16ビットマイクロコントローラ (M16) の高速シミュレータの開発 [通常講演]
那須隆; 岩田 俊一; 清水 徹; 斉藤 和則
電子情報通信学会技術研究報告. VLD, VLSI設計技術 1993年 口頭発表(一般)
ハードウェア記述言語VHDLを用いて相互結合網をモデル化することで,回路の動作に即したデータ転送を行うことができ,理論解析やプログラム言語によるソフトウェア・シミュレーションよりも意図する相互結合網に近いシミュレーション結果を得ることができる.また,並列アプリケーションから取得した通信パターンを基にシミュレーションが行えるため,実際の通信状態における相互結合網の詳細な性能評価が可能である.本稿では,VHDLによる相互結合網のモデル化について述べた後,オメガ網と2次元トーラス網においてフロー制御方式の違いによる通信性能への影響を評価した.