研究者総覧

池村 恵一 (イケムラ ケイイチ)

  • 経営学部会計ファイナンス学科 准教授
  • 経営学研究科ビジネス・会計ファイナンス専攻 准教授
Last Updated :2025/04/19

研究者情報

学位

  • 博士(商学)(2020年09月 早稲田大学)

科研費研究者番号

  • 70409621

J-Global ID

研究キーワード

  • 概念フレームワーク   ストック・オプション   金融商品会計   負債と資本   

研究分野

  • 人文・社会 / 会計学

経歴

  • 2023年04月 - 現在  東洋大学経営学部准教授
  • 2016年04月 - 2023年03月  流通経済大学経済学部教授
  • 2015年04月 - 2016年03月  流通経済大学経済学部准教授
  • 2010年04月 - 2015年03月  広島経済大学経済学部准教授
  • 2007年04月 - 2010年03月  広島経済大学経済学部専任講師
  • 2005年04月 - 2007年03月  早稲田大学商学学術院(商学部)助手

学歴

  • 2004年04月 - 2007年03月   早稲田大学大学院商学研究科

所属学協会

  • 日本会計研究学会   国際会計研究学会   

研究活動情報

論文

講演・口頭発表等

  • Evaluating the IASB’s Approach to Addressing Complex Financial Instruments: An analysis of feedback on the Exposure Draft Financial Instruments with Characteristics of Equity, published in November 2023  [通常講演]
    Keiichi IKEMURA; Toyo University
    International Conference on Business, Economics and Information Technology (ICBEIT) 2025 MACTAN CEBU 2025年03月 口頭発表(一般)
  • Determinants of Adoption of Stock Options by Regional Banks in Japan  [通常講演]
    Keiichi IKEMURA, Toyo University
    International Conference on Business, Economics and Information Technology (ICBEIT) 2024 NAHA OKINAWA 2024年03月 口頭発表(一般)

MISC

  • 学会ルポ 国際会計研究学会第41回研究大会
    池村恵一 企業会計 77 (1) 131 -131 2025年01月
  • 財務会計Ⅱ(高等学校商業科用,文部科学省検定済教科書)
    大塚宗春,川村義則,森田佳宏,山内暁,政岡孝宏,池村恵一,濱田崇嘉 2024年01月
  • 赤塚尚之; 池村恵一; 海老原崇 PC Conference論文集 2006 2006年

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2019年04月 -2022年03月 
    代表者 : 海老原 崇; 赤塚 尚之; 梅澤 俊浩; 池村 恵一; 成岡 浩一
     
    本研究プロジェクトの目的は、(1)メインバンク関係が融資先企業の会計行動に及ぼす影響を明らかにすること、および (2)メインバンク関係を通じて融資先企業に影響を与えうる銀行の会計行動について明らかにすることであった。2020年度は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、研究の進捗が遅れている。2019年度から引き続き「MB関係データベース」の作成を行っているが、いまだ完成には至っていない。2021年度も引き続きデータベース作成を継続し、年度内に完成させる予定である。 2020年度における本プロジェクトの執筆論文は2本である。ともに、上記研究目的(2)に関するものである。「地域銀行の個別貸倒引当金繰入額に係るシグナリング仮説の検証」は、信用リスクに比して過大な個別貸倒引当金繰入額をシグナルとするシグナリング・メカニズムが安定的に機能しているかについて検証したものである。分析の結果、銀行危機の際には、(1) 信用リスクに比して過大に個別貸倒引当金繰入額を計上する銀行ほど、市場から高く評価される。(2) 信用リスクに比して過大に個別貸倒引当金繰入額を計上する銀行ほど、将来業績が高いという結果が得られた。研究成果は、日本経済会計学会(AEAJ)の学会誌である「現代ディスクロージャー研究」に掲載されている。 「地域銀行の業務純益平準化仮説の検証」は、地域銀行の経営者が、業務純益を平準化するために、一般貸倒引当金繰入額を調整しているか否かについて検証したものである。分析の結果、貸倒引当金繰入額が計上される場合には、一般貸倒引当金繰入額によって業務純益が平準化されるとする仮説と整合的な結果が得られた。すなわち、銀行経営者は、貸倒引当金繰入額が計上される場合には、業務純益を平準化するために、一般貸倒引当金繰入額を調整すると解釈される。研究成果は、執筆者の所属する大学の紀要に収録されている。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 若手研究(B)
    研究期間 : 2015年04月 -2018年03月 
    代表者 : 池村 恵一
     
    本研究は,企業会計の概念フレームワークにおいて,ある範囲の資金提供者の持分にもとづいて,資本の概念を負債の概念に優先して独立に定めることの有益性を記述する。第1に,そのような資本にもとづいて行われる利益の計算は,損益計算書において,企業に財務的資源を提供するある特定の資金提供者の利益を示すことができる。第2に,そのような資本の概念は,株主に帰属する利益と資本の表示を強調する会社法のもとでの開示に適している。実際,日本の会計基準における株主資本は,会社法による開示要求を満たす有益な手段である。ある資金提供者の持分を識別することによって決定される資本の概念は,日本の会社法と整合している。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 若手研究(B)
    研究期間 : 2009年 -2011年 
    代表者 : 池村 恵一
     
    本研究は,貸借対照表における負債金融商品と資本金融商品の貸方区分について検討を行うものである。負債金融商品と資本金融商品の貸方区分は、利益の計算構造の決定に影響を及ぼす。本研究は、資本の概念を複数検討したうえで、発行金融商品の貸方区分と利益計算に関するいくつかの考え方を示した。さらに、投資意思決定の有用性の観点から、貸方区分と利益計算について検討を行った。

委員歴

  • 2022年08月 - 現在   龍ケ崎市入札等監視委員会   龍ケ崎市入札等監視委員
  • 2018年04月 - 現在   足立区経済活性化会議委員会   足立区経済活性化会議委員

担当経験のある科目

  • 会計学
  • 簿記(日商3級商業簿記,日商2級商業簿記・工業簿記,日商1級商業簿記・会計学,工業簿記・原価計算)
  • 財務会計論
  • 会計学基礎
  • 会計学総論

その他のリンク

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