研究者総覧

上野 哲 (ウエノ サトル)

  • 食環境科学部健康栄養学科 教授
  • 工業技術研究所 研究員
  • 食環境科学研究科食環境科学専攻 教授
Last Updated :2025/04/19

研究者情報

学位

  • 博士(医学)(東京大学医学部)
  • 理学(修士)(東京大学理学部物理学科)

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J-Global ID

研究分野

  • ライフサイエンス / 衛生学、公衆衛生学分野:実験系を含まない
  • ライフサイエンス / 衛生学、公衆衛生学分野:実験系を含む
  • ライフサイエンス / 医療管理学、医療系社会学

経歴

  • 2023年04月 - 現在  労働衛生コンサルタント
  • 2023年04月 - 現在  東洋大学食環境科学部健康栄養学科教授
  • 2022年04月 - 2023年03月  独立行政法人労働者健康安全機構 労働安全衛生総合研究所統括研究員
  • 2018年04月 - 2022年03月  独立行政法人労働者健康安全機構 労働安全衛生総合研究所上席研究員

研究活動情報

論文

書籍

  • サクセスフル食物と栄養学基礎シリーズ 公衆衛生学
    栗原伸公編; 上野 哲; 大瀬良知子; 瀬川悠紀子; 寺田亜希; 橋本弘子; 丸山紗季; 宮越雄一 ISBN: 9784762033384

MISC

受賞

  • 2022年09月 独立行政法人労働者健康安全機構 理事長表彰

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 夏季暑熱ばく露の評価と暑熱順化を考慮した熱中症発症数予測モデルの構築
    日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2024年04月 -2027年03月 
    代表者 : 上野 哲; 稲田晴彦
  • 『新しい生活様式』に即した熱中症予防対策の評価及び推進のための研究
    厚生労働省:厚生労働行政推進調査事業費補助金
    研究期間 : 2022年04月 -2024年03月 
    代表者 : 横堀将司; 神田 潤; 伊香賀俊治; 阪本太吾; 三宅康史; 上野哲; 登内道彦; 林田敬; 鈴木 健介
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2011年04月 -2016年03月 
    代表者 : 薩本 弥生; 杉本 千佳; 田中 英登; 河野 隆二; 竹内 正顯; 香川 利春; 島崎 康弘; 榎本 ヒカル; 一木 正聡; 鈴木 章夫; 上野 哲; 佐古井 智紀
     
    熱中症予防に貢献するシステムを構築するため、熱中症予防の指標として等価SET*を警報レベルの指標として用いる有用性と限界評価、人体の生理評価し無線でデータを集積しフィードバックできるWBAN(ウェアラブルボディエリアネットワーク)熱中症予防システムを構築し、暑熱環境での環境・人体生理・心理の評価とモデルの精度検証を行った.一方、着衣の熱抵抗,蒸発熱抵抗への着衣デザイン、風速や歩行が及ぼす影響を評価する方法を確立するため歩行サーマルマネキンとトレーサガス法あるいは被験者実験による主観を含めた同評価法を用いた着衣デザインと風・動作が着衣の換気・熱移動性能におよぼす影響を定量的に評価した.
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2011年 -2013年 
    代表者 : 上野 哲; 澤田 晋一; 岡 龍雄; 安田 彰典
     
    建設業従事者を対象とした夏季の現場調査では、午後前半で環境の暑熱ストレスが最も高く、心拍数、水分喪失量、深部体温が高かった。平均体重減少率は1.2%で約半数がACGIH-TLVの基準を超えていた。摂水量は、水分喪失量の約半分であり、仕事中に脱水を起こす可能性がある。作業時の高い暑熱負担を緩和するため、昼食時に十分な食事、水分、休憩をとることの重要性が示された。ISO7243のような暑熱ストレス基準を現場に適用するには、作業時の代謝率を正確に予測する必要がある。気温、体重、体脂肪率に加えて予備心拍数又は正味心拍数を用いると代謝率を正確に予測できることを被験者実験で示した。

その他のリンク

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