十重田　和由 (トエダ　カズヨシ)

研究者情報

学位

• M.Phil.（University of London）

科研費研究者番号

• 20339203

J-Global ID

• 200901037256669675

研究キーワード

• 中英語   古英語   語彙   

研究分野

• 人文・社会 / 英文学、英語圏文学 / 古英語、中英語

経歴

• 2021年04月 - 現在  東洋大学経済学部教授
• 2004年 - 2015年  東洋大学経済学部准教授

学歴

•         - 2006年   ロンドン大学キングズカレッジ 大学院 英語英文学

所属学協会

• 日本中世英語英文学会   

研究活動情報

論文

• The Use of Eek and Also in The Canterbury Tales

  十重田 和由

  経済論集 46 1 97 - 105 2020年08月
• Is Heurodis Eurydike: An Analysis of Three Manuscripts

  十重田 和由

  経済論集 45 2 127 - 135 2020年03月
• チョーサーの『カンタベリー物語』における関係代名詞の用法

  十重田 和由

  東洋大学人間科学総合研究所紀要 13 35 - 44 東洋大学人間科学総合研究所 2011年03月 [査読有り]
  
• Words of Food and Cookery in Old English: a Preliminary Study of the Historical Thesaurus of the Oxford English Dictionary

  十重田 和由

  『経済論集』(東洋大学経済研究会) 36 1 137 - 144 東洋大学経済研究会 2010年12月
• The Semantic Rivalry of For, Fore, Foran, and Beforan in Early English

  十重田 和由

  『経済論集』, (東洋大学経済研究会) 35 2 185 - 193 東洋大学経済研究会 2010年03月
• 「AB言語」の心的現象を表す語彙の研究--sawleとzemeを中心に

  十重田 和由

  東洋大学人間科学総合研究所紀要 12 1 - 9 東洋大学人間科学総合研究所 2010年03月 [査読有り]
  
• 初期中英語の「心」を表す語彙分野の研究--AB言語をめぐって

  十重田 和由

  東洋大学人間科学総合研究所紀要 8 71 - 86 東洋大学人間科学総合研究所 2008年03月 [査読有り]
  
• A study of old English gemynd

  十重田 和由; トエダ カズヨシ; Kazuyoshi Toeda

  経済論集 33 2 103 - 127 東洋大学経済研究会 2008年03月
• A Study of Old English Hyge

  十重田 和由

  経済論集』(東洋大学経済研究会) 33 1 55 - 69 2007年12月
• 「トピック」と「トピックス」のゆれに関する通時的考察

  十重田 和由

  経済論集 30 3 93 - 100 東洋大学経済研究会 2005年03月
• 英語史に見る「記憶」を表す語彙分野の変遷--古英語・中英語を中心に

  十重田 和由

  東洋大学人間科学総合研究所紀要 3 42 - 49 東洋大学人間科学総合研究所 2005年03月 [査読有り]
  
• インターネットを活用した英語教育:現状と可能性

  十重田 和由

  東洋大学人間科学総合研究所紀要 2 10 - 17 東洋大学人間科学総合研究所 2004年03月
• 外来語表記のゆれに関する考察--「トピック」と「トピックス」

  十重田 和由

  経済論集 29 2 51 - 59 東洋大学経済研究会 2004年02月
• La〓amon's BrutとPiers Plowmanに見るmodの用法

  十重田 和由

  言語と文化 3 95 - 102 東洋大学言語文化研究所設置準備委員会 2003年
• 国際経済学科2001年度「基礎ゼミナール」の現状と今後の課題

  十重田 和由; 加藤 治; 田中 秀人; 三浦 安子; 横川 伸; 伊藤昭浩

  『経済論集』（東洋大学） 28 1 222 - 224 2002年12月
• 「犬」と「猫」という語の比喩的用法の日本語・フランス語・英語における共時的比較研究

  Blanchard Nicolas; 十重田 和由; 森田 信也

  言語と文化 2 137 - 154 東洋大学言語文化研究所設置準備委員会 2002年
• The Etymology of Haran Hyge Revisited

  十重田 和由

  『Lingua』（早稲田大学英語学会） 21 27 - 39 2001年09月 [招待有り]
  

MISC

• 古典から現代における冥界

  近藤裕子、続三義、ティモシ・ニューフィールズ、朝比奈美知子、十重田和由 経済論集 47 (2) 141 -152 2022年03月
• 中世から近代における冥界

  近藤 裕子; 続 三義; ティモシ ニューフィールズ; 十重田 和由 経済論集 = The Economic Review of Toyo University 45 (2) 217 -223 2020年03月
• ヨーロッパ近現代におけるギリシア・ローマ神話の女性像の変容(2)エウリュディケー

  近藤 裕子; 十重田 和由; 永井 典克 東洋大学人間科学総合研究所紀要 (18) 211 -225 2016年03月 [査読有り]
  
• 国際経済学科2001年度「基礎ゼミナール」の現状と今後の課題

  田中 秀人; 加藤 治; 十重田 和由 経済論集 28 (1) 213 -245 2002年12月

共同研究・競争的資金等の研究課題

• 中世初期イングランドの動物とその社会的役割

  特別研究（個人研究）

  研究期間 : 2011年 

  代表者 : 十重田 和由
• 「AB言語」の作品群で使用される「心的事象」を表す語彙の語法に関する研究

  特別研究（個人研究）

  研究期間 : 2008年 -2008年 

  代表者 : 十重田 和由
• 古英語・中英語の「心」・「精神」・「記憶」を表す語彙の研究

  日本学術振興会：科学研究費 若手研究（Ｂ）

  研究期間 : 2003年 -2005年 

  代表者 : 十重田和由

   

  平成17年度は平成16年度の研究成果(古英語・中英語の「心」・「精神」・「記憶」を表す語彙についてのデータ収集と分析)を精査し、正当性を確認することから始めた。そして、その結果をもとに「心」・「精神」・「記憶」の概念を含む「心的事象」を表す語彙領域の歴史的変化について考察を試みた。平成17年度は平成15年度から継続研究を行なってきた最後の年度に当たるため、前・前々年度に行なわれたデータ収集・分析をもとに「心的現象」を表す語彙領域の構造とその歴史について考察を行なった。 平成16年度の研究成果の見直しでは、The Corpus of Old Englishのデータが平成15年度の時点と異なる(更新されている)可能性があるので新しいデータと古いデータを照合した。また文献についても新たな参考文献をあたる作業を行なった。 「心的事象」を表す語彙分野の構造と歴史的変化については以下の発見があった。「心」・「精神」・「記憶」のそれぞれの概念には中心となる語が存在し、それらの語は自分の属する語彙領域の境界を超えながら他の語の意味・意味領域に影響を与えながら歴史的変化を遂げている。「心的事象」を表す語彙での、意味と意味領域での興味深い変化は古英語のgemyndにみられた。Gemyndの古英語から中英語へかけての「記憶」を表す語領域から「心」を表す語領域への変化、そしてこのgemyndの意味変化が他の語や語彙領域に与える影響は興味深い現象である。 当該研究の調査対象である語の意味、および語彙領域の変化については文化・社会的事象との強い関わりは観測できなかった。しかし、さらに調査対象の語および語彙領域を拡げることにより文化・社会的事象との関わり合いについても新たな考察が可能となるであろう。
• 古英語・中英語の｢精神｣を表す語彙の研究

  井上円了記念研究助成金（研究の助成）

  研究期間 : 2003年 -2003年 

  代表者 : 十重田 和由
• 英語史に見る‘知・能力’に関する語彙構造の変遷

  井上円了記念研究助成金（研究の助成）

  研究期間 : 2002年 -2002年 

  代表者 : 十重田 和由

その他のリンク

researchmap

https://researchmap.jp/read0077966