研究者総覧

石川 知一 (イシカワ トモカズ)

  • 情報連携学部情報連携学科 准教授
  • 情報連携学研究科情報連携学専攻 准教授
  • 情報連携学学術実業連携機構 研究員
Last Updated :2024/04/23

研究者情報

学位

  • 博士(科学)(2012年03月 東京大学)

科研費研究者番号

  • 30635545

J-Global ID

研究分野

  • 情報通信 / 高性能計算 / コンピュータグラフィックス
  • 情報通信 / エンタテインメント、ゲーム情報学

研究活動情報

論文

講演・口頭発表等

  • オンラインコミュニケーションにおける非言語情報可視化の実装と影響の調査  [通常講演]
    佐藤花菜; 石川知一
    第84回情報処理学会全国大会 2023年03月 口頭発表(一般)
  • VR空間における煙アニメーションのユーザーコントロールに関する研究  [通常講演]
    松木大地; 石川知一
    映像表現・芸術科学フォーラム2022 2022年03月 口頭発表(一般)
  • CSP法を用いた音と映像のインタラクティブプロジェクションマッピングの研究  [通常講演]
    古仲将希; 石川知一
    映像表現・芸術科学フォーラム2022 2022年03月 口頭発表(一般)
  • アパレルECサイトにおける商品詳細動画の必要性についての研究  [通常講演]
    矢野智一; 石川知一
    映像表現・芸術科学フォーラム2022 2022年03月 口頭発表(一般)
  • 3DCGにおけるFRP素材の破損表現  [通常講演]
    小森緒音; 石川知一
    映像表現・芸術科学フォーラム2022 2022年03月 口頭発表(一般)
  • Deblur GANとDeepLensを用いた動画のリフォーカスについての研究  [通常講演]
    樋口皓大; 石川知一
    映像表現・芸術科学フォーラム2022 2022年03月
  • FPSゲームにおける音の効率的な可視化方法についての一研究  [通常講演]
    中間裕二; 石川知一
    映像表現・芸術科学フォーラム2022 2022年03月
  • 回帰分析を用いた3Dキャラクターへの表情転写手法の研究  [通常講演]
    伊東将貴; 石川知一
    映像表現・芸術科学フォーラム2022 2022年03月
  • VR映像におけるHMDの視野角と没入感の関係調査  [通常講演]
    大坂将; 石川知一
    映像表現・芸術科学フォーラム2022 2022年03月
  • 乗車視点映像における有効な錯視図形提示と視聴効果の検討  [通常講演]
    岩崎友祐; 石川知一
    映像表現・芸術科学フォーラム2022 2022年03月
  • Transformerを用いた物体追跡におけるパラメータ調整についての一研究  [通常講演]
    福嶋大樹; 石川知一
    第84回情報処理学会全国大会 2022年03月
  • 摩擦熱を考慮したタイヤスモークのCG表現  [通常講演]
    玉川智也; 石川知一
    第84回情報処理学会全国大会 2022年03月 口頭発表(一般)
  • クロスモーダル現象を用いたVR空間における触覚呈示の精度向上に関する検討  [通常講演]
    間中優; 石川知一
    第84回情報処理学会全国大会 2022年03月 口頭発表(一般)
  • MR・VRデバイスの特徴がエクサゲーミングに与える影響の調査と考察  [通常講演]
    田口太陽; 石川知一
    第84回情報処理学会全国大会 2022年03月 口頭発表(一般)
  • お絵描きプロジェクションマッピングについての研究  [通常講演]
    一重元希; 石川知一
    映像表現・芸術科学フォーラム2021 2021年03月 ポスター発表
  • VR技術を用いたTRPGのゲーム性についての研究  [通常講演]
    石井 建; 石川知一
    映像表現・芸術科学フォーラム2021 2021年03月 ポスター発表
  • 動画を入力としたBGM検索システムについての研究  [通常講演]
    杉本一就; 石川知一
    映像表現・芸術科学フォーラム2021 2021年03月 ポスター発表
  • 超解像処理を用いたレンダリング高速化についての一検討  [通常講演]
    倉田大樹; 石川知一
    映像表現・芸術科学フォーラム2021 2021年03月 ポスター発表
  • HoloLens2を用いた料理時における情報提示方法の検討  [通常講演]
    手塚建貴; 石川知一
    映像表現・芸術科学フォーラム2021 2021年03月 ポスター発表

MISC

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2021年04月 -2024年03月 
    代表者 : 石川 知一
     
    本研究は,コンピュータグラフィックス分野の研究として,電磁流体のシミュレーションを行うことを目的としている。近年の宇宙物理学の知見から,電磁流体に起因する天体現象の映像化を行う場合に,プラズマ粒子の運動を捉えるスケール(以下,ミクロ)と,観測できるレベルの流体的振る舞い(以下,マクロ)を同時に計算に含むことが映像にリアリティを与えると考えられる。一般にプラズマ流体の数値計算法は大規模計算機環境の利用が必要になるが,現象の解析が目的で映像化のためにはモデルを適切に変更する必要がある。そこで本研究では,CG分野で広く用いられる階層型シミュレーションを取り入れ,ミクロな事象が映像というマクロなシーンに与える影響を考慮したリアルな映像を,商用利用可能な時間内で作成することを目的とする。また,観測手法をレンダリング計算に含めることで,提案法をレンダリングするだけでなく,同じ物理量を使用する宇宙物理学にも可視化の面で貢献する。 今年度は特に太陽のプロミネンスを再現するための電磁流体シミュレーションを開発することを目標としており,開発の目処は立っているが成果物の発表には至っていない。また,マクロシミュレーションからミクロな事象を検出するために機械学習の方法を用いることを検討しており,その実験を追加で行い得られた知見を報告した。その他,映像表現をVRやMRのコンテンツとして提供するための開発の過程でいくつかの研究発表を行っている。
  • 音源を入力とした最適なアニメーションの自動生成手法の開発
    日本学術振興会:科学研究費助成事業 若手研究
    研究期間 : 2018年04月 -2021年03月 
    代表者 : 石川 知一
     
    本研究では,特定の音響効果(以下,SE)を入力した場合に,この入力音源に適した映像(主にCGアニメーションやセルルックアニメーション)を出力するシステムを提案する.自然現象を再現する場合に必要ないくつかのパラメータを入力音源から算出することによって,音から映像への変換を目標とする.映像とSEがあっているかどうかは人間が判断することが多いため,多人数による評価を行う.この映像とSEの効果測定は,近年研究が盛んなバーチャル・リアリティの分野にクロスモーダルとしての知見を与えられることでも貢献する.
    今年度はCG分野の研究として,アニメーション制作を簡易化するユーサーインターフェースの研究の調査と実装を行い,そこで気付いた問題点を国内の研究会で発表した,この技術はアニメーションの制御パラメータの洗い出しに繋がり,アニメーション制作時に応用できると考えている. また,音源を入力部分とのデータ入出力と切り分けて,CGアニメーション制作時に使用できる日本のセルルックアニメにおける髪のなびき表現の部分のみをコンピュータ上で再現できるようにした.この研究成果は国内の研究会で発表し,国際会議で査読ありのポスター発表を行っている. またアニメーションの作画についての評価手法を考案し,その手法について国内の研究会と,査読付き国際会議で発表し,今後の方針を含めた改良案について議論したところである. 大目標であるアニメーションと音源との整合を取る部分については実装途中であり,成果発表をするに至っていない.
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 若手研究(B)
    研究期間 : 2013年04月 -2015年03月 
    代表者 : 石川 知一
     
    オーロラのCGアニメーションを制作するための新しいモデルの提案を行った.3DCGでオーロラを表現する手法はいくつも存在するが,オーロラの動特性である分離・再結合を表現できる方法は無かった.そこで本提案法では,オーロラ分布を点群で表現し,オーロラの3DCGアニメーションを制作した. 次に,太陽表面などの熱伝導が顕著に現れる現象の再現のために,熱伝導計算を効率的に計算するための方法を提案した.自然界の中では雨氷も熱伝導が重要な現象であり,そのアニメーションを制作する方法を提案した.提案する熱伝導の計算方法は,流体計算法の1つであるFLIP法と親和性が高い方法である.

その他のリンク

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