日本学術振興会:科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究
研究期間 : 2015年04月 -2018年03月
代表者 : 松尾 彰文; 吉武 康栄; 土江 寛裕; 金久 博昭; 福永 哲夫
スプリンターの指導の現場においては, IT機器のコンパクト化が進み,タブレット端末による現地で撮影した動画などを利用し,即時的なフィードバックも行われるようになった.しかしながら,旧態依然に選手とコーチの主観的な判断を基に,フォーム修正を中心としたトレーニングが行われているに過ぎない.そこで,我々は,“フォーム”ではなく,上記のように床反“力(フォース)”を即時フィードバックする方が,より論理的な指導法であると見なし,主観的な判断ではなく科学的な知見を盛り込んだスプリントトレーニングシステムの構築を試みるに至った.