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江田 香織
(エダ カオリ)
健康スポーツ科学部健康スポーツ科学科 准教授
健康スポーツ科学研究科健康スポーツ科学専攻 准教授
研究者情報
学位
科研費研究者番号
J-Global ID
プロフィール
研究キーワード
研究分野
経歴
学歴
所属学協会
論文
書籍等出版物
講演・口頭発表等
MISC
受賞
共同研究・競争的資金等の研究課題
担当経験のある科目
Last Updated :2025/05/16
研究者情報
学位
修士(教育学)(2007年03月 東京学芸大学)
博士(体育科学)(2011年03月 筑波大学)
科研費研究者番号
30612478
J-Global ID
202001000068899490
プロフィール
免許・資格
・スポーツメンタルトレーニング指導士
・臨床心理士
・公認心理師
研究キーワード
アスリートの自己形成、思春期アスリートの心理サポート
研究分野
ライフサイエンス / スポーツ科学 / 臨床スポーツ心理学、スポーツカウンセリング
経歴
2023年04月 - 現在 東洋大学健康スポーツ科学部准教授
2022年04月 - 2023年03月 法政大学スポーツ研究センター
2017年04月 - 2022年03月 国立スポーツ科学センター契約研究員
2015年04月 - 2017年03月 法政大学非常勤講師
2014年04月 - 2017年03月 国立大学法人筑波大学体育系非常勤研究員
2015年04月 - 2016年03月 帝京平成大学非常勤講師
2014年09月 - 2015年03月 桐蔭横浜大学非常勤講師
2011年04月 - 2014年03月 国立大学法人筑波大学大学院人間総合科学研究科特任助教
学歴
2010年04月 - 2011年03月 筑波大学 大学院人間総合科学研究科博士後期課程 体育科学専攻
2007年04月 - 2010年04月 筑波大学 大学院人間総合科学研究科博士課程体育科学専攻
2005年04月 - 2007年03月 東京学芸大学 大学院教育学研究科 学校心理学専攻修士課程臨床心理コース
2001年04月 - 2005年03月 筑波大学 第二学群 人間学類
所属学協会
日本箱庭療法学会 日本心理臨床学会 日本臨床心理身体運動学会 日本スポーツ心理学会
研究活動情報
論文
A Case Study on Professional Judgement and Decision Making Process in Athletic Training
Sayumi Iwamoto; Kaori Eda; Andrew Abraham; Jun Mizushima
International Journal of Human Movement and Sports Sciences 12 4 646 - 652 2024年07月
Development and validation of the COVID-19 Anxiety Scale for Japanese elite athletes
Kanami Suzuki; Tatsuya Yamaguchi; Yasuhisa Tachiya; Kaori Eda; Tomoyuki Asano; Yoko Senzaki; Kohei Nakajima
Sports Psychiatry 3 2 63 - 69 2024年05月
Development of University of Tokyo's eating disorders inventory in female athletes.
Yoko Chiba; Sayaka Nose-Ogura; Kuniko Sekiguchi; Kaori Eda; Hiroe Nakamura; Takako Koshimizu; Hiroaki Yamamoto; Tatsuya Yamaguchi; Miyuki Harada; Osamu Wada-Hiraike; Yutaka Osuga
The journal of obstetrics and gynaecology research 49 7 1854 - 1866 2023年04月
コロナ禍における東京2020大会とアスリートのメンタルヘルス JISSクリニックでの診療と心理サポートの検討
橋本 立子; 鈴木 佳奈美; 関口 邦子; 田中 みほ; 江田 香織; 山口 達也; 友利 杏奈; 蒲原 一之; 土肥 美智子; 中嶋 耕平
日本臨床スポーツ医学会誌 30 4 S241 - S241 (一社)日本臨床スポーツ医学会 2022年10月
女性アスリートのスポーツ障害:心理サポートにおける怪我
江田香織
日本整形外科学会雑誌 93 2 S353 - S353 (公社)日本整形外科学会 2019年
[招待有り]
グループ箱庭体験を通したチームの再建過程
江田 香織; 中込 四郎; 三輪 由衣; 大木 雄太
スポーツ心理学研究 44 1 33 - 51 日本スポーツ心理学会 2017年
[査読有り]
来談する思春期トップアスリートの心理的特徴および心理的発達過程
江田香織; 関口邦子; 秋葉茂季
スポーツ精神医学 14 13 - 26 日本スポーツ精神医学会 2017年
[査読有り]
「臨床スポーツ心理学の方法とその展開」をいかに実践・研究につなげるか (特集 コメント論文 「臨床スポーツ心理学の方法とその展開」に寄せて)
江田 香織
臨床心理身体運動学研究 = Japanese journal of clinical studies for mind & body 16 1 29 - 38 日本臨床心理身体運動学会 2014年
アスリートの自己形成における競技体験の内在化を促進する対話的競技体験
江田 香織; 中込 四郎
スポーツ心理学研究 39 2 111 - 127 日本スポーツ心理学会 2012年
[査読有り]
アスリートの相談事例に見られる「自己形成」の特徴
江田 香織; 中込 四郎
臨床心理身体運動学研究 11 1 17 - 28 日本臨床心理身体運動学会 2009年03月
[査読有り]
大学生アスリートの自己形成における本来感と随伴的自己価値が精神的健康に及ぼす影響
江田香織; 伊藤正哉; 杉江征
スポーツ心理学研究 36 1 37 - 47 日本スポーツ心理学会 2009年
[査読有り]
アスリートの自己形成における随伴的自己価値に及ぼす愛着の影響
江田 香織; 中込 四郎
臨床心理身体運動学研究 10 1 11 - 23 日本臨床心理身体運動学会 2008年03月
[査読有り]
書籍
メンタルに悩むアスリートに寄り添いケアするための本 : 競技の緊張,日常の不安・不眠,やる気が出ない,食事面の課題など
山口, 達也 新興医学出版社 2024年05月 ISBN: 9784880029306 174p
競技スポーツの心理学
(担当:分担執筆範囲:第11章 スポーツカウンセリングのアプローチを学ぶ)みらい 2024年03月 ISBN: 4860156188 228
スポーツ心理学の挑戦 : その広がりと深まり
日本スポーツ心理学会 (担当:分担執筆範囲:思春期アスリートとメンタルヘルス)大修館書店 2023年11月 ISBN: 9784469269697 xi, 228p
これからの体育・スポーツ心理学
國部, 雅大; 雨宮, 怜; 江田, 香織; 中須賀, 巧 講談社 2023年03月 ISBN: 9784065311691 viii, 246p
スポーツパフォーマンス心理臨床学 : アスリートの身体から心へ
中込, 四郎; 鈴木 壯; 武田大輔; 待鳥浩司; 奥田愛子; 秋葉茂季; 土屋裕睦; 江田香織 (担当:範囲:第6章、第11章、コラム④)岩崎学術出版社 2021年03月 ISBN: 9784753311781 v, 286p
スポーツメンタルトレーニング教本
日本スポーツ心理学会 (担当:分担執筆範囲:ジュニアアスリートのメンタルトレーニングの実践例 3. カウンセリングをベースとした心理サポート)大修館書店 2016年12月 ISBN: 9784469268065 x, 277p
たくましい心とかしこい体 : 身心統合のスポーツサイエンス
征矢, 英昭; 坂入, 洋右 (担当:分担執筆範囲:スランプからの回復)大修館書店 2016年07月 ISBN: 9784469267983 xiii, 237p
スポーツカウンセリングの現場から : アスリートがカウンセリングを受けるとき
中込, 四郎; 鈴木, 壮 (担当:分担執筆範囲:思春期にあるトップアスリートへの心理サポートから)道和書院 2015年08月 ISBN: 9784810521313 xii, 226p
女性アスリートのための傷害予防トレーニング
小林, 直行; 泉, 重樹; 成田, 崇矢 (担当:分担執筆範囲:女性アスリートの心理的特徴)医歯薬出版 2013年10月 ISBN: 9784263240588 vii, 162p
講演・口頭発表等
特殊な環境に生きる思春期の心理支援 その1: 寮生活をしている思春期アスリートのバウムテストから
関口邦子; 江田香織; 田中みほ; 中込四郎; 待鳥浩司
日本心理臨床学会第42回大会 自主シンポジウム 2023年10月 シンポジウム・ワークショップパネル(公募)
ナショナル選手育成に必要な心理学
江田香織
日本水泳連盟 2021年度 水泳コーチ4 養成講習会 2021年12月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 Online
東京五輪代表・候補選手の大会前の心配事および相談状況の実態調査
阿部 成雄; 榎本 恭介; 實宝 希祥; 江田 香織; 浅野 友之; 栗林 千聡; 遠藤 拓哉; 谷内 花恵; 立谷 泰久
日本スポーツ心理学会第48回大会 2021年11月 ポスター発表
東京2020(+1)大会代表候補選手の心理的競技力ー延期決定前後の比較ー
實宝 希祥; 榎本 恭介; 阿部 成雄; 浅野 友之; 栗林 千聡; 江田 香織; 遠藤 拓哉; 谷内 花恵; 立谷 泰久
日本スポーツ心理学会第48回大会 2021年11月 ポスター発表
COVID-19蔓延に伴うトップアスリートが抱える不安の実態
鈴木 佳奈実; 土肥 美智子; 先崎 陽子; 江田 香織; 浅野 友之
日本臨床スポーツ医学会誌 2021年10月 Online (一社)日本臨床スポーツ医学会
女性アスリート版摂食障害スクリーニングテスト(TA-EDQ)の試み
関口 邦子; 能瀬 さやか; 糟谷 美律; 宇津野 彩; 中村 寛江; 小清水 孝子; 千葉 陽子; 江田 香織; 原田 美由紀; 平池 修; 大須賀 穣
日本女性医学学会雑誌 2021年10月 大阪/Online (一社)日本女性医学学会
女性アスリート版摂食障害スクリーニングテスト(TA-EDQ)とSCOFFとの比較
関口 邦子; 糟谷 美律; 宇津野 彩; 中村 寛江; 小清水 孝子; 千葉 陽子; 江田 香織; 山本 宏明; 山口 達也; 能瀬 さやか
日本臨床スポーツ医学会誌 2021年10月 (一社)日本臨床スポーツ医学会
アスリートの体験している身体について考える.RTD: 「身体体験を語ることによって変容する思春期アスリート」
江田香織
日本スポーツ心理学会第46回大会 2020年11月 その他
パネルディスカッション 6: 女性アスリートに対するメディカルサポート. 「女性アスリートにおけるメンタルサポート」
江田香織
日本臨床スポーツ医学会学術集会 2020年10月 シンポジウム・ワークショップパネル(公募)
新型コロナウィルス感染症を受けて、競技者に専門職はどのようなサポートができるのか. アスリート委員会企画シンポジウム: 「ジュニア競技者の反応と心理的支援」
江田香織
第18回日本スポーツ精神医学会 2020年08月 シンポジウム・ワークショップパネル(公募)
女性アスリートにおける身体的特徴と運動器障害: 女性アスリートのスポーツ障害: 「心理サポートにおける怪我」
[招待講演]
江田香織
第92回日本整形外科学会学術総会 2019年05月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
女性アスリートにおける摂食障害のスクリーニング項目作成の試み
関口邦子; 関口邦子; 千葉陽子; 江田香織; 能瀬さやか
日本臨床スポーツ医学会誌 2019年 (一社)日本臨床スポーツ医学会
産後アスリートの競技復帰における心理的変容過程
江田香織; 千葉陽子
日本スポーツ心理学会第46回大会 2018年11月 口頭発表(一般)
アスリートにおける妊娠期、産後期のトレーニングをどうするか?
土肥美智子; 村上洋子; 宮本由記; 磯あすか; 古屋あゆみ; 金子香織; 江田香織
第28回日本臨床スポーツ医学会学術集会 2017年10月
思春期アスリートの相談事例に見られる心の発達的特徴
江田香織; 関口邦子; 秋葉茂季
日本スポーツ精神医学会 2016年09月 口頭発表(一般)
思春期アスリートの相談事例に見られる心の発達的特徴
江田 香織; 関口 邦子; 秋葉 茂季
スポーツ精神医学 2016年08月 日本スポーツ精神医学会
Athlete’s internal tasks and psychological support.
Daisuke Takeda; Kaori Eda; Katsuhiko Kotani
7th ASPASP International Congress. 2014年08月 ポスター発表
Internal task hidden in athletic performance problems in college athletes: analysis by the landscape montage technique
Katsuhiko Kotani; Daisuke Takeda; Kaori Eda
The 18th annual congress of the European College of Sport Science 2013年07月 ポスター発表
Athlete’s internal tasks and expressions of body.-Case study of psychological support with Japanese elite athlete-
Daisuke Takeda; Katsuhiko Kotani; Kaori Eda
The 18th annual congress of the European College of Sport Science 2013年07月 ポスター発表
Mental training for team sports currently undertaken in Japan and suggestions for the future
Kaori Eda; Daisuke Takeda
The International Society of Sport Psychology, 2013年07月 ポスター発表
アスリート心性の特徴に関する予備的検討1−アスリート心性を捉える評価項目の選定−
江田香織; 中島郁子; 武田大輔
日本スポーツ心理学会第39回大会 2012年11月 ポスター発表
アスリート心性の特徴に関する予備的検討2−トップアスリートの描く風景構成法作品の数量的検討から−
武田大輔; 江田香織; 中島郁子
日本スポーツ心理学会第39回大会 2012年11月 ポスター発表
Relationship between Dialogical Athletic Experiences and Self- Development among Athletes
Kaori Eda; Shiro Nakagomi
The 13th European Congress of Sport Psychology 2011年07月 ポスター発表
内界探索型メンタルトレーニングプログラムの構成ならびにその展開.
中込四郎; 小谷克彦; 江田香織; 武田大輔; 平木貴子
日本スポーツ心理学会第37回大会 2010年11月 口頭発表(一般)
内界探索型メンタルトレーニングプログラムのトレーニング機序—参加者の体験に注目して―.
小谷克彦; 中込四郎; 江田香織; 武田大輔; 平木貴子
日本スポーツ心理学会第37回大会 2010年11月 口頭発表(一般)
アスリートの自己形成に及ぼす愛着の影響
江田香織; 中込四郎
日本臨床心理身体運動学会第10回記念大会 2007年12月 口頭発表(一般)
アスリートにおける自己価値資源についての検討
江田香織; 杉江征; 中込四郎
日本スポーツ心理学会第34回大会 2007年11月 ポスター発表
大学生アスリートにおける自己価値の随伴性が精神的健康に及ぼす影響
江田香織; 伊藤正哉; 杉江征
日本健康心理学会第19回大会 2006年09月 ポスター発表
MISC
子どもの主体性を引き出すメンタルトレーニング 思春期特有の主体性とスポーツメンタルトレーニング
江田 香織 体育の科学 74 (12) 841 -846 2024年12月
女性アスリート版摂食障害スクリーニングテスト(TA-EDQ)の試み
関口 邦子; 能瀬 さやか; 糟谷 美律; 宇津野 彩; 中村 寛江; 小清水 孝子; 千葉 陽子; 江田 香織; 原田 美由紀; 平池 修; 大須賀 穣 日本女性医学学会雑誌 29 (1) 103 -103 2021年10月
COVID-19蔓延に伴うトップアスリートが抱える不安の実態
鈴木 佳奈実; 土肥 美智子; 先崎 陽子; 江田 香織; 浅野 友之 日本臨床スポーツ医学会誌 29 (4) S155 -S155 2021年10月
女性アスリート版摂食障害スクリーニングテスト(TA-EDQ)とSCOFFとの比較
関口 邦子; 糟谷 美律; 宇津野 彩; 中村 寛江; 小清水 孝子; 千葉 陽子; 江田 香織; 山本 宏明; 山口 達也; 能瀬 さやか 日本臨床スポーツ医学会誌 29 (4) S220 -S220 2021年10月
女性アスリートに対するメディカルサポート 女性アスリートにおけるメンタルサポート
江田 香織 日本臨床スポーツ医学会誌 29 (3) 341 -343 2021年08月
[招待有り]
新型コロナウイルス感染症を受けて競技者に専門職はどのようなサポートができるか ジュニア競技者の反応と心理的支援
江田 香織 スポーツ精神医学 18 34 -37 2021年08月
アスリートのリモート心理サポート
江田香織 臨床心理身体運動学研究 23 (1) 45 -49 2021年03月
[招待有り]
【女性アスリートの運動器障害-悩みに答える】女性アスリートのスポーツ障害 心理サポートにおけるけが
江田 香織 臨床整形外科 55 (12) 1313 -1316 2020年12月
女性アスリートとメンタルサポート
江田香織 日本女性医学学会ニューズレター 25 (3) 18 -18 2020年
[招待有り]
女性アスリートにおけるメンタルサポート
江田香織 日本臨床スポーツ医学会誌 28 (4) S152 -S152 2020年
[招待有り]
女性アスリートの運動器障害-悩みに答える 女性アスリートのスポーツ障害 心理サポートにおけるけが
江田香織 臨床整形外科 55 (12) 1313 -1316 2020年
[招待有り]
女性アスリートにおける摂食障害のスクリーニング項目作成の試み
関口邦子; 関口邦子; 千葉陽子; 江田香織; 能瀬さやか 日本臨床スポーツ医学会誌 27 (4) S257 -S257 2019年
女性アスリートの今とこれからを支える 3)知っておきたい女性アスリートの心理的特徴
江田香織 体育の科学 69 (9) 681 -685 2019年
[招待有り]
アスリートにおける妊娠期,産後期トレーニングをどうするか?心理サポートの立場から
江田香織 日本臨床スポーツ医学会誌 25 (4) S144 -S144 2017年
[招待有り]
思春期アスリートの相談事例に見られる心の発達的特徴
江田 香織; 関口 邦子; 秋葉 茂季 スポーツ精神医学 13 A23 -A23 2016年08月
スポーツカウンセリング 思春期のトップアスリートへの心理サポート
江田香織 体育の科学 64 (1) 26 -31 2014年
[招待有り]
グループ箱庭体験による対話的競技体験への変化が競技力向上に及ぼす影響
江田 香織; 三輪 由衣; 中込 四郎 筑波大学体育系紀要 = The bulletin of Faculty of Health and Sport Sciences 36 111 -119 2013年
受賞
2017年11月 日本スポーツ心理学会 日本スポーツ心理学会奨励賞
グループ箱庭体験を通したチームの再建過程
受賞者: 江田香織;中込四郎;三輪由衣;大木雄太
2013年11月 日本スポーツ心理学会 スポーツ心理学会奨励賞
アスリートの自己形成における競技体験の内在化を促進する対話的競技体験
受賞者: 江田香織;中込四郎
共同研究・競争的資金等の研究課題
思春期を中心としたアスリートの心理的発達プロセスモデルの構築
日本学術振興会:
科学研究費助成事業
研究期間 :
2022年04月 -2025年03月
代表者 :
江田 香織
集団のダイナミクスを活性化するメンタルトレーニングプログラムの確立
日本学術振興会:
科学研究費助成事業 若手研究(B)
研究期間 :
2016年04月 -2021年03月
代表者 :
江田 香織
本研究は,集団内のグループダイナミクスを活性化するメンタルトレーニングプログラムを構築することを目的としている.今年度は,昨年度実施した本調査を引き続き継続し,その効果の継続を検証することが目的であった. 本プログラムは,我が国で開発されたイメージを用いたグループワークの一つであるファンタジーグループ (樋口, 2000)およびグループ箱庭療法 (岡田, 1991)を元にプログラムを構成した.一昨年よりプログラムの構成を行い、各年度ごとに課題を明確にし、修正を施してきたが、昨年度のまでの段階で、明確な競技力の向上は見られなかった.この背景として、以下の点が考えられた。 1. 継続の問題:江田ほか (2017)で実施したグループ箱庭体験を通したチームの再建においても、プログラムを2年間実施し、3年目に競技力の向上が認められた。このことからも、チームの変化が競技力向上につながるまでには、ある程度の時間がかかる可能性が考えられる。 2. 年齢的な問題:これは昨年度に引き続き課題となっていることであるが、今回の介入対象となる中学生という年齢では,自身やチームの問題に対して,どのように取り組めばいいのか分からない選手がいた.そのため,介入後期には,前期のグループワークで得た課題と現実的な競技場面での課題をすり合わせるためのミーティングやメンタルトレーニングを実施した。 上記2点を修正し、今年度も介入を継続した。その結果、選手自身が主体的にチームの課題を話し合うなどの言語的なコミュニケーションが活性化するとともに、競技力の向上が認められた。以上のことから、本介入プログラムの有効性が確認できたと考えられる。
アスリートの対話的競技体験がパフォーマンス発揮に及ぼす影響
日本学術振興会:
科学研究費助成事業 若手研究(B)
研究期間 :
2012年04月 -2017年03月
代表者 :
宮田 香織
アスリートの心理サポートを行う多くの者がアスリートの心理的成長と競技力向上は一致していると信じているが,この点について扱った研究は少ない.本研究では,心理的発達を伴った競技力向上を可能にする競技体験として対話的競技体験を措定し,特に対話的競技体験が競技力向上に与える影響について検討することを目的とした.その結果,対話的競技体験を促進することによって,自身の身体を中心とした様々な気づきが促され,主体的・積極的に競技に取り組めるようになり,競技力向上へと繋がることが示唆された.本研究の成果は,アスリートの競技力向上に対して新たな介入の方法を提供することに役立つはずである.
アスリートにおける現実適応と個性化の関係性
日本学術振興会:
科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究
研究期間 :
2009年 -2011年
代表者 :
中込 四郎; 江田 香織; 小谷 克彦; 浅野 友之
本研究では、アスリートの現実適応(パフォーマンス向上)と個性化(心理的成長)との関係性について明らかにすることを目的に、次の下位研究課題を設定して取り組まれた。(1)内界探索型メンタルトレーニングプログラムの有効性、(2)アスリートの自己形成における「対話的競技体験」の持つ意味の検討、(3)「コツ」獲得に伴う内的変容。これらの検討課題から、アスリートの現実適応と個性化との間には共時的関係性が認められることが明らかとなった。
担当経験のある科目
スポーツ総合演習
法政大学
アスリートのメンタルマネジメント
帝京平成大学
スポーツ心理学
帝京平成大学
社会コーチングスキル
桐蔭横浜大学
その他のリンク
researchmap
https://researchmap.jp/edakaori