研究者総覧

山本 美香 (ヤマモト ミカ)

  • 福祉社会デザイン学部社会福祉学科 教授
  • 福祉社会開発研究センター 研究員
  • ライフイノベーション研究所 研究員
  • ライフデザイン学研究科生活支援学専攻 教授
Last Updated :2025/04/19

研究者情報

学位

  • 修士(社会福祉学)(同志社大学)

科研費研究者番号

  • 80383363

J-Global ID

研究キーワード

  • 居住   地域福祉   Housing   Community Care   

研究分野

  • 人文・社会 / 社会福祉学 / 地域福祉論、居住福祉論

経歴

  • 2009年04月 - 現在  東洋大学福祉社会デザイン学部社会福祉学科教授
  • 2004年04月 - 2009年03月  淑徳大学社会学部社会福祉学科准教授
  • 2000年10月 - 2004年03月  文部科学省初等中等教育局教科書調査官
  • 1992年 - 2000年  東京都地域福祉財団・東京いきいきらいふ
  • 1988年 - 1990年  東京都地域福祉財団・東京いきいきらいふ

学歴

  • 2013年04月 - 2018年03月   明治大学大学院   理工学研究科建築学専攻
  • 1996年04月 - 1999年03月   日本女子大学   人間社会研究科   社会福祉学
  • 1991年10月 - 1992年09月   シカゴ大学大学院   ソーシャルサービスアドミニストレーション

所属学協会

  • 日本建築学会   日本地域福祉学会   日本社会福祉学会   Japanese Reseach Association for Community Development   Japanese Society for the Study of Social Welfare   

研究活動情報

書籍

MISC

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2020年04月 -2023年03月 
    代表者 : 山本 美香
     
    2021年度は、高齢者と学生をオンラインでつなぐ「オンラインカフェ」を実施し、その意義と成果についてヒアリング調査を実施した。コロナ禍において、仕事の喪失、対面での集まりや別居家族・友人との交流も減少したことで、特に高齢者は孤立感を深めていた。学生とのオンラインを通した交流の効果について、次の3点が挙げられる。①参加者に生活のメリハリがついたこと。仕事を喪失し、家族や、友人・隣人との交流の機会がなくなってしまったことで、買い物に出るしか人との交流がない生活の中で、1ケ月に1回の学生とのオンラインカフェは「よい刺激になった」とのことであった。②PCを使った交流などできないと考えていた高齢者自身の自己効力感を高めることができた。参加者は当初、「自分はスマホも使ったことがないので、こういうことはできないのではないか」としり込みしがちであったが、ipadを繋いだまま、参加者の自宅まで届けるという手法をとることで、この点をクリアした。オンラインカフェを使用しての感想は「これなら自分でもできる」「思ったより簡単だった」との感想が聞かれた。③多世代交流による有用感の獲得。今回の交流は、参加者にとっては孫世代にあたる大学生との間によって行われた。参加者には「社会福祉を学ぶ学生のために、お話しをしてください」と依頼したが、このことは「自分が学生の役に立つことができた」という有用感を提供することが可能となった。また、自宅で空間を越えて他者とつながれるというオンラインカフェの方法は、今後、高齢者が外出が困難になった時などにも、まったくの社会的孤立に陥らないための一つの手法を確立することができたと考えられる。課題としては、今回は、調査研究の参加者がすべて女性であったため、男性高齢者の場合、同様に成果をあげることができるかとういう点である。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2011年04月 -2015年03月 
    代表者 : 原田 正樹; 岩間 伸之; 上野谷 加代子; 小野 達也; 小松 理佐子; 諏訪 徹; 所 めぐみ; 中島 修; 永田 祐; 菱沼 幹男; 平野 隆之; 藤井 博志; 松端 克文; 宮城 孝; 山本 美香; 大林 由美子; 小松尾 京子; 和気 康太
     
    今日、社会保障制度は地域福祉が主流化しているといわれる。ソーシャルワーカー(社会福祉士)を養成していく上で、地域福祉をどのように教育するかは重要なテーマである。 そこで本研究会では、①現状調査、②講義・演習・実習、③生涯研修の体系といった多角的に現状と課題を明らかにした。その上でインストラクションという教育工学の知見にもとづき、必要な教授内容として「30項目」を抽出し、教育内容について検討を試みた。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2005年 -2008年 
    代表者 : 田村 真広; 菅井 直也; 関矢 貴秋; 保正 友子; 山本 美香; 池田 幸也; 大橋 謙策; 北本 佳子; 阪野 貢; 長谷川 豊; 馬場 清; 原田 正樹; 平野 和弘; 平野 優; 保住 芳美; 宮脇 文恵; 矢幅 清司; 芦川 裕美; 岡 多枝子; 田中 泰恵; 崔 太子; 平野 優; 阪野 貢; 保住 芳美; 矢幅 清司
     
    高等学校の専門教科「福祉」の教育改善と教師教育に関する総合的研究である.(1)理KOMI論を活用して介護福祉の基礎から実習教育を一貫させる教材開発、(2)高等学校福祉科の卒業生の就労状況や福祉教育への意識を調査したライフコース研究、(3)での後期中等教育段階にEUおけるケアワーカー養成・教員養成システムを調査した研究、(4)特色ある高校づくりの要に教科「福祉」を位置づけた教育課程改革の実態調査.これらの研究成果をもとに、教科「福祉」の教員教育のあり方について問題提起した.
  • 地域福祉と高齢者の居住に関する研究
    研究期間 : 1996年 -2004年
  • Community Care and Housing for the elderly
    研究期間 : 1996年 -2004年

その他のリンク

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