研究者総覧

久松 佳彰 (ヒサマツ ヨシアキ)

  • 国際学部国際地域学科 教授
  • 国際学研究科国際地域学専攻 教授
Last Updated :2024/04/06

研究者情報

学位

  • 学術修士(東京大学)

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J-Global ID

研究キーワード

  • ハイチ   コスタリカ   所得分配   民主主義   産業発展   中南米   メキシコ   貧困緩和   構造改革   海外直接投資   グアテマラ   教育   電子産業   労働   経済発展   家計調査   

研究分野

  • 人文・社会 / 経済政策
  • 人文・社会 / 地域研究

経歴

  • 2010年04月 - 現在  東洋大学国際地域学部国際地域学科教授
  • 2003年04月 - 2010年03月  東洋大学国際地域学部国際地域学科助教授
  • 1998年04月 - 2003年03月  東京大学助手
  • 1995年12月 - 1997年03月  米州開発銀行Office of Chief Economist研究助手

所属学協会

  • LACEA   ラテンアメリカ政経学会   日本ラテンアメリカ学会   Latin American Studies Association   国際開発学会   

研究活動情報

論文

  • 夜間光データによるハイチ経済の動向
    久松佳彰
    国際地域学研究 27 2024年03月
  • 人類進化生物学:経済からの素描
    久松佳彰
    国際地域学研究 24 13 - 23 2021年03月
  • この20年間のメキシコ銀行部門の新機軸-アステカ銀行の事例-
    久松 佳彰
    国際地域学研究 22 123 - 130 2019年03月
  • 久松 佳彰
    国際地域学研究 17 177 - 188 東洋大学国際地域学部 2014年03月
  • コスタリカにおける民主主義の価値判断:近隣諸国との比較
    久松 佳彰
    山岡加奈子編『岐路に立つコスタリカ』(アジア経済研究所:2014年) 2014年02月 [査読有り]
  • アルゼンチン:なぜ経済大国の地位から転落したか
    久松 佳彰
    週刊エコノミスト12/23号 44 - 46 2013年12月
  • コスタリカのリバタリアニズム政党
    久松 佳彰
    日本貿易振興機構アジア経済研究所『アジ研 ワールド・トレンド』 19 11 8 - 11 2013年11月
  • 重要度を増すメキシコの中間層
    久松 佳彰
    日本貿易振興機構アジア経済研究所『アジ研 ワールド・トレンド』 18 9 30 - 31 2012年09月
  • 『コスタリカにおける民主主義の価値-ラティノバロメトロに基づいた記述統計-』
    久松 佳彰
    山岡 加奈子編著『コスタリカ総合研究序説』日本貿易振興機構アジア経済研究所 41 - 62 2012年03月
  • 知識経済、クラスター、バリュー・チェーン
    久松 佳彰
    (財)国際貿易投資研究所『平成20年度米墨間国際分業関係の研究』報告書 1 - 14 2009年03月
  • "Economic Performance of Clusters in Latin America: An Exploratory Study"
    久松 佳彰
    Institute of Developing Economies Join Research Series 141 141 199 - 220 2007年03月
  • "El Cafe guatemalteco en el mercado japones: Caso de Rainbow Mountain Coffee"
    久松 佳彰; Hiroyuki Ukeda; y; Takeshi Ohsawa
    ECO (Revista Academica de Universidad Rafael Landivar) 2 39 - 45 2007年02月
  • "How Would the Guatemalan Rural Economy Respond to CAFTA-DR?"
    久松 佳彰; Takeshi Ohsawa
    Comparative Genocide Studies 2 94 - 106 2006年01月
  • 久松 佳彰; Yusuke Nakamura
    Senri Ethnological Studies 68 68 97 - 132 国立民族学博物館 2005年07月
  • 久松 佳彰; Marco Kamiya
    国際地域学研究 8 311 - 335 東洋大学国際地域学部 2005年03月
  • 魅力と問題点:エルナンド・デ・ソト『資本主義の謎』とその書評
    久松 佳彰
    日本ラテンアメリカ学会学会誌 ラテンアメリカ研究年報 No. 23 147 - 163 2003年06月
  • 久松 佳彰
    ラテンアメリカ研究年報 23 147 - 163 日本ラテンアメリカ学会 2003年
  • Y Hisamatsu
    APPLIED ECONOMICS LETTERS 10 1 1 - 2 2003年01月
  • 久松 佳彰; 佐藤桃
    ラテン・アメリカ政経学会誌 ラテン・アメリカ論集No.36 36 17 - 32 ラテン・アメリカ政経学会 2002年11月
  • 久松 佳彰; 佐藤 桃
    ラテンアメリカ論集 36 17 - 32 ラテン・アメリカ政経学会 2002年
  • 久松 佳彰; 受田 宏之
    ラテン・アメリカ論集 35 35 17 - 30 ラテン・アメリカ政経学会 2001年11月
  • "A Note on Designers/Implementers of Structural Adjustment in Mexico"
    久松 佳彰
    ラテンアメリカ研究年報 21 197 - 218 2001年06月
  • 久松 佳彰
    ラテンアメリカ研究年報 21 197 - 218 日本ラテンアメリカ学会 2001年
  • 受田 宏之; 久松 佳彰
    ラテンアメリカ論集 35 17 - 29 ラテン・アメリカ政経学会 2001年

書籍

  • 清水達也; 久松佳彰 (担当:分担執筆範囲:2章、3章、7章)日本貿易振興機構アジア経済研究所 2024年01月 ISBN: 9784258046591 x, 251p
  • ハーバード式Zoom授業入門 オンライン学習を効果的に支援するガイド
    川瀬 晃弘 (担当:共訳範囲:第1章、第3章)ダン・レヴィ 青弓社 2021年04月
  • ラテンアメリカ文化事典編集委員会 (担当:範囲:貧困と格差)丸善出版 2021年01月 ISBN: 9784621305850 xxv, 741p, 図版 [8] p
  • 世界地誌シリーズ10 中部アメリカ
    久松 佳彰 (担当:分担執筆範囲:7. 貧困と社会格差ーデータから確認する厳しさ)朝倉書店 2018年03月
  • ハイチとドミニカ共和国
    久松 佳彰 (担当:分担執筆範囲:第3章 経済)ジェトロ・アジア経済研究所 2018年03月
  • Desarrollo Inclusivo en Centroamérica y la República Dominicana
    久松 佳彰 (担当:分担執筆範囲:Análisis holístico del desarrollo humano)JICA 2016年03月
  • 山岡加奈子編『イスパニョーラ島研究序説』
    久松 佳彰 (担当:分担執筆範囲:第4章『ハイチ国の経済発展に対する世界銀行の見方』)アジア経済研究所 2016年03月
  • ラテン・アメリカ社会科学ハンドブック
    久松 佳彰 (担当:共著範囲:貧困層を利する成長(村上善通との共著)、所得分配・格差(咲川可央子との共著))新評論 2014年11月
  • コスタリカにおける民主主義の価値判断:近隣諸国との比較
    久松 佳彰 『岐路に立つコスタリカ』アジア経済研究所 2014年02月
  • 第9章『貧困と所得分配』
    久松 佳彰 西島章次・小池洋一編著『現代ラテンアメリカ経済論』ミネルヴァ書房 2011年04月
  • 「南のシリコンバレー」を作る
    久松 佳彰 田中祐二・小池洋一編著、『地域経済はよみがえるか:ラテン・アメリカの産業クラスターに学ぶ』新評論 2010年12月
  • ポスト・コンフリクト社会における二言語教育
    久松 佳彰 関雄二・狐崎知己・中村雄祐編著『グアテマラ内戦後 人間の安全保障の挑戦』明石書店 2009年03月 
    渋下健・上岡直子氏と共著
  • "The Evolution of the High-Tech Electronics Cluster in Guadalajara, Mexico" in Kuchiki, A. and M. Tsuji (eds.). The Flowchart Approach to Industrial Cluster Policy
    久松 佳彰; A. Kuchiki; M. Tsuji Palgrave Macmillan 2008年03月
  • グアテマラの地域開発と国際協力
    久松 佳彰 小池康弘編『現代中米・カリブを読む』山川出版社 2008年03月
  • 「社会の諸相」(『ラテンアメリカ経済論』所収)
    久松 佳彰; 西島章次; 細野昭雄 ミネルヴァ書房 2004年04月

講演・口頭発表等

  • 「貧困・格差」「保健と教育」「開発協力」  [通常講演]
    ラテン・アメリカ政経学会2022年度第59回全国大会<現代ラテンアメリカ経済論の教材作成>
  • パネル「深刻化するハイチ危機」・報告(経済)
    2021年度関東部会(ラテン・アメリカ政経学会、日本ラテンアメリカ学会との共催) 2021年12月 口頭発表(一般)
  • パネル 「現代ラテンアメリカ経済論の教材 作成」・報告
    ラテン・アメリカ政経学会第58回全国大会(オンライン) 2021年11月
  • メキシコ・パネル討論
    ラテン・アメリカ政経学会 2019年11月
  • コスタリカにおける民主主義の価値判断:近隣諸国との比較  [通常講演]
    久松 佳彰
    国際開発学会「地域社会と開発」研究部会 2013年03月
  • 中南米における不平等観のデータ分析(試論)  [通常講演]
    久松 佳彰
    イベリア・ラテンアメリカ文化研究会 2010年07月

MISC

受賞

  • 1998年03月 Advanced Development Management Program
     
    受賞者: 久松佳彰
  • 1997年 ~1998年 “Globalization and Development”(Sophia University, Institute of Comparative Culture)において論文(“Urban Bias in Mexico Reexamined”)が最優秀論文4作の一つに選ばれる。
     
    受賞者: 久松佳彰

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 中米(メキシコ・グアテマラ)における貧困と教育の研究
    科学研究費 若手研究(B)
    研究期間 : 2004年 -2005年 
    代表者 : 久松佳彰
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2000年 -2002年 
    代表者 : 久松 佳彰
     
    本研究(二年間)の二年目である今年度は、メキシコの電子産業の発展投稿の調査を行なうとともに、その基盤となる低賃金労働をより解明するための基礎調査も行なった。 メキシコ電子産業の発展の直接原因である米国電子産業は、2001年の米国景気の減退を受けて・グアダラハラ市郊外の電子産業クラスターの状況への影響が懸念された。結果は、雇用はたしかに削減されたものの、輸出額は若干の減少にとどまった。この理由は、米国景気の減退は・需要減少を通じてのマイナスの効果と、米国からの更なる工場移転のプラスの効果があったためであった。また、コンピューター部門は減退したが、通信産業部門がそれを補ったためであった。 現在、グアダラハラ市郊外の電子産業クラスターは、製造だけでなくソフトウェア生産や製品デザインに移行しようとしている。この成長過程を企業経営者たちの自発的な協力によって説明しようと研究成果をまとめているところである。 メキシコが製造業の立地を多数受け入れることができたのは、これまでは相対的に労働費用の安い労働を提供することができたからであった。この低賃金労働の実態を解明するために、雇用と賃金の関係をメキシコについて調査するために、雇用調査からのマイクロサンプルを用いて、賃金と教育の関係を考察した。ここでは、教育の効果は米国とほぼ同様の規模で働いていることがわかった。また、メキシコに顕著な存在である先住民の不利があることもわかった。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 1998年 -2000年 
    代表者 : 山影 進; 浦野 起央; 服部 正太; 田中 明彦; 久松 佳彰; 並木 誠; 野中 尚人
     
    社会科学(とくに国際関係論や政策科学を念頭に置いて)の新しい研究方法を開発したい。これが、われわれの長期的目標である。より直接的には、テキストデータ分析新手法と連結が可能なようなシミュレーション技法を開発することがであった。とくに関心を払っていたのは、パソコンの性能の急速な向上と、プログラミングにおけるエージェント志向の発展であった。そこでわれわれは、構造計画研究所と協力し、高度なプログラミング知識の不要なシミュレータ「エージェント・ベース・シミュレータ(ABS)」(仮称)の開発に着手した。研究期間の前半は、ABS自体の実用化をめざした。そして後半は、このシミュレータの上で動く具体的なモデルの作成と試用を進めてきた。 具体的には、トマス・シェリングの分居モデルに触発されたABS分居モデル・ソフトウェアを開発するとともに、国際社会の動態をシミュレートするソフトウェアを開発した。本報告書の中で報告する成果は、ABS上で国際社会の動態をシミュレートするソフトウェアである。すなわち、戦争を通して領土拡張をめざす多数の国家からなる主権国家体系と朝貢関係を通して版図拡張をめざす多数の国家からなる古典帝国体系との二つを想定して、シミュレーション結果を「物語」としてテキスト・データ化することもめざした。報告書では割愛したが、テキストファイル形式のデータベースとしては、今世紀の紛争過程を約1万件網羅した。これを活用して、国際関係シミュレーションの開発に資することが期待される。 なお、ABSを国際的に周知させることが望ましいので、英語版を試作した。同時に、ABSの上で動くサンプル・ソフトウェアも英語にする必要があった。まず開発途中であった国際社会のシミュレーション・ソフトを英語版から先に開発することになった。そのため、この報告書の第1章から第3章までは、英文となっている。

委員歴

  • ラテンアメリカ政経学会理事

その他のリンク

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