研究者総覧

鈴木 洋仁 (スズキ ヒロヒト)

  • グローバル・イノベーション学研究センター 研究助手
Last Updated :2021/08/31

研究者情報

学位

  • 博士(社会情報学)(東京大学大学院学際情報学府)
  • 修士(社会情報学)(東京大学大学院学際情報学府)
  • 学士(総合人間学)(京都大学総合人間学部)

科研費研究者番号

  • 10805063

J-Global ID

プロフィール

  • 1980年東京都生まれ。東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。博士(社会情報学)。京都大学総合人間学部卒業後、関西テレビ放送、ドワンゴ、国際交流基金、東京大学等を経て現職。専門は、歴史社会学。著書 『「元号」と戦後日本』(青土社、2017年)、『「平成」論』(青弓社、2014年)。共著(分担執筆)として、『映像文化の社会学』(長谷正人編著、有斐閣、2016年)、『21世紀の若者論』(小谷敏編著、世界思想社、2017年)、『海賊史観から見た世界史の再構築』(稲賀繁美編著、思文閣出版、2017年)がある。

研究キーワード

  • 元号   歴史社会学   社会学   

研究分野

  • 人文・社会 / 社会学

経歴

  • 2021年04月 - 現在  日本女子大学人間社会学部 現代社会学科非常勤講師(現代社会論Ⅰ、現代社会論Ⅱ)
  • 2019年04月 - 現在  早稲田大学理工学部非常勤講師(現代マスコミ論Ⅰ、現代マスコミ論Ⅱ)
  • 2018年10月 - 現在  東洋大学グローバル・イノベーション学研究センター研究助手
  • 2018年04月 - 現在  横浜市立大学非常勤講師(情報社会論A,情報社会論B)
  • 2018年10月 - 2019年03月  事業構想大学院大学事業構想研究科客員教授
  • 2017年10月 - 2018年09月  事業構想大学院大学事業構想研究科准教授
  • 2017年04月 - 2017年09月  横浜市立大学非常勤講師(社会学入門b)
  • 2016年10月 - 2017年09月  東京大学大学総合教育研究センター特任助教
  • 2016年04月 - 2017年03月  静岡文化芸術大学文化政策学部文化政策学科非常勤講師
  • 2011年 - 2016年  独立行政法人 国際交流基金日本研究・知的交流部主任
  • 2010年 - 2011年  株式会社 ドワンゴコンテンツ企画制作部セクションマネージャー
  • 2004年04月 - 2010年  関西テレビ放送株式会社報道局報道部記者・ディレクター、京都支局長

学歴

  • 2013年04月 - 2016年09月   東京大学大学院学際情報学府博士課程
  • 2011年04月 - 2013年03月   東京大学   大学院学際情報学府   学際情報学専攻 修士課程
  • 1999年04月 - 2004年03月   京都大学   総合人間学部   国際文化学科

所属学協会

  • European Association of Japanese Studies   日本社会学史学会   表象文化論学会   関東社会学会   日本社会学会   

研究活動情報

論文

書籍

  • 「明治日本と革命中国」の思想史 近代東アジアにおける「知」とナショナリズムの相互還流
    (担当:分担執筆範囲:第8章 外山正一による「社会学」の導入――近代東アジアにおける思想の資源として)ミネルヴァ書房 2021年07月
  • 国際日本文化研究センター大衆文化研究プロジェクト; 伊藤, 慎吾; 内田, 力; 佐野, 明子; 大塚, 英志 (担当:分担執筆範囲:大宅壮一「”一億総白痴化”命名始末記」、中井正一「カットの文法」「大衆の知恵」、大熊信行「文学の黙読性とラヂオ文学」、片上伸「文学の読者の問題」、坂口安吾「”歌笑”文化」)太田出版 2021年02月 ISBN: 9784778317355 316p
  • 鈴木, 洋仁 (担当:単著範囲:)青土社 2021年02月 ISBN: 9784791773558 261, ixp
  • 近藤和都・森田のり子・大塚英志(編) (担当:分担執筆範囲:第六章 波多野完治 解題 心理学史における映像の位置づけをめぐって―波多野完治を中心にして)太田出版 2021年01月 ISBN: 9784791770069 298, ivp
  • 映しと移ろい 文化伝播の器と蝕変の実相
    稲賀繁美編 (担当:分担執筆範囲:明治期日本における学知の接近・遭遇・発散 外山正一における社会学の位置を事例として)花鳥社 2019年09月 800 445-464 
    既存の学問領域の垣根を乗り越えた先にあるものは何か。 43名の執筆陣が、多文化間の文化伝播における接触と変成の実相を、「うつし」「うつわ」「うつろい」のキーワードを頼りに学際的かつ多角的に分析。 従来の思考法の限界をあぶりだし、これまでの比較言語学、比較文化論にとどまらない、次世代の表象文化論、情報理論のモデル構築を目指す! 【本論文集は、大学共同利用機関・国際日本文化研究センターにおいて実施した共同研究会「多文化間交渉における〈あいだ〉の研究」の成果報告論文集である。英語表記は、Studies in “In-betweeness” in Cross-cultural Communication とし、二〇一六年四月より二〇一九年三月まで、三カ年計画として、共同研究委員会での承認を得て実施したものである。……同時に、平行して獲得した科学研究費補助金、基盤研究A「「うつわ」と「うつし」:情報化時代の複製技術・芸術の美的範疇刷新にむけて」(16H01919)の成果の一部を為すことを、付言する。】
  • 「ことば」の平成論 天皇、広告、ITをめぐる私社会学
    鈴木洋仁 (担当:単著範囲:)2019年06月 208ページ 
    https://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334044206 「平成」は、昭和ではない時代でした。 昭和とは、何かが違うのに、その何かがわかりませんでした。わからないまま30年間が過ぎました。この本は、そうした「平成」について、ことばを素材として振り返り、次の時代へのヒントを探ることをめざしていま す。「平成」はなんだったのか、を、肯定したり、逆に、否定したりするのではありません。どんなことばが交わされていたのかを見て、そのうえで、では、この昭和ではない時代から何を引き継げるのか、それを考えま す。(「はじめに」より) 天皇陛下のおことば、IT と広告をめぐる言説、野球とサッカーが辿った道……。茫洋として語り得ない「平成」の形を同時代に語られた「ことば」をもとに探っていく、「令和」の時代に捧げる極私的平成論。
  • 「元号」と戦後日本
    鈴木洋仁 (担当:単著範囲:)青土社 2017年09月 
    博士論文「「元号」の歴史社会学 戦後日本における歴史意識の変容」を加筆・修正。 http://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=3077
  • Reading Business Books by Kawakami Nobuo: Making the “Unexplainable” NicoNico Douga into an “Unprecedented” Business
    鈴木洋仁 (担当:分担執筆範囲:)国際日本文化研究センター 2017年08月 
    http://publications.nichibun.ac.jp/ja/item/kosh/2017-08-31/pub
  • Who was Hiroyuki Nishimura? Beyond 2channel and NicoNico Douga
    鈴木洋仁 (担当:共著範囲:Part 2 : 04)国際日本文化研究センター 2017年08月 
    http://publications.nichibun.ac.jp/ja/item/kosh/2017-08-31/pub
  • Japanese Pirates in an “Information Society”: From 2channeru to Nikoniko Dōga
    鈴木洋仁 (担当:共著範囲:Chapter 1)国際日本文化研究センター 2017年08月 
    http://publications.nichibun.ac.jp/ja/item/kosh/2017-08-31/pub
  • 海賊史観からみた世界史の再構築
    稲賀繁美編 (担当:分担執筆範囲:経営者・川上量生のビジネス書を読む――「説明できない」ニコニコ動画を「誰もやっていない」ビジネスチャンスに変える術)思文閣出版 2017年03月 
    https://www.shibunkaku.co.jp/publishing/detail/9784784218813/
  • 海賊史観からみた世界史の再構築 交易と情報流通の現在を問い直す
    稲賀繁美編 (担当:分担執筆範囲:〈ひろゆき〉とは何だったのか――「2ちゃんねる」からも「ニコニコ動画」からも離れて)思文閣出版 2017年03月 
    https://www.shibunkaku.co.jp/publishing/detail/9784784218813/
  • 二十一世紀の若者論 ― あいまいな不安を生きる
    小谷 敏 編 (担当:分担執筆範囲:第4章 「昭和」対「平成」の世代間戦争)世界思想社 2017年02月 218 86-106 
    http://www.sekaishisosha.co.jp/cgi-bin/search.cgi?mode=display&style=full&code=1693
  • 『作田啓一vs.見田宗介』
    奥村隆編 (担当:分担執筆範囲:作田啓一/見田宗介の初期著作における「価値」 「1960年代の理論社会学」をめぐる知識社会学)弘文堂 2016年11月 399 215-256 
    http://www.koubundou.co.jp/book/b252983.html
  • 『映像文化の社会学』
    長谷正人編 (担当:分担執筆範囲:第4章 パソコンというテクノロジー)有斐閣 2016年10月 302 61-76 
    http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641174245 http://www.yuhikaku.co.jp/static/shosai_mado/html/1703/11.html
  • 文芸社会学考 文学と社会学の「接近・展開・反省」
    鈴木洋仁 (担当:分担執筆範囲:335-349)京都大学人文科学研究所 2015年03月 397 
    http://www.zinbun.kyoto-u.ac.jp/~theory.jp/
  • 『「平成」論』
    鈴木洋仁 (担当:単著範囲:)青弓社(青弓社ライブラリー82) 2014年04月 
    元号と時代意識が結び付かず、内実を語ることばが見つけられない「平成」の奇妙なわからなさ・フラットさを、経済・歴史・文学・報道・批評の5つの視点から解き明かし、「平成的とはどのようなことか」に迫る天皇制論抜きの異色の元号・現代社会論。

講演・口頭発表等

  • 「時間の社会学」に基づく元号の再検討――時代区分論を参照して  [通常講演]
    鈴木 洋仁
    第92回 日本社会学会大会 2019年10月 口頭発表(一般)
  • いま、批評の場所は社会学にあるのか?  [通常講演]
    鈴木 洋仁
    日本社会学理論学会第14回大会 2019年09月 口頭発表(一般)
  • 平成の日本 池袋から考える  [招待講演]
    鈴木 洋仁
    チェンマイ大学 日本研究セミナー 2019年09月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 チェンマイ大学 バンコク日本文化センター、チェンマイ大学
     
    チェンマイ大学の日本研究専攻の学生、および、一般向けの講演会。
  • 平成の文学 2人の「村上」から考える  [招待講演]
    鈴木 洋仁
    タイ 日本研究セミナー 2019年09月 口頭発表(基調) バンコク、タマサート大学 バンコク日本文化センター、タマサート大学
     
    タイ、タマサート大学での日本研究シンポジウム「平成」における基調講演。
  • 鈴木洋仁
    第67回関東社会学会大会 2019年06月 口頭発表(一般)
  • 鈴木洋仁
    中国近代革命の思想的起源―日本からの思想的影響を中心に 2018年08月 口頭発表(一般) 国際日本文化研究センター 国際日本文化研究センター
  • 鈴木洋仁
    早稲田社会学会大会 第70回大会 2018年07月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名) 早稲田大学 早稲田社会学会
     
    昨今話題となっている「人文・社会科学の危機」に対して、「危機」の構成や社会的背景を探った昨年度のシンポジウムに引き続き、本年度のシンポジウムでは、社会学の学問的意義と教育的意義という視点から、どのように「危機」に応答できるかを考えたい。 社会学の学問的意義と言っても、社会学が取りあつかう領域は、広く、多様である。また、未知の問いや事象を発見することにも重きがおかれている社会学では、同じ領域であっても、何を研究対象とするのかすら自明ではない。そのような事情から、しばしば「社会学者の数だけ社会学がある」と言われもする。したがって、社会学の学問的意義を示すためには、まず、領域ごとに事象、概念や理解の仕方が異なるなか、多種多様な研究が同じ社会学という学問であり、固有の学問的意義があることを、社会学を学ぶ学生を含めた非専門家に対して示す必要がある。 また、社会的事象に向き合い、探求する構えを社会学と呼ぶのであれば、問いの立て方や思考のプロセスを省略して、研究の成果や面白いパースペクティヴのみを「知見」として、あるいは研究・分析の手法をハウツー的に教え込むことは、社会学の営みからは遠いものとなる。そのため、社会学においては、社会学教育のあり方、また社会学を学ぶことの意義の示し方も、社会学固有の特性に根ざしたものとする必要がある。 これは、社会学を研究することと、社会学を教育することの差異をどう埋めるのかという問題でもある。「社会学する」こと、「社会学的に考える」ことを、学生が身につけることを社会学教育の目標に設定すれば、この問題は解消できる。しかし、多少なりとも社会学者に「なる」という目標設定は、必ずしも社会学を専門としない学生にとって現実的なものとはいえない。社会学という学問分野や研究者養成の存在意義と、専門家養成を目的としない社会学教育課程の存在意義とを乖離させないためには、より実態に即した、学問的意義と教育的意義を架橋するような目標設定が必要となる。他方、社会学の外部に、「社会的有用性」のような基準を置くのであれば、社会学という学問の自律性を失わせることにもなりかねない。 日本学術会議社会学委員会「社会学分野の参照基準検討分科会」が、2014年に発表した「大学教育の分野別質保証のための教育課程編成上の参照基準 社会学分野」(以下、「参照基準」)は、社会学の学問的意義と教育的意義を明示するひとつの試みであるといえよう。日本社会学会社会学教育委員会を中心に作成された「参照基準」では、社会学の定義、および社会学固有の特性が提示された上で、社会学を学ぶことで学生が獲得すべき基本的な知識・理解・能力、そして社会学の学修方法と学修成果の評価方法が提起されており、「教育の質保証」という課題のもと、社会学専門課程以外や教養科目での教育をも視野に入れた、どうなれば「社会学を学んだ」といえるのかという「標準」が提示されている。 加えて、「参照基準」では、「規範的科学」としての社会学の特性が強調されており、「社会学の学びを通じて獲得すべき基本的な能力」として、社会のなかの「多様性を理解する能力」、「社会を構想し提言する能力」を挙げるなど、社会への実践的コミットメントを強く志向するものになっている。 前述のとおり、社会学教育の目標や意義はどのようにあるべきか、それは学問分野としての社会学固有の意義とどのように関連するのかという問いは、社会学者が共通して向き合うべきものだといえる。したがって、「参照基準」を「標準」の押しつけとして拒絶するのでも、単純に迎合するのでもなく、この問いへのひとつの答えとしてとらえ、それに対して社会学的に応答することは、意義の大きいことだと考えられる。とりわけ、社会的流動性、多様性の高まりが、必ずしも他者との共同性を高めず、むしろ様々な社会的分断の発生が指摘される現代社会において、学問の自律性を維持しつつ、社会学、そして社会学教育がなしうることを模索するのは、アクチュアルな課題でもある。 このような・竭闊モ識のもと、本シンポジウムでは、まず「参照基準」の作成に携わった社会学者に登壇いただき、作成の経緯や意図について論じていただく。加えて海外で社会学教育を受けてきた社会学者にも登壇いただき、「日本の」社会学教育の相対化を図る。さらに複合的・学際的な学部学科で社会学教育に携わっている社会学者に登壇いただくことで、「参照基準」が強調する、社会学部・社会学科以外の学部学科における社会学教育の意義について、その実際についてご報告いただく。そして討論者およびフロアからの意見も汲み取りながら、シンポジウムを、社会学と社会学教育の問い直しを図る場としたい。 (文責:早稲田大学 石倉義博・明星大学 熊本博之)
  • 鈴木洋仁
    第66回関東社会学会大会 2018年06月 口頭発表(一般) 
    本報告は、近年、整備が進められているデジタルアーカイブの、社会学教育への活用に向けた考察を行うものである。報告者は、これまで、社会学教科書についての考察を数回行ってきた(鈴木2014)(鈴木2017)。加えて、大学におけるオンライン・エデュケーション(OE)やアクティブ・ラーニング(AL)導入に関しても担当者として関与してきた。 かかる経緯を受けて、本報告では、OEやALへの応用を視野に入れたデジタルアーカイブ活用の可能性を考察する。 具体的には、「加藤秀俊データベース」と、報告者が関与している東京大学東洋文化研究所のデジタルアーカイブプロジェクト(仮称)を比較考察する。前者は、日本語圏では希少な社会学者自身の手によるデータベースであり、その社会学教育における利活用の可能性を探りたい。また、後者に関しては、基本的には漢籍やアジア古籍電子図書館といった人文学のデータベースであり、社会科学との差分を計るために参照したい。 また、「デジタルアーカイブ」や「データベース」といった用語の定義や位相をめぐっても、こうした比較考察から明らかにしたい。 最終的には、「デジタル」ならびに「データ」という概念そのものの社会学的考察にまで視野を広げて考察したい。
  • 鈴木洋仁
    多文化間交渉における『あいだ』の研究 2018年04月 口頭発表(一般) 国際日本文化研究センター 国際日本文化研究センター
  • 鈴木洋仁
    第90回日本社会学会大会 2017年11月 口頭発表(一般) 東京大学
  • 鈴木洋仁
    第65回関東社会学会大会 2017年06月 口頭発表(一般) 日本大学 関東社会学会
  • 「働き方改革」の時代に『職場の歴史』は書けるのか?  [招待講演]
    鈴木洋仁
    レクチャー「職場の歴史」とは何か? 2016年12月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名) 国際日本文化研究センター 国際日本文化研究センター
     
    ―職場の歴史・個人の歴史をつくる運動に関連して― 敗戦後の職場の歴史とは一体何であったか この深題にアプローチするため、戦後の文化運動としての「人生雑誌」ブーム・職場サークル運動等のトータルイメージを明らかにし、それと対比して職場の歴史運動を考える。
  • Japanese Pirates in the "Information Society" : from 2channel to NicoNico Douga  [招待講演]
    鈴木洋仁
    国際日本文化研究センター 第50回 国際研究集会 2016年04月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
  • 学史研究に作用する「社会学」のイデオロギー 〜外山正一における「社会学」の位置をめぐって〜  [通常講演]
    鈴木洋仁
    第88回日本社会学会大会 2015年09月 口頭発表(一般) 早稲田大学 日本社会学会
     
    本報告は、日本の社会学史研究における、「社会学」という概念の把握をめぐって作用するイデオロギーについて、外山正一を事例として考察するものである。外山は、sociology を「世態学」ではなく、「社会学」として日本に「移植」し、東京大学で講じた人物として、社会学史には必ず登場する人物でありながら、先行研究において、その評価は、「官学アカデミズムのイデオローグ」(佐藤 1987)、あるいは、「パターナリズ ム」(清水 2003)と、否定的に言及される場合が多い。これに対して、本報告では、外山の残した文章をまとめた建部遯吾に始まり、戸田貞三や福武直といった後続世代が記して来た社会学史が、その時代に拘束されること、すなわち、その時代被拘束性について着目する。
  • 海賊史観からみた世界史構想と日本文化の軌道修正にむけて  [招待講演]
    鈴木洋仁
    国際日本文化研究センター共同研究会 21世紀10年代日本の軌道修正 第3年次(2015年)第4回 研究代表者:稲賀繁美 2015年08月 口頭発表(招待・特別)
  • 日本の文学理論と社会学 桑原武夫編『文学理論の研究』における社会学の再検討  [通常講演]
    鈴木洋仁
    第63回関東社会学会大会 2015年06月 口頭発表(一般) 千葉大学 関東社会学会
  • 鈴木洋仁
    表象文化論学会 第9回研究発表集会 2014年11月 口頭発表(一般) 
    本発表は、昭和64年1月7日に行われた「『平成』改元発表の記者会見」を対象に、その場面を、ロラン・バルト『表徴の帝国』に即して考察する。 周知のとおり、件の会見は、小渕恵三・内閣官房長官(当時)が、「平成」の書を額縁に入れて掲げた光景として記憶されている。本発表では、この光景が歴史に照らして特異である点を指摘した上で、小渕氏の〈顔〉と「改元」の関係について、「平成」それ自体の記号的意味作用の予兆だったと論じる。 「改元」の光景は、近代日本において明らかにされてこなかったにもかかわらず、「平成」においては、小渕氏の〈顔〉とともに立ち上がる。その事態はまさしく、バルトが『表徴の帝国』で説いた「〈身体(の儀礼的な身振り)〉と〈顔〉と〈書〉の交錯・交流」における、それぞれの表徴が記号としての意味作用を摩滅する過程にほかならない。言い換えれば、小渕氏が額縁を掲げた〈身体(の儀礼的な身振り)〉、彼の〈顔〉、そして「平成」の〈書〉が、あの記者会見において交わったのである。そして、この交錯によって、「平成」の「改元」の歴史的な特異性がもたらす意味作用の摩滅を準備したのである。本発表は、「〈顔〉と表象」をめぐる、この機制を明らかにしたい。
  • 鈴木洋仁
    XVIII ISA World Congress of Sociology 2014年07月 口頭発表(一般)
  • 「明治百年」の知識社会学―桑原武夫と竹内好に見る歴史意識―  [通常講演]
    鈴木洋仁
    第62回関東社会学会大会 自由報告部会 第6部会 知識・歴史 2014年06月 口頭発表(一般) 日本女子大学
  • 『「平成」論』をめぐって  [招待講演]
    鈴木洋仁
    国際日本文化研究センター共同研究会 「21世紀10年代日本文化の軌道修正:過去の検証と将来への提言」 2014年05月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名) 国際日本文化研究センター 稲賀繁美
  • 「社会学と個人芸」  [通常講演]
    鈴木洋仁
    第86回日本社会学会大会 研究活動委員会企画フォーラム 若手社会学者とベテラン社会学者の対話を開く フォーラムB 社会学と文学のあいだ 2013年10月 口頭発表(招待・特別)
  • 「消費社会論から見た『80年代』」  [通常講演]
    鈴木洋仁
    第86回日本社会学会大会 2013年10月 口頭発表(一般)
  • 「外山正一における『社会学』の位相」  [通常講演]
    鈴木洋仁
    第53回日本社会学史学会大会 2013年06月 口頭発表(一般)
  • 「元号の歴史社会学」(コメンテーター:若林幹夫 早稲田大学教授)  [通常講演]
    鈴木洋仁
    関東社会学会第61回大会 修論フォーラム 2013年06月 口頭発表(一般)

MISC

担当経験のある科目

  • 情報リテラシー事業構想大学院大学
  • 事業構想演習事業構想大学院大学
  • 社会情報分析事業構想大学院大学
  • 情報社会論B横浜市立大学
  • 情報社会論A横浜市立大学
  • 社会学入門b横浜市立大学
  • 『総合人間学を求めて』TA京都大学総合人間学部
  • 「行政/企業広報の役割と課題」『広報論』静岡文化芸術大学
  • 「メディアと政治」『政治学ゼミ』(森裕城教授ゼミ)同志社大学法学部政治学科

学術貢献活動

  • 読売新聞 読書委員
    期間 : 2018年12月 - 2020年12月
    役割 : その他
    種別 : その他
  • 板橋区中央図書館区民懇談会委員
    期間 : 2018年04月01日
    役割 : その他
    主催者・責任者 : 板橋区

その他

  • 2017年09月 - 2017年09月  「元号」とは何か。――歴史学と社会学の対話 
    2017年9月28日(木)、ジュンク堂書店池袋本店において、『「元号」と戦後日本』刊行記念トークイベント として行われた、本郷和人・東京大学史料編纂所教授との対談。 「元号」の激動期に立ち会うにあたり、歴史のなかでどのような意味を果たしてきたかが問われている。 「明治」、「大正」、「平成」という三つの元号から日本人の歴史意識をさぐる『「元号」と戦後日本』を刊行した社会学者・鈴木洋仁が、「元号」とはなんだったのか、その意味・意義、そしてその展望を気鋭の歴史学者・本郷和人と語り合う。 歴史学・社会学の両面から「元号」を見つめ直す初の試み。 http://www.seidosha.co.jp/topics/index.php?id=107&year=2017
  • 2016年12月 - 2016年12月  和田忠彦×鈴木洋仁 ×吉原洋一×山崎佳代子 山崎佳代子『戦争とこども』とともに 『戦争と子ども』(西田書店) 刊行記念 
    2016年12月3日、東京・下北沢B&Bにおいて行われたトークセッション。 http://bookandbeer.com/event/20161203a_sensoutokodomo/ 1999年ユーゴスラビア空爆下で生まれた山崎光(当時12歳)のシュールな絵、難民の子どもたちの言葉を集めた『戦争と子ども』。12年の歳月を記録した『ベオグラード日誌』(書肆山田)、そして詩集『みをはやみ』など。翻訳文学、戦争文学、そして旅の文学は、セルビアという異郷にて、日本語で織り上げられました。 時代が大きく変わろうとする今、地球はどこへむかうのでしょう。今、私たちは何を記憶すればいいのでしょう、希望はどこにあるのでしょう。日本を離れベオグラード(セルビア)に移り住んで37年。このたび半年の京都滞在を終えた著者山崎佳代子氏を囲み、その書物をひもとき、声を聴きあい語り合いましょう。食物、ワイン、動植物、人々の暮らし、絵画、歌、そして言葉の喜びについても。

その他のリンク

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