研究者総覧

藤野 竜也 (フジノ タツヤ)

  • 理工学部応用化学科 教授
  • 理工学研究科応用化学専攻 教授
  • バイオ・ナノエレクトロニクス研究センター 研究員
  • 工業技術研究所 研究員
Last Updated :2024/04/23

研究者情報

学位

  • 博士(理学)

J-Global ID

研究キーワード

  • 時間分解分光法   赤外分光法   質量分析法   レーザー脱離イオン化法   

研究分野

  • ナノテク・材料 / 分析化学

経歴

  • 2016年04月 - 現在  東洋大学理工学部応用化学科教授
  • 2005年04月 - 2016年03月  首都大学東京都市教養学部理工学系化学コース准教授
  • 2002年04月 - 2005年05月  理化学研究所田原分子分光研究室基礎特別研究員
  • 1999年04月 - 2002年03月  日本学術振興会分子科学研究所特別研究員(PD)
  • 1998年04月 - 1999年03月  日本学術振興会東京工業大学特別研究員(PD)
  • 1997年10月 - 1998年03月  日本学術振興会東京工業大学特別研究員(DC2)

学歴

  •         - 1998年   東京工業大学   総合理工学研究科   電子化学

所属学協会

  • 触媒学会   日本分析化学会   日本化学会   

研究活動情報

論文

産業財産権

  • 特許10/672,775 (米国):TIME-RESOLVED FLUORESCENCE MICROSCOPE  
    田原太平, 藤野竜也
  • 特開2004-309458:和周波発生法を用いたフェムト秒時間分解蛍光顕微鏡  
    田原太平, 藤野竜也
  • 特開2014-52295:分析用試薬組成物及び分析方法  
    藤野 竜也
  • 特開2009-186298:包接マトリクスを用いたMALDI法  
    藤野竜也, 山口惣大, 伊永隆史
  • 特許第4557723号:非走査型時間分解蛍光顕微鏡  
    田原太平, 藤野竜也, 藤間卓也

受賞

  • 2007年09月 日本化学会第1回関東支部大会 優秀発表賞
     
    受賞者: 藤野 竜也
  • 2006年01月 日本分析化学会関東支部 新世紀賞
     
    受賞者: 藤野 竜也
  • 2004年05月 日本分光学会平成16年度日本分光学会春季講演会 優秀発表賞
     
    受賞者: 藤野竜也

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 非解離レーザー脱離機構の解明と励起空間制御による高効率法の開発研究
    日本学術振興会:科学研究費補助金 基盤研究B
    研究期間 : 2015年04月 -2020年03月 
    代表者 : 藤野 竜也
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2012年10月 -2016年03月 
    代表者 : 米澤 徹; 藤野 竜也; 石田 洋平; 石田 洋平
     
    本研究では、SALDIに適したナノ粒子を合成し、それをイオン化支援材として基板上に塗布して用い、薬物・毒物分析が容易なレーザー脱離イオン化法の確立とそのメカニズムの解明を目的とした。同じ粒子では大きな粒子のほうがソフトイオン化能が高いことが分かり、ナノ粒子のレーザーによる昇温が穏やかな場合が適していると考えられた。また、Naをドープした酸化チタンが優れたSALDI能を示すことから、LDIではレーザーによって基板表面から脱離される中性分子は十分にあり、表面支援材であるナノ粒子のイオン附加能を引き上げることによって、検出イオンの量を増やすことができることを明らかとした。
  • 非解離レーザーイオン化法の開発による生理活性物質の選択的高効率検出と機構研究
    日本学術振興会:科学研究費補助金 基盤研究C
    研究期間 : 2012年04月 -2015年03月 
    代表者 : 藤野 竜也
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2011年 -2013年 
    代表者 : 浅野 素子; 藤野 竜也
     
    生体内および人工合成分子系において、電子移動・エネルギー移動を初めとする長距離ダイナミクスがどのような要因に支配されるのかは極めて重要である。これまで長距離相互作用によるダイナミクスは直線的な架橋部をもつ分子系について精力的に研究がなされてきたが非直線的経路をもつ分子系についてはほとんど研究がなされていなかった。本研究では、ポルフィリン錯体を末端クロモフォアとして選び、架橋子で配向固定されるように連結した分子系において、長距離相互作用によるダイナミクスの経路結合依存性や経路形状依存性を、系統的実験により明らかにした。超交換機構における経路上の分子軌道の関与が重要であることを示した。
  • 時間分解分光法を用いた非解離イオン化質量分析機構の研究
    文部科学省:科学研究費補助金 特定領域研究
    研究期間 : 2007年04月 -2012年03月 
    代表者 : 藤野 竜也
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2010年 -2012年 
    代表者 : 兒玉 健; 藤野 竜也; 城丸 春夫; 阿知波 洋次; 若林 知成
     
    C60、C70、C78の有機溶媒溶液に高強度フェムト秒レーザーを照射し、生成する新奇炭素クラスターの同定を行った。同定の手段として、質量分析・可視紫外吸収・高速液体クロマトグラフィ-分析を用いた。C2脱離によって生成した炭素クラスターは不安定であり、凝集体を形成することが分かった。また、付加体の生成も示唆された。
  • 微小領域構造の超高速多次元蛍光顕微分光
    日本学術振興会:科学研究費補助金 若手研究A
    研究期間 : 2005年04月 -2008年03月 
    代表者 : 藤野 竜也

委員歴

  • 2005年04月 - 現在   日本分光学会生細胞分光部会   幹事
  • 2008年04月 - 2009年03月   日本分析化学会   代議員
  • 2005年04月 - 2007年03月   日本分析化学会関東支部   幹事

担当経験のある科目

  • 現代を生きるための化学
    放送大学
  • 物理化学特論
    東洋大学大学院
  • 分析化学
    西安工程大学
  • 化学物質と社会(一般教養)
    首都大学東京
  • 分析化学
    首都大学東京
  • 化学結合論/量子化学/物理化学IV
    東洋大学
  • 環境計測特論
    法政大学大学院
  • 分析化学
    法政大学
  • 量子化学特論
    神戸大学大学院
  • 分光光化学
    首都大学東京大学院

その他のリンク

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