研究者総覧

児玉 剛史 (コダマ ヨシフミ)

  • 食環境科学部フードデータサイエンス学科 教授
  • 食環境科学研究科食環境科学専攻 教授
Last Updated :2025/04/19

研究者情報

学位

  • 博士(農学)(2003年03月 京都大学)

科研費研究者番号

  • 30359583

J-Global ID

研究キーワード

  • 食料経済学, 計量経済学, データサイエンス, 食品属性   

研究分野

  • 人文・社会 / 食料農業経済 / 食料経済, 計量経済

経歴

  • 2023年04月 - 現在  東洋大学食環境科学部教授
  • 2022年04月 - 現在  東洋大学食環境科学部准教授
  • 2002年10月 - 2022年03月  宇都宮大学農学部准教授

学歴

  • 1997年04月 - 2001年03月   京都大学   大学院農学研究科   生物資源経済学専攻

所属学協会

  • 農村計画学会   農業経営学会   日本農業経済学会   

研究活動情報

論文

書籍

講演・口頭発表等

  • 木の駅プロジェクトにおける出荷主体の行動に関する分析  [通常講演]
    児玉 剛史; 加藤; 弘二
    農村計画学会2022年度秋期大会 2022年12月 口頭発表(一般)
  • 農家の青果物販売の 計量経済学的研究 JA 栃木中央会の販売個票データを用いた分析から  [通常講演]
    加藤弘二; 児玉剛史; 杉田直樹; 神代英昭; 菊島良介
    日本農業経営学会 令和4年度研究大会 2022年09月

MISC

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2006年 -2011年 
    代表者 : 浅野 耕太; 飯國 芳明; 中西 康博; 赤尾 健一; 新保 輝幸; 吉田 謙太郎; 婁 小波; 丸山 敦史; 河田 幸視; 大沼 あゆみ; 児玉 剛史
     
    自然資本は、それぞれ固有の構造と機能そしてダイナミズムを持ち、我々をその中で生かし、また様々な日々の活動の基礎をなし、我々の生活を深く規定している。近年、グロ―バリゼーションの急激な進展をはじめとして、この自然資本を取り巻く状況はますます変化し、解決が必要とされる課題はさらに増えつづけている。本研究では、自然資本の臨界性を定式化し、操作可能な概念として鍛え上げ、この概念を導きの糸とし、必要な政策手段や活動を論じ、さらにそれをいかに改善させていくかを明らかにした。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2005年 -2007年 
    代表者 : 津谷 好人; 守友 裕一; 茅野 甚治郎; 大栗 行昭; 秋山 満; 児玉 剛史; 原田 淳; 齋藤 潔; 加藤 弘二
     
    三年間にわたって、研究組織メンバーは各自の問題意識に基づいたデータ収集・分析を行い、その結果を二十数回にわたり研究組織メンバーで検討した。その検討を踏まえて、おもに、統計的な視点、実証的な視点、制度論的な視点、マーケティング的な視点からの考察がなされた。 多くのマイナークロップは、メジャークロップ中心の大量生産・大量消費・石油依存型農業というグローバリズム対応の農村地域社会に代わって、自然・文化風土を活かした持続的な農村地域のポストモダン社会を形成していく可能性を秘めている。統計的分析の結果、マイナークロップはまさに特定の都道府県の限定された市町村だけで生産されていることが多く、文字通り点的にしか存在しないことが明らかになった。 いくつかの事例分析から、マイナークロップは地域固有の風土(テロワー)に根ざした農産物で、供給量が限られ、量的には小さな市場しか形成できないものの、供給独占できる商品であることから、スモールビジネスとして競争優位性を有するビジネスとして存立することができ、ひいては個性ある地域振興を行う上で有効であることが明らかとなった。いわば自力による農村の内発的発展である。 しかし、現状ではあまりにも少ない点的存在であることから、点自体の数を増やすことと面的に拡大していく方策を検討する必要がある。わが国においてもニッチ市場を活性化させていくためには、「ミニマムエコノミー・マキシムユーティリティ」の理念に基づいた制度を構築する必要があると思われる。

その他のリンク

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