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川副 早央里
(カワゾエ サオリ)
社会学部社会学科 准教授
研究者情報
学位
J-Global ID
研究キーワード
研究分野
所属学協会
論文
書籍等出版物
MISC
共同研究・競争的資金等の研究課題
委員歴
担当経験のある科目
Last Updated :2025/06/06
研究者情報
学位
修士(文学)(早稲田大学)
J-Global ID
201601019974468880
研究キーワード
地域社会学 災害社会学 地域研究 社会調査 災害復興 原発避難 地域アイデンティティ
研究分野
人文・社会 / 社会学 / 地域社会学
所属学協会
早稲田社会学会 日本災害復興学会 日本都市学会 関東都市学会 地域社会学会 日本社会学会 日本都市社会学会 環境社会学会
研究活動情報
論文
原子力災害後の生活再建と二拠点生活―近距離避難地域に着目して―
川副早央里
地域社会学会年報 34 60 - 72 2022年05月
[招待有り]
原発事故被災地域における住宅と生活の再建―事故から10年目の到達点と課題
川副早央里
社会学年誌 63 43 - 60 2022年03月
[招待有り]
富岡町と浪江町の10 年目─第7回シニア社会学会シンポジウムの議論から─
川副早央里; 松村治; 浦野正樹; 長田攻一
WASEDA RILAS JOURNAL 9 307 - 313 2021年10月
帰還しないと決断したふるさととの絆─第 6 回シンポジウムの議論から─
川副早央里・松村治・浦野正樹・長田攻一
WASEDA RILAS JOURNAL 8 375 - 383 2020年10月
「ふるさと喪失」による精神的苦痛の当事者における認識構造-福島県浪江町民「精神的損害実態調査アンケート」の二次分析より
川副早央里; 西野淑美; 高木竜輔
東洋大学社会学部紀要 57 2 59 - 73 2020年03月
福島第一原発事故後の<二点居住>という生活のかたち
川副早央里; 松村治; 浦野正樹; 長田攻一
WASEDA RILAS JOURNAL 7 437 - 446 2019年10月
あれから7年~首都圏への長期避難者が抱える葛藤と課題
松村治; 長田攻一; 川副早央里; 浦野正樹
WASEDA RILAS JOURNAL 6 551 - 532 2018年10月
ドイツにおける炭鉱跡地の活用と地域存続の戦略 世界遺産ツォルフェライン炭鉱の事例から
川副 早央里
ソシオロジカル・ペーパーズ 26 31 - 42 早稲田大学大学院社会学院生研究会 2017年03月
第12回総合研究機構研究成果報告会: 立ち上がれ!早稲田地方創生フォーラム
石山, 敦士; 花井, 俊介; 牧野, 光朗; 早田, 宰; 佐藤, 滋; 橋爪, 亮典; 石破, 茂; 浦野, 正樹; 阿部, 俊彦; 上原, 佑貴; 川副, 早央里; 黒澤, 武邦; 畠田, 千鶴
プロジェクト研究 12 131 - 171 早稲田大学総合研究機構 2017年03月
震災アーカイブの社会的意義に関する考察 : 東日本大震災アーカイブ写真展の事例から
川副 早央里
災害・復興と資料 7 21 - 29 新潟大学災害・復興科学研究所危機管理・災害復興分野 2016年
福島第一原発事故による長期避難の実態と原発被災者受け入れをめぐる課題 (特集 東日本大震災から5年 : 「避難」をどう捉えるか)
高木 竜輔; 川副 早央里
難民研究ジャーナル = Refugee studies journal 6 23 - 41 難民研究フォーラム ; 2011- 2016年
Challenges for Safe and Secure Community Development in Traditional Architectures Preservation Districts–A Case Study on Tochigi District
川副早央里; 豊川斎赫; 浦野正樹; 今井文子
Journal of Disaster Research 10 5 874 - 886 2015年10月
[査読有り]
東日本大震災に関する震災資料の保存状況に関する考察 -いわき市における「震災資料の所在調査」の結果から-
川副 早央里
ソシオロジカル・ペーパーズ 24 1 - 14 早稲田大学大学院社会学院生研究会 2015年03月
宮城県石巻市における仮設住宅団地の生活実態
中島 正裕; 川副 早央里; 塩田 光; 大矢根 淳
農村計画学会誌 34 2 167 - 176 農村計画学会 2015年
原子力災害後の政策的線引きによるあつれきの生成 -原発避難者を受け入れる福島県いわき市の事例から-
川副 早央里
早稲田大学総合人文科学研究センター研究誌 = WASEDA RILAS JOURNAL 2 19 - 30 早稲田大学総合人文科学研究センター 2014年10月
浜通りの震災記憶を紡ぐ : 震災アーカイブの取り組みと課題
川副 早央里
いわき明星大学人文学部研究紀要 27 52 - 60 いわき明星大学 2014年03月
原発避難者の受け入れをめぐる状況 : いわき市の事例から (特集 東日本大震災と原発事故(シリーズ8)原発避難の現在)
川副 早央里
環境と公害 42 4 37 - 41 岩波書店 2013年
いわき市の東日本大震災の影響に関する一考察 : 〈中心〉と〈周縁〉の視点から
川副 早央里
ソシオロジカル・ペーパーズ 21 1 - 26 早稲田大学大学院社会学院生研究会 2012年03月
震災後の支援格差と支援漏れに対する地元NPO の取り組み:-宮城県石巻市NPO法人フェアトレード東北-
中島 正裕; 塩田 光; 川副 早央里
農村計画学会誌 31 3 498 - 502 THE ASSOCIATION OF RURAL PLANNING 2012年
地域の文化的創造性 : 神楽坂地域を事例として
川副 早央里
関東都市学会年報 0 13 94 - 103 関東都市学会事務局 2011年10月
原発災害の影響と復興への課題 : いわき市にみる地域特性と被害状況の多様性への対応
川副 早央里; 浦野 正樹
日本都市学会年報 45 150 - 159 日本都市学会 2011年
書籍
震災後に考える―東日本大震災と向きあう92の分析と提言
震災復興研究論集編集委員会編 (担当:分担執筆範囲:複合災害下における被害の実相と被災者意識の生成・再編成―二重の分断線の渦中にある<いわき>に焦点を当てて)早稲田大学出版部 2015年03月
東日本大震災と生活世界の変容―コミュニティと情報をめぐって―
吉原直樹; 仁平義明; 松本行真編 (担当:分担執筆範囲:いわき市へ避難する原発避難者の生活と意識)立花出版 2015年03月
復興に女性たちの声を「3.11」とジェンダー
村田晶子編 (担当:分担執筆範囲:東日本大震災と女性・ジェンダーに関する文献紹介)早稲田大学出版部 2012年09月
MISC
特集6 早稲田大学総合人文科学研究センター研究部門 「現代社会の危機と共生社会創出に向けた研究」部門/シニア社会学会「災害と地域社会」研究会 共催イベント あれから5年~私たちはフクシマを忘れない~帰還を巡る諸問題(第3回シンポジウム記録)
遠藤 義之; 高坂 徹; 多田 曜子; 松村 治; 伊藤 まり; 浦野 正樹; 長田 攻一; 川副 早央里 早稲田大学総合人文科学研究センター研究誌 = WASEDA RILAS JOURNAL 5 423 -446 2017年10月
いわきの震災復興と〈都市形成〉 : 地域開発の歴史を踏まえて (2014年度秋季大会シンポジウム)
川副 早央里; 浦野 正樹 関東都市学会年報 (17) 2 -8 2016年03月
シンポジウムディスカッションの記録 (2014年度秋季大会シンポジウム)
浦野 正樹; 小宅 幸一; 松本 行真; 寺島 範行; 川副 早央里; 草野 淳; 熊田 俊郎; 大矢根 淳 関東都市学会年報 (17) 47 -52 2016年03月
あれから5年 : 私たちはフクシマを忘れない : 第2回シンポジウム
川副 早央里; 佐藤 緑; 平山 勉; 伊藤 まり; 浦野 正樹; 長田 攻一 エイジレスフォーラム : シニア社会学会誌 (14) 56 -67 2016年
パネルディスカッションの記録 (2013年度秋季大会シンポジウム)
浦野 正樹; 井上 繁; 川副 早央里 関東都市学会年報 (16) 35 -41 2015年03月
地域における伝統的建造物群保存地区設定の意義と今後の課題 (2013年度秋季大会シンポジウム)
川副 早央里 関東都市学会年報 (16) 42 -47 2015年03月
共同研究・競争的資金等の研究課題
大規模災害からの復興の地域的最適解に関する総合的研究
日本学術振興会:
科学研究費助成事業 基盤研究(A)
研究期間 :
2019年04月 -2024年03月
代表者 :
浦野 正樹; 長谷川 公一; 宍戸 邦章; 室井 研二; 黒田 由彦; 高木 竜輔; 浅川 達人; 田中 重好; 川副 早央里; 池田 恵子; 大矢根 淳; 岩井 紀子; 吉野 英岐
2019年度は、いくつかのワーキンググループにわかれた研究会活動を重ねながら、東日本大震災がもたらした社会的な課題や被災地がこれまで体験してきた課題を、定点観測ポイントとして暫定的に設定した市町村(たとえば、岩手県大槌町、宮城県気仙沼市、福島県いわき市などを含む10ヶ所程度の市町村)をフィールドワークの中心として調査研究を続け、1年目の研究報告の形で暫定的に集約した。また被災地全域にわたる各種復興指標に関するデータ解析に着手している。その他、この科研プロジェクトのメンバーが中心になって、フクシマ関連のシンポジウムを2020年1月下旬に行い、震災問題研究ネットワーク共催の震災問題研究交流会を3月に実施した(以下参照)。 2020.1.25.シンポジウム<フクシマを忘れない>第6回「あれから9年~わたしたちはフクシマを忘れない---帰還しないと決断したふるさととの絆---」を開催(戸山キャンパス33号館6階第11会議室にて)。 2020.3.20-21.第6回震災問題研究交流会開催(震災問題研究ネットワークとの共催/早稲田大学戸山キャンパス33号館3階第1会議室にて)。セッションの内容は、【災害ボランティアと地域防災の担い手、及びその育成】【原子力災害と避難生活/復興への課題をめぐって】【復興支援と被災地住民の生活選択】【新型コロナウィルス感染症への対応】の4つのセッションと書評セッション【震災と学校のエスノグラフィー】に加え、3つの科研調査セッション[災害過程の各段階における達成指標/復興指標に関して] [現地調査を踏まえた災害過程/復興過程に関して][復興政策及び科研調査全般に関して]を行った。上記のセッションでは、科研費研究メンバーが運営及び報告の中核として関与した。 それ以外に10回程度の研究例会を、関連する研究センターや学会との共催などの形で開催している。
混合介護の導入による介護保険政策の転換と非営利事業者の「営利化」
日本学術振興会:
科学研究費助成事業 基盤研究(B)
研究期間 :
2019年04月 -2024年03月
代表者 :
須田 木綿子; 小山 弘美; 西野 淑美; 門 美由紀; 川副 早央里; 米澤 旦
混合介護の導入に関する介護保険指定事業者の取り組みを明らかにするために、申請者らが2005年以来行ってきたパネル調査を活用して、東京都23区内の2区の入所施設事業者、通所事業者、訪問介護事業者の全数を対象とする調査を行うことが、本年度の目的であった。調査対象は、2011年度に実施した前回のパネル調査の対象者と、新たに参入した事業者である。そしてそのリストをもとに、退出した事業者を確認し、存続している事業者には構造化された質問紙を用いての電話調査を実施した。調査内容は、組織の属性(法人格、従事する介護事業の種類、事業規模)、組織のパフォーマンスとポリシー(定員、利用者数、歳出入バランス、全収入に占める介護報酬の割合、収益追求意欲、低所得者支援などのポリシー)、混合介護の導入状況(混合介護導入予定の有無と時期、導入を検討している有料サービスの内容と対象)である。調査は滞りなく終了した。 この報告書を作成している2020年6月の時点で、単純集計が得られている。対象となった647件の事業者のうち、退出が150件(23.18%)であった。存続している事業者のうち、過去の調査すべてに回答したは394件のうち253件(64.2%)から有効回答を得た。それ以外に52件から回答を得ており、補正を試みて可能であれば分析に含めたい。 完全にデータが整っている253件のうち、混合介護の導入計画が「ある」と回答したのは65件(25.7%)で、逆に「ない」という回答が151件(59.7%)と大多数を占めた。このような回答が得られた要因について、調査対象とはった647件の退出パターンと法人格との関わりにおいて検討を進める。 なおこの間、今回の調査の対象となる事業者のリスト作成の過程で2011年度の調査に回答した事業者の退出パターンを把握できたので、これに関する論文を執筆し、国内の学術誌に投稿した。
原発避難者の避難先地域との関係構築と複層的意識構造の解明
日本学術振興会:
科学研究費助成事業 研究活動スタート支援
研究期間 :
2019年04月 -2021年03月
代表者 :
川副 早央里
本研究の2年目となる2019年度は、原発事故の避難者と避難先住民の関係性の解明、避難元から離れた状態での苦悩や戦略について聞き取り調査で明らかにすること、それらの調査結果に基づいて避難者のアイデンティティを類型化し意識構造を分析すること、その成果を学会等で発表することを予定した。現地調査については、特に福島県いわき市および山形県へ避難する方々への聞き取り調査を進めることができ、それぞれの地域における避難者同士のつながりのあり方や避難先地域との関わり、帰還やふるさととのつながりに関する現状と展望について明らかにすることができた。しかし、避難者を取り巻く状況は時々刻々と変化している部分もあり、避難者の間でも意識の多様化・複雑化が進行していることも明らかとなった。これらの分析結果は博士論文の一部に組み込むかたちで現在執筆作業を進めているところである。その他予定していた学会報告等を実現することができなかったことに反省が残る。また、成果発表という点では、研究に基づいて第6回シニア社会学会シンポジウム「あれから9年~わたしたちはフクシマを忘れない<帰還しないと決めたふるさととの絆>」を企画・司会進行を務めた。東日本大震災・原発事故被災地域に関する報道が少なくなるなかで、避難元である福島の現状や避難先における避難者の生活と意識の現状と課題について広く社会に発信することを努めた。次年度は、主に調査で得られたデータの分析と成果発表に注力したい。
災害復興期における地域の記憶継承・アイデンティティの再編と災害文化の編成
日本学術振興会:
科学研究費助成事業 基盤研究(C)
研究期間 :
2015年04月 -2018年03月
代表者 :
浦野 正樹; 川副 早央里; 野坂 真
本研究では、災害の長期的な復旧・復興過程に着目し、地域ビジョンを創出し共有する試みが、地域の社会関係や生業の維持・活性化など「地域生活を維持していくしくみ」の構築に与える影響に着目し、その影響の現れ方を探ることを目的とした。復旧復興過程は、現実には文化領域や産業領域、生活領域が異なる方向に動き相互の葛藤が深まる困難な時期である。しかし、<地域の記憶継承>や<地域アイデンティティの再編成>に向けての実践的な地域活動を通じ、諸領域が相互に関係づけられる仕掛けと支援の仕組みをつくることで、地域社会関係の再編や生き方の模索・再構築を促し、地域の生業の維持・活性化に繋がる可能性をもつ豊かな過程でもある。
委員歴
2017年 - 現在 早稲田社会学会 研究活動委員
2011年 - 現在 関東都市学会 研究活動委員
2019年 - 2021年 関東都市学会 事務局
2015年 - 2019年 関東都市学会 幹事
2016年 - 2018年 地域社会学会 研究活動委員
2011年 - 2015年 関東都市学会 編集委員
担当経験のある科目
社会調査および実習(社会調査士科目G)
東洋大学
社会調査入門II(社会調査士科目B)
東洋大学
質的調査法
東洋大学
社会学基礎演習
東洋大学
社会調査入門I(社会調査士科目A)
東洋大学
社会学
高千穂大学
地域開発論
高千穂大学
災害と社会学
上智大学
社会構築論系演習(共生社会論)
早稲田大学
消費社会論
早稲田大学
その他のリンク
researchmap
https://researchmap.jp/7000017512