日本語
English
研究者総覧
全体
研究者氏名
著者名
検索
詳細
高橋 克也
(タカハシ カツヤ)
食環境科学部フードデータサイエンス学科 教授
研究者情報
学位
科研費研究者番号
J-Global ID
研究キーワード
経歴
学歴
所属学協会
論文
書籍等出版物
MISC
受賞
共同研究・競争的資金等の研究課題
委員歴
Last Updated :2025/04/19
研究者情報
学位
博士(政策研究)(2011年03月 政策研究大学院大学)
科研費研究者番号
20371015
J-Global ID
202501012211246775
研究キーワード
フードシステム、地域、食全般
経歴
2025年04月 東洋大学食環境科学部
2003年04月 農林水産政策研究所食料領域
2001年04月 国連世界食糧農業機構(FAO)
1997年04月 農業研究センター農村計画部
1989年04月 農業総合研究所経済政策部
学歴
2008年04月 - 2011年03月 政策研究大学院大学 博士課程
1987年04月 - 岩手大学大学院 農学研究科
1983年04月 - 山形大学 理学部 生物学科
所属学協会
日本公衆衛生学会 日本フードシステム学会 日本農業経済学会
研究活動情報
論文
食料品アクセス問題の解決に向けた移動販売車がもつ福祉的機能の評価-嘆願書データのテキストマイニングによる接近-
丸山 優樹; 玉木 志穂; 船津 崇; 高橋 克也
フードシステム研究 31 4 331 - 336 日本フードシステム学会 2025年
[査読有り]
小玉りんご輸出事業の国際マーケティング戦略 : 東南アジアへの輸出に主に着目して—International Marketing Strategies for Small Size Apples Export Business : Focusing on Export Business for Southeast Asia
八木 浩平; 高橋 克也
農業市場研究 = Agricultural marketing journal of Japan / 日本農業市場学会学会誌編集委員会 編 31 4 12 - 24 札幌 : 日本農業市場学会 ; 1992- 2023年03月
[査読有り]
「COVID-19の流行下における生活様式の変化と食品群・栄養摂取-在宅勤務による影響に着目-」
高橋 克也; 丸山 優樹
『農林水産政策研究』 37 41 - 58 2022年
[査読有り]
店舗の利用可能性からみた食料品アクセスと食品摂取
菊島 良介; 高橋 克也; 伊藤 暢宏; 大橋 めぐみ
フードシステム研究 27 4 139 - 150 日本フードシステム学会 2021年
[査読有り]
医療被ばくに関するリスク情報の記憶
竹西 亜古; 横山 須美; 竹西 正典; 高橋 克也; 若城 康伸; 金川 智惠
保健物理 55 2 71 - 85 日本保健物理学会 2020年07月
[査読有り]
国民健康・栄養調査からみた食料品アクセスと栄養および食品摂取:代替・補完関係に着目して
菊島 良介; 高橋 克也
日本公衆衛生雑誌 67 4 261 - 271 日本公衆衛生学会 2020年04月
[査読有り]
[Access to grocery stores and nutrition/food intake observed in the National Health and Nutrition Survey: Focusing on the substitution-complementary relation].
Ryosuke Kikushima; Katsuya Takahashi
[Nihon koshu eisei zasshi] Japanese journal of public health 67 4 261 - 271 2020年
都市部における食料品アクセス問題の現状と将来—Current Food Accessibility Problems in Japan from Urban Viewpoint—特集 健康なまち,健康になれるまち ; まちと健康のエビデンス
高橋 克也
都市計画 = City planning review / 日本都市計画学会 編 68 5 40 - 43 東京 : 日本都市計画学会 2019年09月
Comparison of Objective and Perceived Access to Food Stores Associated with Intake Frequencies of Vegetables/Fruits and Meat/Fish among Community-Dwelling Older Japanese.
Miwa Yamaguchi; Katsuya Takahashi; Masamichi Hanazato; Norimichi Suzuki; Katsunori Kondo; Naoki Kondo
International journal of environmental research and public health 16 5 2019年03月
[査読有り]
首都圏在住の成人男性における食事形態と食品群・栄養素摂取量の関係
八木 浩平; 高橋 克也; 菊島 良介; 山口 美輪; 大浦 裕二; 玉木 志穂; 山本 淳子
フードシステム研究 26 1 2 - 11 日本フードシステム学会 2019年
[査読有り]
多様な中食消費と個人特性,食品群・栄養素摂取の関係-カテゴリカル構造方程式モデリングによる分析-
高橋 克也; 薬師寺 哲郎
農林水産政策研究 早期公開 1 - 16 2019年
[査読有り]
リスクの科学的情報提供における記憶の正確性-飲料水の放射性物質規制を対象にした実験的研究-
高橋 克也
兵庫教育大学紀要 54 147 - 157 2019年
[査読有り]
食料品購買チャネル選択と食料品摂取の関係
高橋 克也
フードシステム研究 25 245 - 250 2019年
[査読有り]
日本の農村地域の中年および高齢居住者における自己報告の食品アクセス困難と栄養摂取量の相関(The Association between Self-Reported Difficulty of Food Access and Nutrient Intake among Middle-Aged and Older Residents in a Rural Area of Japan)
Yamaguchi Miwa; Takahashi Katsuya; Kikushima Ryosuke; Ohashi Megumi; Ikegawa Maria; Yakushiji Tetsuro; Yamada Yosuke
Journal of Nutritional Science and Vitaminology 64 6 473 - 482 2018年12月
[査読有り]
食料品アクセス問題における買い物サービス利用が食品摂取の多様性に及ぼす影響―農林水産情報交流ネットワーク事業全国調査結果の分析―
菊島 良介; 高橋 克也
農林水産政策研究 29 29 - 42 農林水産省 農林水産政策研究所 2018年09月
[査読有り]
The Association between Self-Reported Difficulty of Food Access and Nutrient Intake among Middle-Aged and Older Residents in a Rural Area of Japan.
Miwa Yamaguchi; Katsuya Takahashi; Ryosuke Kikushima; Megumi Ohashi; Maria Ikegawa; Tetsuro Yakushiji; Yosuke Yamada
Journal of nutritional science and vitaminology 64 6 473 - 482 2018年
[査読有り]
【シンポジウム報告】/食料品アクセス問題の現状と今後—─「平成27年国勢調査」に基づく新たな食料品アクセスマップの推計から─
高橋 克也
フードシステム研究 25 3 119 - 128 日本フードシステム学会 2018年
[査読有り][招待有り]
食料品アクセス問題の現状と今後-「平成27年国勢調査」に基づく新たな食料品アクセスマップの推計からー
高橋 克也
フードシステム研究 77 119 - 128 2018年
[査読有り]
全国市町村における食料品アクセス対策の動向 : 2012年、2015年全国市町村調査から—2017年度大会特集号
大橋 めぐみ; 高橋 克也; 菊島 良介; 池川 真里亜
フードシステム研究 = Journal of food system research / 日本フードシステム学会 編 24 3 281 - 286 藤沢 : 日本フードシステム学会 ; 1994-2020 2017年12月
[査読有り]
事業類型と立地特性からみた農業生産関連事業―『平成22年度6次産業化総合調査』の組み替え集計による―
大橋 めぐみ; 高橋 克也
農林水産政策研究 27 49 - 72 農林水産省 農林水産政策研究所 2017年11月
高齢女性の食料品アクセスが食生活と健康におよぼす影響の分析—─地方都市中心市街地における食品スーパー開店後の住民調査より─
大橋 めぐみ; 高橋 克也; 菊島 良介; 山口 美輪; 薬師寺 哲郎
フードシステム研究 24 2 61 - 71 日本フードシステム学会 2017年
[査読有り]
食料品の買い物における不便や苦労とその改善に向けての住民の意向 : 大都市郊外団地,地方都市,農山村における意識調査から
薬師寺, 哲郎; 高橋, 克也
農村生活研究 = Journal of the Rural Life Society of Japan 56 2 14 - 24 東京 : 日本農村生活学会 2013年03月
[査読有り]
生鮮食料品販売店舗への距離に応じた人口の推計―国勢調査と商業統計のメッシュ統計を利用して―
薬師寺 哲郎; 高橋 克也
フードシステム研究 20(1) 14 - 25 2013年
[査読有り]
食料品アクセス問題の実態と市町村の対応—─定量的接近と全国市町村意識調査による分析から─
高橋 克也; 薬師寺 哲郎
フードシステム研究 20 1 26 - 39 日本フードシステム学会 2013年
住民意識からみた食料品アクセス問題—──食料品の買い物における不便や苦労の要因──
薬師寺 哲郎; 高橋 克也; 田中 耕市
農業経済研究 85 2 45 - 60 日本農業経済学会 2013年
[査読有り]
食料品アクセス問題における店舗への近接性—─店舗までの距離の計測による都市と農村の比較─
薬師寺 哲郎; 高橋 克也
フードシステム研究 20 1 14 - 25 日本フードシステム学会 2013年
[査読有り]
食料品アクセス問題の実態と市町村の対応―定量的接近と全国市町村意識調査による分析から―
高橋克也
フードシステム研究 20 1 26 - 39 2013年
[査読有り]
生鮮食料品販売店舗への距離に応じた人口の推計-国勢調査および商業統計メッシュ統計を利用して-
高橋 克也
GIS ・ 理論と応用 20巻1号 31 - 37 2012年
[査読有り]
「食料品アクセス問題の現状と対応」(フードデザート・買い物弱者などの多面的視点から)
木立 真直; 高橋 克也
フードシステム研究 18 4 432 - 434 日本フードシステム学会 2012年
[招待有り]
生野菜に対する心理的安全性評価のプロセス―事件事故の記憶が取扱安全感に及ぼす影響―
竹西 亜古; 高橋 克也
農林水産政策研究 16 1 - 19 農林水産省 農林水産政策研究所 2009年10月
[査読有り]
フードチェーンにおける情報ニーズと開示の非対称性―ノンパラメトリック検定による検証―
高橋 克也; 河野 恵伸; 大浦 裕二
フードシステム研究 14 3 2 - 12 日本フードシステム学会 2008年
[査読有り]
フードシステムにおける生野菜の心理的安全性評価―構造方程式モデリングによる分析―
竹西 亜古; 高橋 克也
フードシステム研究 15 1 2 - 14 日本フードシステム学会 2008年
[査読有り]
青果物のトレーサビリティにおける情報伝達に関する一考察
河野 恵伸; 高橋 克也; 大浦 裕二; 佐藤 和憲
農林業問題研究 41 1 153 - 157 地域農林経済学会 2005年
[査読有り]
産地行動の視点からみた果樹経営安定対策の経済性-温州みかん産地の戦略的情報利用と協調行動-
松下 秀介; 高橋 克也; 小野 洋
農業情報研究 14 3 195 - 206 農業情報学会 2005年
[査読有り]
地域住民の直売所に対するニーズの推定--コンジョイント分析を用いて
大浦 裕二; 高橋 克也; 山田 伊澄
日本農業経済学会論文集 = Journal of rural economics / 日本農業経済学会 編 1999年度 321 - 326 東京 : 日本農業経済学会 ; 1996-2014 1999年
[査読有り]
温州みかん高品質化生産の動向
香月, 敏孝; 高橋, 克也
農業綜合研究 49 3 59 - 120 東京 : 農林水産省農業総合研究所 1995年07月
[査読有り]
新技術の経済性と流通対応
高橋 克也; 吉田 泰治; 矢野 昌充
農業綜合研究 48 3 145 - 179 農林省農業綜合研究所 1994年07月
[査読有り]
食品アイテム間の競合分析 : POSデータを用いた実証分析
高橋克也
農総研季報 15 19 - 25 1992年
[査読有り]
フロンティア生産関数による稲作の効率性分析
高橋, 克也
農業綜合研究 45 3 83 - 113 東京 : 農林水産省農業総合研究所 1991年07月
[査読有り]
書籍
フードビジネス論 : 「食と農」の最前線を学ぶ
大浦, 裕二; 佐藤, 和憲 ミネルヴァ書房 2021年05月 ISBN: 9784623091164 v, 190p
食料品アクセス問題と食料消費, 健康・栄養
高橋, 克也 (担当:編者(編著者)範囲:)筑波書房 2020年12月 ISBN: 9784811905839 xii, 218p
フードシステム入門 : 基礎からの食料経済学
薬師寺, 哲郎; 中川, 隆 (農業経済学); 清水, 純一; 新開, 章司; 高橋, 克也; 西, 和盛; 山口, 道利 建帛社 2019年04月 ISBN: 9784767906362 viii, 148p
食の安全・信頼の構築と経済システム
斎藤, 修; 中嶋, 康博; 新山, 陽子; 合崎, 英男; 栗原, 伸一; 石田, 貴士; 高橋, 克也; 森高, 正博; 立川, 雅司; 清原, 昭子; 工藤, 春代; 堀田, 和彦; 山口, 道利; 神井, 弘之; 湯川, 剛一郎 農林統計出版 2016年06月 ISBN: 9784897323459 x, 235p
超高齢社会における食料品アクセス問題 : 買い物難民,買い物弱者,フードデザート問題の解決に向けて
薬師寺, 哲郎; 浅川, 達人; 岩間, 信之; 高橋, 克也; 田中, 耕市 ハーベスト社 2015年03月 ISBN: 9784863390621 xvi, 278p
復興から地域循環型社会の構築へ : 農業・農村の持続可能な発展
清水, 純一; 坂内, 久; 茂野, 隆一 農林統計出版 2013年07月 ISBN: 9784897322773 vi, 435p
東日本大震災とフードシステム : 復旧から復興に向けて
日本フードシステム学会 農林統計出版 2012年10月 ISBN: 9784897322636 vii, 130p
直売型農業・農産物流通の国際比較
櫻井, 清一 農林統計出版 2011年01月 ISBN: 9784897322117 v, 212p
地域住民と農的空間
高橋, 克也; 安中, 誠司 農林統計協会 2002年01月 ISBN: 4541028905 vi, 190p
アメリカにおける有機農産物市場と基準設定をめぐる動向
香月, 敏孝; 高橋, 克也; 農政調査委員会 農政調査委員会 1992年11月 45p
MISC
2020年食料品アクセスマップと困難人口の推計について(1)—国民一人一人に食料を届ける(1)
高橋 克也 週刊農林 (2554) 8 -10 2024年08月
食料品アクセス問題からみる未来のまち
高橋 克也 農業と経済 87 92 -97 2021年
わが国の食料品アクセス問題の実態と高齢者—Current food accessibility problems and senior citizens in Japan—特集 超高齢社会における食と健康
高橋 克也 JATAFFジャーナル = JATAFF journal : 農林水産技術 8 (12) 18 -22 2020年12月
我が国の食料品アクセス問題の実態と高齢者
高橋 克也 JATAFFジャーナル 8 18 -22 2020年
新たな食料品アクセスマップからみた食料品アクセス困難人口の動向-平成27年国勢調査に基づく推計結果-
高橋 克也 農林水産政策研究レビュー 86 4 -5 2018年
高齢者の食と健康 : 食料品アクセス問題の視点から—特集 再考 日本の食文化 : 生産・生活・歴史 ; 日本の食はどう変わったか
高橋 克也 農業と経済 : quarterly journal of food, agriculture and social studies / 『農業と経済』編集委員会 編 82 (7) 34 -41 2016年06月
日本における食料品アクセス問題
高橋 克也 農林水産政策研究所レビュー 55 4 -5 2013年
政策法務研究室 食料品アクセス問題の現状と自治体の対応
高橋 克也 自治体法務navi : 自治体法務情報誌 45 16 -22 2012年02月
我が国における食料品店と住民の距離
高橋 克也 サプライチェーンプロジェクト研究資料 第1号 185 -214 2012年
ポール・ロバーツ著(神保哲生訳)
『食の終焉─グローバル経済のもたらしたもうひとつの危機─』
高橋 克也 フードシステム研究 19 (1) 26 -28 2012年
食料品アクセス問題に関する市町村の意識
高橋 克也 サプライチェーンプロジェクト研究資料 第1号 215 -241 2012年
食料品アクセス問題に関する住民意識
高橋 克也 サプライチェーンプロジェクト研究資料 第1号 133 -184 2012年
食料品アクセス問題に関する市町村の意識
高橋 克也 サプライチェーンプロジェクト資料 1号 215 -241 2012年
書評 南石晃明編著『東アジアにおける食のリスクと安全確保』—Book reviews: T. Nanseki ed., Food risk and safety in East Asia
高橋 克也 農業経済研究 = Journal of rural economics / 日本農業経済学会 編 83 (2) 106 -108 2011年09月
米粉用米の実需の現状と課題
高橋 克也 農林中金総合研究所・総研レポート『米粉・飼料米・水田放牧を巡る最近の動向』 22巻4号 2011年
マリオン・ネスル著(久保田裕子・広瀬珠子訳) 『食の安全-政治が操るアメリカの食卓-』
高橋 克也 フードシステム研究 16 (4) 48 -51 2010年
生野菜に対する心理的安全性評価のプロセス--事件事故の記憶が取扱安全感に及ぼす影響
竹西 亜古; 高橋 克也 農林水産政策研究所レビュー = PRIMAFF review / 農林水産省農林水産政策研究所 編 (34) 12 -15 2009年12月
海外情報 イタリアにおけるスローフード・直売支援活動から
高橋 克也 野菜情報 = Vegetable information / 農畜産業振興機構調査情報部 編 64 48 -52 2009年07月
農業・農村の活性化とJA(第12回)環境保全型農業とJAに求められるもの--全国環境保全型農業推進コンクール受賞者アンケートより
高橋 克也 農業協同組合経営実務 63 (1) 29 -34 2008年01月
マンスリー食料需給情報(6)生産流通情報におけるフードチェーンの情報ニーズと開示対応
高橋 克也 農林統計調査 / 農林統計協会 編 54 (9) 62 -65 2004年09月
第6章 住民の購買行動からみた農業 農村意識
高橋克也 地域住民と農的空間 2000年
地域特産物のマーケティング対応 : 茨城産ほしいもを事例として
高橋, 克也 関東東海農業経営研究 (89) 77 -80 1998年12月
四国中山間地域における農林水産関連産業の経済規模の試算
尾関 秀樹; 高橋 克也; 小野 洋 農業経営研究 36 (2) 71 -76 1998年
食糧法とコメ消費の動向—コメ市場の新展開--こう動く・こう対応する ; 新食糧法下でコメ市場はこう動く
高橋 克也 農業と経済 : quarterly journal of food, agriculture and social studies / 『農業と経済』編集委員会 編 61 (15) p34 -41 1995年12月
受賞
2023年03月 日本農業経済学会 The 11th ASAE大会賞日本語セッション特別賞
「コミットメントによる野菜摂取量の変化―生体情報を用いたランダム化比較試験による―」
受賞者: 玉木志穂;髙橋克也
2022年06月 日本フードシステム学会 学会賞・学術賞
「食料品アクセス問題と食料消費、健康・栄養」
2018年06月 日本フードシステム学会 学会賞・学会誌賞
「高齢女性の食料品アクセスが食生活と健康におよぼす影響の分析」
2016年06月 日本フードシステム学会 学会賞・学術賞
「食料品アクセス問題に関する一連の研究」
共同研究・競争的資金等の研究課題
長期的なアクセス条件が食生活に及ぼす影響と改善効果の検証
日本学術振興会:
科学研究費助成事業
研究期間 :
2022年04月 -2025年03月
代表者 :
高橋 克也; 薬師寺 哲郎; 山本 祥平; 丸山 優樹; 船津 崇; 玉木 志穂
食料品アクセス問題は、高齢者の食生活や健康といった個人やミクロ面にも悪影響を及ぼす、超高齢社会である我が国において早急に解決すべき重要な課題である。 本研究では、アクセスマップを応用してアクセス条件の変化が食生活に及ぼす影響とその改善効果を検証することを目的とするが、なかでも食料品アクセス問題が個人・ミクロ面に及ぼす影響に焦点をあて、所属機関での研究成果であるアクセスマップを応用した住民調査を実施することで、アクセス条件の変化を考慮した住民調査と食生活改善の提案に関する調査を行う。アクセスマップから抽出された過去10年、3時点でアクセス条件が大きく変化した地域について、各自治体のアクセス対策や社会経済要因等を考慮しながら住民調査を実施するとともに、自治体関係者等との協議調整後、高齢者を対象にした食事摂取頻度調査を組み込んだ住民調査を再度実施する。
新たな食料品アクセスマップによる超高齢社会での食生活改善に向けた実験的介入研究
日本学術振興会:
科学研究費助成事業
研究期間 :
2018年04月 -2024年03月
代表者 :
高橋 克也; 薬師寺 哲郎; 池川 真里亜
本研究は、食料品アクセス問題において生活の質に直結する食生活への影響とその改善効果について個人・地域レベルでの食生活改善の提案とその効果を検証した。主観的な買い物の不便さと食品摂取の多様性の関係では、男性単身世帯では他世帯類型より食料品の摂取頻度が低い傾向が確認され、これら世帯への食料品調達・摂取に関するサポートの必要性が示唆された。同時に、アクセス条件を緩和する移動販売等の消費者選好調査をBWS手法により実施したところ、生鮮品の鮮度に次いで販売員との会話が重要視し、その傾向は後期高齢者で高くなる特徴が確認され、移動販売は高齢者の生活を維持・向上において一定の貢献していることが確認された。
人口減少・高齢化の下での中食の供給構造の動向とその健全な成長に関する研究
日本学術振興会:
科学研究費助成事業
研究期間 :
2017年04月 -2022年03月
代表者 :
薬師寺 哲郎; 高橋 克也; 八木 浩平
成長が著しい中食産業について、その供給構造を分析し、食品製造業や飲食サービス業の成長に大きな貢献をした一方で、労働集約的であり1人当たりの付加価値が小さいことを確認した。今後、生産年齢人口の減少に伴い、製品や労賃の大幅な価格上昇の可能性がある。また、中食消費と栄養摂取の関係について分析し、主食的中食の頻度上昇が炭水化物摂取に正の影響を及ぼし、おかず的中食の頻度上昇は炭水化物摂取に負の影響を及ぼすことなどを明らかにした。最後に、折から発生した新型コロナウィルス感染症の問題が与えた食料消費パターンへの影響を調査し、飲食店の食事の頻度減少がデリバリーの大幅増加につながったことを明らかにした。
わが国における社会的弱者の青果物消費規定要因に関する実証的・実験的研究
日本学術振興会:
科学研究費助成事業
研究期間 :
2016年04月 -2019年03月
代表者 :
大浦 裕二; 山本 淳子; 中嶋 晋作; 新開 章司; 氏家 清和; 吉田 晋一; 櫻井 清一; 高橋 克也; 八木 浩平
本研究では、非経済的要因にも考慮した青果物消費の規定要因に関する研究を行った。主な成果は以下の通りである。①消費者属性と個人の青果物消費水準の関係については、年齢とソーシャル・キャピタルの影響が見られた。②低所得層に特有の傾向として、食生活を重視することと野菜摂取割合が高いことに関連が見られた。③貧困層は一般層と比べ、野菜を好きではない者、健康のため必要な野菜の量を過少に認識した者、実際に野菜摂取量が少ない者が多く、その背景には、子どもの頃からの食生活や食への関心の低さが窺われた。④リフレーミングを提示することによる青果物購買への影響は部分的であった。
食環境、散策場所の環境と健康指標との関連
日本学術振興会:
科学研究費助成事業
研究期間 :
2015年04月 -2018年03月
代表者 :
山口 美輪; 高橋 克也
農村部の40歳以上の住民に主観的な食料品アクセスと栄養摂取量との関連を調べたところ、男性において買い物の苦労がある者は、苦労がない者と比較して1日の低脂質、高炭水化物の栄養素エネルギー比であったことが明らかになった。 次に、地理情報システムから地理的な食料品アクセスの距離を推定し、高齢者における地域レベルの食料品アクセスと野菜・果物と肉・魚の摂取頻度との関連について都心部/郊外と農村地域に分けてそれぞれ分析を行った。その結果、都心部/郊外の地理的食料品アクセスが悪い住民は、良い住民より野菜・果物摂取頻度がより高いことが分かった。
非経済的要因を組み込んだ青果物消費構造モデルの構築と検証
日本学術振興会:
科学研究費助成事業
研究期間 :
2013年04月 -2016年03月
代表者 :
大浦 裕二; 中嶋 晋作; 木立 真直; 小野 史; 霜浦 森平; 森尾 昭文; 茂野 隆一; 櫻井 清一; 河野 恵伸; 山本 淳子; 高橋 克也; 須田 文明; 戸川 律子
本研究では、非経済的要因にも考慮した青果物消費の規定要因に関する研究を行った。主な成果は以下の通りである。需要体系分析では、サラダは家庭消費に浸透してきており、少人数世帯ほど消費が増加してきていることが明らかとなった。また共分散構造分析では、野菜と果実ともに健康・安全志向が消費量に影響しており、野菜では調理志向、果実では共食志向が消費量に影響していることが明らかになった。以上の結果から、青果物の消費拡大には、健康・安全面をアピールするとともに、野菜では調理メニューの提案とカット野菜での消費拡大、果実では一緒に食べることの楽しさの遡及が有効であると考える。
少子高齢化社会における食料品アクセス問題の動向とその解決方策に関する研究
日本学術振興会:
科学研究費助成事業
研究期間 :
2012年04月 -2016年03月
代表者 :
薬師寺 哲郎; 高橋 克也; 浅川 達人; 岩間 信之; 田中 耕市
食料品アクセス問題を、マクロ、ミクロ、ローカルの各側面から分析し、その解決策についての含意を得た。 マクロの側面については、今後、都市部を中心に高齢の買い物困難者が増加する可能性があることを数量的に明らかにした。ミクロの側面については、大都市郊外の団地を例に分析し、食料品の買い物に苦労している高齢女性は、食の外部依存を高め、食品摂取の多様性を低め、さらに健康に悪影響を及ぼしている可能性を明らかにした。ローカルの側面では、高齢化が進んだ地方都市で,主として高齢ボランティアにより、店舗が運営されている事例を分析し、今後,健康でアクティブな高齢者の社会参加が重要な課題になることが示唆された。
テーマ・コミュニティ化する農村における経済多角化活動とその評価に関する研究
日本学術振興会:
科学研究費助成事業
研究期間 :
2012年04月 -2015年03月
代表者 :
櫻井 清一; 栗原 伸一; 丸山 敦史; 西山 未真; 霜浦 森平; 石田 貴士; 新開 章司; 大浦 裕二; 藤田 武弘; 横山 繁樹; 久保 雄生; 高橋 克也; 市田 知子; 佐藤 和憲; ガナス
本研究では,地域外に居住する消費者などを利害関係者として取り込んだ地域社会のあり方を「テーマ・コミュニティ」ととらえたうえで,テーマ・コミュニティ化が進展する農村での経済多角化活動の発展の実態を具体的に捉えるとともに,その成果をわかりやすい手法・指標で評価することを目指した。利害関係者の多様化に伴い,テーマ・コミュニティが想定する地理的範囲は海外まで広がっていること,同時に域外の関係者の活動が農村住民に刺激を与え,新たな経済活動を生み出していることを解明した。また活動の成果をDPモラール法を用いて視覚的に説明する手法を試行した。
農村多角化経済活動の発展とその社会的成立基盤に関する地域間比較研究
日本学術振興会:
科学研究費助成事業
研究期間 :
2009年 -2011年
代表者 :
櫻井 清一; 霜浦 森平; 新開 章司; 大浦 裕二; 藤田 武弘; 市田 知子; 横山 繁樹; 久保 雄生; 佐藤 和憲; 高橋 克也
農村経済多角化に資する経済活動の運営方式と、地域レベルの経済活動を下支えする社会的成立基盤との関係性を分析し、以下の諸点を明らかにした。(1)農産物直売所が開設されている農村社会では、高齢出荷者の社会活動レベルの低下および出荷活動の停滞がみられる一方、後発参入者が広域的な社会ネットワークを広げ、出荷活動にも積極的である。(2)多角化活動の実践は地域社会における経済循環を形成している。(3)政府による農商工等連携事業において、農業部門の自主的な参画・連携がみられない。(4)アイルランドで活発な地域支援組織LAGはプロジェクト方式で自主的に運営され、地域の利害関係者間に新たな協働をもたらしている。(5)アメリカの消費者直売型農業にかつてみられたオールタナティブ性が変化し、対面型コミュニケーションが希薄化している。
グローバリゼーション下における消費者直売型農産物流通の国際比較研究
日本学術振興会:
科学研究費助成事業
研究期間 :
2006年 -2008年
代表者 :
櫻井 清一; 霜浦 森平; 新開 章司; 佐藤 和憲; 大浦 裕二; 藤田 武弘; 市田 知子; 高橋 克也; 横山 繁樹; 新開 章司; 佐藤 和憲; 藤田 武弘; 高橋 克也; 大浦 裕二
アジアおよび欧米諸国で多様に展開している農産物および加工食品の消費者向け直売活動について、運営の仕組みや農家・地域社会に与える影響を国際比較した。アジア諸国では農村・農家主導で直売が展開しているのに比べ、欧米諸国では都市部の消費者が直売型流通を主導している。流通業の国際化と食文化の標準化は国を超えて浸透しているが、その中でも地域の食材を評価し実際に購入できる場として農産物直売は評価されている。
委員歴
日本フードシステム学会 理事・編集委員
日本農業経済学会 理事・編集委員
日本農業経営学会 理事・編集委員
その他のリンク
researchmap
https://researchmap.jp/FoodAccess