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高井 昌吏
(タカイ マサシ)
社会学部メディアコミュニケーション学科 教授
社会学研究科社会学専攻 教授
研究者情報
学位
J-Global ID
研究分野
論文
書籍等出版物
MISC
共同研究・競争的資金等の研究課題
Last Updated :2025/04/19
研究者情報
学位
社会学博士
社会学博士
J-Global ID
200901038719445565
研究分野
人文・社会 / 社会学
研究活動情報
論文
冒険とナショナリズムの関係についての一考察:三浦雄一郎の「エベレスト大滑降」(1970)を事例として
高井, 昌吏
東洋大学社会学部紀要 = The Bulletin of Faculty of Sociology,Toyo University 60 2 47 - 61 東洋大学社会学部 2023年03月
日本における冒険に関する言説の変容 ―1970年代から80年代にかけての鈴木紀夫を事例として―
高井, 昌吏
東洋大学社会学部紀要 = The Bulletin of Faculty of Sociology,Toyo University 59 2 51 - 65 東洋大学社会学部 2022年03月
書評 関めぐみ著『〈女子マネ〉のエスノグラフィー : 大学運動部における男同士の絆と性差別』
高井 昌吏
スポーツ社会学研究 / 日本スポーツ社会学会 編 29 1 109 - 112 日本スポーツ社会学会 2021年
問題提起 : メディアから捉えた学校体育のゆらぎ : テレビドラマにおける体育教師像の変容—2020年度日本体育学会体育社会学専門領域研究会
高井 昌吏
年報体育社会学 = Annual review for the sociology of physical education and sport / 日本体育学会体育社会学専門領域 編 2 100 - 104 日本体育学会体育社会学専門領域 2021年
特集のねらい
高井 昌吏
スポーツ社会学研究 27 2 3 - 4 日本スポーツ社会学会 2019年09月
「女子マネージャーという生き方を考える」
高井 昌吏
『りぷる さっぽろ』 50 5 - 5 2019年
旅や冒険を表象するテレビ番組と「真正性」「教養」 : 『川口浩探検シリーズ』と『すばらしい世界旅行』の比較研究
高井, 昌吏
桃山学院大学社会学論集 51 1 31 - 71 桃山学院大学 2017年10月
Studying the Spread of Volleyball in Pre-War Physical Education in Factories From the Perspective of Gender and the Labor Movement
TAKAI, Masashi
ST.ANDREW'S UNIVERSITY SOCIOLOGICAL REVIEW 50 1 27 - 65 2016年09月
「女性と戦争」を歌う歌謡曲の戦後史 : 菊池章子と二葉百合子を中心に(<特集>「ポピュラー・カルチャーと戦争」の70年)
高井 昌吏
マス・コミュニケーション研究 88 17 - 33 日本マス・コミュニケーション学会 2016年
合場敬子著『女子プロレスラーの身体とジェンダー――規範的「女らしさ」を超えて』
高井 昌吏
社会学評論 65 3 443 - 444 日本社会学会 2014年
書評 森田浩之著『メディアスポーツ解体--〈見えない権力〉をあぶり出す』—Book reviews: Morita Hiroyuki: Dismantling media sport
高井 昌吏
スポーツ社会学研究 / 日本スポーツ社会学会 編 18 2 93 - 99 日本スポーツ社会学会 2010年
スポーツにおけるドーピングに関する社会学的考察―ランキング機能に注目して―
高井 昌吏
スポーツ社会学研究 17 2 77 - 88 日本スポーツ社会学会 2009年
スポーツにおける『自由意志』と『責任』-ドーピング問題を事例として-
高井 昌吏
現代スポーツ評論 16(未定) 16 86 - 93 創文企画 2007年
学生スポーツ集団における男女の『境界』に関する考察
高井 昌吏
関西大学大学院人間科学 : 社会学・心理学研究 62 37 - 54 関西大学 2005年03月
テーマA「女子マネージャーをめぐるジェンダー構造」 話題提供2 女子マネージャーに関する差別論争の歴史
高井 昌吏
スポーツとジェンダー研究 3 80 - 82 日本スポーツとジェンダー学会 2005年
書籍
「冒険・探検」というメディア: 戦後日本の「アドベンチャー」はどう消費されたか (Social History of Japan 1)
高井 昌吏 (担当:単著範囲:)法律文化社 2023年12月 ISBN: 4589043157 310
昭和50年代論: 「戦後の終わり」と「終わらない戦後」の交錯
福間, 良明 (担当:共著範囲:)みずき書林 2022年04月 ISBN: 4909710213 648
よくわかるスポーツ文化論[改訂版] (やわらかアカデミズム・〈わかる〉シリーズ)
井上, 俊; 菊, 幸一 (担当:分担執筆範囲:)ミネルヴァ書房 2020年03月 ISBN: 4623088391 232
冒険と探検の近代日本
鈴木康史 (担当:共著範囲:)せりか書房 2019年02月 ISBN: 4796703799 289
メディアの内と外を読み解く
南出和余; 木島由晶 (担当:共著範囲:)せりか書房 2018年11月 ISBN: 4796703772 242
「甲子園」の眺め方: 歴史としての高校野球
白川, 哲夫; 谷川, 穣; 中村, 哲也; 黒岩, 康博; 小野, 容照; 高嶋, 航; 冨永, 望 (担当:共著範囲:)小さ子社 2018年10月 ISBN: 4909782001 402
よくわかるスポーツとジェンダー (やわらかアカデミズム・〈わかる〉シリーズ)
飯田, 貴子; 熊安, 貴美江; 來田, 享子 (担当:分担執筆範囲:)ミネルヴァ書房 2018年05月 ISBN: 4623081567 224
今どきコトバ事情:現代社会学単語帳
井上, 俊; 永井, 良和 (担当:分担執筆範囲:)ミネルヴァ書房 2016年01月 ISBN: 4623075214 260
「知覧」の誕生―特攻の記憶はいかに創られてきたのか
福間, 良明; 山口, 誠; 山本, 昭宏; 高井, 昌吏; 白戸, 健一郎; 松永, 智子; 権, 学俊; 佐藤, 彰宣; 吉村, 和真; 井上, 義和 (担当:共著範囲:)柏書房 2015年06月 ISBN: 4760146105 425
続・青春の変貌
岩見 和彦 (担当:共著範囲:)関西大学出版部 2015年02月 ISBN: 487354596X 321
無印都市の社会学: どこにでもある日常空間をフィールドワークする
近森 高明; 工藤 保則; 金 益見; 藤本 憲一; 加藤 裕治; 青木 久美子; 木島 由晶; 高久 聡司; 轟 亮; 小倉 敏彦; 野中 亮; 田中 大介; 加島 卓; 菊池 哲彦; 辻 泉; 阿部 真大; 丸山 里美; 高井 昌吏; 木村 至聖; 角田 隆一; 越智 祐子; 谷村 要; 西村 大志; 井野瀬 久美惠 (担当:共著範囲:)法律文化社 2013年08月 ISBN: 4589035316 271
戦争社会学ブックガイド:現代世界を読み解く132冊
野上, 元; 福間, 良明 (担当:分担執筆範囲:)創元社 2012年03月 ISBN: 4422300423 288
よくわかるスポーツ文化論 (やわらかアカデミズム・わかるシリーズ)
井上, 俊; 菊, 幸一 (担当:分担執筆範囲:)ミネルヴァ書房 2012年01月 ISBN: 4623061183 204
「反戦」と「好戦」のポピュラー・カルチャー: メディア/ジェンダー/ツーリズム
高井, 昌吏 (担当:編者(編著者)範囲:)人文書院 2011年08月 ISBN: 4409240919 304
文化社会学入門:テーマとツール
井上, 俊; 長谷, 正人 (担当:分担執筆範囲:)ミネルヴァ書房 2010年10月 ISBN: 4623058247 244
メディア文化を社会学する―歴史・ジェンダー・ナショナリティ―
高井昌吏; 谷本, 奈穂 (担当:共編者(共編著者)範囲:)世界思想社 2009年11月 ISBN: 4790714454 320
博覧の世紀 消費/ナショナリティ/メディア
福間良明; 難波, 功士; 谷本, 奈穂 (担当:共著範囲:)梓出版社 2009年08月 ISBN: 4872622278 324
ジェンダーと教育 (新編 日本のフェミニズム 8)
天野, 正子; 斎藤, 美奈子 (担当:共著範囲:)岩波書店 2009年01月 ISBN: 4000281437 320
健康優良児とその時代: 健康というメディア・イベント (青弓社ライブラリー 54)
高井 昌吏; 古賀 篤 (担当:共著範囲:)青弓社 2008年06月 ISBN: 4787232878 228
送り手のメディアリテラシー―地域からみた放送の現在
黒田, 勇 (担当:共著範囲:)世界思想社教学社 2005年08月 ISBN: 4790711447 296
女子マネージャーの誕生とメディア : スポーツ文化におけるジェンダー形成
高井, 昌吏 (担当:単著範囲:)ミネルヴァ書房 2005年04月 ISBN: 4623043770 vii, 225, ivp
メディア文化を読み解く技法―カルチュラル・スタディーズ・ジャパン
阿部 潔; 難波, 功士 (担当:共著範囲:)世界思想社教学社 2004年05月 ISBN: 4790710599 292
MISC
制度としての「体育」の社会的変容―対象を見失う?「体育社会学」の転機―
原 祐一; 高井 昌吏; 市井 吉興; 髙橋 義雄; 松田 恵示 年報 体育社会学 2 93 -118 2021年
「大学生」に関する総合的研究(3)学生の意欲と調査・研究能力を高める教材,および教授法の開発 社会調査教育の現段階と将来像 : 大学教育の転換期における教材・教授法の開発—The Education of Social Research in Transition : Current and Future of Learning Tools, Course Materials, and Teaching Method
木下 栄二; 村上 あかね; 阪口 祐介; 高井 昌吏; 吉田 恵子; 角谷 嘉則; 大倉 季久 桃山学院大学総合研究所紀要 = St. Andrew's University bulletin of the Research Institute / 桃山学院大学総合研究所 編 44 (2) 83 -105 2019年01月
戦後のメディアイベントと都市のまなざし: 1950 年代の健康優良児童表彰事業を事例として—The Healthiest Child in the Country Contest in the 1950s: A Postwar Media Event and the Urban Gaze
Takai, Masashi; 高井, 昌吏 スポーツ科学研究 5 108 -119 2008年
メディア空間における女性差別論争の知識社会学的考察--高校野球の女子マネージャーを事例として
高井 昌史 スポーツとジェンダー研究 = Journal of sport and gender studies : JSGS / 日本スポーツとジェンダー研究会編集委員会 編 2 4 -16 2004年03月
男性スポーツにおけるホモホビアとジェンダー
高井 昌史 関西大学大学院人間科学 : 社会学・心理学研究 60 17 -29 2004年03月
スポーツにおけるバックアップワークと男性のアイデンティティ : 昭和初期の運動部男子マネージャーを事例として
高井 昌史 関西大学大学院人間科学 : 社会学・心理学研究 59 99 -114 2003年09月
スポーツにおけるバックアップワークと女性のアイデンティティ : ある高校運動部のマネージャーを事例として
高井 昌史 関西大学大学院人間科学 : 社会学・心理学研究 57 1 -15 2002年09月
身体とジェンダーアイデンティティ : 「性同一性障害」と「性転換手術」を事例として
高井 昌史 関西大学大学院人間科学 : 社会学・心理学研究 56 35 -47 2002年03月
<社会学>テレビのスポーツ中継と視聴者の利用満足に関する実証研究 : 視聴者の性差を中心として
高井 昌史 関西大学大学院人間科学 : 社会学・心理学研究 55 115 -128 2001年09月
メディアの中のスポーツと視聴者の意味付与—高校野球を事例として
高井 昌史 スポーツ社会学研究 9 94 -105,137 2001年
いじめ報道に見られるメディアの「議題設定」機能
高井 昌史 関西大学大学院人間科学 : 社会学・心理学研究 51 165 -181 1999年09月
共同研究・競争的資金等の研究課題
「中年文化」の戦後メディア史に関する歴史社会学的研究
日本学術振興会:
科学研究費助成事業
研究期間 :
2022年04月 -2027年03月
代表者 :
福間 良明; 日高 勝之; 前田 至剛; 森下 達; 井上 義和; 高井 昌吏; 野上 元; 白戸 智子; 山本 昭宏; 佐藤 彰宣; 谷本 奈穂; 水出 幸輝; 小川 実紗
転換期としての「昭和50年代」と大衆メディア文化の変容
日本学術振興会:
科学研究費助成事業
研究期間 :
2017年04月 -2021年03月
代表者 :
福間 良明; 日高 勝之; 前田 至剛; 森下 達; 井上 義和; 権 学俊; 高井 昌吏; 野上 元; 白戸 智子; 山本 昭宏; 佐藤 彰宣; 白戸 健一郎; 谷本 奈穂; 水出 幸輝
本研究は、「昭和50年代」(1970年代半ば~80年代半ば)の大衆メディア文化を検討し、いかに「政治の季節」の文化(「学生運動文化」「教養主義」「戦争の記憶」)が残存・変容しながら「バブル文化」に至ったのか、その転換の過程について検討を行い、「政治の季節」から「バブル文化」に至る文化変容を歴史社会学的に考察した。具体的には、同時期の映画、テレビドラマ、雑誌、アニメ、マンガ、歴史小説等を扱いながら、「政治の季節」「戦争の記憶」「教養主義」がいかなる偏差を帯びながらメディア文化に投影されていたのか、あるいは「戦後」の価値への嫌悪がどう織り込まれていたのかについて、分析を行った。
戦前における労働者スポーツに関する歴史社会学的研究
日本学術振興会:
科学研究費助成事業
研究期間 :
2013年04月 -2016年03月
代表者 :
高井 昌吏
戦前期、日本の工場においてバレーボールは女子工員のレクリエーションスポーツとして普及した。バレーボールは、適度な運動として、女子工員が生産能率を上げるために導入されたものであり、日本では「女子に向いたスポーツ」とされていた。だが、呉海軍工廠バレーボールチームは、戦闘的で「男らしい」バレーボール文化を生み出し、全国の競技大会でも輝かしい成績をおさめていた。一方で、「男らしい」バレーボール文化の隆盛は、呉海軍工廠内での「労働運動の低調さ」ともパラレルな関係にあった。すなわち、そこには「男らしい」スポーツ文化と、支配階級に従順な労働者階級の文化が、同時に存在していたのである。
戦跡の歴史社会学―地域の記憶とツーリズムの相互作用をめぐる比較メディア史的研究
日本学術振興会:
科学研究費助成事業
研究期間 :
2012年04月 -2015年03月
代表者 :
福間 良明; 山口 誠; 井上 義和; 山本 昭宏; 白戸 健一郎; 権 学俊; 高井 昌吏; 吉村 和真; 松永 智子
本研究では、戦跡をが戦後日本でいかなる戦争観を創出し、また、いかに社会的に受容されたのかを検証した。戦跡は「記憶」を伝える主要なメディアでありながら、a.戦跡を通じて、地域のいかなる記憶が紡がれたのか、b.地域の記憶はツーリズムと結びつきながら、観光者・来訪者にどう受容され、そこにはいかなる「断絶」「継承」があったのか、c.そこから、戦跡がどう(再)整備され、来訪者や現地の人々の「記憶」を創出・改変したのか、については明らかにされていない。本研究は、これらについて調査・分析を行い、その成果、は著『「知覧」の誕生』(柏書房・2015年6月刊行)等にまとめている。
ポピュラー・カルチャーにおける「戦争」とジェンダーに関する文化社会学的研究
日本学術振興会:
科学研究費助成事業
研究期間 :
2008年 -2010年
代表者 :
高井 昌吏; 谷本 奈穂; 石田 あゆう; 坂田 謙司; 福間 良明; 村瀬 敬子
ポピュラー・カルチャーのなかで形成される戦争の表象を、ジェンダーの視点から考察した。たとえば、男らしい戦争イメージの形成では、『男たちの大和』『連合艦隊』などの映画、さらに「大和ミュージアム」や知覧という観光、あるいはプラモデルなどが大きく絡んでいる。女らしさやこどもらしさについては、むしろ『ガラスのうさぎ』『火垂るの墓』などの児童書・アニメの影響が大きい。こうした点を考慮し、それぞれの戦争(沖縄戦、原爆、空襲など)が社会的に受容されるうえで主に寄与したポピュラー・カルチャーに着目し、それらを横断しながら構築される戦争イメージについて分析した。
フィットネス・クラブにおけるジェンダー・アイデンティティ構築様式の変容について
日本学術振興会:
科学研究費助成事業
研究期間 :
2005年 -2006年
代表者 :
西山 哲郎; 谷本 奈穂; 関 嘉寛; 高井 昌吏
本研究の目的は、現代日本におけるジェンダー・アイデンティティ(以後GI)構築様式の変容を浮き彫りにすることである。旧来の研究では、それは階層文化や家父長主義がしっけや教育によって意識に植え付けられる、といった風に「社会意識」から説明されたり、場面場面での人間関係や言語活動における「コミュニケーションの権力作用」から分析されることが多かった。しかし本研究では、通俗的には不変の常数と考えられがちな「身体」とGIの関係に注目した。 我々の研究手法の柱は、(1)フィットネス雑誌等の記事分析、(2)フィットネス・クラブ参加者へのインタビューと、(3)フィットネス・インストラクターや美容整形外科医といった身体実践の専門家からのヒアリングにある。初年度はドイツや韓国との比較調査を中心に行ったが、最終年の二年目は国内での実態調査に焦点を当てた。具体的には、東京、名古屋、大阪といった日本の主要都市をフィールドとした。 これらの調査から確認されたことは、おおまかに言えば以下のようなことだった。 (1)現代のGI構築様式は、身体に関わる領域においては、科学的な身体管理法が取り入れられたことによって、男女の性差を強調しない方向に向かっている。(2)フィットネス雑誌の記事分析の知見として、20年前と比べ、昨今はひとつのジェンダー内でも理想とする身体イメージが収束しつつある。(3)フィットネス・クラブ参加者には、ルールの遵守に関する「潔癖症」がみられ、その独特の身体意識との関連が伺われた。(4)しかし、ドイツと比べると日本のフィットネス・クラブでは自己の身体と向き合う者ばかりではなく他者(特にインストラクター)との交流に力を入れる者が目立った。
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その他のリンク
researchmap
https://researchmap.jp/1mtakai-andrew.ac.jp