伊藤 政博 (イトウ マサヒロ)
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伊藤政博氏は、立教大学理学部化学科で学部課程を修了した後、1994年に東京工業大学大学院理工学研究科化学工学専攻で博士号を取得した。1994年から1997年まで、ニューヨークのマウントサイナイ医科大学の生化学科で研究員(ポストドクター)を務めた。1997年、伊藤教授は東洋大学生命科学部に常勤講師として着任した。 2002年国際極限環境微生物学会賞(若手ポスター賞)、2005年日本極限環境微生物学会奨励賞、2011年日本学術振興会賞(若手研究者研究貢献賞)受賞。2008年から2010年まで文部科学省プログラムオフィサー。2020年4月より「持続可能な開発目標(SDGs)達成に向けた極限環境微生物の先端科学の社会実装」をテーマに立ち上げられたバイオレジリエンス研究プロジェクトのプログラムディレクターに就任。本プロジェクトは東洋大学2021年度重点研究プログラムに採択されている。また、本プロジェクトは、東洋大学2024年度重点研究プログラムに採択されて、現在、第2期のプロジェクト「極限環境微生物で循環型社会を実現し、生活環境を豊かに!~TOYO SDGsGlobal2024-2030-2037~」が進行している。彼は、Frontiers in Microbiology誌(Extremophiles, and Microbial Physiology and Metabolism sections)のAssociate Editor、Applied and Environmental Microbiology誌(ASM)とEngineering Microbiology誌(Elsevier)とExtremophiles誌(Springer)のEditorial Board member、Journal of Biochemistry誌の advisory board member を務めています。2023年より内閣府食品安全委員会専門委員に就任し、現在に至る。彼の研究プログラムは、極限環境微生物の基礎と応用に焦点を当てており、特に好アルカリ性微生物と好塩性微生物に重点を置いている。詳細は下記ウェブサイトをご覧ください。 http://www2.toyo.ac.jp/~ito1107/research_en.html