研究者総覧

加藤 綾子 (カトウ アヤコ)

  • 経済学部総合政策学科 准教授
  • 経済学研究科経済学専攻 准教授
Last Updated :2025/04/19

研究者情報

学位

  • 修士(学際情報学)(東京大学)

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科研費研究者番号

  • 10597941

J-Global ID

経歴

  • 2023年04月 - 現在  東洋大学大学院経済学研究科准教授
  • 2021年04月 - 現在  東洋大学経済学部准教授
  • 2021年10月 - 2025年03月  公益財団法人東京財団政策研究所主席研究員
  • 2014年04月 - 2021年03月  文教大学情報学部講師
  • 2013年10月 - 2014年03月  東京大学大学院情報学環特任助教
  • 2010年10月 - 2013年09月  東京大学大学院情報学環助教

学歴

  •         - 2010年09月   東京大学   大学院学際情報学府 博士課程
  •         - 2006年03月   東京大学   大学院学際情報学府 修士課程

研究活動情報

論文

  • Japanese Data Portability for Privacy and Innovation
    Ayako Kato
    Joint International Conference of Service Science and Innovation (ICSSI2018) and Serviceology (ICServ2018) 418 - 421 2018年11月 [査読有り]
  • 技術を基軸に形成される社会経済的なシステムのパターンと変動
    加藤綾子
    社会・経済システム 36 81 - 90 2015年10月 [査読有り]
  • 生産消費者に関する定量分析―音楽の生産消費者の特徴,制作ツール,生産目的
    加藤綾子
    社会・経済システム 34 59 - 71 2013年10月 [査読有り]
  • デジタル録音技術が形成する2つの道筋とレコード産業の進化の第四段階
    加藤綾子
    社会・経済システム 33 47 - 54 2012年11月 [査読有り]

書籍

講演・口頭発表等

  • デジタルプラットフォーマーと利用者間の交渉力の非対称性:アカウントロックに関する調査結果より
    加藤綾子
    計測自動制御学会 システム・情報部門 第37回社会システム部会研究会 [ショート発表] 2025年03月
  • APIを用いたデータ開放の可能性と企業によるデータ囲い込みに関する比較研究
    川村弘希; 加藤綾子
    情報処理学会 第87回全国大会 2025年03月
  • オンラインサービスにおける利用者の年齢保証に関する検討
    加藤綾子
    情報処理学会 第107回 電子化知的財産・社会基盤研究会(EIP) 2025年02月
  • 子どもデータの保護に係る年齢保証の課題  [招待講演]
    加藤綾子
    AIとリスク連続研究会 第1部 日本の課題-お昼のオンライン勉強会- 2025年01月
  • 子どもデータを用いたプロファイリングの課題  [招待講演]
    加藤綾子
    AIとリスク連続研究会 第1部 日本の課題-お昼のオンライン勉強会- 2025年01月
  • 顔情報を用いた遠隔生体識別  [招待講演]
    加藤綾子
    S&K Brussels法律事務所 Japan AI & Privacy Roundtable 2024年05月
  • 日本における子どものデータの取り扱い  [招待講演]
    加藤綾子
    S&K Brussels法律事務所 Japan AI & Privacy Roundtable 2024年05月
  • PDSを含むパーソナルAIの補助がある場合の権利行使の意向に関する比較検討 -カリフォルニア州と東京都の高学歴居住者を対象としたアンケート調査より-
    加藤綾子; 満永拓邦; 松崎和賢; 原翔子; 須藤修
    情報処理学会 第86回全国大会 2024年03月
  • 後期採用者尺度とイノベーティング・ユーザー尺度を用いたUGC普及段階の推定 -2023年の調査結果-
    加藤綾子
    計測自動制御学会 システム・情報部門 第34回社会システム部会研究会 [ミドル発表] (フルペーパー査読有) 2024年03月
  • 教育データの利活用に関する意識調査 -東京都23区内の比較-
    加藤綾子; 満永拓邦; 松崎和賢; 原翔子; 須藤修
    情報処理学会 第103回EIP研究発表会 2024年02月
  • 拡張現実(Augmented Reality: AR)に関するプライバシー意識の調査
    加藤綾子; 満永拓邦; 松崎和賢; 原翔子; 須藤修
    情報処理学会 第196回DPS・第101回EIP合同研究発表会 2023年09月
  • パーソナルデータの集約に関する消費者の関心
    加藤綾子
    計測自動制御学会 システム・情報部門 第31回社会システム部会研究会 [ショート発表] 2023年03月
  • PDSを含むパーソナルAIに関するカリフォルニア州の高学歴居住者を対象とした調査
    加藤綾子; 満永拓邦; 松崎和賢; 原翔子; 須藤修
    FIT2022 第21回情報科学技術フォーラム 2022年09月
  • AIシステムを含むPDSと個人の権限に関する検討
    加藤綾子
    情報処理学会第84回全国大会 2022年03月 口頭発表(一般)
  • Use-cases of Data Integration by Individuals
    Ayako Kato
    HICSS-55 Symposium: Personal AI Agent for Management and Utilization of Personal Data. [Symposium] (Online) 2022年01月 シンポジウム・ワークショップパネル(公募)
  • 「パーソナルデータエコシステムの社会受容性に関する研究」の紹介  [招待講演]
    加藤綾子
    ロケーションビジネスジャパン2019 (Interop Tokyo 2019と同時開催) 2019年
  • 日欧のMyDataの動向―パーソナルデータ利活用による個人のベネフィットとエコシステム創出に向けて  [招待講演]
    加藤綾子
    データ流通推進協議会 利活用促進委員会 2018年09月
  • MyData2016の報告  [招待講演]
    加藤綾子
    高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部(IT総合戦略本部) データ流通環境整備検討会 AI,IoT時代におけるデータ活用ワーキンググループ第1回 2016年09月
  • 青木孝裕; 秋山智宏; 飯山裕; 伊藤直之; 小熊康之; 織田朝美; 加藤綾子; 木虎直樹; 黒木信彦; 佐古和恵; 竹之内隆夫; 中川裕志; 橋田浩一; 藤井絵美子; 松山錬; 宮田智博; 安松健
    DICOMO2015シンポジウム 2015年07月

MISC

  • 加藤綾子; 須藤修 東京財団政策研究所Review 2024年03月
  • 会議報告 MyData Japan 2018
    加藤綾子 サービソロジー 5 (3) 56 -57 2018年10月
  • 集会報告 MyData Japan 2017
    加藤綾子; 石垣一司 情報管理 60 (5) 354 -358 2017年08月

受賞

  • 2019年03月 情報処理学会 第81回全国大会 大会優秀賞
     
    受賞者: 加藤綾子;橋田浩一;中川裕志

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 権限の濫用を抑止するしくみに関する研究
    セコム科学技術振興財団:特定領域研究助成
    研究期間 : 2023年01月 -2025年12月 
    代表者 : 佐古和恵
  • デジタルプラットフォーマーを介したUGCの発信・受容と取引実態に関する調査
    電気通信普及財団:研究調査助成
    研究期間 : 2023年04月 -2024年03月 
    代表者 : 加藤綾子
  • 日本におけるDXの社会的インパクトに関する研究
    東京財団政策研究所:
    研究期間 : 2021年10月 -2024年03月 
    代表者 : 須藤修; 満永拓邦; 加藤綾子; 松崎和賢; 原翔子
  • JST:RISTEX 人と情報のエコシステム
    研究期間 : 2018年10月 -2022年03月 
    代表者 : 橋田浩一; 戸谷圭子; 加藤綾子; 中川裕志
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2016年04月 -2019年03月 
    代表者 : 加藤 綾子
     
    本研究の目的は,パーソナルデータの扱いに関する技術面・法制面の変更が,市場面にも影響して,個人中心の社会・経済の構造を形成するのではないかということを整理して説明することである.諸外国の動向を把握するため,本研究は文献調査を行い,MyDataを含む複数の国際会議に参加して情報収集を行った.金融分野では法制面・技術面の条件が整いつつあることで,データポータビリティ相当の状況が成立し始めていることが分かった.また,本研究は,分散PDSのユースケースや,多対多の取引における仲介機能(メディエータ)について検討を行い,パーソナルデータエコシステムの制度設計に向けた論点整理や課題抽出を試みた.
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2013年04月 -2016年03月 
    代表者 : 加藤 綾子
     
    本研究の目的はコンテンツ産業の変動を論理的かつ実証的に示すことである.同産業は,技術を基軸とした社会経済的な相互作用システムであると概念的に捉えられる.パターンを定義することで,システム内部のミクロな構造変化に関する定量分析の補助線が得られる.本研究が提示した概念モデルとパターンに基づき,本研究は消費者による情報・コンテンツの生成や発信についてアンケート調査を実施した.そして,後期採用者尺度を用いてUGCの普及段階の推定を試みている.消費者を発信源とする情報・コンテンツの受容の拡大は明らかである.個人に焦点を当てることで,個人中心モデルで社会経済的なシステムの構造を捉える必要性が示唆される.
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2011年 -2012年 
    代表者 : 加藤 綾子
     
    本研究では、レコード産業の構造変化の実証的な解明を試みた。第一に、国内レコード・ビジネスの基本的な分業・協業の組織間関係が、相対的に分業的な状態から統合的な状態へと変化することを量的に明らかにした。第二に、デジタル録音技術が形成する2つの道筋を整理し、レコード産業の進化の「第四段階」モデルを提示した。第三に、先行研究に基づき音楽の生産消費者に関する構成概念と測定項目を再考の上、アンケート調査を実施した。その結果、生産消費者の生産活動の目的は自己目的的・自己充足的であることが示唆された。

委員歴

  • 2024年11月 - 現在   一般社団法人 MyDataJapan   ステアリングコミッティメンバー
  • 2019年04月 - 現在   社会・経済システム学会   理事
  • 2020年01月 - 2024年03月   電子情報技術産業協会(JEITA)   超スマート社会とデータ流通専門委員会 委員
  • 2022年05月 - 2023年03月   JST   未来社会創造事業「次世代情報社会の実現」領域 外部専門家
  • 2021年06月 - 2022年03月   JST   未来社会創造事業「次世代情報社会の実現」領域 外部専門家
  • 2017年11月 - 2018年03月   経済産業省・総務省   データポータビリティに関する調査・検討会 委員
  • 2016年04月 - 2017年03月   産業競争力懇談会(COCN)   2016年度プロジェクト「IoT時代におけるプライバシーとイノベーションの両立」WG1プロジェクトメンバー
  • 2015年10月 - 2016年03月   産業競争力懇談会(COCN)   2015年度プロジェクト「IoT時代におけるプライバシーとイノベーションの両立」WG1プロジェクトメンバー
  • 2014年10月 - 2015年09月   東京大学   集めないビッグデータコンソーシアム 学側メンバー

その他のリンク

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