Lecture Notes on Data Engineering and Communications Technologies(SCOPUS indexed Journal) 337 - 346 2024年09月 [査読有り]
The influence of family environment on personality
Kazuma Yamane; Eiichi Yubune; Chieko Kato
The 16th World Congress on Computational Mechanics and 4th Pan American Congress on Computational Mechanics (WCCM-PANACM) (SCOPUS indexed Journal) 2024年07月 [査読有り]
2025年03月 6th International Conference on Multidisciplinary and Current Educational Research (ICMCER-2025) (SCOPUS Indexed) IFERP Research Excellent Award For Student A Proposal for a System that Provides Book Encounters for a Better Reading Experience
CALL(Computer Assisted Language Learning)環境を利用して特定ソフトウェアにより、英語リーディング教材の提示法の違いが下位レベルの学習者の読解速度と理解度に及ぼす影響について、実際の英語授業クラスにおいて実験群と統制群を組んで、速読及び音読訓練の処遇を実施して測定する計画であった。しかしながら、実施したCALL教室の不具合や機械的なトラブルによって有効なデータを得ることができなかった。しかしながら、以前からの準備研究で行なってきた脳科学的な検証結果については、新たに解析・分析を継続して研究発表に至り、一定の評価を得た。具体的にはソフトウェアによって画面上で、チャンクを順次表示させて読んでいく訓練を行い、毎回の脳血流の状態を「光トポグラフィー」(ETG-4000、日立メディコ)を用いて記録した。その結果、トレーニングの初期では、ブローカ野とウェルニッケ野の血流量がテキストの難易度に応じて同時に増減を示す傾向にあったが、トレーニングが進むにつれ、2つの領域が選択的に活性化されるように変化した。このことから、初級者でもチャンク読みの方略を繰り返すことによって、脳部位を選択的に活性化し、速読のために脳を最適化できる可能性が示された(湯舟、田淵、神田、2009)今後はさらに被験者数を増やし、実験方法を検討していくべきであろう。他方、長年の懸案であっ...
CALL(Computer Assisted Language Learning)やe-Learning 用のリーディング教材が氾濫する中、そのソフトウェア上での英文提示方法の最適化を目指し、ソフトウェアを使った処遇訓練を行い、初級者にとって読解効率を向上させるのに効果的な英文提示方法を絞り込めた。またそれは学習者の心理的ストレスを適度に抑えたり、意欲を高めたり、心理面でも有効であることが判明した。また、研究では処遇時に脳血流量を測定することで、脳活性化状態を検査して、英文リーディング時の認知プロセスを生理学的に検証することも試みたが、期間中に分析は間に合わなかった