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村上 一基ムラカミ カズキ

所属・担当
社会学部社会福祉学科
人間科学総合研究所
アジア文化研究所
職名講師
メールアドレス
ホームページURL
生年月日
Last Updated :2020/02/18

研究者基本情報

学歴

  • 2010年10月 - 2017年03月, パリ・ソルボンヌ大学(パリ第4大学), 社会学専攻
  • 2008年04月 - 2015年03月, 一橋大学大学院, 社会学研究科
  • 2009年09月 - 2010年09月, パリ・ソルボンヌ大学(パリ第4大学), 社会学専攻
  • 2006年04月 - 2008年03月, 一橋大学大学院, 社会学研究科

所属学協会

  • フランス教育学会
  • 関東社会学会
  • 日本社会学会
  • 移民政策学会

経歴

  •   2018年10月 - 現在, 横浜国立大学, 都市科学部, 非常勤講師
  •   2018年04月 - 現在, 東洋大学, 社会学部, 講師
  •   2017年04月 - 現在, 東洋英和女学院大学, 国際社会学部, 非常勤講師
  •   2018年04月 - 2018年09月, 東京外国語大学, 国際社会学部, 非常勤講師
  •   2016年04月 - 2018年03月, 東洋大学, 社会学部, 非常勤講師
  •   2013年04月 - 2015年03月, 日本学術振興会, 特別研究員DC2

研究活動情報

研究分野

  • 人文・社会, 社会学

研究キーワード

    社会的排除, 移民第二世代, 国際社会学, フランス, 教育, イスラーム, 郊外, 都市, 移民

論文

MISC

  • フランスにおけるムスリム移民の宗教実践, 村上 一基, Mネット, (204) 32 - 33,   2019年06月, 招待有り
  • 市民社会を動員する移民のフランス的統合——<第二世代>と<女性>の社会経済的統合と公共政策へのアクセス, 村上 一基, 『国内社会の紛争としての移民問題:フランスの市民統合モデルの変化に関する学際的研究』2015~2017年度科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金)「基盤研究(B)」(課題番号15KT0047)研究成果報告書(研究代表者・中野裕二),   2018年03月
  • 博士論文『尊厳とアイデンティティ : 大衆地区における家族と学校』を提出して, 村上 一基, フランス教育学会紀要 = Bulletin de l'Association Japonaise de Recherche sur l'Education en France, (29) 79 - 86,   2017年
  • 地域を支える女性たちの力——移住家族と学校をつなぐアソシエーション, 村上 一基, Mネット, (150) 16 - 17,   2012年06月, 招待有り
  • 対人サービスとしての家庭教師事業——親子関係の外部化と機会均等, 村上 一基, 国際移動とジェンダー研究会編『ワークショップ記録集 仏伊独における移住家事・介護労働者——就労実態、制度、地位をめぐる交渉』,   2012年
  • 2005年の「暴動」に対する<解釈的動員>と社会学的分析——意味の準拠枠組みとしての<経験の共同体>, 村上 一基, 『フランスの移民問題の現状及び社会統合政策上の課題に関する調査研究』平成20年〜22年度科学研究費補助金 基盤研究A(海外学術調査)(研究代表者:宮島喬)研究成果中間報告書,   2009年

書籍等出版物

  • フランス人とは何か : 国籍をめぐる包摂と排除のポリティクス
    Weil Patrick, 宮島 喬, 大嶋 厚, 中力 えり, 村上 一基
    共訳明石書店  2019年
  • 現代フランスにおける移民の子孫たち : 都市・社会統合・アイデンティティの社会学
    Santelli Emmanuelle, 園山 大祐, 村上 一基
    単訳明石書店  2019年
  • フランスの社会階層と進路選択 : 学校制度からの排除と自己選抜のメカニズム
    園山 大祐
    分担執筆第14章「移民第二世代の教育問題——「成熟」した移民社会において多様化する学校経験とアイデンティティ勁草書房  2018年
  • 承認 : 社会哲学と社会政策の対話
    田中 拓道編著
    分担執筆「多文化主義の研究動向——民族・人種マイノリティの承認」(pp.395-400)法政大学出版局  2016年
  • 教育の大衆化は何をもたらしたか : フランス社会の階層と格差
    園山 大祐編著
    分担執筆第11章「フランス・パリ郊外におけるムスリム移民家族の教育実践——社会統合とアイデンティティ」勁草書房  2016年
  • 排外主義を問いなおす : フランスにおける排除・差別・参加
    中野 裕二, 森 千香子, Le Bail Hélène, 浪岡 新太郎, 園山 大祐編著
    分担執筆コラム3「ムスリム移民家族と第2世代」勁草書房  2015年
  • 開発社会学を学ぶための60冊 : 援助と発展を根本から考えよう
    佐藤 寛, 浜本 篤史, 佐野 麻由子, 滝村 卓司編著
    分担執筆「アラン・トゥレーヌ『声とまなざし』」明石書店  2015年
  • 国際社会学
    宮島 喬, 佐藤 成基, 小ヶ谷 千穂編著
    分担執筆第12章「フランス移民第二世代のアイデンティティと教育」有斐閣  2015年
  • 国境政策のパラドクス
    森 千香子, Le Bail Hélène
    単訳3. ディディエ・ビゴ「国境概念の変化と監視体制の進化——移動・セキュリティ・自由をめぐる国家の攻防」勁草書房  2014年
  • 女が先に移り住むとき : 在米インド人看護師のトランスナショナルな生活世界
    George Sheba M, 伊藤 るり
    共訳第3章「家庭——移民世帯におけるジェンダーのやりなおし」有信堂高文社  2011年

講演・口頭発表等

  • フランスにおける中国系移民子孫の学校外学習:母語教育への関心の高まりに着目して, 村上 一基, フランス教育学会第37回大会,   2019年09月08日
  • ジェンダー化された移民の社会統合支援ーーフランス移民集住地区で活動するアソシエーションの事例から, 村上 一基, 第14回 東洋大学社会福祉学会,   2018年08月05日, 招待有り
  • 統合高等審議会報告書(1991〜2013年)にみる移民のフランス的統合(5)——<第二世代>と<女性>の社会経済的統合と公共政策へのアクセス, 村上 一基, 第90回日本社会学会大会,   2017年11月
  • パリ郊外におけるムスリム家族の教育戦略——学校・地区・アイデンティティ, 村上 一基, 日仏教育セミナー「庶民階層における教育の大衆化」(大阪大学),   2014年11月
  • パリ郊外における移民系住民の差異化戦略——領土的スティグマと地区におけるモラルヒエラルキー, 村上 一基, 第87回日本社会学会大会,   2014年11月
  • フランスの公立学校における移民系家族の問題化——パリ郊外の2つのコレージュの事例から, 村上 一基, 第32回フランス教育学会研究大会,   2014年09月
  • フランス都市部郊外の大衆地区における移民の家庭教育——社会統合と文化伝承のはざまで, 村上 一基, 第86回日本社会学会大会,   2013年10月
  • Educating Adolescents of Immigrant Families in the French Suburbs: Dissonance between Public Schooling and Family Culture, 村上 一基, Junior Scholars’ Workshop on Transnational Sociology (Hitotsubashi University),   2013年06月
  • フランス都市部郊外・大衆地区における教育をめぐる住民間の差異化実践——親相互の批判とその両義性, 村上 一基, 第61回関東社会学会大会,   2013年06月
  • L'accusation des parents et la démarcation educative: Enjeux familiaux autour de l'éducation dans le quartier populaire, 村上 一基, Journée des doctorants du GEMASS,   2012年06月
  • 対人サービスとしての家庭教師事業——親子関係の外部化と機会均等, 村上 一基, 国際移動とジェンダー(IMAGE)研究会ワークショップ 「仏伊独における移住家事・介護労働者——就労実態、制度、地位をめぐる交渉」,   2011年12月
  • フランス郊外における学習支援活動に関する一考察——<家族・地区・学校>の分断化とその補填, 村上 一基, 第83回日本社会学会大会,   2010年11月
  • フランス郊外における社会的排除と『経験の共同体』——2005年秋の『暴動』に対する社会学的分析についての一考察, 村上 一基, 関東社会学会 2007年度第3回研究例会,   2008年05月

競争的資金

  • 都市部における共生の危機と「内発的ソーシャル・ミックス」に関する仏米比較研究, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業 国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B)), 2018年度は、本研究計画の基本となる作業として、フランス・パリと米国・ニューヨークにおけるソーシャル・ミックス政策の歴史的展開に関する資料の収集をすすめた。そして、同政策の多様性とともに時間的変化について、国ごとに明らかにすることを目指した。 具体的には a) ソーシャル・ミックス政策の具体的な内容とその変化、b) ソーシャル・ミックス政策が構想された時代背景・文脈、c) 他のマイノリティ支援政策、反差別政策とのソーシャル・ミックス政策の関係、という三点について、公文書、新聞・雑誌記事などの資料を収集すると同時に、先行研究の読解を進めていった。 全体的にはフランスの事例については森と村上が、米国の事例については森と宮田、南川が中心になって進めた。また年度末には、現地に赴かないと入手が困難である資料・データの収集にあたるため、2ー3月に村上がパリに、3月に森がニューヨークに出張し、現地での資料、関連する音声・映像データなどの収集にあたった。 資料の収集と並行して、その精読と分析をすすめた。こうした中で、パリ・ニューヨークでのソーシャル・ミックス政策の展開の「重なり」と「ずれ」についての整理を進めると同時に、一見、同じように見える政策が、それぞれのナショナルな文脈においてどのように異なる意味を持っているかという点について、より深い分析が必要になる、ということが課題として明らかになった。
  • EUの中国系新移民の子どもにみるトランスナショナリズムに関する教育人類学的研究, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(B), 本年度は、昨年度に引き続き、中国系新移民の流入が特に顕著なイタリアとスペイン、フランス、ドイツ、さらに本年度からポルトガルにおいて各メンバーが調査を実施した。5ヶ国とも、中国系新移民の流入によるコミュニティの変化や中国系の子どもへの中国語教育や主流社会への学校適応のあり方、中国やEU諸国への留学の実態が明らかになってきている。調査が2年目であるので、中国系の若者へのライフヒストリーの聞き取り調査も進んでいることによって、進路選択の多様性とそこにみられるトランスナショナリズムが明らかになりつつある。親の社会経済的背景が子どもの進路選択にみるトランスナショナリズムと関連していることは5ヶ国において共通していた。 また、ヨーロッパ生まれでも10代前半まで中国の祖父母の元で育てられてヨーロッパに戻ってくる者はスペインとイタリアに多く、移住先の言語習得に問題を抱え、学校不適応に陥る者も多かった。ドイツにはそのような中国系の子どもはほとんどおらず、特に浙江省出身者に、故郷に子どもを送る慣行がみられた。スペインでは、現在20代後半から30代の若者は親の飲食業や雑貨店を継いだり起業するものが多かったが、10代後半から20代前半の若者には大学進学者が増えていることも明らかとなった。 スペインでの調査結果は中国系新移民の出身地である中国浙江省の温州大学で発表した。イタリアで実施した週末の中国語補習校数校でのアンケート調査の結果分析は国際学会で発表した。ドイツとフランスでの調査結果は国内の学会で発表した。
  • 国内社会の紛争としての移民問題:フランスの市民統合モデルの変化に関する学際的研究, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(B), フランスの移民統合に関する審議会報告書の記述内容の変化を検討した。その結果、フランス共和国の諸価値への賛同こそが「統合」であると見なされるようになったことが判明した。その傾向と呼応して、移民は共和国の諸価値を理解していないという偏見があり、とりわけイスラームは女性を抑圧するものと見なされる。そのためイスラームは、警戒と統制の対象として扱われ、一部の移民は統合を果たせないからという理由で権利が後退しているという事実が確認できた。その反面、統合のための社会政策や教育政策には変化が見られないことが判明したが、逆に、従来指摘されていた教育政策上の課題が放置されていることもわかった。
  • EU都市部の衰退地区における「ソーシャル・ミックス」の社会学的研究, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(B), 本研究は、1990年代以降、階層分極化が顕著になり、住民の社会的排除が悪化したEUの衰退地域の状況を打破する目的で、都市政策で新たに重視されるようになった「ソーシャル・ミックス」の概念に注目し、(1)その枠組みで行われる政策の具体的内容と意義、(2)同政策が地域社会や住民コミュニティにもたらした社会的帰結、の2点について、フランス(パリ・リヨン郊外)、スペイン(マドリード)、イギリス(ロンドン)での現地調査に基づいて分析を行い、同政策が脱セグリゲーションで一定の成果をあげる一方、地域社会の紐帯基盤の脆弱化、住民の個人化も引き起こしていることがわかった。
  • フランス都市政策地区における教育とエスニシティを介した境界形成の社会学的研究, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業 特別研究員奨励費, 本研究の目的は、フランスの都市政策地区における住民間の境界形成の過程を、子どもの教育をめぐる差異化実践とエスニシティに着目し考察することである。平成26年度は、4月から8月までフランス・パリ第4大学に研究拠点を置き、パリ郊外の2つの大衆地区で現地調査を実施した。調査は参与観察を中心に行い、インタビュー調査の考察を補足し、知見を深めた。9月からは研究拠点を日本に移し、調査結果の分析や成果公表を行った。また平成27年3月にはパリ郊外を再訪し、それぞれの地区で補充調査を実施した。
    現地調査ならびにその分析から以下の点を明らかにした。 a) 教育は地区において最も重要な差異化の基準のひとつであった。そこでは他者の民族出自に基づいた批判がなされていたが、それは特定の集団間の対立ではなく、自分たちに社会から与えられる否定的なまなざしや評価を再生産することで、個人が自分たちも帰属するとされるスティグマ化された集団と同一視されることを避け、社会の一員であることを示すために行われるものであった。 b) 学校の教職員や地域のアクターは、親が学校教育に積極的に関わらないことや子どもを遅くまで外に放置していることなどが地域における重要な問題であると捉え、親(特に母親)を支援しようとしていた。そこでは教育上の困難はかれらの文化背景にあるとされ、移民系住民がもっぱら支援や批判の対象とされていた。 c) 親の多くは学校教育や地区における子どもの交友関係などについては受動的で防御的な姿勢をみせるのに対して、家庭内では子どもたちに宗教や文化の伝達を通してアイデンティティを与えるなど積極的な役割を果たし、親としての尊厳や自尊心を守ろうとしていた。また子どもも宗教や親の出身国に対して強い愛着を持っており、それをルーツのひとつとしていた。
  • EU統合下の移住女性とケアの政治――仏独伊の事例を手がかりに, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(A), 対象3ヵ国では、移住家事労働者は大多数が女性で、労働法上も移民法上も非正規の立場に置かれることが多い。フランスでは、家事労働に特定した移民受入プログラムはない一方で、対人サービス政策が、間接的かつ限定的に、移住家事労働者の就労をフォーマル化し、移住女性の社会統合を促進する。ドイツとイタリアでは、EUの東方拡大が生み出す域内移動空間の二元化のもとで、ケア分野でのインフォーマル雇用の増大と階層化が生み出されている。ヨーロッパ・レベルでは、対人ケア・サービスの産業化に向けた試みがみられるが、その効果は依然限定的である。
  • 仏伊独における移住家事・介護労働者-就労実態、制度、地位をめぐる交渉, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(A), 本研究では、フランス、イタリア、ドイツ3ヵ国における移住家事・介護労働者の就労実態、制度上の位置づけ、ならびに地位改善に向けた取り組みの現状について、現地調査を実施し、基礎データを収集した。とりわけ2000年代半ばに「対人サービス」政策を打ち出したフランスの事例を重点的に調査し、同政策が個人家庭に雇用される移住家事・介護労働者の雇用上、ならびに移民法上の地位に与えたインパクトを明らかにした。

教育活動情報

担当経験のある科目

  • 国際社会学演習, 横浜国立大学
  • 比較文化論, 東洋英和女学院大学
  • フランス語, 東洋大学
  • 国際協力論(国際社会学), 東京外国語大学