研究者総覧

関 直規 (セキ ナオキ)

  • 文学部教育学科 教授
  • 文学研究科教育学専攻 教授
Last Updated :2025/06/06

研究者情報

学位

  • 教育学修士(東京大学)

科研費研究者番号

  • 50405106

J-Global ID

研究キーワード

  • 比較生涯学習論   イギリスのコミュニティ教育   比較社会教育史   Comparative Studies in Lifelong Learning   British Community Education   Comparative History of Social Education   

研究分野

  • 人文・社会 / 教育学 / 社会教育・生涯学習

経歴

  • 東洋大学文学部第1部教育学科人間発達専攻長
  • 東洋大学文学部第2部教育学科長
  • 東洋大学文学部教授
  • 東京大学大学院教育学研究科非常勤講師
  • 弘前大学教育学部非常勤講師
  • 筑波大学人間学群非常勤講師
  • 日本体育大学体育学部非常勤講師
  • 大東文化大学文学部非常勤講師
  • 都留文科大学文学部非常勤講師
  • 東洋大学文学部准教授
  • 弘前学院大学文学部准教授
  • 弘前学院大学文学部講師

学歴

  •         -   東京大学   大学院教育学研究科   博士課程単位取得満期退学

所属学協会

  • British Association for International and Comparative Education   日本教育学会   日本社会教育学会   History of Education Society   日本公民館学会   

研究活動情報

論文

書籍

  • 日英成人・地域学習(Adult and Community Learning)支援史図録(2019年度~2022年度科学研究費助成事業基盤研究(C)研究成果資料)
    関 直規 2022年03月
  • 大都市貧困地域における成人・青少年の学習支援史に関する日英比較研究(2019年度~2022年度科学研究費助成事業基盤研究(C)研究成果中間報告書)
    関 直規 2021年03月
  • (担当:範囲:第4章 社会教育・生涯学習の対象と方法)ミネルヴァ書房 2019年01月 ISBN: 9784623084470 
    分担執筆「社会教育・生涯学習の対象と方法」
  • (担当:範囲:第14章 コミュニティ学習の場の創造―イギリスの事例から―)東洋館出版社 2017年03月 ISBN: 9784491033495 
    分担執筆「コミュニティ学習の場の創造-イギリスの事例から-」
  • (担当:範囲:近代化過程における社会体育・スポーツの制度化とジェンダー)東洋館出版社 2001年09月 ISBN: 4491017514 
    分担執筆「近代化過程における社会体育・スポーツの制度化とジェンダー-東京市の社会体育事業を中心に-」
  • Andreopoulos George J; Claude Richard Pierre (担当:範囲:第5章 エンパワーメントとしての人権教育―教育学についての省察― 第16章 人権擁護者のための臨床的法学教育、第26章 取り残されたアフリカで人権教育を推進する)明石書店 1999年02月 ISBN: 4750311170 
    分担翻訳「エンパワーメントとしての人権教育-教育学についての省察-」、「人権擁護者のための臨床的法学教育」、「取り残されたアフリカで人権教育を推進する」

講演・口頭発表等

  • コロナ後のコミュニティ教育へーロンドン市の改革動向ー(シンポジウム導入)
    関 直規
    第27回入間地区生涯学習フォーラム 2022年02月
  • 社会教育実践家によるデモクラシー・欧米成人教育の受容と展開―戦間期東京市の主要社会教育課長を中心に―
    関 直規
    日本教育学会第79回研究大会 2020年08月
  • 大都市貧困地域における生涯学習の格差是正と支援方策―英国タワー・ハムレッツ区の改革動向の検証―  [通常講演]
    関 直規
    東京大学大学院教育学研究科生涯学習基盤経営コース ワンデーセミナー 2019年09月
  • 地域で生涯学習を支援する―イギリスの事例を参考に―  [通常講演]
    関 直規
    所沢市社会教育関係研修会 2019年02月
  • 東洋大学講師派遣事業 人生100年時代の生涯学習の創造  [通常講演]
    関 直規
    座間市立東地区文化センター主催 2018年12月
  • 東洋大学講師派遣事業 人生100年時代の生涯学習の創造  [通常講演]
    関 直規
    市民大学きたもと学苑オープンカレッジ大学公開講座 2018年11月
  • 社会教育関係団体の支援策についてー「しらせる・つなぐ・ひらく」を目指して―(共同発表)  [通常講演]
    関 直規
    第20回入間地区生涯学習フォーラム 2015年02月
  • 戦前期大都市の児童と映画の問題化をめぐる社会教育の改革―東京市の「映画教育」事業を手がかりに―  [通常講演]
    関 直規
    日本社会教育学会第61回研究大会 2014年09月
  • 戦間期イギリスの学校開放と成人教育の多様化に関する一検討―ロンドンの「ジェネラル・インスティテュート」を中心に―  [通常講演]
    関 直規
    日本教育学会第73回研究大会 2014年08月
  • 20世紀前半のイギリスにおける都市問題と男性労働者の成人教育―ロンドンの「メンズ・インスティテュート」を手がかりに―  [通常講演]
    関 直規
    日本社会教育学会第58回研究大会 2011年09月
  • 両大戦間期イギリスのLEA成人教育構想―ロンドンの「リテラリー・インスティテュート」を中心にして―  [通常講演]
    関 直規
    日本社会教育学会第57回研究大会 2010年09月
  • 両大戦間期の公休日利用問題と商工従業員の進路の開拓―東京市の「商工青年修養会」の試みに着目して―  [通常講演]
    関 直規
    日本社会教育学会第55回研究大会 2008年09月
  • 東京市における成人教育事業の開発に関する基礎的研究―「市民講座」の開発・実施過程―  [通常講演]
    関 直規
    日本社会教育学会第54回研究大会 2007年09月
  • 戦間期の社会体育行政と都市空間  [通常講演]
    関 直規
    日本スポーツ社会学会第16回大会・研究委員会企画シンポジウム 2007年03月
  • 日本における成人教育事業の形成をめぐる一考察―東京市の「労務者輔導学級」の検討を中心に―  [通常講演]
    関 直規
    日本社会教育学会第53回研究大会 2006年09月
  • イギリスにおけるLEA成人教育の成立をめぐる一考察―『ロンドン継続教育計画』(1949年)を中心として―  [通常講演]
    関 直規
    日本教育学会第64回研究大会 2005年08月
  • イギリスにおけるイヴニング・インスティチュートの成立と展開―1920年代のロンドン州議会の成人教育事業を中心に―  [通常講演]
    関 直規
    日本社会教育学会第50回研究大会 2003年09月
  • イギリスにおける夜間教育改革と公立成人学校の成立過程―1910年代のロンドン州議会を事例として―  [通常講演]
    関 直規
    日本教育学会第62回研究大会 2003年08月
  • 近代日本における体育・スポーツの大衆化に関する基礎的分析  [通常講演]
    関 直規
    日本社会教育学会第47回研究大会 2000年09月
  • 近代古都における<市民>教育の成立と変容―市民教育の都市社会史―  [通常講演]
    関 直規
    日本社会教育学会第45回研究大会 1998年09月
  • 「帝都復興」前後における東京市社会教育行政の生成と展開  [通常講演]
    関 直規
    日本社会教育学会第44回研究大会 1997年10月
  • 1920年代大都市社会教育行政組織化過程とその意味  [通常講演]
    関 直規
    日本社会教育学会第43回研究大会 1996年09月

MISC

受賞

  • 2024年11月 所沢市 功労者表彰
  • 2021年01月 所沢市 教育功労者表彰

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2023年04月 -2026年03月 
    代表者 : 関 直規
  • 日本学術振興会:科学研究費 基盤研究(C)一般
    研究期間 : 2019年 -2022年 
    代表者 : 関 直規
     
    東京市とロンドン・カウンティ・カウンシル(以下、LCCと略称する。)は、日英の地方教育行政機関の系譜において社会教育・成人教育活動を先駆的に開拓した。本研究は、両大戦間期の大都市貧困地域における成人・青少年の学習支援の現場を実証的に明らかにしようとするものである。2021年度は、2年度目までに明らかにした両大都市の制度的基盤の上に展開した、日英成人・地域学習(adult and community learning)支援史の研究に重点を置いた。 1921年の東京市の社会教育課の発足と1913年のLCCの夜間教育改革を土台に、両大戦間期において、東京市の社会教育活動とLCCのイブニング・インスティテュートは、専門化・体系化し、発展した。特に、東京市の7つの社会教育活動(東京市連合青年団、市民音楽、商工青年修養会、市民講座、市民体育、映画教育及び労務者輔導学級)と、LCCの7つのイブニング・インスティテュート(ウィメンズ、フリー、ジェネラル、デフ、リテラリー、メンズ並びにジュニア・メンズの各インスティテュート)は、その中核的な取り組みであった。そこで、本年度は、それらの現場の写真、史料、ポスターやチラシ等の調査・発掘を糸口に、人々の身近な地域の学びの場が、いかにして同時代の東京とロンドンに成立したのかを分析した。また、東京市の実践を方向付けた初代社会教育課長大迫元繁が、米国コロンビア大学に提出した学位論文を発見し、邦訳した。 なお、ロンドン市タワー・ハムレッツ区の生涯学習政策の統括責任者への取材を交えて、コロナ・パンデミック下のコミュニティ教育の改革動向を検証した。これは、歴史的研究に必要な現代的課題意識の明確化に資するものであった。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2016年04月 -2019年03月 
    代表者 : 関 直規
     
    本研究は、両大戦間期の東京市とロンドン・カウンティ・カウンシルに焦点を当てて、社会教育・成人教育分野の学習支援体制の構築における地域人材の発掘・活用について考察した。一次資料に基づき、東京市の市民音楽と夜間体育実行会の担い手の組織化と、ロンドン・カウンティ・カウンシルの成人教育活動の場となったイブニング・インスティテュートの講師パネル制度を中心に明らかにした。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2013年04月 -2016年03月 
    代表者 : 関 直規
     
    この研究は、社会教育・成人教育活動における公立学校の地域開放史について、日英の比較考察のアプローチから明らかにしたものである。国内外の公文書館・アーカイブズ等が所蔵する一次資料に基づき、学校開放等によって実現した、東京市の映画教育及び市民体育と、ロンドン・カウンティ・カウンシルのフリー・インスティテュート、ジェネラル・インスティテュート並びにデフ・インスティテュートの実践を主に解明した。
  • 日本とイギリスの成人・コミュニティ教育発展史に関する基盤的・実証的研究
    井上円了記念研究助成金(研究の助成)
    研究期間 : 2013年 -2013年 
    代表者 : 関 直規
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 若手研究(B)
    研究期間 : 2011年 -2012年 
    代表者 : 関 直規
     
    本研究は、ロンドン教育当局を担い手とするアウトリーチ型成人教育の成立と展開について、カリキュラム開発史の視点から明らかにしたものである。ロンドン・メトロポリタン・アーカイブズ等が所蔵する一次資料に基づき、社会的不利益を受けている、従来の成人教育の不参加層を対象とした成人学校、ウィメンズ、メンズ及びジュニア・メンズ・インスティテュートの教育実践を解明した。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 若手研究(B)
    研究期間 : 2009年 -2010年 
    代表者 : 関 直規
     
    本研究は、コミュニティを基盤とする日英の社会教育・成人教育制度成立史について、ともに国内有数の地方教育行政機関であった東京市とロンドン・カウンティ・カウンシルの取り組みを検討したものである。日本とイギリスの公文書館が所蔵する一次資料の発掘に基づき、両大都市の主要事業であった「東京市連合青年団」と「リテラリー・インスティテュート」の現場とその特質を明らかにした。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 若手研究(B)
    研究期間 : 2007年 -2008年 
    代表者 : 関 直規
     
    本研究は、1920年代初頭の社会教育行政の創始から1943年の東京都成立に至る、東京市の社会教育史について、一次資料に基づく実証的なアプローチによって、具体的な事業の開発と現場の取り組みに焦点を当てながら、考察したものである。特に、欧米成人教育の影響の下、教育活動の系統化を志向した、東京市の三つの代表的な社会教育事業である「商工青年修養会」、「市民講座」及び「労務者輔導学級」の発展プロセスとその特質を明らかにした。

委員歴

  • 東洋大学大学院   文学研究科委員会委員
  • 東洋大学   教職センター運営委員会委員
  • 東洋大学   SDGs推進センター ダイバーシティ&インクルージョン推進プロジェクト メンバー
  • 東洋大学   社会貢献センター運営委員会委員
  • 東京都新宿区   新宿区立区民ホール指定管理者選定評価委員会委員長
  • 日本公民館学会   年報編集委員会委員長
  • 日本公民館学会   副会長
  • 日本社会教育学会   ジャーナル編集委員会委員
  • 日本公民館学会   理事
  • 東京都板橋区   コミュニティ・スクール委員会委員
  • 埼玉県所沢市   教育振興基本計画審議会委員
  • 青森県弘前市   公民館関係者合同研修会講師
  • 埼玉県朝霞市   男女平等推進審議会委員
  • 埼玉県川越市   生涯学習基本計画審議会委員
  • 埼玉県所沢市   社会教育委員
  • 東京都世田谷区   「障害者等の学習援助制度構想づくり」調査報告書共同執筆

担当経験のある科目

  • 社会教育経営論
    東洋大学
  • 日本の近代化と東洋大学―井上円了の哲学と実践―
    東洋大学
  • 比較生涯学習論
    東京大学大学院
  • 現代社会と社会教育
    筑波大学
  • 生涯学習論
    都留文科大学
  • 教育学特殊講義
    東洋大学大学院
  • 社会教育特講
    日本体育大学
  • 博物館実習
    弘前学院大学
  • 文化地誌学
    東洋大学
  • 人間教育論
    弘前大学
  • 社会教育概論
    大東文化大学

メディア報道

  • 地域再生と社会教育
    報道 : 2011年05月
    発行元・放送局 : 日刊新民報
     新聞・雑誌
  • 社会教育の今を問う
    報道 : 2008年11月
    発行元・放送局 : 東奥日報
     新聞・雑誌

その他のリンク

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