBP-1とSCD-1の発現調節を調べた。その結果、多価不飽和脂肪酸によるSREBP-1の核内活性型の発現低下はコレステロール添加により影響されないことが判明した。しかし、多価不飽和脂肪酸によるSCD-1の発現抑制効果はコレステロールの添加により打ち消され、SCD-1の遺伝子やタンパクの発現、酵素の活性が著しく増加していることも明らかにした ( J. Lipid Res., Vol.43, 2002) 。本研究では、このように
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2003年 -2004年 
    代表者 : 池本 真二; 金 賢珠
     
    魚油は、抗肥満、耐糖能改善、血中脂質低下作用等を有することが知られており、積極的な魚の摂取によって生活習慣病予防効果が期待できる。また近年、抗肥満因子として知られるレプチンが、直接あるいは交感神経系を介して末梢組織に作用し、インスリン抵抗性を抑制することが報告されており、魚油摂取量と血中レプチンレベルの関係が注目される。そこで、初年度に、魚油摂取量と血中レプチンレベルの検討を行なった結果、魚油摂取によって血中レプチン量ならびに脂肪組織のレプチンmRNA発現量が低下することが確認された。この現象が、脂肪組織の減少によるものなのか、直接的な魚油摂取によるものなのかは定かでない。また一方で、魚油は、酸化されやすいn-3系脂肪酸を多く含むという特徴を有しており、魚油の有効性に関する報告は少量摂取によるものであり、多量摂取による報告はほとんどなされていない。 そこで、さらに、高炭水化物食摂取条件下(魚油20%脂肪エネルギー食摂取)と高魚油食摂取条件下(魚油50%脂肪エネルギー食摂取)で、魚油摂取の肥満、耐糖能異常ならびに血清脂質レベル、過酸化脂質レベルに及ぼす影響を検討した。その結果、魚油摂取量が高いと、顕著な抗肥満、特に内臓脂肪の現象が見られ、血中レプチンならびにインスリンレベル、さらに血中TG、TCレベルが低下することが明らかになった。この時、肝臓の過酸化脂質レベルは顕著に増加し、この過酸化脂質の消失に関与すると報告されている肝臓のUCP2 mRNAレベルならびに骨格筋のUCP3 mRNAレベルが上昇することが明らかとなった。以上の結果より、抗肥満、耐糖能改善、血中脂質低下作用を目的とした魚油摂取は、20%脂肪エネルギーレベルの摂取が適切であると考えられる。
  • 多価不飽和脂肪酸の脂質代謝への影響
  • Hypolipidemic effects of PUFA and/or fenofibrate

担当経験のある科目

  • 応用栄養学Ⅲ
    帝京平成大学
  • 食の文化
    帝京平成大学
  • 応用栄養学実習
    帝京平成大学
  • 応用栄養学Ⅱ
    帝京平成大学
  • 応用栄養学Ⅰ
    帝京平成大学
  • 栄養学
    越谷市立看護専門学校
  • 卒業研究
    城西大学
  • 栄養生理学実習
    城西大学
  • 栄養学実習
    城西大学
  • 給食経営管理実習
    城西大学
  • 栄養教育論実習
    城西大学
  • 薬(薬学入門)
    城西大学
  • 食と健康
    城西大学
  • 特殊環境栄養学
    城西大学
  • ライフステージ栄養学
    城西大学
  • 生物学
    城西大学

社会貢献活動

  • 桂木ゆず調査研究業務
    期間 : 2016年04月 - 2017年02月 桂木ゆずを用いた食品機能解析実施
  • 高大連携事業 埼玉県立坂戸西高等学校 ご父母への大学における研修会 講義実施
    期間 : 2016年10月 高大連携事業 埼玉県立坂戸西高等学校 ご父母への大学における研修会 講義実施
  • 高大連携事業 埼玉県立坂戸西高等学校 ご父母への大学における研修会 講義実施
    期間 : 2015年10月 高大連携事業 埼玉県立坂戸西高等学校 ご父母への大学における研修会 講義実施
  • 日本水産油脂協会 水産油脂技術懇話会講義:魚油の抗肥満作用-その健康への役割-
    期間 : 2006年11月

その他のリンク

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