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三宅 和子ミヤケ カズコ

所属・担当
文学部日本文学文化学科
文学研究科日本文学文化専攻
人間科学総合研究所
職名教授
メールアドレス
ホームページURL
生年月日
Last Updated :2019/05/17

研究者基本情報

学歴

  •  - 1992年, 筑波大学, 地域研究研究科, 地域研究専攻日本語コース

学位

  • 博士(文学)

所属学協会

  • 言語系学会連合
  • 日本語学会
  • ヨーロッパ日本学会
  • ヨーロッパ日本語教師会
  • 英国日本語教育学会
  • 日本語教育学会
  • 国際語用論学会
  • 社会言語科学会

委員歴

  •   2019年04月 - 現在, 社会言語科学会, 理事
  •   2018年04月 - 現在, 日本文学文化学会, 会長
  •   2013年01月 - 2017年12月, 韓国日本語学会, 編集委員
  •   2015年 - 2018年, 言語系学会連合, 監査委員
  •   2014年 - 2018年, 社会言語科学会, 監事
  •   2011年 - 現在, 日本語教育学会, 学会誌編集協力委員
  •   2013年 - 2014年, 言語系学会連合, 事務局長
  •   2006年 - 2011年, 社会言語科学会, 事務局長
  •   2004年04月 - 2010年03月, 社会言語科学会, 大会委員会委員
  •   1998年 - 2004年, 社会言語科学会, 学会誌編集委員
  •   1998年 - 2006年, 社会言語科学会, 徳川宗賢賞選考委員

経歴

  •   2005年 - 現在, 東洋大学大学院 , 文学研究科 日本文学文化専攻, 教授
  •   2004年 - 現在, 東洋大学, 文学部, 教授
  •   2000年 - 2003年, 東洋大学, 文学部, 助教授
  •   1996年 - 2000年, 東洋大学短期大学, 日本文学科, 助教授
  •   1993年 - 1996年, 東洋大学短期大学, 日本文学科, 講師
  •   1992年 - 1995年, 筑波大学, 留学生センター, 非常勤講師
  •   1982年 - 1986年, バッキンガム大学 , 客員講師(英国)
  •   1982年 - 1986年, オックスフォード大学, ボードリー図書館 , 司書(英国)

研究活動情報

研究分野

  • 言語学, 言語学, 社会言語学
  • 言語学, 日本語教育
  • 言語学, 外国語教育
  • 言語学, 日本語学

研究キーワード

    モバイルメディア, コミュニケーション, 方言, 携帯電話, 談話分析, アイデンティティ, 対人関係, 若者, 語用論, メディア, ディアスポラ, 敬語, ポライトネス

論文

  • LINEにおえる「依頼」の談話的特徴を記述・分析する(1)-メディア特性とモバイル・ライフの反映を探る-, 三宅 和子, 文学論藻, 93, 31 - 49,   2019年03月
  • 成長した「移動する子ども」の日本語習得―教えられなかった日本語が意味をもつ日―, 三宅 和子, ヨーロッパ日本語教育, 22, 209 - 215,   2018年08月
  • SNSにおける方言使用の実態-エセ方言はいつ、誰に使うのか-, 三宅 和子, 文学論藻, (92) 1 - 15,   2018年02月
  • 在英国際結婚家庭における「日本語学習」をめぐる親の「願い」-「日本語」に関する語りを批判的に分析する-, 三宅 和子, ヨーロッパ日本語教育, 20,   2016年08月
  • 社会言語学の新潮流-‘Superdiversity’が意味するもの-, 三宅 和子, 早稲田日本語教育学, (20) 99 - 104,   2016年06月
  • 国際結婚家庭の日本語をめぐる選択と実践―英国在住の親子のケース・スタディ―, 三宅 和子, 日本語教育連絡会議論文集, 28, 102 - 112,   2016年03月
  • 身近なやりとりからことばを見つめ直す, 三宅 和子, 日本語学, 35, (2) 40 - 51,   2016年02月
  • 国際結婚女性の複数言語・複数文化状況の変化とアイデンティティ, 三宅 和子, ヨーロッパ日本語教育シンポジウム(2014) 報告・発表論文集, 59 - 65,   2015年07月
  • イギリスにおける日本人の国際結婚女性の言語生活-その社会的背景と子育て世代の日本語の保持・継承, 三宅 和子, 東洋通信, 52, (2) 82 - 94,   2015年06月
  • 学習者のコミュニケーション行動に対する母語話者の違和感―ロールプレイにおけるモニタリングの分析を通して, 三宅 和子, 佐賀大学全学教育機構紀要, 3, 87 - 98,   2015年02月
  • 海外における日本語・日本文化の継承はアイデンティティとどう関わるか―国際結婚女性の過去と現在―  , 三宅 和子, 社会言語科学会 第34回大会発表論文集, 170 - 173,   2014年09月
  • 携帯メールにみられる配慮表現, 三宅 和子, 日本語の配慮表現の多様性, 279 - 296,   2014年06月
  • 電子メディアの文字・表記―「超言文一致体」の現在と未来―, 三宅 和子, 日本語文字・表記の難しさとおもしろさ, 183 - 198,   2014年03月
  • ロールプレイにおける学習者のモニタリング―モニタリングの実態から教育を考える―, 三宅 和子, 日本文学文化, (13) 1 - 16,   2014年02月
  • 在英日系ディアスポラの言語生活―国際結婚した日本人女性とコミュニティの形成―, 三宅 和子, 文学論藻, (88) 45 - 63,   2014年02月
  • モバイル・メディアにおける絵文字の盛衰, 三宅 和子, 日本語学, 32, (7) 72 - 79 ,   2013年06月
  • ケータイの絵文字 : ヴィジュアル志向と対人配慮 (特集 記号と絵文字・顔文字), 三宅 和子, 日本語学, 日本語学, 31, (2) 14 - 24,   2012年02月
  • 電子メディアを介した日英の配慮言語行動―謝罪への応答を手がかりに, 三宅 和子, 「配慮」はどのように示されるか,   2012年
  • 「人間学」としての日本語研究―Yes, Noと対応しない「はい」と「いいえ」を手がかりに, 三宅 和子, 鈴木孝夫の世界, 4, 147 - 162,   2012年
  • メディア言語研究の意義と日本語教育への応用可能性 (特集 関連領域の動向と日本語教育), 三宅 和子, 日本語教育, 日本語教育, (150) 19 - 33,   2011年12月
  • 談話の中の「笑い」と話者の内的フッティング--スクリプトにない「笑い」の出現を手がかりに, 三宅 和子, 文学論藻, 文学論藻, (85) 134 - 116,   2011年02月
  • 謝罪への応答に関する語用論的分析--日英のケータイメールの対照研究, 三宅 和子, 文学論藻, 文学論藻, (83) 194 - 176,   2009年02月
  • 「携帯メールをめぐる対人関係調整行動-『了解で~す☆』の真意を探る」, ひつじ書房, 『メディアとことば』第4巻, 158 - 188,   2009年
  • 「メディア的アプローチから見た配慮言語行動研究」, (シンポジウム「配慮言語行動研究の新地平-歴史的・社会的・コミュニケーション的なアプローチの連携から見えるもの) 『社会言語科学会第23回大会発表論文集』, 294 - 297,   2009年
  • 「謝罪への応答に関する語用論的研究-日英のケータイメールの対照研究」 pp , 『文学論藻』(東洋大学文学部紀要第62集), (83) 194 - 176,   2009年
  • 「若者のコミュニケーションと日本語教育」, BATJ Journal, British Association for Teaching Japanese as a Foreign Language,9, 45-53.,   2008年
  • ‘How Young Japanese Express Their Emotions Visually in Mobile Phone Messages: A Sociolinguistic Analysis', Japanese Studies, London: Routledge, 27:1, 53-72.,   2007年
  • 「FTA場面における携帯メールの配慮行動」, 社会言語科学会第19回大会発表論文集, 26 - 29,   2007年
  • 携帯メールに現れる方言--「親しさ志向」をキーワードに (特集 若者の方言), 三宅 和子, 日本語学, 日本語学, 25, (1) 18 - 31,   2006年01月
  • 「携帯メールに現れる方言―『親しさ志向』をキーワードに」, 『日本語学』, 25, (1) 18 - 31,   2006年
  • ラウンドテーブル アカデミック・スキルズ教育とその将来--学びの意味を考える教育に向けて, 筒井 洋一, 向後 千春, 三宅 和子, 大学教育学会誌, 大学教育学会誌, 27, (2) 60 - 62,   2005年11月
  • 「携帯メールの話しことばと書きことば-電子メディア時代のヴィジュアル・コミュニケーション」, ひつじ書房, 『メディアとことば』第2巻, 234 - 261,   2005年
  • 「携帯電話と若者の対人関係」, ひつじ書房, 『講座社会言語科学 第3巻メディア』, 136 - 155,   2005年
  • 「日本語表現法の歴史回顧と今後の展望」, 『大学教育学会誌』, 27, (2) 53 - 55,   2005年
  • 「メディアを介した『伝え合い』」 , 『伝えたいことば―新「ことば」シリーズ-』 国立国語研究所, 18,   2005年
  • 「規範からの逸脱」志向の系譜--携帯メールの表記をめぐって, 三宅 和子, 文学論藻, 文学論藻, (78) 178 - 162,   2004年02月
  • 「『規範からの逸脱』志向の系譜」 , 『文学論藻』 東洋大学, 第78号 pp162-178,   2004年
  • 対人配慮と言語表現--若者の携帯電話のメッセージ分析, 三宅 和子, 文学論藻, 文学論藻, (77) 207 - 176,   2003年03月
  • 対人関係と言語表現, 文学論藻, 第77号 16-47,   2003年
  • 「日本語表現能力を育てる」とは--大学生の日本語表現能力をめぐる問題と教育の方向性, 三宅 和子, 文学論藻, 文学論藻, (76) 251 - 237,   2002年03月
  • 「日本語教育における社会文化的知識の位置づけ」 , 『日本學報』韓国日本学曾, 53輯 pp.65-74 ,   2002年
  • 日本語教育における社会文化的知識の位置づけ, 日本学報, 53輯 65-74,   2002年
  • 言語に現れる日本文化の志向性, 日本文学文化(東洋大学日本文学文化学会), 第2号 8-14,   2002年
  • 「日本語表現能力を育てる」とは, 文学論藻  , 第76号 18-32,   2002年
  • 日本人大学生の論文・レポート作成における「日本語」教育, 第14回日本語教育連絡会議報告発表論文集 , 88-93,   2002年
  • ことばに現れる日本文化の志向性 (シンポジウム 日本文学文化をどう考えるか), 三宅 和子, 日本文学文化, 日本文学文化, (2) 8 - 14,   2002年
  • ポケベルからケータイ・メールへ--歴史的変遷とその必然性 (特集 ケータイ・メール), 三宅 和子, 日本語学, 日本語学, 20, (10) 6 - 22,   2001年09月
  • 平成13年「ポケベルからケータイ・メールへ」, 『日本語学』, 20-10, 6 - 22,   2001年
  • 『はい』、『ええ』、『うん』の機能を考える, 『第13回日本語教育連絡会議発表論文集』, 47 - 56,   2001年
  • ケータイと言語行動・非言語行動 (特集 ケータイ・コミュニケーション), 三宅 和子, 日本語学, 日本語学, 19, (12) 6 - 17,   2000年10月
  • ケータイの言語行動・非言語行動, 『日本語学』, 19-12, 6 - 17,   2000年
  • 談話における「はい」の機能, 東洋大学短期大学紀要, (30) 13 - 25,   1998年
  • スポーツ実況放送の談話スタイル, 東洋大学短期大学紀要, (29) 140 - 149,   1997年
  • 留学生の異文化理解に向けて, 21世紀の国際社会における日本, II, 437 - 449,   1997年
  • 語用論の視点からみた形容詞の行動要求機能, 第9回日本語教育連絡会議報告発表論文集, 42 - 47,   1996年
  • 「日本語教育における社会言語学の役割」, 『日本文学研究会会報』東洋大学短期大学日本文学研究会 , (9) 41 - 49,   1995年
  • 言語行動の対照研究は可能か, 東洋大学短期大学紀要, (27) 196 - 204,   1995年
  • 「詫び」以外で使われる詫び表現--その多用化の実態とウチ・ソト・ヨソの関係, 三宅 和子, 日本語教育, 日本語教育, p134 - 146,   1994年03月
  • EJP(Experience Japan Program)の概要, 東洋大学短期大学紀要, (26) 193 - 200,   1994年
  • 東洋大学短期大学の日本語教育, 第7回日本語教育連絡会議報告発表論文集, 28 - 30,   1994年
  • 「感謝」と「詫び」における発話者の視点, 日本語教育方法研究会誌, (2) 20 - 21,   1994年
  • 日本語教育における社会言語学の役割, 日本文学研究会会報, (9) 41 - 49,   1994年
  • 日本人の言語行動パターン-ウチ・ソト・ヨソ意識-, 筑波大学留学生センター 日本語教育論集, (9) 29 - 39,   1994年
  • 感謝の対照研究:日英対照研究-文化・社会を反映する言語行動, 日本語学, 13, (8) 10 - 18,   1994年
  • 「詑び」以外で使われる詑び表現, 日本語教育, (82) 134 - 146,   1994年
  • 日本人の言語行動パターン : ウチ・ソト・ヨソ意識, 三宅 和子, Miyake Kazuko, ミヤケ カズコ, 筑波大学留学生教育センター日本語教育論集, 筑波大学留学生教育センター日本語教育論集, 9, 29 - 39,   1994年
  • 日本人の言語行動とウチ・ソト・ヨソの概念, 日本語教育方法研究会誌, 1,6-7,   1993年
  • 視点の観点からみた「感謝」と「詫び」, 東洋大学短期大学紀要, 25,203-214,   1993年
  • SAPLの日本語教育への応用の試み, 筑波大学留学生センター日本語教育論集, 8,243-260,   1993年
  • 感謝の意味で使われる詫び表現の選択メカニズム, 筑波大学留学生センター日本語教育論集, 8,19-38,   1993年
  • SAPLの日本語教育への応用の試み, 三宅 和子, Miyake Kazuko, ミヤケ カズコ, 筑波大学留学生教育センター日本語教育論集, 筑波大学留学生教育センター日本語教育論集, 8, 243 - 260,   1993年
  • 感謝の意味で使われる詫び表現の選択メカニズム : Coulmas(1981)のindebtedness「借り」の概念からの社会言語的展開, 三宅 和子, Miyake Kazuko, ミヤケ カズコ, 筑波大学留学生教育センター日本語教育論集, 筑波大学留学生教育センター日本語教育論集, 8, 19 - 38,   1993年
  • 「「感謝」と「詫び」にみるアメリカ人とイギリス人の言語行動」, 筑波大学 荻野綱男編 , 『言語行動論報告』, 71 - 83,   1992年
  • 「感謝と詫びの言語行動:日英比較」(修士論文) , 筑波大学,   1992年
  • 幼児期からの外国語学習について, 愛育, 2,33-36,   1992年
  • 「ケータイ方言-ハイブリッドな対人関係調整装置」, 『國文學』, 53, (5) 92 - 103
  • 「スポーツ実況放送のフレーム-放送に向けられた視聴者の不快感を手がかりに」, ひつじ書房, 『メディアとことば』第1巻, 94 - 126
  • イギリスにおける日本人の国際結婚女性の言語生活-その社会的背景と子育て世代の, 三宅 和子, 東洋通信, 52, (2) 82 - 94
  • 移動と定住のアイデンティティ-英国日本人会へのアンケート調査結果の分析-, 三宅 和子, 東洋通信, 53, (4) 101  - 116

MISC

  • 携帯電話利用が若者の言語行動と対人関係におよぼす影響に関する調査・研究, 三宅 和子, 平成15年~17年科学研究助成金(基盤研究C)研究成果報告書,   2006年
  • 日本語学研究報告 3-携帯コミュニケーションの諸相と変化:演習クラスの調査・分析―, 三宅 和子,   2006年
  • 日本語学研究報告 2-携帯メールのコミュニケーション研究:演習クラスの活動と教, 三宅 和子,   2005年
  • 日本語学研究報告-身近なことばからの発見:演習クラスの携帯メール分析の活動, 三宅 和子,   2004年
  • 読みもの メールのコミュニケーション空間と言葉 (特集 言葉), 三宅 和子, 更生保護, 54, (4) 28 - 31,   2003年04月
  • 「大学における『日本語』教育の総合的展開」 , 『日本留学試験とアカデミック・ジャパニーズ (2)』 (平成14-16年度科学研究助成金(基盤研究A)研究成果報告書 研究代表者:門倉正美), pp.170-178,   2005年
  • 「留学生・日本人大学生のアカデミック・ジャパニーズとは」 , 『日本留学試験とアカデミック・ジャパニーズ』 (平成14-16年度科学研究助成金(基盤研究A)研究成果報告書 研究代表者:門倉正美), pp.101-112,   2003年
  • 「大学初年次教育と言語表表現教育との接点②-オーストラリアの初年次教育に学ぶ-」 , 『大学で学習を支える日本語表現能力育成カリキュラムの開発:総合・協働的アプローチ』(平成15年~17年科学研究助成金(基盤研究B)研究成果報告書 研究代表者:大島弥生) ,   2006年
  • 「東洋大学における『現代日本語表現』の実践-文系5学部の日本人大学生への『日本語』 教育」 , 『大学で学習を支える日本語表現能力育成カリキュラムの開発:総合・協働的アプローチ』(平成15年~17年科学研究助成金(基盤研究B)研究成果報告書 研究代表者:大島弥生),   2006年
  • 「専門分野における『ことばの教育』-日本語学演習における言語表現教育からの展開-」, 『大学で学習を支える日本語表現能力育成カリキュラムの開発:総合・協働的アプローチ』(平成15年~17年科学研究助成金(基盤研究B)研究成果報告書 研究代表者:大島弥生) ,   2006年
  • 実況放送におけるフレームと視聴者の快・不快感との関係を探る社会言語学的研究, 三宅 和子, 平成9‐10年度科学研究費補助金助成(基盤研究C)研究成果報告書,   1999年03月
  • 留学生の異文化理解に向けて, 三宅 和子, 特別研究 21世紀における日本,   1996年, 招待有り
  • 留学生・日本人大学生のアカデミック・ジャパニーズとは, 三宅 和子, 日本留学試験が日本語教育におよぼす影響に関する調査・研究-国内外の大学入学前日本語予備教育と大学日本語教育の連携のもとに

書籍等出版物

  • 日本語学大辞典
    三宅 和子
    分担執筆メディアとことば東京堂  2018年10月
  • 移動とことば
    三宅 和子
    共編者  2018年08月
  • コミュニケーションの方言学
    三宅 和子
    分担執筆pp.319-337「LINEの中の方言ー場と関係性を醸成する言語資源ー」ひつじ書房  2018年05月
  • 改訂版 現代日本語学入門
    三宅 和子
    共著  2018年03月
  • わくわく文法リスニング100―耳で学ぶ日本語 2
    三宅 和子
    共著  2017年03月
  • わくわく文法リスニング100―耳で学ぶ日本語 1
    三宅 和子
    共著  2017年03月
  • 日本語の配慮表現の多様性
    野田尚史、小林隆、高山善幸
    共著  2014年06月
  • 日本語文字・表記の難しさとおもしろさ
    阿辻 哲次, 小駒 勝美, 三宅 和子, 棚橋 尚子, 高田 智和, シュテファン・カイザー, 柴田 実, 柏野 和佳子, エリク・ロング, 横山 詔一, 鑓水 兼貴, 當山 日出夫
    共著彩流社  2014年03月03日
  • 街のことばのフィールドワーク
    東京外国語大学国際日本研究センター, 札埜 和男, 三宅 和子, 田中 ゆかり
    東京外国語大学国際日本研究センター  2013年
  • 「配慮」はどのように示されるか (シリーズ社会言語科学 1)
    共編者ひつじ書房  2012年11月
  • 日本語の対人関係把握と配慮言語行動
    三宅 和子
    単著ひつじ書房  2011年01月31日
  • わくわく文法リスニング99 ワークシート 新装版(CD付)
    小林典子, フォード丹羽順子, 高橋純子, 梅田泉, 三宅和子
    共著凡人社  2010年05月21日
  • メディアとことば〈4〉
    三宅 和子
    単著ひつじ書房  2009年04月03日
  • アカデミック・ジャパニーズの挑戦
    共編者ひつじ書房  2006年06月
  • メディアとことば〈2〉特集 組み込まれるオーディエンス
    共編者ひつじ書房  2005年10月
  • メディアとことば (1)特集 「マス」メディアのディスコース
    ひつじ書房  2004年04月
  • Learners’ Writing Clinic
    三宅 和子
    共著全頁鶴見書店  1999年
  • Natural Writing Book
    三宅 和子
    共著全頁鶴見書店  1995年
  • わくわく文法リスニング(共著) ・教師用指導書
    凡人社  1995年
  • 日本語教授法ワークショップ(共著)
    凡人社  1996年
  • 英語学用語辞典
    三省堂  1999年
  • Learners' Writing Clinic
    鶴見書店  1999年
  • 『わくわく文法リスニング・テープ』(共著)
    凡人社  1995年

講演・口頭発表等

  • 複数言語環境を生きる女性の日本語の獲得と喪失をめぐる語り, 三宅 和子, 2018年日本語教育世界大会/第22回AJEシンポジウム ,   2018年08月04日
  • 成長した「移動する子ども」の日本語習得―教えられなかった日本語が意味をもつ日, 三宅 和子, 第15回EAJS/第21回AJEシンポジウム,   2017年08月31日
  • 若者のLINE使用:対面とヴァーチャル・コミュニケーションの融合, 三宅 和子, 第20回ひと・ことばフォーラム,   2016年12月03日
  • Superdiversity時代の継承語教育を考える-子どもに日本語を教えなかった母親の語りを通して-, 三宅 和子, 日本語教育国際研究大会 インドネシア,   2016年09月10日
  • 日系ディアスポラにおける「移動」の意味とアイデンティティ, 三宅 和子, 社会言語科学会第38回大会 ,   2016年09月04日
  • 英国永住日本語話者のライフヒストリーから見た、ことばをめぐる選択とアイデンティティ, 三宅 和子, 第1回「移動」とことば研究会 ,   2016年01月29日
  • 複数言語環境に生きる人々の「日本語使用、日本語学習」の意味とアイデンティティ  , 三宅 和子, 第19回ヨーロッパ日本語教育シンポジウム,   2015年08月29日
  • 接触場面における日本語母語話者の配慮―ロールプレイにおけるモニタリングの分析を通して―, 三宅 和子, 第19回ヨーロッパ日本語教育シンポジウム,   2015年08月28日
  • 海外に住む子どもの日本語をめぐって ―英国国際結婚家庭の選択と実践のケース・スタディー, 三宅 和子, 第28回日本語教育連絡会議 ,   2015年08月24日
  • 社会言語学の新潮流を考える―Sociolinguistics of Globalizationの議論からの展開―, 三宅 和子, 第14回ひと・ことばフォーラム ,   2015年07月11日
  • What made Japanese Female Expatriates Retain and Recreate their Sense of Japanese Identity?, 三宅 和子, The Sociolinguistics of Globalization Conference,   2015年06月05日
  • 文字遊びの逸脱法にみる日本人のヴィジュアル感覚 , 三宅 和子, 東洋大学・リュブリャーナ大学合同第1回国際シンポジウム,   2014年10月13日
  • 「複言語使用者は日本語・日本をどのように捉え,どのように向き合っているのか」〈代表〉, 三宅 和子, 第18回ヨーロッパ日本語教育シンポジウム,   2014年08月27日
  • 日本語学習者の会話遂行時におけるモニタリング行為, 三宅 和子, 第17回ヨーロッパ日本語教育シンポジウム ,   2013年09月06日
  • 対人関係の言語学―社会文化的な視点から対照研究にアプローチする , 三宅 和子, 第29回日中対照言語学会大会,   2013年05月26日
  • 配慮言語行動-日本語のコミュニケーションスタイル, 三宅 和子, 第13回国際ヨーロッパ日本学会,   2011年08月24日
  • 不快さを伝える方法-察し文化における不作法の回避について, 三宅 和子, Linguistic Impoliteness And Rudeness II,   2009年06月30日
  • 「メディア的アプローチから見た配慮言語行動研究」シンポジウム『配慮表現の新地平-歴史的・社会的・コミュニケーション的なアプローチの連携から見えるもの』, 第23回社会言語科学会研究大会創設10周年記念シンポジウム 3月28-29日 於東京外国語大学,   2009年
  • 「現代の日本語と対人関係-若者のメール・コミュニケーションからみえるもの」, ヨーロッパ日本語教師会ウィーン支部,   2008年
  • ‘Perception of and Response to Apologies: CMC in Japanese and British English.’, 4th International Symposium on Politeness. 2-4 July 2008,Budapest, Hungary.,   2008年
  • Apologies and Relational Work in Mobile Phone Messages.’, In 12th International Conference of EAJS(European Association for Japanese Studies). 20-23 September, 2008, Lecce, Italy.,   2008年
  • 「FTA場面における配慮行動」, 第19回社会言語科学会大会 日本大学,   2007年
  • ‘Relation Management in the use of Mobile Phone Messages by Young Japanese.’, 8-13th July 2007, Gutemburg, in the Panel: Constraction of Interpersonal Relationship in CMC: in the case of Japan.,   2007年
  • ‘Apologies and Relationship Management in Mobile Phone Messages by Young Japanese.’, Oxford University General Linguistic Graduate Seminar.,   2007年
  • 「若者のコミュニケーションと日本語教育」, British Association of Japanese Teachers Seminar.,   2007年
  • 「『日本語探求』のクラスで育む思考力と自律性」, 筒井洋一、向後千春、中村恵子、三宅和子『アカデミック・スキルズ教育とその将来-学びの意味を考える教育に向けて-』第27回大学教育学会 京都大学 ,   2005年
  • Young Japanese People’s Construction of Relationships in Mobile Phone Communication: An analysis based on empathy, emotion and context.’, 11th International Conference of the EAJS,   2005年
  • 「自己実現できる力を育てる教育」, 門倉正美、嶋田和子、堀井恵子、中村敦雄『アカデミック・ジャパニーズをデザインする』2005年度日本語教育学会秋季大会 金沢大学,   2005年
  • 「携帯メールにおけるジェンダー」, 第14回社会言語科学会研究大会 東京大学本郷キャンパス,   2004年
  • 「大学での『日本語』教育の意味と可能性」, 2004年日本語教育学会秋季大会パネルセッション 新潟大学,   2004年
  • 女子マラソン放送の何が視聴者の不快感を煽ったのか」, 社会言語科学会第11回ワークショップ『メディア化された言語』立教大学,   2003年
  • 「若者のケータイ・メール利用」, 第8回国立国語研究所ことばふぉーらむ『ネット・コミュニケーションと「ことば」』立川市女性総合センター,   2002年
  • 「大相撲実況放送のメディア・ディスコースを読み解く」, 社会言語科学会第9回大会ワークショップ『メディア・ディスコースにおけるアイデンティティの構築』千葉大学,   2002年
  • ‘Sumo Broadcast: A reflection of the Japanese social reality and its consolidation’, .13th World Congress of Applied Linguistics (AILA ’02, Singapore),   2002年
  • 「日本人大学生の『日本語』教育を考える」, 国語と日本語の連携を考える会第8回研究発表 早稲田大学,   2001年
  • 「ことばにたち現れる日本文化の志向性」, 平成13年日本文学文化学会春季大会シンポジウム『日本文学文化をどう考えるか』東洋大学,   2001年
  • 「論文・レポート指導の『日本語』」, 第14回日本語教育連絡会議(於ブダペスト),   2001年
  • 「イギリス英語のポライトネス」, 日本英語学会第19回大会ワークショップ『英語・米語・豪英語・日本語―社会で共有されている言語行動規範の比較』東京大学,   2001年
  • 「『はい』、『ええ』、『うん』の機能を考える」, 第13回日本語教育連絡会議(於ウイーン),   2000年
  • 「社会文化的知識をどこまで教えるのか」, 第61回学術会議『21世紀型総合的日本語教育における語学・文学・文化及びメディアのあり方』(於ソウル) ,   2000年
  • ‘What’s Behind Media Discourse?: A Sociolinguistic Investigation of the Style of Japanese Sports Broadcasts.’, 12th World Congress of Applied Linguistics (AILA’99), Tokyo,   1999年
  • 「多言語放送番組の日英比較」, 異文化間教育学会第19回大会,   1998年
  • 「ポライトネスの観点から見たスポーツ実況放送」, 日本言語学会第117回大会,   1998年
  • 「形容詞の行為指示機能」, 第9回日本語教育連絡会議(於フランクフルト),   1996年
  • 「「感謝」と「詫び」における発話者の視点」, 日本語教育方法研究会第二回研究発表会,   1994年
  • ‘Japanese Sense of Self and Their Use of Language.’, 21st International Conference on Language Teaching/Learning ,   1994年
  • 「日本人の言語行動とウチ・ソト・ヨソの概念」, 日本語教育方法研究会 第一回研究発表会,   1993年
  • 「講義における日本語:理科系・文化系の講義の構文上の特徴」, 平成4年度日本語教育学 会春期大会 ,   1992年
  • 「「感謝」と「詫び」の言語表現と心理」, 日本言語学会第104回大会,   1992年
  • ‘Thanks and Apologies: A Cross-Cultural Investigation.’, 19th International Conference on Language Teaching/Learning,   1992年
  • 「SAPLを取り入れた授業への試み」, 日本語教育を語り合う会 平成3年度・第6回,   1991年

作品

  • 書評 筒井佐代著 『雑談の構造分析』『日本語の研究』第10巻1号 pp.60-65 , 三宅 和子, その他,   2013年
  • 書評 『歴史語用論入門』(大修館書店)『言語意識と社会』(三元社)『ことばと社会』第14号 pp.261-275 三元社, 三宅 和子, 芸術活動,   2012年
  • 「バイリンガル教育者の努力と成果の記録」(山本雅代編『バイリンガルの世界』1999年大修館書店)『社会言語科学』 第2巻第2号 pp. 78‐82,   2000年
  • 「メディア時代を主体的に生きるために」(菅谷明子著『メディア・リテラシー』2000年岩波書店)『社会言語科学』第4巻第2号 pp.108‐113,   2002年
  • 「『ことばを教える』ことへの鋭い問いと模索」(細川英雄著『日本語教育は何をめざすか』,   2002年
  • 「日本語という外国、日本語という外国語」『日本文学研究会会報』第12号 pp.32-33 東洋大学短期大学日本文学研究会,   1997年
  • 「日本人に通じなかった日本語の『いいえ』」『日本文学研究会会報』第13号 pp.60-62 東洋大学短期大学日本文学研究会,   1998年
  • 「日本語を知る」2000年4月『東洋』第37巻第4号  東洋大学通信教育部 pp.19-23(pp.(1)-(5)),   2000年
  • 「連休スクーリングを終えて-『分かる』と『知る』」200年9月『東洋』第37巻第9号 東洋大学通信教育部 pp.4-7,   2000年
  • 「『敬語』から『敬意表現』へ―第22期国語審議会答申を考える」2001年4月『東洋』第38巻第1号  東洋大学通信教育部 PP.23-28,   2001年
  • 「日本語の世界を探索する(1)-レポートを書く意味-」2002年4月『東洋』第39号第1号 東洋大学通信教育部 PP.23-28,   2002年
  • 「メールのコミュニケーション空間と言葉」『更生保護(特集/言葉)』4月号 法務省保護曲編 日本更生保護協会 pp.28-31,   2003年
  • 「日本語の世界を探索する(2)-レポートを書く、文献を読む、引用する-」2003年5月『東洋』第40号第2号 東洋大学通信教育部 PP.23-28,   2003年
  • 「日本語の世界を探索する(3)-日本語の男女差を考える-」2004年4月『東洋』第41号1号 東洋大学通信教育部 pp.11-15,   2004年
  • 「日本語の世界を探索する(4)-話しことばと書きことば-」 2005年4月『東洋』第42号第1号 東洋大学通信教育部 pp.10-16,   2005年
  • 「若者のコミュニケーション」東京新聞(第1週「つき合い」かたが変わってきた?!/第2週 メールで「話す」?-文末に込める思い-/第3週 言葉遊び/第4週 気配り),   2007年
  • 「ケータイ語-ことば遊び文化の落とし子」『文藝春SPECIAL』季刊秋号特集「素晴らしき日本語の世界」Pp.184-185,   2008年

競争的資金

  • 日本語配慮表現辞典の基盤形成のための配慮表現正用・誤用データベースの構築, 日本学術振興会, 文部科学省:科学研究費補助金(基盤研究(B)), 山岡 政紀
  • 海外における継承日本語をめぐる親・子供・教師の実践リアリティ:多角的・総合的 研究, 東洋大学, 東洋大学井上円了記念研究助成, 三宅 和子
  • 日本語教師の調査ネットワークの構築と日系ディアスポラの言語生活調査, 文部科学省, 科学研究費補助金(挑戦的萌芽研究), 三宅 和子
  • 日系ディアスポラのコミュニティ、言語使用規範、アイデンティティ, 文部科学省, 科学研究費補助金(挑戦的萌芽研究), 三宅 和子,  本研究は,近年欧州に渡り自ら望んで永住することを決意した日本語話者を日系ディアスポラと名づけ、そのコミュニティの形成、言語使用規範、アイデンティティの関係を、渡航と永住の動機や滞在期間、現地との親和性、パーソナリティ、ライフサイクルなどを手がかりに探るものである。対象地域はイギリスとし、日系ディアスポラの出自文化と現生活文化の規範の異なりによる言語行動の揺れと判断、自他の対人把握のあり方などの実態を探り、越境する人と物が交差・融合しグローバル化する現代社会の中で、日本人、日本語とは何かを考える。平成23年度は以下の調査・研究を行った。(1)個別聞き取り調査:調査対象の現状を包括的に理解するため,インタビューを行った。まずロンドンにおける日系ディアスポラ最大のコミュニティである英国日本人会の幹部5人を集めてインタビュー談話を収録した。海外在住で日本社会の規範が如何に維持・変容するかを中心に話題を組んだ。さらにオックスフォードの日本人コミュニティーを組織する日本人女性に単独インタビューを行った。永住のきっかけや日本人家族としてイギリスで生きる意味,差別と受容,アイデンティティなどが話題の中心であった。談話を文字化して分析を進めている。(2)ロンドン郊外ヘンドンにある日本人墓地を訪れた。ヘンドン墓地では,様々な文化・宗教背景をもつ人々が集団を作って埋葬されている。その小さな一角を占める日本人墓地の成り立ちと変遷を学ぶことを通して,第2次世界大戦前と戦後において日本人,日本が墓地の中でどのような表象のされ方をしているかを見た。(3)(1)の調査結果を踏まえ,平成24年度のアンケート予備調査の調査項目の選定をしている。(4)文献調査:新移民ディアスポラに関する史的資料を探すとともに,社会言語学における移民言語・言語接触の資料等を中心に関連文献を調査した。
  • 日本語学習者の会話遂行時のモニタリング行為の分析―会話教育のための基礎研究―, 文部科学省, 科学研究費補助金(基盤研究(C)), フォード丹羽順子
  • 日本語の対人配慮表現の多様性, 文部科学省, 科学研究費補助金(基盤研究(B)), 野田 尚史, 現代日本語文法, 音韻論, 古典語, 方言, 社会言語学などの各分野から, 述べ19名の研究者の参加し, 古典語など, ほぼ未開拓であった領域を含む対人配慮表現の研究の方法論を次々と開拓することができた。とりわけプロジェクトの集大成である, 社会言語科学会における10周年記念シンポジウムの研究発表では高い評価を得た。その内容が書籍として出版されることが決定している。
  • パラレルコーパス研究に基づいた英語教育用の携帯メールソフト開発, 文部科学省, 科学研究費補助金(基盤研究(C)), マーク・ケヴィン, 学習者コーパス構築への従来のアプローチは、有用であると考えられてはいたが、教育の過程からは切り離されているものであった。この研究プロジェクトの主な成果は、パラレル学習者コーパスを構築する過程が、教育といかに結合されていくかというモデルを見せることが出来たことである。言い換えれば、この研究におけるコーパス構築技術は、同様に教育技術であると呼ぶことができるのである。この研究は、その他のプロジェクト、特に生徒の積極的な参加や創造性を生かすようなプロジェクトに、この研究モデルが適用できることを示した。学習者コーパス研究と実践的教育の系統だった結合は、CALL(Computer Assisted Language Learning)の分野の新しい活用を含め、広範囲のカリキュラム開発(教育体系開発)をもたらすことになる。加えて、学習者コーパスの構築に平行し、CALL教材が携帯電話の使用に合わせて開発された。
  • ポライトネスの独日英語対照比較-社会心理学を参照して-, 文部科学省, 科学研究費補助金(基盤研究(C)), 渡辺 学, 社会心理学の視座を導入した対照言語学の視点から、電子メディアのテクストも参照しつつ、独日英語を素材とする談話分析に主眼をおいた「ポライトネス研究」を構想・推進した。その際、異文化理解の諸問題も射程に収め、「多重モード」や「インタラクション」に論究しつつ、ポライトネス概念のさまざまな差異を明らかにし、異文化コミュニケーションの問題関心も取り込んだ、対照比較研究の意義を示し、近未来の課題を再確認した。
  • 携帯電話利用が若者の言語行動と対人関係におよぼす影饗に関する調査・研究, 文部科学省, 科学研究費補助金(基盤研究(C)), 三宅 和子, 本研究は、若者の携帯電話、とりわけメール機能を利用したコミュニケーションの実態を明らかにすることにより、メディア時代における日本人の言語活動と人間関係がどのように変容しつつあるかを究明し、より豊かなコミュニケーションのあり方を探ろうとした。研究方法、研究成果は以下のようにまとめられる。<調査対象・方法>3年にわたり、若者が実際に交わした携帯メールを集中的に集め、そのコミュニケーションにおける本質的な特徴と、経年変化する特徴を分析した。また、アンケート調査を加えることにより言語使用と言語意識の地方差をさぐった。<調査・分析内容>1.ジェンダーの視点から、男女差はどのように現れているか2.対人関係や対人意識が、表現の使い分けにどのような影響を与えているか3.情動性をどのような言語的ディバイスで表現しているか4.書きことば、話しことばとしての特徴をどのように備えているか5.規範からはずれることへの志向性がどのような言語的な表現に表れているか6.対面ではないコミュニケーション・メディア特性がどのような言語的な変化をもたらすか7.非対面の非音声言語であることが方言使用の実態と意識にどのような影響を与えているか分析の結果、携帯メールは話しことばと書きことばの特徴を生かしたハイブリッドなものであり、それがコミュニケーションを生き生きとしたものにしていることが明らかになった。いっぽうで、非対面・非音声のメディアであることが距離を生み、関係性の危うさも作り出すことが示唆された。本研究は教育的な側面も重視した。携帯メール分析を学生と行なうことにより若者の日本語へ興味および日本語研究への意欲を掻き立たせることに成功した。学生との共同作業から生まれた分析の全容は、毎年刊行した報告書にまとめ(『日本語学研究報告1〜3』)、関係者に配布した。すなわち、本研究の意義は日本語研究を教育的材料として利用できたことにもあるといえよう。
  • 実況放送におけるフレームと視聴者の快・不快感との関係を探る社会言語学的研究-オリンピックのマラソン放送の談話分析を通して-, 文部科学省, 科学研究費補助金(基盤研究(C)), 三宅 和子, アトランタ五輪の女子マラソンテレビ放送は視聴者の批判を浴びたが批判の的はアナウンサー(以下「アナ」)と解説者(以下「解説」)の言語行動に集中していた。本研究はこの批判が日本の言語社会構成員の規範や期待感を反映しているものと考え、どのような要因が視聴者の不快感を招いたかを究明する。女子テレビ放送の特徴を明確するため、比較として同マラソンのラジオ放送、男子マラソンのテレビ放送を使用し、数量的、質的研究の二つのアプローチで分析を行った。数量的研究ではこの放送のビデオを視聴した被験者(185名)にアンケート調査を行い、アナ・解説に対しての総合評価を目的変数、評価の要因と考えられる要素を説明変数とする重回帰分析を行った。その結果、評価の要因としてアナと解説に共通して「相手とのコンビネーション」と「声の特徴」、そのほかアナでは「説明内容の適切性」「緊張度」「説明の自然さ」「気になる表現の有無」など、解説では「解説としてのわきまえ」「態度」などが抽出された。質的研究では、女子マラソンをラジオ、テレビの放送の音声面で比較したところ、ラジオのアナ・トークがきわめて定型的なスポーツ放送独特のリズムパタンを実現し、解説がそれに合わせるいわゆる「餅つき」形であるのに対し、テレビはアナと解説のリズムが不定型で、あいづちの欠如やずれでリズムが作り上げられていない。また、女子のテレビ、ラジオ放送、男子テレビ放送の談話を比較すると、女子テレビ放送はアナ・解説に相づちがほとんどなく種類も少ない、発話が長く、話者交替時にインターアクションが3層構造をなさない、対話型話段から実況形話段の移行時に解説に対するアナのフォローがない、解説の発話権が自己主張的で、アナの使うべき談話標識を使う、などの現象が見られた。このように女子テレビではアナと解説の役割分担が欠如し、対話型インターアクションが放棄されているが、数量的研究の結果も支持するように、このことが視聴者の不快感と特に関連が深く、翻ればそこが日本の言語社会のスポーツ放送に望まれる談話を示唆しているといえよう。
  • 大学での学習を支える日本語表現能力育成カリキュラムの開発:統合・協働的アプローチ, 文部科学省, 科学研究費補助金(基盤研究(B)), 大島 弥生, 本共同研究においては,大学での学習を支える日本語表現能力育成カリキュラムの開発を目標とし,とくに統合的アプローチ・協働的アプローチによる各自の実践の分析行った。また,国内外の先行実践と研究情報の収集・分類を進めた。平成16年7月には豪州におけるFYE(初年次教育)の国際大会に参加して情報収集を行った。また,同年10月には,Writing Club関連の全米大学間組織の大会に参加し,日本での実践について2報告を行うと同時に情報収集・意見交換を行ったほか,米国内の大学および小学校でのWriting授業や支援組織の見学,担当者への聞き取り調査を行った。平成17年度にはこれらの成果を持ち寄ってリソース化し,成果の分類と報告書作成を行った。その中では,言語や文章の産出プロセスを意識して複数の技能訓練を統合するという発想,異分野の教師間の協働を進め,複数分野での学習を統合する発想,内容・知識に関する学習や気づきと表現力の獲得,すなわち,コトと言葉の学習を統合するという発想を持ち,それらをもとに,カリキュラムの構築と実践を目指した。このような発想にもとついたカリキュラムを,個別の実践へつなげやすいコース・クラス・運営システムのモデルに落とし込んで提示した。共同研究参加者による教材・事例の分析を集積し,概ね以下のような分類で報告書に取りまとめた。1.「米国・豪州など,海外の大学でのアカデミック・ライティング教育や初年次教育の動向を概観し,それらと比較しながら日本の大学での言語表現能力育成の現状を位置付ける」2.「協働的アプローチによる言語表現能力育成に関する実践・調査について報告し,有効なカリキュラムを検討する」3.「ティームティーチング,e-ラーニング,多人数クラスなど,様々な状況のもとでの言語表現能力育成カリキュラムを検討し,統合的アプローチについて考察する」4.「実践の中での作文や討論のスクリプト,学習者に対する意識調査の結果など,学習者の産出した発話やディスコース,意識を対象に分析する」5.「研究分担者・研究協力者が分野別に行っている実践や調査について報告にもとづき,学習者の専門や科目の目的,条件に応じた言語表現能力育成カリキュラムを検討する」
  • 日本留学試験が日本語教育に及ぼす影響に関する調査・研究-国内外の大学入学前日本語予備教育と大学日本語教育の連携のもとに, 文部科学省, 科学研究費補助金(基盤研究(A)), 門倉 正美, 本科研期間中の科研メンバーによる本科研テーマに関する研究成果は、一部公刊した著作を除いて、すべて中間報告書(2003年10月刊)および成果報告書(2005年3月刊)に収録されている。以下、本科研の研究目標に即して、3年間の研究成果の概要を記す。1.目本留学試験「日本語」科目の試験問題の分析と対案の提示日本留学試験の「日本語」試験問題については、シラバス全体および読解、聴読解、記述の問題の分析・批判を行い、修正提案を提起するとともに、試験問題集(『日本留学試験実戦問題集』(読解、聴読解)ジャパンタイムズ刊)の形で代案を提示した。2.アカデミック・ジャパニーズのシラバスと教授法の開発「アカデミック・ジャパニーズ」とは何かという根本的な問いから出発し、アカデミック・ジャパニーズ能力を構成する要素と、学習者の多様性に応じ、それぞれのコースでのシラバス案を提示した。また、アカデミック・ジャパニーズのあり方を探求する研究会(アカデミック・ジャパニーズ・グループ)を組織した。3.国内外の大学入学前日本語予備教育機関と大学での日本語教育機関との連携国内においては多様な大学・大学院日本語教育担当者間の連携とともに、日本語学校の担当者との提携がなされた。また、韓国、中国、オーストラリアの日本語教育および英語教育担当者と、アカデミックな言語力の養成について共同研究を行った。