研究者総覧

神野 宏司 (コウノ ヒロシ)

  • 健康スポーツ科学部健康スポーツ科学科 教授
  • 健康スポーツ科学研究科健康スポーツ科学専攻 教授
  • 工業技術研究所 研究員
  • ライフデザイン学研究科ヒューマンライフ学専攻 教授
Last Updated :2024/04/06

研究者情報

学位

  • 博士(医学)

科研費研究者番号

  • 20408975

J-Global ID

研究キーワード

  • 身体活動   転倒予防   健康教育   加齢   Health Education   aging   

研究分野

  • ライフサイエンス / 栄養学、健康科学
  • ライフサイエンス / スポーツ科学

所属学協会

  • アメリカスポーツ医学会   日本体育学会   日本運動疫学会   日本疫学会   日本健康教育学会   日本運動生理学会   日本公衆衛生学会   日本体力医学会   

研究活動情報

論文

書籍

  • 齊藤, 恭平; 本名, 靖; 嶋崎, 博嗣; 神野, 宏司; 櫻井, 義夫 誠信書房 2017年09月 ISBN: 9784414601596 vii, 264p

講演・口頭発表等

MISC

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究
    研究期間 : 2012年04月 -2015年03月 
    代表者 : 浅井 英典; 山本 直史; 神野 宏司
     
    中高齢期の調整力の改善に向けた取り組みに焦点を当て,中高齢者の調整力を評価するツールの検討を行った.本研究では,中高齢者449名を対象として,約3ヵ月間の運動指導前後に形態・体力測定,質問紙による運動習慣,ADL等に関する調査を実施した. 開眼片足立ち,反復横跳び及び障害物歩行を従属変数として,ステップワイズ法による重回帰分析を行い,以下の結果を得た. 調整力=6.817+0.208×日常生活活動-0.090×年齢-0.584×定期的な運動の有無-0.104×BMI-0.803×性別(r2=0.648)
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2006年 -2007年 
    代表者 : 浅井 英典; 神野 宏司
     
    1. トレーニングマシンを用いた「高齢者筋力向上トレーニング事業」の有効性を検証することを目的として、指導期間前後の体力、日常生活動作能力などの身体的側面、主観的幸福感・有能感、抑うつ度などの精神的側面、および家族あるいは友人からの第三者評価などの評価項目から検討すると共に、他の指導内容の運動指導事業との比較を行った。 2. 平成18年度および平成19年度において、複数の自治体および社会福祉協議会において、「軽体操教室」「水中運動教室」「転倒予防教室」「パワーリハビリテーション教室」「軽運動教室」「器具使用型運動教室」「送迎型運動教室」の7つの運動指導教室を開催し、参加者の特性(一般・虚弱・特定高齢者)と実施したトレーニング内容から考慮して、虚弱MT群、虚弱RT群、特定RT群、一般RT群、および一般WT群の5群に区分した。 3. 平衡性、筋持久力などの体力測定、本人および第三者による抑うつ度、主観的健康度などの質問紙調査を行った。 4. 3ヵ月間の運動指導教室前後に行った体力測定によると、いずれの指導教室においても多くの項目で改善が見られた。これらの項目をマシントレーニングを実施した虚弱MT群と他群との間で比較した場合、明らかな相違は認められなかった。 5. 参加者本人に対して行った質問紙調査結果においても、改善が認められた項目には虚弱MT群と他群との間で明らかな相違は認められなかった。第三者評価においても虚弱MT群と他群との間で明らかな相違は認められなかった。 6. 以上のことから、いずれの群においても運動指導前後の体力測定および質問紙調査の多くの項目で明らかな改善が認められ、運動指導教室の有効性が認められたが、トレーニングマシンを用いた教室とそれらを用いることなく自宅での容易に実施可能なレジスタンストレーニングを行った教室がもたらした有効性に相違を見いだすことはできなかった。平成19年度に全ての教室が終了したため、現在、教室参加者の質問紙による追跡調査を実施している。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 若手研究(スタートアップ)
    研究期間 : 2006年 -2007年 
    代表者 : 神野 宏司
     
    転倒は要介護認定となる理由の第3位と医療費,介護保険料の上で重要であると同時に高齢者のQuality of Life(QOL)にとっても重要な問題である.本研究課題では,虚弱高齢者を対象に動的平衡性の向上を目的とした運動プログラムの実施による自立機能,身体的生活機能,実行可能性,QOL指標への効果を合わせて検討した.研究対象者は地域在宅高齢者を対象に研究の趣旨を説明したうえで体力測定会を開催し,参加者の中から開眼片足立ち時間が30秒未満の者を対象とした.教室参加者と非参加者群に分けた後,教室参加群に対してバランスボードを用いた運動プログラムの指導,および自宅での実践を支援する映像情報の提供,家族からの支援を促すプログラムの提供を行った.本研究により得られた結果は以下の通りである. 1. 身体機能 教室参加群の形態および筋力測定結果は非参加群と比較して有意な変化は認められなかった.それに対して平衡性の評価項目である開眼片足立ち,閉眼片足立ち,Functional Reachテストに有意な変化が認められた. 2. アンケート調査 身体機能の変化と同居者・家族からみた参加者の行動様式の変化に関連性が伺われた.また,抑うつ度およびQOL指標に有意な向上が認められた. 3. プログラムの実行可能性 運動実施記録の記載状況により2群に分けて比較したところ,記載状況の良好な群の身体機能,QOL指標に良好な結果が得られていた. 4. 効果の持続性 教室参加群の身体状況は追跡6ヶ月の時点で継続実施者と非実施者で差が認められているが,さらなる検討を必要するものと考えられる. 以上の結果から本プログラムの有効性が認められるがさらなる検討の必要性が示唆された.
  • 高齢者の生活機能
    保健医療分野における基礎研究推進事業
    研究期間 : 1996年
  • Functional Fitness for Elderly
    Basic Research Promotion Service for Health and Medical Field
    研究期間 : 1996年

その他のリンク

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