日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(A)
研究期間 : 2005年 -2008年
代表者 : 森安 孝夫; 白須 淨眞; 石見 清裕; 吉田 豊; 荒川 正晴; 松井 太; 高橋 照彦; 森部 豊; 武内 紹人; 服部 等作; 佐藤 貴保; 藤岡 穣; 山下 将司; 坂本 和子; 坂尻 彰宏; 平田 陽一郎; 田先 千春; 白 玉冬; 鈴木 桂; 影山 悦子; 中田 美絵; 赤木 崇敏; 笠井 幸代; 鈴木 宏節; 中田 裕子; 西村 陽子; 福島 恵; 山本 明志; 齊藤 茂雄
近年の日本におけるシルクロード東部地域の歴史に関する研究で特に目立っているのは,5~10世紀頃のトルコ系・チベット系諸民族と東方に進出したソグド人の歴史,並びに13~14世紀のモンゴル時代史である.本研究班の主要メンバーは,そのうちの前者をリードしてきた者たちであるが,内モンゴル・山西・陝西・寧夏・甘粛北部・新疆ウイグル自治区東部における現地調査を踏まえて,さらにその動向を進展させる成果をあげることができた.