詳細検索はこちら
※苗字と名前の間にスペースをあけ、入力してください

高橋 一男タカハシ カズオ

所属・担当
国際地域学科
地域活性化研究所
国際地域学専攻
職名教授
メールアドレス
ホームページURL
生年月日
Last Updated :2017/11/23

研究者基本情報

学位

  • 政治学修士, 学習院大学

経歴

  •   1997年04月 - 現在, 東洋大学, 国際地域学部, 教授

研究活動情報

研究分野

  • 社会学, 社会学
  • 建築学, 都市計画・建築計画
  • 法学, 国際法学

研究キーワード

    映像社会学, 社会学教授法, 映像コミュニケーション, 教育コミュニケーション, マルチメディア, 映像研究, アジア, コミュニティ・ネットワーク, コミュニティ開発, CODI, 社会学教育法, ACCAプログラム, 教育法, 自助型開発, 研究法, 都市社会論, 写真, バーン・マンコン・プログラム, 社会学研究法, 映像, ビデオ, 計画論, 研究・開発, 住民参加型まちづくり, インフォーマル土地住宅市場, 住民組織と都市環境管理, 人材養成, 知的所有権, 特許出願, 伝統産業

競争的資金

  • 貧困層を含むコミュニティ開発プロセスに関する研究―アジアに資する開発手法の構築―, 文部科学省, 科学研究費補助金(基盤研究(B), 基盤研究(B)), 高橋 一男, 本研究の基幹となるタイのコミュニティ開発プログラム、バーン・マンコン・プログラム(以下、BMP)の推移について、その準備、実施、そして見直し段階のそれぞれのフェーズにおける実態を把握することに努めた。2003年から始められたBMPのパイロットプロジェクトに関して詳細なデータ収集を行った。BMPが本格的に展開されたのが2004年である。コミュニティネットワークが各地で形成され、参加コミュニティがその経験や知識を共有する実態が把握できた。現地調査も地方都市(チョンブリ県、ラヨーン県、チャイヤプーム県など)に拡大して行った。それにより都市部と農村、漁村部におけるBMPの(コミュニティ住民による)とらえ方、実施成果等に差異が認められた。上述BMPは、バンコクに拠点をおく国際NGOであるACHR(Asian Coalition for Housing Rights)によって、ACCA(Asian Coalition for Community Actions)プログラムとしてアジア諸国に紹介されている。今年度は、同プログラムの導入国であるモンゴルと韓国において現地調査を行い、その実態把握を行った。モンゴル調査は首都ウランバートルとその周縁地域に展開するゲル・コミュニティで調査を行った。同国では2002年に土地所有制度が実施されたが、区画整理が十分に行われなかったため、中心市街地では道路整備、用途別土地利用が担保されているが、周縁地域においてはインフラの整備が行き届かず宅地が無秩序に拡大する傾向が強い。また、韓国ではソウルと釜山において調査を実施した。ソウルではビニールハウスコミュニティの実態について、釜山ではチョッパン地区の再開発について調査を実施した。両国では、住民の土地所有に対する強い関心が勝り、自助型開発プログラムの主旨との差異が認められた。
  • 社会学教育・研究における映像利用に関する研究(映像社会学の構築を射程に入れて), 文部科学省, 科学研究費補助金(基盤研究(C)), 高橋 一男, 本研究は、映像の活用による効果的な社会学教授法を開発する実践的研究であり、その研究プロセスから社会学研究における映像利用の有効性および発展性を吟味し映像社会学の理論的体系の構築を射程に入れた理論研究である。具体的には、学部開講科目『アジア社会論』の素材ソフトをPower Pointをプラットホームとして制作することにより、映像活用の実践と理論の構築に知見を見いだすことである。利用映像は主に東南アジアで撮影した。わが国と交流の歴史をもち、多くの国際機関がその出先機関を設置しているタイ王国を選んだ。わが国からのビジネス、観光等で訪問する人口も多く、他の東南アジア諸国よりも理解が得られやすいとの判断もあった。映像構成にあたっては、観光等でふだん目にすることができる一般的な映像で導入を図り、バンコクおよびアユタヤで定住環境の整備が進められているスラムを含む地域社会の開発活動と、そのために組織化が進められているコミュニティ・ネットワークの成立と活動をトピックの中心に据えて、タイ社会の今日的課題とその取り組みを通して当該社会の理解を試みた。研究成果は、国際地域学部紀要、東洋大学およびAIT(Asian Institute of Technology、Thailand)とのジョイントセミナー、IVSA(lntemational Visual sociology Association、国際映像社会学会)の年次総会、単行本等で日本語および英語で発表することができた。本研究期間においては映像活用において静止画を中心に行った。それはプラットホームとして利用したPowerPoint上での利用を考慮してのことであったが、今後の研究では多様なメディアを利用しビデオ映像を活用することで、映像利用のさらなる知見を得て映像社会学の構築を深めていきたいと、その抱負をますます強くしている。
  • 社会学における映像の高度利用に関する研究(映像の教育利用を中心に), 文部科学省, 科学研究費補助金(基盤研究(C)), 高橋 一男, 実践的研究として、「アジア社会論」の素材ソフトとしてマルチメディア教材「Rice in Asia ; Lives of seven farmers」の制作を行った。シラバスの作成にあたり、アジア社会の比較の基軸として「稲作」に着目し、稲作農家のライフヒストリーを採集した。彼の生きざまをとおして日本の稲作農家を考察し、アジアの稲作農家の比較検討ができるように全体の構成を練り上げた。テキストの内容に対応した映像を既存資料から選択した。テキスト及び映像資料の構成が出来上がった段階で、テキストと映像を混在させたマルチメディア教材としてCD-ROMの制作を行った。専門家による評価をもとに、マルチメディア教材の制作プロセスにおけるテキストと映像資料の構成プランの練り直しまで行うことができた。理論的研究として、調査研究における映像利用が社会学の分野より歴史がある人類学での先行研究を、まず整理することからはじめた。人類学では写真の利用や民族誌的映像、すなわちドキュメンタリーフィルムや映画などの動画も多く取り入れら、研究の対象あるいは道具として長く使われてきた。それに対し、写真の発明とほぼ同心時期に誕生した社会学は、その初期においては映像を多用した研究が行われたが、その後映像社会学は、1930年代から40年代にかけて、「ミドルタウン」を著したリンドらが、地域社会研究に写真を利用した体系的研究を行ったほかはあまり重視されず、再び1960年代までその姿を消してしまった。約150年を経過しマルチメディア時代をむかえた今日おいて、映像利用の社会学を体系的に整理することで、研究理論、調査、教育への展開が期待されていることが明らかになった。さらに映像コミュニケーションの社会学という新たな分野の試みも、今後期待が高まるという動向が予想されるなど、本研究によって新たな知見が多く得ることができた。