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金子 有子カネコ ユウコ

所属・担当
英米文学科
国際哲学研究センター
職名准教授
メールアドレス
ホームページURLhttps://kaken.nii.ac.jp/d/r/90280817.ja.html
生年月日
Last Updated :2017/11/11

研究者基本情報

学位

  • 博士(理学), 京都大学

経歴

  •   1992年04月 - 1995年03月, 日本学術振興会, 特別研究員 (DC1)

研究活動情報

研究分野

  • 生物科学, 分子生物学
  • 基礎生物学, 生物多様性・分類
  • 環境学, 環境動態解析
  • 生物資源保全学, 生物資源保全学
  • 環境学, 自然共生システム
  • 基礎生物学, 生態・環境
  • 森林圏科学, 森林科学

研究キーワード

    生物多様性, 絶滅確率, 森林生態系, LTRE解析, コンピュータシミュレーション, 2倍体植物, 撹乱, 生物多様性保全, 希少植物, 集団遺伝解析, PnETモデル, LTRE, 下部残存型強度間伐, 数理モデル, 窒素流出, 渓流水質, 森林撹乱, サワグルミ, 展葉期間, 遺伝構造, 保全遺伝学, GIS, トチノキ, PnET, 汚濁負荷, レッドリスト, 遺伝的多様性, 植物, 推移行列モデル, 環境配慮型森林施業

論文

  • Range expansion and lineage admixture of the Japanese evergreen tree Machilus thunbergii in central Japan., Watanabe S, Kaneko Y, Maesako Y, Noma N, Journal of plant research, 127, (6) 709 - 720,   2014年11月
  • 琵琶湖南湖における固有種ネジレモの遺伝的変異と遺伝子流動, 中川 昌人, 金子 有子, 西野 麻知子, 保全生態学研究, 保全生態学研究, 19, (1) 3 - 14,   2014年05月
  • Development of microsatellite markers for Vitex rotundifolia (Verbenaceae), an endangered coastal plant in Lake Biwa, Japan., Ohtsuki T, Shoda T, Kaneko Y, Setoguchi H, Applications in plant sciences, 2, (4) ,   2014年04月
  • 滋賀県犬上川流域におけるタブノキ林の多様性保全の必要性, 前迫 ゆり, 野間 直彦, 金子 有子, 横川 昌史, 渡部 俊太郎, 東 善広, 地域自然史と保全 : bulletin of Kansai Organization for Nature Conservation, 地域自然史と保全 : bulletin of Kansai Organization for Nature Conservation, 34, (2) 165 - 179,   2012年12月
  • Development of microsatellites in Machilus thunbergii (Lauraceae), a warm-temperate coastal tree species in Japan., Kaneko Y, Lian C, Watanabe S, Shimatani K, Sakio H, Noma N, American journal of botany, 99, (7) e265 - 7,   2012年07月
  • 安曇川源流域のトチノキ伐採に関する一考察, 金子 有子, 地域自然史と保全 : bulletin of Kansai Organization for Nature Conservation, 地域自然史と保全 : bulletin of Kansai Organization for Nature Conservation, 34, (1) 53 - 63,   2012年06月
  • 面源負荷とその削減対策に関する政策課題研究―面源負荷量の定量的把握と今後の面源負荷対策の方向性の検討―, 大久保卓也, 東善広, 佐藤祐一, 辻村茂男, 金子有子, 森田尚, 大前信輔, 滋賀県琵琶湖環境科学研究センター研究報告書, (7) ,   2012年03月
  • 湖岸生態系の保全・修復および管理に関する政策課題研究―湖岸地形と生物からみた琵琶湖岸の現状と変遷および保全の方向性―, 金子有子, 東善広, 佐々木寧, 辰己勝, 橋本啓史, 須川恒, 石川可奈子, 芳賀裕樹, 井上栄壮, 西野麻知子, 滋賀県琵琶湖環境科学研究センター研究報告書, (7) ,   2012年03月
  • Isolation and characterization of microsatellite loci in the beach pea, Lathyrus japonicus (Fabaceae), in Japan., Ohtsuki T, Kaneko Y, Mitsui Y, Setoguchi H, American journal of botany, 98, (12) e375 - 7,   2011年12月
  • Phylogeography of Japanese horse chestnut (Aesculus turbinata) in the Japanese Archipelago based on chloroplast DNA haplotypes., Sugahara K, Kaneko Y, Ito S, Yamanaka K, Sakio H, Hoshizaki K, Suzuki W, Yamanaka N, Setoguchi H, Journal of plant research, 124, (1) 75 - 83,   2011年01月
  • 森林施業に伴う河川水質への影響の緩和に関する検討, 徳地 直子, 金子 有子, 福島 慶太郎, 水利科学, 水利科学, 55, (4) 23 - 36,   2011年
  • Isolated history of the coastal plant Lathyrus japonicus (Leguminosae) in Lake Biwa, an ancient freshwater lake., Ohtsuki T, Kaneko Y, Setoguchi H, AoB plants, 2011,   2011年
  • 湖岸生態系の保全・修復および管理に関する政策課題研究(平成19~22年度(2007~2010年度)):中間報告 湖岸生態系の保全・修復および管理に関する政策課題研究―平成19~20年度(2007~2008年度)中間報告―, 金子有子, 東善広, 辰己勝, 佐々木寧, 栗林実, 石綿進一, 井上栄壮, 小林貞, 石川可奈子, 芳賀裕樹, 西野麻知子, 滋賀県琵琶湖環境科学研究センター研究報告書, (5) ,   2010年01月
  • 琵琶湖西岸流域におけるタブノキ個体群の分布と地域植生, 前迫 ゆり, 藤脇 崇裕, 金子 有子, 大阪産業大学人間環境論集, 大阪産業大学人間環境論集, 8, 39 - 55,   2009年06月
  • 琵琶湖におけるミズヒマワリ(キク科)の侵入とその現状および駆除に関するノート, 藤井 伸二, 志賀 隆, 金子 有子, 水草研究会誌, 水草研究会誌, (89) 9 - 21,   2008年03月
  • 10.環境負荷の軽減を図るための森林管理方法の検討 森林流出水および森林動態の長期モニタリング, 金子有子, 國松孝男, 籠谷泰行, 中島拓男, 滋賀県琵琶湖・環境科学研究センター試験研究報告, (3) 101 - 109,   2008年03月
  • 15.流域の地域特性に基づく生物多様性保全手法の構築 流域の地域特性に基づく生物多様性保全手法の構築―平成18年度の成果―, 西野麻知子, 細谷和海, 藤田朝彦, 大野朋子, 前中久行, 藤井伸二, 金子有子, 前迫ゆり, 神谷要, 滋賀県琵琶湖・環境科学研究センター試験研究報告, (3) 134 - 178,   2008年03月
  • 環境負荷の軽減を図るための森林管理方法の検討 環境負荷の軽減方法を探るための実験から, 金子有子, 籠谷泰行, 徳地直子, 草加伸吾, 滋賀県琵琶湖・環境科学研究センター試験研究報告, (2) ,   2007年03月28日
  • 流域の地域特性に基づいた生物多様性保全手法の構築 生物多様性に配慮した流域管理手法の構築, 西野麻知子, 細谷和海, 藤田朝彦, 鈴木誉士, 大野朋子, 前中久行, 浜端悦治, 藤井伸二, 神谷要, 金子有子, 兼子伸吾, 井鷺祐司, 滋賀県琵琶湖・環境科学研究センター試験研究報告, (2) ,   2007年03月28日
  • 内湖の生物多様性維持機構の解明 貴重植物,ヨシおよび在来魚からみた内湖の生物多様性, 西野麻知子, 濱端悦治, 金子有子, 福田大輔, 細谷和海, 井鷺祐司, 滋賀県琵琶湖・環境科学研究センター試験研究報告, 2004,   2006年03月27日
  • 環境負荷の軽減を図るための森林管理方法の検討 森林流出水および森林動態の長期モニタリング, 金子 有子, 國松 孝男, 籠谷 泰行, 滋賀県琵琶湖環境科学研究センター試験研究報告書, 滋賀県琵琶湖環境科学研究センター試験研究報告書, (3) 101 - 109,   2006年
  • 森林環境とその管理 森林の生態学的管理に向けて (滋賀県琵琶湖研究所記念誌) -- (第2部:集水域の研究), 金子 有子, 滋賀県琵琶湖研究所所報, 滋賀県琵琶湖研究所所報, (22) 41 - 50,巻頭13,   2005年03月
  • 環境負荷の軽減を図るための森林管理方法の検討 環境負荷の軽減方法を探るための実験から, 金子 有子, 籠谷 泰行, 徳地 直子, 滋賀県琵琶湖環境科学研究センター試験研究報告書, 滋賀県琵琶湖環境科学研究センター試験研究報告書, 2005, (2) 48 - 58,6,   2005年
  • プロジェクト研究 環境負荷の軽減を図るための森林管理方法の検討, 金子 有子, 濱端 悦治, 滋賀県琵琶湖研究所所報, 滋賀県琵琶湖研究所所報, (21) 43 - 45,   2004年02月
  • 内湖の生物多様性維持機構の解明 貴重植物、ヨシおよび在来魚からみた内湖の生物多様性, 西野 麻知子, 濱端 悦治, 金子 有子, 試験研究報告, 試験研究報告, 2004, 89 - 106,10〜14,   2004年
  • 環境負荷の軽減を図るための森林管理方法の検討 土壌無機態窒素に関する野外操作実験の初期条件, 金子 有子, 徳地 直子, 試験研究報告, 試験研究報告, 2004, 27 - 32,   2004年
  • Demography and matrix analysis on a natural Pterocarya rhoifolia population developed along a mountain stream., Kaneko Y, Kawano S, Journal of plant research, 115, (5) 341 - 354,   2002年10月
  • 森林伐採と栄養塩類の挙動と流出, 国松孝男, 肥田嘉文, 金子有子, 浜端悦治, 滋賀県琵琶湖研究所所報, (19) 50 - 53,   2002年01月31日
  • 森林伐採と温暖化ガスの挙動 (第18回琵琶湖研究シンポジウム記録「森林伐採が環境に及ぼす影響」(抄録)), 籠谷 泰行, 樋口 能士, 金子 有子, 滋賀県琵琶湖研究所所報, 滋賀県琵琶湖研究所所報, (18) 150 - 153,   2000年12月
  • 森林伐採と温暖化ガスの挙動 (滋賀県琵琶湖研究所S), 篭谷泰行, 金子有子, 中島拓男, 樋口能士, 浜端悦治, 森林伐採が環境に及ぼす影響予稿集 第18回琵琶湖研究シンポジウム プロジェクト研究成果報告 平成12年, 47 - 58,   2000年
  • プロジェクト研究 森林伐採が環境に及ぼす影響 森林土壌における主要温室効果ガスの代謝と伐採の影響, 籠谷 泰行, 金子 有子, 中島 拓男, 滋賀県琵琶湖研究所所報, 滋賀県琵琶湖研究所所報, (17) 40 - 51,   1999年12月
  • 河川・渓流域の森林動態 山地渓畔林の撹乱体制と樹木個体群への撹乱の影響, 金子有子, 日本生態学会誌, 45, (3) 311 - 316,   1995年12月

MISC

  • 個体群統計学における推移行列モデルによる解析, 金子 有子, 種生物学研究, 28,   2005年03月27日
  • 渓畔林に生きるトチノキとサワグルミの生活史戦略, 金子有子, 種生物学研究,   2005年03月27日

書籍等出版物

  • とりもどせ!琵琶湖・淀川の原風景―水辺の生物多様性保全に向けて
    サンライズ出版  2009年06月
  • 内湖からのメッセージ―琵琶湖周辺の湿地再生と生物多様性保全
    西野 麻知子, 浜端 悦治
    サンライズ出版  2006年01月

講演・口頭発表等

  • 開花フェノロジーと性型比がタブノキの結実成功に与える影響, 渡部俊太郎, 金子有子, 野間直彦, 西田隆義, 日本森林学会大会学術講演集(CD-ROM),   2014年03月26日
  • 異型異熟性はタブノキの繁殖成功を左右するのか?, 渡部俊太郎, 金子有子, 野間直彦, 西田隆義, 日本生態学会大会講演要旨集,   2013年03月05日
  • 河川氾濫原環境における樹木集団の動態シミュレーション, 高田壮則, 金子有子, 日本生態学会大会講演要旨集,   2013年03月05日
  • 過去の草原利用が現在の森林生態系の物質循環に与える影響:PnETモデルを用いた長期影響評価から, 福島慶太郎, 金子有子, 徳地直子, 籠谷泰行, 浜端悦治, 尾坂兼一, 國松孝男, 日本陸水学会大会講演要旨集,   2012年09月14日
  • 地史的要因が左右する近畿地方のタブノキ林の遺伝構造, 渡部俊太郎, 金子有子, 前迫ゆり, 野間直彦, 日本森林学会大会学術講演集(CD-ROM),   2012年03月26日
  • 琵琶湖に陸封された海浜植物の系統地理と保護施策, 瀬戸口浩彰, 大槻達郎, 野田明日香, 正田佑, 金子有子, 植物地理・分類学会大会プログラム・講演要旨,   2012年
  • 森林サイズがタブノキ林の遺伝構造に与える影響, 渡部俊太郎, 金子有子, 前迫ゆり, 野間直彦, 日本生態学会大会講演要旨集,   2011年03月08日
  • 海岸と琵琶湖岸に生育するハマエンドウの遺伝的多様性解析, 大槻達郎, 金子有子, 瀬戸口浩彰, 日本植物学会大会研究発表記録,   2010年09月08日
  • 森林河川の硝酸態窒素濃度に対するナラ枯れの影響の検討, 大久保卓也, 東善広, 金子有子, 日本陸水学会大会講演要旨集,   2010年09月07日
  • 琵琶湖における特定外来生物指定植物種の防除をめぐって, 金子有子, 栗林実, 藤井伸二, 野間直彦, 中井克樹, 日本生態学会大会講演要旨集,   2010年03月15日
  • 近畿地方内陸部タブノキ林の保全生態学的研究:地理変異と繁殖特性, 渡部俊太郎, 金子有子, 前迫ゆり, 野間直彦, 日本生態学会大会講演要旨集,   2010年03月15日
  • 滋賀県湖西地方に成立する落葉広葉樹二次林の林分構造と13年間の動態, 籠谷 泰行, 竹田 真知子, 河崎 晃博, 岸本 泰典, 浜端 悦治, 金子 有子, 日本森林学会大会発表データベース,   2010年
  • 核DNAの遺伝系統と植生解析からみた琵琶湖流域タブノキ林の位置づけ, 金子 有子, 前迫 ゆり, 渡部 俊太郎, 野間 直彦, 日本森林学会大会発表データベース,   2010年
  • 日本列島におけるトチノキの系統地理, 菅原可奈子, 金子有子, 伊藤哲, 山中啓介, 崎尾均, 星崎和彦, 鈴木和次郎, 山中典和, 瀬戸口浩彰, 日本植物学会大会研究発表記録,   2009年09月17日
  • 琵琶湖の生物多様性の現状評価と保全, 西野麻知子, 金子有子, 東善広, 日本陸水学会大会講演要旨集,   2009年09月10日
  • 滋賀県の落葉広葉樹林における皆伐処理後処理が土壌の窒素動態に与える影響, 徳地直子, 金子有子, 上田実希, 小山里奈, 福島慶太郎, 日本森林学会大会学術講演集(CD-ROM),   2008年03月26日
  • 日本産リュウノヒゲモの遺伝的多様性について, 金子有子, 浜端悦治, 川瀬大樹, 神谷要, 日本生態学会大会講演要旨集,   2008年03月14日
  • 滋賀県の落葉広葉樹二次林における皆伐後処理が土壌の窒素動態に与える影響, 徳地 直子, 金子 有子, 上田 実希, 小山 里奈, 福島 慶太郎, 日本森林学会大会発表データベース,   2008年
  • カワウ生息地における植生景観の変遷, 前迫ゆり, 金子有子, 植生学会大会講演要旨集,   2007年10月07日
  • Acacia mangiumの幹および地上部現存量の共通アロメトリー式による推定, 金子隆之, 太田誠一, 沖森泰行, 神崎護, 金子有子, ARISMAN Hardjono, 日本森林学会大会学術講演集(CD-ROM),   2007年04月01日
  • 「下流域への栄養塩負荷を最小限にする森林伐採管理方法の探究」, 草加伸吾, 金子有子, 徳地直子, 籠谷泰行, 浜端悦治, 日本生態学会大会講演要旨集,   2007年03月19日
  • 山地小流域におけるトチノキの開花と結実の変動パターン, 川口英之, 名嘉真希美代, 溝内正広, 舘野隆之輔, 名波哲, 井鷺裕司, 金子有子, 日本生態学会大会講演要旨集,   2005年03月27日
  • 琵琶湖の本湖および内湖におけるヨシのマイクロサテライトマーカーによる遺伝構造の解析, 金子有子, 清水良訓, 井鷲裕司, 日本生態学会大会講演要旨集,   2005年03月27日
  • 芦生モンドリ谷集水域天然林16haの10年間の動態‐スギが混交する冷温帯下部天然林の地形による変化‐, 安藤信, 金子隆之, 山崎理正, 高柳敦, 山中典和, 長谷川尚史, 酒井徹朗, 金子有子, 大畠誠一, 日本林学会大会学術講演集,   2004年03月20日
  • 芦生モンドリ谷調査区における渓畔域の撹乱と樹木動態, 金子有子, 高田壮則, 金子隆之, 日本林学会大会学術講演集,   2004年03月20日
  • 渓流に沿ったトチノキ個体間の遺伝的類似度, 川口英之, 井鷺裕司, 金子有子, 舘野隆之輔, 日本生態学会大会講演要旨集,   2002年03月25日
  • トチノキの種子散布と実生の生残, 舘野隆之輔, 今泉智之, 川口英之, 金子有子, 日本生態学会大会講演要旨集,   2002年03月25日
  • 植栽後の森林施業過程における土壌呼吸速度の変化について, 金子有子, 浜端悦治, 日本林学会大会学術講演集,   2002年03月20日
  • トチノキ繁殖個体における3年間の純生産の配分, 川口英之, 豊田鮎, 舘野隆之輔, 広部宗, 名波哲, 井鷺裕司, 金子有子, 日本生態学会大会講演要旨集,   2001年03月22日
  • 土壌呼吸速度に対する森林伐採実験の影響について, 金子有子, 浜端悦治, 日本林学会大会学術講演集,   2001年03月20日
  • 日本産渓畔林要素トキノキとサワグルミの個体群動態とマトリックス解析, 金子有子, 日本植物学会大会研究発表記録,   2000年09月27日
  • トチノキ個体への送粉による遺伝子流を制限する要因, 幸田淳, 井鷺裕司, 川口英之, 榎木勉, 荒木真岳, 飛田博順, 金子有子, 日本生態学会大会講演要旨集,   2000年03月21日
  • トチノキ繁殖個体のアロケーション, 川口英之, 荒木真岳, 榎木勉, 井鷺裕司, 金子有子, 日本生態学会大会講演要旨集,   1999年03月22日
  • トチノキ野生個体群における種子の花粉親の推定 マイクロサテライトマーカーを用いたDNA解析から, 南恵津, 井鷺裕司, 川口英之, 金子有子, 日本生態学会大会講演要旨集,   1998年03月
  • トチノキ集団のメタポピュレーション構造とマトリックスモデルによる動態の解析, 金子有子, 日本生態学会大会講演要旨集,   1998年03月
  • トチノキ(Aesculus turbinata)のマイクロサテライトマーカーの開発と野生個体群における多型, 南恵津, 井鷺裕司, 金子有子, 川口英之, 日本生態学会大会講演要旨集,   1997年03月
  • 非特定汚染源の負荷流出解析 (18) 森林伐採が森林渓流水質に及ぼす影響, 国松孝男, 須戸幹, 浜畑悦治, 金子有子, 島田佳津比古, 環境科学会年会一般講演・シンポジウム・プログラム,   1997年
  • 冷温帯山地渓畔域の撹乱体制が渓畔林に及ぼす影響について, 金子有子, 日本生態学会大会講演要旨集,   1995年08月

競争的資金

  • 代表的抽水植物ヨシにおける環境動態と遺伝情報に基づく集団維持機構の解明, 文部科学省, 科学研究費補助金(基盤研究(C)), 金子 有子
  • 地域住民による琵琶湖沿岸の<生命賑わい>総合調査の方法論と具体的手法の確立, 文部科学省, 科学研究費補助金(基盤研究(B)), 川那部 浩哉, 地域住民による琵琶湖沿岸の総合調査の現代的な方法論と具体的手法の確立を目的として、「生きものの分布・生態」調査グループ、「生態系多様性」調査グループ、「住民調査とその連携のありかた」調査グループに分かれ、文献資料の収集、モデル的な事業などを実施した。その結果、住民参加型調査における調査前、調査中、調査後の課題を明らかにするとともにその解決法についても提案した。また、研究を進捗させるために2回の公開講演会と成果の一部を琵琶湖博物館で展示した。
  • 繁殖スケジュールの変動パターンが多年生植物の絶滅確率に与える影響の数理的解析, 文部科学省, 科学研究費補助金(基盤研究(C)), 高田 壮則, 生活史パラメーターの変動が個体群の増加率に与える影響を評価する理論的研究を行うとともに、木本種2種(トチノキ,サワグルミ)について、推移行列モデルを応用してその影響を評価した。トチノキでは,生命表反応実験(LTRE)という手法によって、集団動態のKeystageは幼植物段階,Keyprocessはその段階の個体の成長であることが同定された。また、地形変化モデルを下部構造に持つシミュレーションプログラムを開発し、トチノキはマスティングがなければ個体群を維持できない種であること、サワグルミは現在の台風襲来頻度では、マスティング頻度が低くなっても集団を維持できることなどが明らかになった。
  • 里湖湖岸域希少植物のユビキタスモニタリング/ジェノタイピングによる生物多様性評価, 文部科学省, 科学研究費補助金(基盤研究(B)), 金子 有子, 琵琶湖湖辺域に生育する希少海浜植物のハマエンドウとハマゴウを対象として、葉緑体DNAハウロタイピングならびにマイクロサテライト解析を行ったところ、琵琶湖の集団は海岸に比べて遺伝的多様性が有意に低いこと、琵琶湖の集団は遺伝的に分化した陸封型であると強く支持されることが明らかになった。これらは琵琶湖に祖先集団が移入した際に創始者効果を受け、遺伝的浮動の効果によって遺伝的多様性が減じるとともに分化が促進されたものと示唆された。琵琶湖の集団は種全体にとって保全価値が高いものと考えられた。希少氾濫原植物のノウルシとオニナルコスケについても、マイクロサテライト解析の結果からいずれの種も集団内の遺伝的多様性が極めて低く、ジェット数は株数よりかなり少ないことが分かった。また、モニタリングの結果から文献調査も踏まえ各種の動態特性を把握し、繁殖率が群落の遺伝的組成に応じて変化する構造を持つコンピュータシミュレーションプログラムを開発し、集団の遺伝構造と個体群存続可能性の関係を定量的に検証することを可能にすることができた。
  • 森林の加齢に伴う窒素飽和現象の解明とPnET-CNモデルを用いた影響予測, 文部科学省, 科学研究費補助金(基盤研究(B)), 徳地 直子, 森林生態系内での窒素の動態をより詳細に把握するため、安定同位体希釈法を用い、窒素の動態変化をとらえた。林齢ならびに季節ごとに行った実験から、どの季節においても窒素の形態変化において、アンモニア生成・硝酸生成のどちらをもうわまわった明らかな不動化が生じていることが示された。しかし、不動化を規定する要因は、土壌微生物バイオマス、溶存有機体炭素量など、林齢ならびに季節ごとに異なっていることが明らかになった。また、土壌溶液中の硝酸態窒素の酸素同位体比の変化に基づく負荷された窒素の保持に関するシミュレーションにより、大気から系内に負荷された窒素の不動化にかかる時間はこれまで考えられていたより長い(10cmで数週間以上)ことが明らかになった。これらのことから、大気窒素の急激な不動化には非生物的な固定などを検討する必要が示され、非生物的不動化を考慮し、窒素飽和を検討する必要が示唆された。
  • 撹乱環境下における植物の分集団動態-撹乱強度と絶滅確率の関係に関する数理的解析-, 文部科学省, 科学研究費補助金(基盤研究(C)), 高田 壮則, 本研究で対象としている生活史の異なる木本種2種(トチノキ, サワグルミ)、林床植物3種(エンレイソウ、オオバナノエンレイソウ、オオウバユリ、スズラン)について、その生物集団の動態の解析を行った。生存率、成長率、繁殖率の撹乱などによる時間空間的変動が集団の増加率に与える影響を評価する従来の方法について検討が加えられ、近年発展した生命表反応実験(LTRE)という手法を用いる解析をおこなった。また、その結果をもとに絶滅確率を求める新たな手法を開発した。
  • トチノキの果実あたり種子数の変動とその要因, 文部科学省, 科学研究費補助金(基盤研究(C)), 川口 英之, トチノキ果実の種子数の変動とその至近要因と究極要因を検討した。資源の多少、花粉親の遺伝子型、花粉の制限は至近要因でないことが示された。自殖を含めて花粉親が異なる胚珠の共存と成熟が観察された。果実内の複数の種子は重さを小さくすることなく、同様の重さに成熟した。複数の種子が成熟すると種子に対する果皮のコストは低くなったが、虫害率は高くなった。落下後の散布距離に種子の形態の違いは影響しないが種子重は影響した。
  • 東アジアにおける水鳥のフライウェイ中継湿地での水生生物相の分布と遺伝的多様性, 文部科学省, 科学研究費補助金(基盤研究(A)), 浜端 悦治, 中央・東アジア北部の湖沼で沈水植物群落の調査を行うとともに、一部の湖沼では水温の日変動を測定し、水温環境と出現種類数との関係を調べた。湧水付近の湖沼や、大湖沼では水温が低く、多くの沈水植物にとっては生育に適さないことがわかった。マツモのITS領域の遺伝型とリュウノヒゲモの葉緑体ハプロタイプを調べると、日本国内固有の遺伝型は2種共に中国ディエンチ湖と系統的に近く、過去の分布変遷の方向性が示唆された。また、リュウノヒゲモでは、フライウェイ中継湿地の集団で大陸と共通の遺伝型の割合が高い傾向が認められ、水鳥による遺伝的交流の寄与が示唆された。北米原産のコカナダモ遺伝子解析を行うと、遺伝的変異があるが、その変異に地理的なまとまりは見られず、遺伝的に異なる集団が琵琶湖に侵入した後に、各地に分散した可能性が考えられた。高い環境適応力を持ことが、この外来植物が多様なフライウェイ湿地に侵入定着した理由と思われる。フライウェイにおける水鳥の役割を調査するために、水鳥による糞の採集を各地で行い、多くの種子が水鳥の糞中に含まれることを確認した。これにもとづき、水鳥の糞の撒きだし実験を行い、糞から発芽があることを確認した。さらに、種子の体内滞留に時間に関する実験を行った。東アジアのフライウェイ湿地において、渡り鳥がどのような動物と接触しているかを探るために、日本、韓国、中国、およびモンゴルにおいて哺乳類相のセンサーカメラ調査および環境状況調査を行った。その結果、小型哺乳類と家畜は草原環境に、中型哺乳類は樹林環境に多いことが知られ、一部湿地では外来種も侵入していた。モンゴル国、韓国、日本のフライウェイ湿地で、底生動物相を比較した。3千km以上も離れた、植生や気候条件も異なるモンゴルの湖沼と琵琶湖には、ユスリカ類など小型無脊椎動物の一部に共通種が見られ、水鳥による運搬の可能性を否定できない。
  • 環境配慮型生態系管理の環境負荷および生物多様性への影響評価, 文部科学省, 科学研究費補助金(基盤研究(C)), 金子 有子, 1.環境配慮型森林管理の汚濁負荷への影響評価に関する研究京大和歌山研究林の人工林試験流域で、斜面下部を切り残す下部残存型強度間伐を実施した。量水堰の水量観測と気象観測装置による雨量観測を継続し、流入・流出水量を求めた。渓流水質を毎月1〜2回採水分析し、主要カチオン・アニオン、全窒素・全リン、溶存有機炭素濃度を求め、物質流出量を求めた。陸上生態系の炭素・窒素循環を予測するPnETモデルを改良することによって、本研究の炭素・窒素循環に関する将来予測モデルが構築可能か検討した。PnETモデルを本研究流域で得られたデータにそのまま適用した結果、硝酸態窒素および生物生産量の伐採後時間変化に大きな不一致が生じた。この点に関して、植物種、気象条件などの違いを考察したが、これらの要因に関わるパラメータ設定が決定的な原因ではなかった。そこで、母モデルのパラメータ変化にともなう感度分析を行った結果、母モデルの内部循環パラメータの値や内部循環の構造に原因があることがわかった。2.森林撹乱の生物多様性への影響評価に関する研究流域環境の中でも生物多様性が特に高く重要な水辺域を対象として、撹乱と水辺域に優占する生物種の集団動態に関する数理モデル解析(LTRE解析等)を行い、撹乱下で集団の時空間変動のキーとなる生活史段階や現象を定量的に評価した。また、森林の種多様性に対して個体サイズの非対称性が果たす役割を、階層構造競争モデルを用いて解析した。3.地球温暖化ガスへの影響評価に関する研究森林における二酸化炭素収支を評価するにあたって、樹木の展葉期間が大きな決定要因の一つとして考えられる。樹木の生息地の気温条件がその展葉期間に与える影響を評価するためのコスト-ベネフィットモデルによる計算の結果、地球温暖化にともなう平均気温の上昇は温帯域での落葉樹の葉寿命を増加させる可能性が示唆された。
  • 多様な繁殖特性を示す樹木における送受粉様式の解明, 文部科学省, 科学研究費補助金(基盤研究(A)), 井鷺 裕司, 本研究では、多様な樹木における送受粉のパターン、送受粉が行われる個体の範囲、そして送受粉を介した次世代への遺伝子の流れを、温帯体および熱帯地域に設営されている長期・大面積調査プロット内で実測し、生物保全や生物資源管理の観点から森林生態系を理解することを目的として、様々な繁殖特性を持つ樹木個体群を対象に、遺伝マーカーを用いて送受粉プロセスに関する解析を行った。解析に必要不可欠な遺伝マーカーに関しては、これまで研究代表者らがトチノキ、ホオノキ、シャクナゲ、シラカシ、フタバガキ等を対象に開発したマーカーを有効に活用するとともに、ハリギリとカツラに関してもマイクロサテライトマーカーの開発を行い、実際の大面積プロットにおいて有用性の確認を行った。このことによって、送粉、種子散布ともに多様な組み合わせの特性を持つ樹種を対象とした解析が可能となった。調査プロットの整備に関しては様々な気候帯において、すでに設置されている長期大面積調査プロットの整備と個体レベルの繁殖状況に関する詳細な調査をおこなった。特に、温帯性落葉広葉樹林において、ホオノキ、ハリギリ、トチノキを対象に調査対象面積をこれまでの類似の研究としては最大級の面積である数百ヘクタールのレベルまで拡大し、個体の位置、繁殖状況の調査、遺伝子型の決定を行った。また、一部の樹種に関しては、繁殖個体の樹冠にアクセスできるような体制を整え、詳細なサンプリングと解析を行った。その結果、ホオノキに関して樹木個体や個々の花に特異的な受粉様式がある事や、トチノキにおいて繁殖個体の遺伝構造が有効な花粉送付距離に影響を及ぼしている事、熱帯多雨林を構成するフタバガキ樹木における長距離花粉移動など、樹木の多様な送受粉過程に関わる多くの興味深い事実を明らかにする事ができた。
  • 攪乱環境下の樹木集団における地域個体群の生態的・遺伝的役割の評価, 文部科学省, 科学研究費補助金(若手研究(B)), 金子 有子, トチノキとサワグルミを対象に,平成16年度は以下の研究を行った。(1)野外天然集団の生態調査京大芦生研究林モンドリ谷の固定調査地(2.8ha)において,前年度までに遺伝試料を採取した個体の位置測量を行った。位置情報から、遺伝解析の際に必要な個体間距離等を算出した。(2)野外天然集団の遺伝分析前年度までに京都大学芦生演習林モンドリ谷の固定調査地から採取したすべてのトチノキ・サワグルミサンプルからDNAを抽出し,マイクロサテライトマーカーを用いてマイクロサテライト遺伝子座における遺伝子型を決定した。(3)データ解析および数理解析各遺伝子座で対立遺伝子頻度,ヘテロ接合度等を求め,メタ個体群レベルで父性排除分析を行った。成熟個体の遺伝子型との比較から,種子や未成熟個体の親個体を推定し,局所的地域個体群間での遺伝子交換の程度を把握した。また、種子散布以降の実生定着・成長過程における遺伝子型ごとのフローを明らかにし,遺伝子レベルの動態パラメータを定量的に求め、推移行列モデルを構築した。トチノキについては、種子散布がメタ個体群内に制限されているのに対し、花粉散布によってメタ個体群間での長距離の遺伝交流が実現していることが明らかになった。また、実生から稚樹へと生育段階が進むにつれて個体間の血縁度が低下する傾向が見られた。これらの解析から、個体数の観点からは相対的重要性の低いサブ個体群であっても遺伝的なソースとしては重要であることが示唆された。