研究者総覧

蒲生西谷 美香 (ガモウニシタニ ミカ)

  • 理工学部応用化学科 教授
  • 工業技術研究所 研究員
  • 理工学研究科応用化学専攻 教授
Last Updated :2024/10/15

研究者情報

学位

  • 博士(工学)(九州大学)

ホームページURL

科研費研究者番号

  • 00323270

J-Global ID

研究キーワード

  • 二次電池電極材料   燃料電池触媒   ダイヤモンド合成   材料化学   環境材料   ナノチューブ   ナノ材料   先端機能デバイス   

研究分野

  • ナノテク・材料 / 無機物質、無機材料化学

経歴

  • 2010年04月 - 現在  東洋大学理工学部応用化学科教授
  • 2007年04月 - 2010年03月  東洋大学工学部応用化学科准教授
  • 2003年04月 - 2007年03月  東洋大学工学部応用化学科助教授
  • 2000年06月 - 2003年03月  筑波大学先端学際領域研究センター文部科学教官講師
  • 2002年04月 - 2002年05月  Case Western Reserve UniversitySenior Research Associate
  • 1998年07月 - 2000年05月  科学技術振興事業団戦略的基礎研究「ダイヤモンド−有機分子」プロジェクト博士研究員
  • 1987年04月 - 1998年06月  凸版印刷株式会社総合研究所研究員

学歴

  • 1983年04月 - 1987年03月   茨城大学   工学部   金属工学科

所属学協会

  • 米国電気化学会   米国材料科学会   炭素材料学会   日本化学会   応用物理学会   表面技術協会   

研究活動情報

論文

書籍

  • 吉田 泰彦; 安藤 寿浩; 蒲生西谷; 美香; 田島 正弘; 宮崎 芳雄; 矢尾板 仁; 好野 則夫; 金原 粲 実教出版 2013年 ISBN: 9784407331325
  • メタン高度化学変換技術集成
    蒲生西谷; 美香; 中川清晴; 安藤寿浩 (担当:分担執筆範囲:第3章7節「原子レベルで制御された高純度ダイヤモンドのメタンからの合成」「ダイヤモンド触媒担体を用いたナノカーボン材料の合成」)シーエムシー出版 2008年01月
  • ナノカーボンハンドブック
    蒲生西谷; 美香; 安藤寿浩 (担当:分担執筆範囲:1編 カーボンナノチューブ 第2章16節「固液界面接分解触法によるCNTの高純度製造法」)エヌティーエス 2007年
  • 専門基礎ライブラリー、基礎化学1、物質の構造と変化
    蒲生西谷 (担当:分担執筆範囲:第5章「無機化学と無機材料」)実教出版 2006年04月

講演・口頭発表等

  • 水熱法を用いたリチウムイオン電池用Li4Ti5O12/マリモカーボン複合体の合成  [通常講演]
    早乙女和宏; 岩澤健太; 蒲生西谷美香; 安藤寿浩; 江口美佳
    第41回炭素材料学会年会 2014年12月 口頭発表(一般)
  • TiO2/Marimo carbon composite as an electrode material for lithium secondary batteries  [通常講演]
    K. Miyoshi; K. Iwasawa; K. Baba; H. Ota; M. Nishitani-Gamo; T. Ando; M. Eguchi
    MNC2014 2014年11月 ポスター発表
  • 太田 拓; 白石 理沙; 白石, 美香; 中川 清晴; 安藤 寿浩; 蒲生西谷 美
    表面技術協会第130回講演大会 2014年09月 口頭発表(一般)
  • KENTA IWASAWA; HIRAKU OTA; MIKKA NISHITANI-GAMO; TOSHIHIRO ANDO; MIKA EGUCHI
    The 65th Annual Meeting of the International Society of Electrochemistry 2014年09月 ポスター発表
  • KOKI BABA; HIRAKU OTA; MIKKA NISHITANI-GAMO; TOSHIHIRO ANDO; MIKA EGUCHI
    The 65th Annual Meeting of the International Society of Electrochemistry 2014年09月 ポスター発表
  • Synthesis of the Marimo carbon by the decomposition of methane using oxidized diamond-supported Ni-Cu catalysts  [通常講演]
    H. OTA; K. ANDO; K. NAKAGAWA; T. ANDO; M. NISHITANI-GAMO
    The 15th IUMRS-International Conference in Asia 2014年08月 ポスター発表
  • HIROYUKI GUNJI; KAZUMA FURUHASHI; HIRAKU OTA; MIKKA NISHITANI-GAMO; TOSHIHIRO ANDO; MIKA EGUCHI
    The 15th IUMRS-International Conference in Asia 2014年08月 口頭発表(一般)
  • KENTA IWASAWA; MIKKA NISHITANI-GAMO; TOSHIHIRO ANDO; MIKA EGUCHI
    The 15th IUMRS-International Conference in Asia 2014年08月 口頭発表(一般)
  • KOKI BABA; HIRAKU OTA; MIKKA NISHITANI-GAMO; TOSHIHIRO ANDO; MIKA EGUCHI
    The 15th IUMRS-International Conference in Asia 2014年08月 口頭発表(一般)
  • ナノコロイド溶液法を用いたPt-Pd担持マリモカーボンの調製  [通常講演]
    古橋 和磨; 郡司 浩之; 蒲生西谷 美香; 安藤 寿浩; 江口 美佳
    電気化学会第81回大会 2014年03月 ポスター発表
  • 酸化ダイヤモンド担持Ni触媒へのCo添加がマリモカーボンの合成に及ぼす影響  [通常講演]
    太田 拓; 米津 翔太; 中川 清晴; 安藤 寿浩; 勝亦 徹; 蒲生西谷
    第61回応用物理学会春季学術講演会 2014年03月 ポスター発表
  • 固液界面接触分解法による3C-SiC薄膜の合成  [通常講演]
    小野 晴喜; 太田 拓; 米津 翔太; 安藤寿浩; 蒲生西谷美香
    第61回応用物理学会春季学術講演会 2014年03月 ポスター発表
  • 米津翔太; 太田拓; 中川清晴; 安藤寿浩; 蒲生西谷美香
    表面技術協会第129回講演大会 2014年03月 ポスター発表
  • 安藤圭祐; 太田拓; 中川清晴; 安藤寿浩; 蒲生西谷美香
    表面技術協会第129回講演大会 2014年03月 ポスター発表
  • 太田 拓; 米津翔太; 安藤圭祐; 佐藤真把; 中川清晴; 安藤寿浩; 蒲生西谷美香
    表面技術協会第129回講演大会 2014年03月 ポスター発表
  • 酸化ダイヤモンド担持Ni触媒を用いたマリモカーボンの合成に及ぼすCoの添加効果  [通常講演]
    太田 拓; 米津 翔太; 中川 清晴; 安藤 寿浩; 蒲生西谷 美
    化学系学協会北海道支部2014年冬季研究発表会 2014年01月 口頭発表(一般)
  • マリモカーボンの高次ナノ構造と表面構造がPEFC性能へ与える影響  [通常講演]
    馬場恒生; 江口美佳; 蒲生西谷美香; 安藤寿浩
    第23回日本MRS年次大会 2013年12月 ポスター発表
  • TiO2/マリモカーボン複合体を用いたリチウム二次電池特性  [通常講演]
    岩澤健太; 江口美佳; 蒲生西谷美香; 安藤寿浩
    第23回日本MRS年次大会 2013年12月 ポスター発表
  • 鈴木雄也; 岩澤健太; 江口美佳; 蒲生西谷美香; 太田拓; 安藤寿浩
    第23回日本MRS年次大会 2013年12月 ポスター発表
  • ナノコロイド溶液法により調製したPt-M担持マリモカーボンの物性評価  [通常講演]
    佐藤一央; 江口美佳; 蒲生西谷美香; 太田拓; 安藤寿浩
    第23回日本MRS年次大会 2013年12月 ポスター発表
  • 固体高分子形燃料電池のためのPt-Pd担持マリモカーボンの調製  [通常講演]
    郡司浩之; 江口美佳; 蒲生西谷美香; 安藤寿浩
    第23回日本MRS年次大会 2013年12月 口頭発表(一般)
  • 蒲生秀典; 安藤寿浩; 蒲生西谷
    THERMEC 2013 2013年12月 口頭発表(招待・特別)
  • 球状炭素繊維材料を用いた燃料電池用触媒の開発  [通常講演]
    馬場 恒生; 江口 美佳; 蒲生西谷; 美香; 安藤 寿浩
    2013年12月 口頭発表(一般)
  • 酸化ダイヤモンド担持Ni-Cu二元系触媒を用いたメタンの接触反応によるマリモカーボンの合成  [通常講演]
    太田 拓; 安藤圭祐; 中川清晴; 安藤寿浩; 蒲生西谷美香
    第40回炭素材料学会年会 2013年12月 ポスター発表
  • 郡司浩之; 江口美佳; 蒲生西谷美香; 安藤寿浩
    電気学会東京支部茨城支所研究発表会 2013年11月 ポスター発表
  • 三好健太; 江口美佳; 蒲生西谷美香; 安藤寿浩
    電気学会東京支部茨城支所研究発表会 2013年11月 ポスター発表
  • リチウムイオン電池正極材料として用いるLiFePO4/マリモカーボン複合体の合成  [通常講演]
    鈴木雄也; 江口美佳; 蒲生西谷美香; 安藤寿浩
    電気学会東京支部茨城支所研究発表会 2013年11月 口頭発表(一般)
  • 触媒担体としてマリモカーボンを用いたPtRu二元系触媒の調製  [通常講演]
    延原諒; 江口美佳; 蒲生西谷美香; 安藤寿浩
    電気学会東京支部茨城支所研究発表会 2013年11月 口頭発表(一般)
  • マリモカーボンを担体とした固体高分子形燃料電池用Pt-M二元系金属触媒の開発  [通常講演]
    佐藤一央; 江口美佳; 蒲生西谷美香; 安藤寿浩
    電気学会東京支部茨城支所研究発表会 2013年11月 口頭発表(一般)
  • 三好健太; 岩澤健太; 江口美佳; 蒲生西谷美香; 安藤寿浩
    第24回 日本化学会関東支部茨城地区研究交流会 2013年11月 ポスター発表
  • 鈴木雄也; 岩澤健太; 江口美佳; 蒲生西谷美香; 安藤寿浩蒲生西谷; 美香
    第24回 日本化学会関東支部茨城地区研究交流会 2013年11月 ポスター発表
  • 燃料電池触媒としてのPt-Pd担持マリモカーボンの調製  [通常講演]
    古橋和磨; 郡司浩之; 江口美佳; 蒲生西谷美香; 安藤寿浩
    第24回 日本化学会関東支部茨城地区研究交流会 2013年11月 ポスター発表
  • 酸化ダイヤモンド担持Co触媒を用いたメタンの接触反応により合成したマリモカーボンの微細構造  [通常講演]
    太田 拓; 米津翔太; 佐藤真把; 中川清晴; 安藤寿浩; 蒲生西谷美香
    第24回日本化学会関東支部茨城地区研究交流会 2013年11月 ポスター発表
  • Electrochemical properties of TiO2/Marimo carbon composite as an electrode material for lithium-ion batteries  [通常講演]
    K. IWASAWA; K. MIYOSHI; M. EGUCHI; M. NISHITANI-GAMO; T. ANDO
    MNC2013 2013年11月 ポスター発表
  • リチウムイオン電池電極材料としてのTiO2/マリモカーボン複合  [通常講演]
    三好健太; 江口美佳; 蒲生西谷美香; 安藤寿浩
    第3回CSJ化学フェスタ2013 2013年10月 ポスター発表
  • 液相反応を利用したLiFePO4/マリモカーボン複合体の合成  [通常講演]
    鈴木雄也; 江口美佳; 蒲生西谷美香; 安藤寿浩
    第3回CSJ化学フェスタ2013 2013年10月 ポスター発表
  • マリモカーボンを用いたPEFC用PtRu合金触媒の調製  [通常講演]
    延原諒; 江口美佳; 蒲生西谷美香; 安藤寿浩
    第3回CSJ化学フェスタ2013 2013年10月 ポスター発表
  • 酸化ダイヤモンド担持Ni二元系触媒を用いたメタンの接触反応によるマリモカーボンの合成  [通常講演]
    太田 拓; 中川清晴; 安藤寿浩; 蒲生西谷美香
    第3回CSJ化学フェスタ2013 2013年10月 ポスター発表
  • 球状炭素繊維材料を用いたPEFCの触媒層構造と発電特性  [通常講演]
    馬場恒生; 江口美佳; 蒲生西谷美香; 安藤寿浩
    第54回電池討論会 2013年10月 口頭発表(一般)
  • 導電剤としてマリモカーボンを用いたTiO2/炭素複合体  [通常講演]
    三好健太; 岩澤健太; 江口美佳; 蒲生西谷美香; 安藤寿浩
    第54回電池討論会 2013年10月 口頭発表(一般)
  • PEFC用Pt/マリモカーボン触媒のMEAへの応用とその発電特性  [通常講演]
    馬場恒生; 江口美佳; 蒲生西谷美香; 安藤寿浩
    ,2013年電気化学秋季大会 2013年09月 口頭発表(一般)
  • 担体カーボンの表面構造による燃料電池用Pt触媒活性への影響  [通常講演]
    馬場恒生; 江口美佳; 蒲生西谷美香; 安藤寿浩
    表面技術協会第128回講演大会 2013年09月 口頭発表(一般)
  • Co触媒を用いたメタンの接触反応によるダイヤモンド-繊維状ナノ炭素複合体の合成  [通常講演]
    太田 拓; 米津翔太; 佐藤真把; 中川清晴; 安藤寿浩; 蒲生西谷美香
    表面技術協会第128回講演大会 2013年09月 口頭発表(一般)
  • フリーズドライ法を併用した含浸法による酸化ダイヤモンド担持Ni触媒の調製  [通常講演]
    太田 拓; 高橋亮介; 岩井義裕; 安藤寿浩; 蒲生西谷美香
    表面技術協会第128回講演大会 2013年09月 口頭発表(一般)
  • 酸化ダイヤモンド担持Co触媒を用いたメタンの接触反応によるマリモカーボンの合成  [通常講演]
    太田 拓; 高橋亮介; 岩井義裕; 安藤寿浩; 蒲生西谷美香
    第74回応用物理学会秋季学術講演会 2013年09月 ポスター発表
  • 溶液法を用いたTiO2/マリモカーボン複合体の合成  [通常講演]
    三好健太; 岩澤健太; 江口美佳; 太田拓; 蒲生西谷美香; 安藤寿浩
    ナノファイバー学会第4回年次大会 2013年07月 ポスター発表
  • 水熱反応を用いたLiFePO4/マリモカーボン複合体の合成  [通常講演]
    鈴木雄也; 岩澤健太; 江口美佳; 太田拓; 蒲生西谷美香; 安藤寿浩
    ナノファイバー学会第4回年次大会 2013年07月 ポスター発表
  • ナノコロイド溶液法を用いたPtRu担持マリモカーボンの調製  [通常講演]
    延原諒; 佐藤一央; 江口美佳; 太田拓; 蒲生西谷美香; 安藤寿浩
    ナノファイバー学会第4回年次大会 2013年07月 ポスター発表
  • 燃料電池触媒として用いる繊維状炭素材料の二次構造が発電性能に与える影響  [通常講演]
    馬場恒生; 江口美佳; 太田拓; 蒲生西谷美香; 安藤寿浩
    ナノファイバー学会第4回年次大会 2013年07月 ポスター発表
  • 酸化ダイヤモンド担持Co触媒を用いたCH4接触反応によるマリモカーボンの合成  [通常講演]
    太田 拓; 中川清晴; 安藤寿浩; 蒲生西谷美香
    ナノファイバー学会第4回年次大会 2013年07月 ポスター発表
  • Development of the PEFC electrode using a novel carbon nanomaterial  [通常講演]
    KOKI BABA; MIKA EGUCHI; YOSHIO KOBAYASHI; MAYA KOBORI; MIKKA NISHITANI-GAMO; TOSHIHIRO ANDO
    The 19th International Conference on Solid State Ionics 2013年06月 口頭発表(一般)
  • Hydrothermal synthesis of TiO2/Marimo carbon composite  [通常講演]
    KENTA IWASAWA; KENTA MIYOSHI; SATORU UEDA; MIKA EGUCHI; MIKKA NISHITANI-GAMO; HIRAKU OHTA; TOSHIHIRO ANDO
    The 19th International Conference on Solid State Ionics 2013年06月 口頭発表(一般)
  • Hydrothermal synthesis of LiFePO4/Marimo carbon composite  [通常講演]
    KENTA IWASAWA; YUYA SUZUKI; SATORU UEDA; MIKA EGUCHI; MIKKA NISHITANI-GAMO; HIRAKU OHTA; TOSHIHIRO ANDO
    The 19th International Conference on Solid State Ionics 2013年06月 口頭発表(一般)
  • Characterization of Marimo carbon supported PtCo catalyst by the nanocolloidal solution method  [通常講演]
    KAZUHISA SATO; MIKA EGUCHI; MIKKA NISHITANI-GAMO; TOSHIHIRO ANDO
    The 19th International Conference on Solid State Ionics 2013年06月 口頭発表(一般)
  • 蒲生秀典; 安藤寿浩; 蒲生西谷
    TECHCONNECT 2013 2013年05月 ポスター発表
  • 酸化ダイヤモンド担持Ni触媒を用いたCH4接触反応によるマリモカーボン合成初期過程の観察  [通常講演]
    小堀まや; 太田拓; 中川清晴; 安藤寿浩; 蒲生西谷美香
    表面技術協会第128回講演大会 2013年03月 ポスター発表
  • 酸化ダイヤモンド担持Co-Ni触媒を用いたCH4接触反応によるマリモカーボンの合成  [通常講演]
    太田拓; 小堀まや; 中川清晴; 安藤寿浩; 蒲生西谷美香
    表面技術協会第128回講演大会 2013年03月 ポスター発表
  • TiO2-マリモカーボン複合体の合成  [通常講演]
    岩澤健太; 三好健太; 上田悟; 江口美佳; 小堀まや; 蒲生西谷美香; 安藤寿浩
    第23回日本化学会関東支部茨城地区研究交流会 2012年11月 ポスター発表
  • ナノコロイド溶液法によるPtCo二元系触媒の調製  [通常講演]
    佐藤一央; 小堀まや; 岩澤健太; 江口美佳; 小林芳男; 蒲生西谷美香; 安藤寿浩
    第23回日本化学会関東支部茨城地区研究交流会 2012年11月 ポスター発表
  • 固体高分子形燃料電池の触媒担体としてのマリモカーボン  [通常講演]
    馬場恒生; 江口美香; 小林芳男; 小堀まや; 蒲生西谷美香; 安藤寿浩
    第23回日本化学会関東支部茨城地区研究交流会 2012年11月 ポスター発表
  • 酸化ダイヤモンド担持Ni触媒を用いたマリモカーボン合成-成長初期過程の合成温度依存性  [通常講演]
    小堀まや; 小松慧士郎; 太田拓; 平田智成; 中川清晴; 安藤寿浩; 蒲生西谷美香
    第39回炭素材料学会年会 2012年11月 ポスター発表
  • Characterization of TiO2/carbon composite nanostructure for Lithium ion battery  [通常講演]
    K. IWASAWA; K. MIYOSHI; S. UEDA; M. EGUCHI; Y. KOBAYASHI; M. KOBORI; M. NISHITANI-GAMO; T. ANDO
    25th International Microprocesses and Nanotechnology Conference 2012年10月 ポスター発表
  • Interfacial nanostructure of the polymer electrolyte fuel cell catalyst layer constructed with different Ionomer contents  [通常講演]
    K. BABA; T. ONUMA; K. IWASAWA; M. EGUCHI; Y. KOBAYASHI; K. KOMATSU; M. KOBORI; M. NISHITANI-GAMO; T. ANDO
    25th International Microprocesses and Nanotechnology Conference 2012年10月 ポスター発表
  • Nanostructure of PtCo bimetal particles for PEFC  [通常講演]
    K. SATO; T. ONUMA; K. IWASAWA; M. EGUCHI; Y. KOBAYASHI; K. KOMATSU; M. KOBORI; M. NISHITANI-GAMO; T. ANDO
    25th International Microprocesses and Nanotechnology Conference 2012年10月 ポスター発表
  • TiO2/Marimo carbon composite as a New Material fornLithium Ion Battery  [通常講演]
    K. IWASAWA; S. UEDA; M. EGUCHI; Y. KOBAYASHI; M. KOBORI; M. NISHITANI-GAMO; T. ANDO
    PRiME 2012 2012年10月 ポスター発表
  • The effect of the Relationship between Ionomer and Carbon in the PEFC Catalyst Layer  [通常講演]
    K. BABA; T. ONUMA; I. IWASAWA; M. EGUCHI; Y. KOBAYASHI; K. KOMATSU; M. KOBORI; M. NISHITANI-GAMO; T. ANDO
    PRiME 2012 2012年10月 ポスター発表
  • K SATO; T. ONUMA; K. KOMATSU; M. KOBORI; I. IWASAWA; M. EGUCHI; Y. KOBAYASHI; M. NISHITANI-GAMO; T. ANDO
    PRiME 2012 2012年10月 ポスター発表
  • The Marimo carbon as a polymer electrolyte fuel cell catalyst support  [通常講演]
    蒲生西谷
    UMRS-International Conference on Electronic Materials 2012 2012年09月 ポスター発表
  • K. IWASAWA; M. ISHIHARA; S. UEDA; M. EGUCHI; Y. KOBAYASHI; M. KOBORI; M. NISHITANI-GAMO; T. ANDO
    UMRS-International Conference on Electronic Materials 2012 2012年09月 ポスター発表
  • Characterization of Marimo carbon supported PtCo nano bimetal catalyst for PEFC  [通常講演]
    K. SATO; T. ONUMA; K. KOMATSU; M. KOBORI; K. IWASAWA; M. EGUCHI; Y. KOBAYASHI; M. NISHITANI-GAMO; T. ANDO
    UMRS-International Conference on Electronic Materials 2012 2012年09月 ポスター発表
  • 気相からのダイヤモンド薄膜の化学合成  [通常講演]
    蒲生西谷
    黒鉛化合物研究会 2012年09月 口頭発表(招待・特別)
  • PEFC触媒層内におけるマリモカーボンとイオノマーの関係  [通常講演]
    大沼孟光; 小松慧士郎; 江口美佳; 小林芳男; 鵜野克宏; 蒲生西谷美香; 安藤寿浩
    電気化学会第79回大会 2012年03月 ポスター発表
  • ナノコロイド溶液法を用いたPtCo担持マリモカーボンの調製  [通常講演]
    佐藤一央; 大沼孟光; 小松慧士郎; 小堀まや; 岩澤謙太; 江口美佳; 小林芳男; 蒲生西谷美香; 安藤寿浩
    電気化学会第79回大会 2012年03月 ポスター発表
  • 新規触媒担体としての“マリモカーボン”の合成  [通常講演]
    小松慧士郎; 小堀まや; 中川清晴; 蒲生秀典; 大沼孟光; 江口美佳; 安藤寿浩; 蒲生西谷美香
    表面技術協会第125回講演大会 2012年03月 口頭発表(一般)
  • ダイヤモンド担持Ni触媒を用いたマリモカーボン生成反応の活性化エネルギー  [通常講演]
    小堀まや; 小松慧士郎; 中川清晴; 蒲生秀典; 安藤寿浩; 蒲生西谷美香
    表面技術協会第125回講演大会 2012年03月 ポスター発表
  • マリモカーボンを触媒担体としたNafion形態の異なる固体高分子形燃料電池特性  [通常講演]
    大沼孟光; 小松慧士郎; 江口美佳; 小林芳男; 鵜野克宏; 蒲生西谷美香; 安藤寿浩
    表面技術協会第125回講演大会 2012年03月 ポスター発表
  • A Structural Investigation of Carbon Nanofilaments in the Marimo Carbon Formation by the Methane Decomposition with Oxidized Diamond-Supported Nickel Catalysts  [通常講演]
    K. KOMATSU; K. NAKAGAWA; H. GAMO; M. EGUCHI; T. ANDO; M. NISHITANI-GAMO
    MNC2011 2011年10月 ポスター発表
  • Preparation of Catalyst for Polymer Electrolyte Fuel Cell Using a Marimo Carbon Support  [通常講演]
    M. EGUCHI; T. ONUMA; K. YOSHIDA; K. KOMATSU; Y. KOBAYASHI; K. UNO; M. NISHITANI-GAMO; T. ANDO
    International Conference on Solid State Ionics (SSI) 2011年07月 ポスター発表
  • Screen-printed patterning of diamond-carbon nanofilaments composite  [通常講演]
    S. KANEKO; K KOMATSU; H. GAMO; K. NAKAGAWA; T. ANDO; M. NISHITANI-GAMO
    TJJCS10 2010年03月 ポスター発表
  • The effect of sulfur on the structure of carbon nanomaterials synthesized by liquid-phase deposition method  [通常講演]
    C. ARAI; H. GAMO; T. SHIBASAKI; T. ANDO; M. NISHITANI-GAMO
    TJJCS10 2010年03月 ポスター発表
  • 新井千晴; 蒲生秀典; 柴崎健; 安藤寿浩; 蒲生西谷美香
    表面科学学術講演会講演要旨集 2009年10月
  • 青木聡亮; 蒲生秀典; 中川清晴; 安藤寿浩; 蒲生西谷美香
    表面科学学術講演会講演要旨集 2009年10月
  • 新井千晴; 蒲生秀典; 中川清晴; 安藤寿浩; 蒲生西谷美香
    表面技術協会講演大会講演要旨集 2009年09月
  • 青木聡亮; 蒲生秀典; 中川清晴; 安藤寿浩; 友景肇; 蒲生西谷美香
    表面技術協会講演大会講演要旨集 2009年09月
  • 菊地真由子; 中川清晴; 蒲生秀典; 安藤寿浩; 蒲生西谷美香
    表面科学講演大会講演要旨集 2007年11月
  • 中川清晴; 蒲生西谷美香; 小田広和; 安藤寿浩
    炭素材料学会年会要旨集 2005年12月
  • 柴崎健; 蒲生西谷美香; 蒲生秀典; 中川清晴; 安藤寿浩
    炭素材料学会年会要旨集 2005年12月
  • 品川 秀行; 木戸 義勇; 高増 正; 蒲生(西谷) 美香; 安藤 寿浩
    日本物理学会講演概要集 2004年03月
  • 三井正; 関口隆史; 蒲生西谷美香; ZHANG Y F; 安藤寿浩
    応用物理学関係連合講演会講演予稿集 2002年03月
  • 高見 知秀; 峰 哲朗; 楠 勲; 蒲生; 西谷 美香; 安藤 寿浩
    日本物理学会講演概要集 1999年09月
  • 高見 知秀; 鈴木 克徳; 峰 哲朗; 石塚 真治; 猪狩 佳幸; 楠 勲; 蒲生西谷; 美; 安藤 寿浩
    日本物理学会講演概要集 1998年03月

MISC

産業財産権

受賞

  • 2019年11月 炭素材料学会 ポスター賞
     接触反応による繊維状ナノ炭素/カーボンペーパー複合材料の合成と評価 JPN japan_society 
    受賞者: 土屋良太
  • 2018年12月 炭素材料学会 ポスター賞
     有機液体中での接触反応による炭素系薄膜の合成と評価 JPN japan_society 
    受賞者: 松本 遥
  • 2013年12月 炭素材料学会 ポスター賞
     酸化ダイヤモンド担持Ni-Cu二元系触媒を用いたメタンの接触反応によるマリモカーボンの合成 
    受賞者: 太田拓
  • 2013年03月 田中貴金属グループ MMS賞
     有機液体中でのダイヤモンドヘテロエピタキシーに関する研究 
    受賞者: 蒲生西谷 美香
  • 2012年03月 田中貴金属グループ MMS賞
     革新的触媒担体としてのまりもカーボンの化学合成と、その燃料電池電極触媒層への応用に関する研究 
    受賞者: 蒲生西谷 美香
  • 2011年11月 日本化学会関東支部 優秀賞
     PEFC用新規電極触媒担体“マリモカーボン”の合成 
    受賞者: 小松慧士郎
  • 2011年11月 日本化学会関東支部 奨励賞
     ダイヤモンド担持遷移金属触媒を用いたマリモカーボン生成反応の活性化エネルギー 
    受賞者: 小堀 まや
  • 2008年06月 The Korean Institute of Surface Engineering 講演賞
     Catalytic synthesis of fibrous carbon nanomaterials in organic liquids 
    受賞者: Mikka Nishitani-Gamo
  • 2004年02月 (一社)表面技術協会 論文賞
     アルコール中でのカーボンナノチューブの液相合成 
    受賞者: 蒲生西谷美香;中川清晴;蒲生秀典;安藤寿浩ら

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 新規球状ナノ炭素材料を用いた革新的電極触媒の開発
    (公財)JKA:JKA競輪補助事業
    研究期間 : 2022年04月 -2023年03月 
    代表者 : 蒲生西谷美香
     
    新規球状ナノ炭素材料を用いた革新的電極触媒の開発 1 研究の概要 マリモにそっくりな、繊維状ナノ炭素でできた新素材「マリモカーボン」を合成し、固体高分子形燃料電池(Polymer Electrolyte Fuel Cell; PEFC)用の電極材料を作りました。そのユニークな構造によって、希少資源の有効活用・電池高性能化をはかり、排気ガスフリーな自動車や屋内作業用カート・電源等の普及を後押しします。 2 研究の目的と背景 燃料電池は、空気中の酸素と水素から水ができる反応のエネルギーを利用するものです。有毒な排気ガスを出さず、高い効率で、エネルギーを作ることができる電池として、一部は、自動車やバスに実用化されています。しかし、水を作る反応に、大量のPtが必要だったり、充分な出力が得られない、反応が長時間続かない、という問題が残されています。Ptは、極微小なナノ粒子(1ナノメートル(1 nm)は1億分の1メートル!)にして、炭素材料の表面にたくさんのせて反応に利用します。Pt微粒子をナノ粒子の状態に保って、安定に固定し、充分に働かせるためには、炭素材料の構造が大きく影響します。この研究では、エネルギーを生み出す反応を促進し、出力が大きく、長時間の利用にも耐えるPEFCを実現するために、Ptを支える炭素材料としてマリモカーボンを合成し、革新的なPt触媒の実現を目指します。 3 研究内容 (1)マリモカーボンの合成―構造・特徴― マリモカーボンは、500ナノメートルくらいの小さなダイヤモンドの粒の表面に、 直径数ナノメートル~数十ナノメートルの繊維状ナノ炭素を成長させた球状のナノ炭素材料です。 (https://www.toyo.ac.jp/nyushi/undergraduate/sce/dacm/laboratory/gamo.html) (2)マリモカーボンを形作る要素とPEFCにおける役割 マリモカーボンを作る繊維状ナノ炭素には、大きく2種類あります。 炭素で出来たナノメートルレベルの極微小なコップをたくさん積み重ねて、繊維状の外観を作っているものをカップ積層CNF、炭素で出来た小さなコインをたくさん積み重ねてできているものをコイン積層CNFといいます。コップ、コインという形がしっかりあるということは、炭素同士の結合が強く丈夫だということです。CNFの表面には、コップのふち、あるいはコインの円周がたくさんの突起を作っています。この部分に、PEFCの発電に必要な白金の微粒子(これも極微小で3 nmくらい。)をたくさん付けた電極触媒を作って、PEFCの心臓部を作ります。突起部分には、白金微粒子が付きやすいです。突起の数に応じて、マリモカーボン1グラムあたりに白金微粒子を載せる量を調整できます。丈夫なCNFの突起には、白金微粒子が安定に付いていられるので、長時間電池を動かしても安定に発電し続けます。このように白金微粒子を支えるマリモカーボンは、発電の能力を左右する重要な役割を担っています。今回の研究で、CNFの数、太さ、長さ、密度、そして一本一本の要素の形や並び方まで、作り分ける合成が可能になりました。このことは、水素と酸素から水が出来る反応に最も適する白金微粒子が、合成したマリモカーボンの支えによって実現できることを意味します。このマリモカーボンを使って、貴重な白金を少ない量でもしっかりと長期間、働かせることができるようになれば、誰でも必要な時に使える、理想のPEFCが実現できると期待しています。そのために、今後もさらに研究を進めていきます。加えて、マリモカーボンの合成技術を活かした、新しいナノ炭素複合材料の合成と応用に関する研究にも展開していきたいと考えています。 4 本研究が実社会にどう活かされるか―展望 PEFCは、排出されるのは水で、大気汚染の心配がない電池です。低温動作および小型軽量化が可能です。そのため、以下のような場面で活かされると考えられます。 ①屋内で作業するフォークリフト車、②病院や介護施設での作業に必要な電力供給、③自転車、小型バイク、カートなど、個人・少人数の移動手段、④小型船舶(漁船など)の動力。マリモカーボンの合成は、エネルギーを多く必要としない方法をとっています。地球環境に負荷をかけない、回収・リサイクルまで考えたモノづくりから生まれるマリモカーボンは、PEFCのみならず、細胞培養の足場、水中の微量金属の除去など、幅広い用途への展開が期待されます。 5 教歴・研究歴の流れにおける今回研究の位置づけ マリモカーボンもダイヤモンドも、炭素のつながり方が違うだけで、同じ炭素から出来ています。私は、この約30年、新しい炭素材料の合成と応用に関する研究に従事してきました。メタンガスからダイヤモンドを合成する研究に始まり、ダイヤモンド表面の化学に興味を持ち、さらにダイヤモンドの表面を利用してそこからCNFsを成長させてマリモカーボンを合成する研究に取り組んできました。材料は、いつでも・どこでも・誰でも再現性良く合成できて、はじめて材料と呼ばれます。長年の研究によってマリモカーボンは材料と呼べるレベルになり、そのユニークな構造に、PEFCの白金微粒子を支える役割を着想し、研究仲間と協働して約10年が経った頃、ポテンシャルの高さを確信するに至りました。そこから一歩進めて、なぜ、マリモカーボンはPEFC電極材料に良いのか?性能向上の鍵はどこにあるのか?マリモカーボンのナノ・ミクロ・マクロ構造を自在に調整した合成ができれば、電池性能を左右する因子が明らかになり、実用に近づける?本研究では、このことについて実験的に明らかにし、深く理解できたと考えています。本研究の成果を活かせるよう、引き続き、PEFCの実用化に向けた検討と用途探索、マリモカーボンの合成技術から着想した新しいナノ炭素複合材料の合成研究に取り組んでいきます。 6 本研究にかかわる知財・発表論文等 M. Shiraishi, et. al., SN Applied Sciences 5(2023)69.(査読付き学術論文。誰でも閲覧できるようオープンアクセスにしました。https://rdcu.be/c4F00) 7 補助事業に係る成果物 (1)補助事業により作成したもの マリモカーボンは、その応用を検討し、評価を希望する機関様に提供可能です。合成後の反応容器から取り出したマリモカーボンの見た目は、黒い粉末状です。 8 事業内容についての問い合わせ先 所属機関名: 東洋大学 理工学部(トウヨウダイガク リコウガクブ ) 住 所: 〒350-8585 埼玉県川越市大字鯨井2100 担 当 者: 教授 蒲生西谷美香(ガモウニシタニミカ) 担当部署: 応用化学科 ダイヤモンド研究室(オウヨウカガクカ ダイヤモンドケンキュウシツ)
  • 文部科学省:科学研究費補助金(挑戦的萌芽研究)
    研究期間 : 2014年 -2015年 
    代表者 : 蒲生 美香
     
    ダイヤモンドは、光・電気・熱・硬さ・音等、「地球上で最高の」という接頭語がつく性質を持ち、人間の生活を豊かにする先端材料でもある。一方で、簡単かつ大量にダイヤモンドを合成する技術は未確立である。本研究では、ダイヤモンドを、ビーカーに入れたお酒やガソリン(=炭素原子を含む有機液体)の中で手軽に合成するという、かつてない挑戦的テーマを掲げて取り組みを始めた。炭素原子が結合してダイヤモンドの種ができるよう、促進剤として硫黄を加える、さらにダイヤモンドと構造がよく似た化合物を土台として種を作ろうと試みた。現段階ではダイヤモンド生成は道半ばであるが、電気を通す緻密な薄い膜状の炭素材料が得られた。
  • 文部科学省:科学研究費補助金(基盤研究(B))
    研究期間 : 2005年 -2007年 
    代表者 : 蒲生西谷美香; 安藤寿浩
     
    本研究テーマは、我々のグループが開発した「固液界面接触分解法」により、様々な高機能ナノ材料の高速合成を目指すものである。本法は、高温に熱せられた触媒と、原料となる有機液体との接触反応による炭素析出を材料合成の基本とする。反応場である固液界面は、化学ポテンシャルの急峻な変化による非平衡場であり、さまざまな構造・機能を有する炭素材料合成実現の可能性を秘めている。本法を確立し、任意の構造制御が可能な合成法を確立するため、生成物の合成条件(具体的には触媒金属の種類及び状態、接触反応温度、有機液体の種類等)依存性の把握を目的に研究を進めてきた。加えて、これら合成パラメータ設定の再現性を向上させるため、合成装置の最適化も行った。その結果、次のことが明らかになった。(1)接触反応温度は、生成物の形態(粒子状、繊維状、膜状)を大きく左右する。繊維状生成物は、反応温度600度で得られる。(2)触媒担持量は、微細構造(直径やグラフェンシート積層枚数等)と成長速度に影響を及ぼす。(3)合成過程に600度と900度を共存させ、合成時間に占める900度保持時間を長く取ることにより、結晶性に優れたカーボンナノチューブを合成できる。(4)触媒の酸化処理により、酸化状態に多様性を持たせた場合に、カーボンナノチューブ発生密度が高く、基板への垂直配向性に優れたカーボンナノチューブが合成可能である。(5)わずか5分程度の合成時間で10ミクロン程度の長さを持つカーボンナノチューブが合成可能である。以上、本研究により、任意の構造を有するカーボンナノチューブを制御性良く、高速合成可能な技術の確立に目途をつけることができた意義は大きい。このように、結晶性及び配向性を制御して合成したカーボンナノチューブについて、電界電子放出特性の測定を試みることで、電子放出開始電圧値及び放出電流の経時安定性に大きく影響する因子は結晶性であることを実験的に明らかにした。

委員歴

  • 2024年02月 - 現在   (一社)表面技術協会   理事・副会長
  • 2014年04月 - 現在   文部科学省・科学技術・学術政策研究所   専門調査員
  • 2021年02月 - 2022年02月   表面技術協会   第1庶務理事
  • 2020年02月 - 2021年02月   表面技術協会   第2庶務理事
  • 2016年02月 - 2017年02月   表面技術協会 学術委員会   委員長
  • 2015年02月 - 2017年02月   表面技術協会   理事
  • 2015年02月 - 2016年02月   表面技術協会   学術委員会副委員長
  • 2013年02月 - 2014年02月   表面技術協会   代議員
  • 2010年 - 2012年   表面技術協会   理事
  • 2010年 - 2012年   応用物理学会   評議員

担当経験のある科目

  • 固体化学
    東洋大学
  • 無機材料化学
    東洋大学
  • 無機化学実験
    東洋大学
  • 無機化学
    東洋大学
  • 分析化学
    東洋大学
  • 物理化学
    東洋大学
  • 化学結合論
    東洋大学

その他のリンク

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