日本学術振興会:科学研究費助成事業
研究期間 : 2011年04月 -2016年03月
代表者 : 薩本 弥生; 杉本 千佳; 田中 英登; 河野 隆二; 竹内 正顯; 香川 利春; 島崎 康弘; 榎本 ヒカル; 一木 正聡; 鈴木 章夫; 上野 哲; 佐古井 智紀
熱中症予防に貢献するシステムを構築するため、熱中症予防の指標として等価SET*を警報レベルの指標として用いる有用性と限界評価、人体の生理評価し無線でデータを集積しフィードバックできるWBAN(ウェアラブルボディエリアネットワーク)熱中症予防システムを構築し、暑熱環境での環境・人体生理・心理の評価とモデルの精度検証を行った.一方、着衣の熱抵抗,蒸発熱抵抗への着衣デザイン、風速や歩行が及ぼす影響を評価する方法を確立するため歩行サーマルマネキンとトレーサガス法あるいは被験者実験による主観を含めた同評価法を用いた着衣デザインと風・動作が着衣の換気・熱移動性能におよぼす影響を定量的に評価した.