分権的発展の効果と潜在力:インド29州の比較分析を通じた民主主義的安定のかたち
日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(A)
研究期間 : 2017年04月 -2022年03月
代表者 : 吉田 修; 北川 将之; 森 悠子; 上田 知亮; 石坂 晋哉; 田辺 明生; 油井 美春; 志賀 美和子; 近藤 則夫; 木村 真希子; 舟橋 健太; 中溝 和弥; 和田 一哉; 小西 公大; 小川 道大; 板倉 和裕; 三輪 博樹
6月に第一回の研究会・打合せ会を神戸女学院で開催し、年間スケジュールのほか、ウェブサイト開設の準備ができたので、メンバーが担当部分を埋めていくこと、その際に公開の程度については確認をしたうえで行うこと(研究対象が秘匿を必要とする場合等が存在する)等を定めた。また、年度中にインド・バンガロールの社会変化研究所(ISEC)での2回目の国際セミナーを行うこと、本科研の前身科研の最後に行ったISECでの国際セミナーをベースとした出版を進めていくことを再確認した。また、研究はメンバーに研究費を均等に配分して各自のイニシアチブで進めていくスタイルを継続した。
1月にISECでの国際セミナーの準備のための研究会を津田塾大学で実施、3月にISECで2度目の国際セミナーを実施して、翌日に今後の研究協力について協議した。この中では、今後、インド国内での調査等が行いやすくなるよう、インド側の研究者との間で研究分野・対象に関する情報を交換し、共同研究を実質化する体制を整えることに合意した。同様の合意は、その後に研究代表者が訪問したパンジャーブ大学においても行われた。
出版については、国際セミナーののちの協議で速やかに進めていくことで合意し、具体的な工程表を作成した。