研究者総覧

村上 真 (ムラカミ マコト)

  • 総合情報学部総合情報学科 准教授
  • 工業技術研究所 研究員
  • 総合情報学研究科総合情報学専攻 准教授
  • 計算力学研究センター 研究員
Last Updated :2024/04/23

研究者情報

学位

  • 博士(情報科学)(早稲田大学)

ホームページURL

科研費研究者番号

  • 80329119

J-Global ID

研究キーワード

  • コンピュータビジョン   音声情報処理   パターン認識   ヒューマンコンピュータインタラクション   マルチモーダルインタフェース   拡張現実   ヒューマンエージェントインタラクション   ヒューマンインタフェース   Human Face Recognition   画像情報処理   

研究分野

  • 情報通信 / エンタテインメント、ゲーム情報学
  • 情報通信 / ヒューマンインタフェース、インタラクション
  • 情報通信 / 知能情報学

経歴

  • 2009年04月 - 現在  東洋大学総合情報学部准教授
  • 2007年04月 - 2009年03月  東洋大学工学部准教授
  • 2005年04月 - 2007年03月  東洋大学工学部助教授
  • 2002年04月 - 2005年03月  東洋大学工学部講師
  • 2000年04月 - 2002年03月  早稲田大学理工学部助手

所属学協会

  • ACM   IEEE   人工知能学会   情報処理学会   電子情報通信学会   

研究活動情報

論文

講演・口頭発表等

MISC

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2022年04月 -2025年03月 
    代表者 : 村上 真
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2019年04月 -2022年03月 
    代表者 : 村上 真
     
    本研究では,人間が動作を思い浮かべる動作生成過程と人間が動作を認識する動作推論過程は複雑で非線形だと考え,この両過程を深層ニューラルネットワークによりモデル化した.具体的には,Generative Adversarial NetworksとVariational AutoEncodersと呼ばれる2種類の異なる手法を用いて両過程をモデル化し,モーションキャプチャシステムにより収録した動作データを用いて提案モデルを学習した.学習済の生成モデルを使用することで自然で多様な動作が生成可能であることを示した.
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2008年 -2011年 
    代表者 : 湯舟 英一; 村上 真
     
    ネイティブと同様の自然な発話を行えるように、音声変化に対して評価を行い発話の矯正を行うシステムの開発を行った。研究期間内に、学習者の発話音声のうち「融合同化」と「連結」が与えられた教師音声に対してDPマッチングによる比較評価プログラムを作成した。このプログラムによる評価を英語熟達者による評価と比較した結果、高い妥当性が認められた。一方、フィードバック部門に関する研究として、視覚情報、聴覚情報、言語情報の3つのモダリティーを用いて効果を検証した。その結果、聴覚が最も分かりやすく、次いで、視覚に訴える方法という結果を得た。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(A)
    研究期間 : 2002年 -2004年 
    代表者 : 白井 克彦; 小林 哲則; 米山 正秀; 山崎 芳男; 大平 茂輝; 村上 真
     
    音声において感情情報がどのような形で表出するかを明らかにするために,演技の流れに応じて自然なもっともらしい感情表現がされている落語音声を使用して分析を行った.その結果,感情表現は発話の最後の部分に比較的現れやすいことが確認された.また,生理的な発声による感情表現に着目し,笑い声の分析を行った結果,ピッチ周波数及び音素タイミングが笑い声を表現する上で最も基礎的なパラメータであることが確認された.さらに,台本のみから感情音声を合成するには,台詞や文章といったテキスト情報から感情を推定する必要がある.そこで,入力された文章の感情の推定を,大局的感情分類と局所的感情分類の2つの方法で行った. 次に,言語を用いた指示により感情動作を生成・制御可能なディジタルアクタシステムの構築を目的とし,感情語-動作間の関係を木構造として表現した感情表出モデルの構築を行った.また,感情表出モデルから目的動作を生成・制御する感情表出部と,未知語が入力された場合等に新たに感情語を学習し感情表出モデルを更新する感情学習部から成るディジタルアクタシステムを実装した.さらに,実装システムを用いて評価実験を行った結果,適切な動作が表出可能であることが確認された. 最後に,映像や音声といった物理信号と,人間がそこから知覚する感情との対応関係を明らかにするために,映像と音声を組み合わせ,それぞれに感情表現を付与した場合,人間がそれをどのように知覚するかについて分析を行った.その結果,一般的に感情の度合いの変化は表情ではなく声色の変化で表現され,聞き手は,発話者の表情を見ることでどのような感情であるかは認識できるが,その感情の度合いに関しては,声色を重視して認識していることが確認された.
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(B)
    研究期間 : 2001年 -2003年 
    代表者 : 安吉 逸季; マクファーランド C.; 櫻井 敏子; 村上 真
     
    ブロードバンド時代に、PCによる高画質・音声を利用したマルチメディア英語学習が効果があり、PDA、携帯電話(多くの若者が所有している)も同じく近未来の英語学習に有効であると考えられる。 英語学習における便利さ、機能性、親密性という点でPC、PDA、携帯の比較研究を行なった。2001-2年の実験では、将来性がPDAにあると判断した。学生は異なる学習環境(PC PDA携帯各8名)で英語の講義を受講し、その後試験を受けた。PCには安定性があるが、PDAは携帯性と機能の点で将来の語学学習への可能性を示した。 本研究で、ウェブ上の複数の地点から教材開発を同時に行なった。ウェッブ上での製作コラボレーション実験を行なうために、まず三つの映画を教材として作成した。従来のコンテンツ制作方法は、一箇所にプログラマー、著者、編集者が集合して製作するが、本研究では、ウェッブ上の複数の異なるサイトから同時に教育ソフトを作成・編集する実験を行い、その結果、従来の方法でかかる移動時間が大幅に縮小でき、製作関係者が集合する必要がなくなった。 語彙数などのテキスト分析ソフトを作成し、教育ソフトのテキストが学生のレベルに対応しているか否かを判断した。テキスト分析には、英語文献データベースは不可欠となる。今回1,000冊分(700メガ相当)を英語テキストデータベースに追加した。高卒で習得する語彙数は約2,000語であるが、英語の新聞やそれに相当するものを読むには、最低4,000語が必要であるということが判明した。英語のレベルに応じた文献を検索できるデータベースでもある。 学生の英語力を評価するコンピュータベースの英語試験プログラム(CBT)のプロットタイプを作成するためにTOEFLをはじめとする試験問題の収集・分析を行った。文法・語法という角度から各学生の語学力を自動的に判断し、長短所を指摘するプログラム作成の研究をした。文法・語法の誤りを指摘するプログラムのためのデータベース構築である。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 特定領域研究(A)
    研究期間 : 2001年 -2001年 
    代表者 : 安吉 逸季; 村上 真; 櫻井 敏子; マクファーランド カーティス
     
    インターネット上での教育ソフト制作におけるコラボレーション 今後急速にブロードバンドが一般化すると考えられ、インターネット上で教育のソフト制作の共同制作をどのように行うか、この課題をNTTラーニング・早稲田大学国際情報通信センターの教授・研究員との共同で研究した.また、異なる3つの受講環境(PC, PDA, FOMA)で、制作した教材を受講した被験者からのデータを得、今後の研究用データとした. 研究課題 (1)コンテンツ制作における編集・修正・議論をウェッブ上にて行い、そこでテキスト・静止画・デザイン等の編集を試みた.ウェッブ上の複数地点から同一教材制作のコラボレーション実験を行い、移動・待ち時間・編集・打ち合わせ等の項目ごとに、従来型の開発制作方法との対比をした.制作に実際にかかる編集時間や打ち合わせよりも、移動・待ち時間の方が、断然大きいという結果をえた.今後の教育ソフト制作に一つの指針を与えてくれた. (2)コンテンツは、ウェッブ上で学習できるマルチメディア教材を制作した.テーマとしてはスコットランド地方で作られるスコッチ・ウィスキーを取り上げ、全3章で構成している.各章は4〜7ページのHTMLファイルと4分〜6分のビデオから成る(PartIスコットランドの首都エディンバラ,PartIIスコッチウィスキーの歴史,PartIIIウィスキー製造の工程).各ページは1ないし2パラグラフで構成している.教材を全て閲覧すると、約15分程度となる.ただし,受講端末により表示条件などが異なるため、それぞれコンテンツは異なる. (3)英語教材の評価方式とその実験、ウェッブ上での試験と評価方式の実験を行った.

その他のリンク

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