研究者総覧

土江 寛裕 (ツチエ ヒロヤス)

  • 法学部企業法学科 教授
  • 健康スポーツ科学研究科健康スポーツ科学専攻 教授
Last Updated :2024/04/06

研究者情報

学位

  • 博士(人間科学)(2008年01月 早稲田大学)

J-Global ID

研究キーワード

  • スポーツバイオメカニクス   コーチング   トレーニング   走運動   スプリント   陸上競技   バイオメカニクス   

研究分野

  • ライフサイエンス / スポーツ科学 / バイオメカニクス

経歴

  • 2017年04月 - 現在  東洋大学法学部教授
  • 2014年04月 - 2017年03月  東洋大学法学部准教授
  • 2011年04月 - 2014年03月  城西大学経営学部准教授
  • 2007年04月 - 2011年03月  城西大学経営学部助教
  • 2006年09月 - 2007年03月  城西大学経営学部非常勤講師
  • 2005年04月 - 2007年03月  早稲田大学スポーツ科学部非常勤講師
  • 1997年04月 - 2007年03月  富士通(株)
  • 2002年04月 - 2006年03月  日本女子体育大学非常勤講師

学歴

  • 2001年04月 - 2005年03月   早稲田大学大学院   人間科学研究科   健康科学専攻博士課程
  • 1997年04月 - 1999年03月   早稲田大学大学院   人間科学研究科   健康科学専攻修士課程
  • 1993年04月 - 1997年03月   早稲田大学   人間科学部   スポーツ科学科

所属学協会

  • 日本トレーニング科学会   日本バイオメカニクス学会   日本陸上競技学会   日本スプリント学会   日本体育学会   

研究活動情報

論文

書籍

講演・口頭発表等

MISC

受賞

  • 2018年04月 公益財団法人ミズノスポーツ振興財団 ミズノスポーツメントール賞
     ミズノスポーツメントール賞シルバー 
    受賞者: 土江 寛裕
  • 2005年03月 日本体育学会東京支部 東京体育学賞
     
    受賞者: 土江 寛裕

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2021年04月 -2024年03月 
    代表者 : 吉本 隆哉; 杉崎 範英; 谷中 拓哉; 若原 卓; 土江 寛裕
     
    本研究では、従来のトレーニングエクササイズにはなかった、走動作に近い動作様式で適切に大臀筋を刺激しつつ、できる限り大腿四頭筋に刺激を与えないエクササイズマシンを開発し、そのうえで、そのトレーニングの長期的な実施が筋形態および筋機能に与える影響を明らかにする。そして、これらの変化とスプリント能力の変容を明らかにすることを目的としている。本研究で得られる知見は、スプリント走における最適な形態と力発揮能力を獲得し、それに伴うスプリント動作の変容と疾走速度の向上を目指す新たなトレーニング手段を提案することとなる。 初年度(令和3年度)は、従来のトレーニング手段では困難であった膝関節の伸展を制限しつつ、股関節を伸展するエクササイズ機器の開発を行うことであった。本研究では、仰臥位と伏臥位においてトレーニングを実施できる2つのエクササイズ機器の開発を行い、できる限り股関節の可動範囲すべてで大臀筋に負荷をかけることが可能となる方式を採用し、開発においては、1) 装置の仕様の検討(エクササイズ姿勢、可動範囲、負荷重量の範囲など)、2) 妥当性および再現性、3) 安全性の確認を行う予定であった。当該年度において、上記課題を達成するための機器の開発、仕様の検討、予備実験は終了している予定であったが、コロナ禍の影響により開発に予定を上回る時間を要している。現在の進捗状況では、令和4年度中頃に機器の開発が完了するため、その後速やかに上記の実験を進める。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2020年04月 -2023年03月 
    代表者 : 杉崎 範英; 土江 寛裕; 小林 海; 高井 洋平; 吉本 隆哉
     
    本研究課題では、負荷可変牽引装置を用いて、グラウンドでのスプリント走の力-速度関係を定量的に評価すること、スプリント走の力-速度関係とスプリントタイムやレースパターンといった走パフォーマンスとの関係を明らかにすること、また、牽引負荷の変化に伴うスプリント走動作の変化について明らかにすることを目的としている。 2021年度は、1年目に続きコロナ禍の影響のため、研究施設の利用が制限されたり、研究対象者である運動選手の活動が制限されたりするなど、実験の延期・中止が相次いだことから、当初の計画のうちの一部を実施するにとどまった。具体的には、大学および社会人陸上短距離選手を対象として、負荷牽引装置を用いたスプリント走を行い、同装置から得られる速度データおよび牽引力データを用いて、負荷牽引走時の力―速度関係を検討した。またこれに加え、地面反力を測定し、負荷牽引スプリント走の特徴を検討する実験を行った。当実験においては、走路に連続的に埋設したフォースプレートを用いて疾走中の地面反力データを取得し、疾走中の力―速度関係関連変数に加え、ピッチ、ストライド、接地時間等の時空間変数も取得し、負荷牽引の影響を検討した。 実験の結果、負荷牽引走の加速局面における力―速度関連変数や時空間変数は、無負荷でのグラウンド走と差がない可能性、およびグラウンド走の力―速度関係が僅かに曲線関係となる可能性が示された。ただし、対象者数の問題などがあることから、結論に至るには、更なる検討が必要と考えられる。以上の結果については、国際誌投稿論文として準備中である。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究
    研究期間 : 2015年04月 -2018年03月 
    代表者 : 松尾 彰文; 吉武 康栄; 土江 寛裕; 金久 博昭; 福永 哲夫
     
    スプリンターの指導の現場においては, IT機器のコンパクト化が進み,タブレット端末による現地で撮影した動画などを利用し,即時的なフィードバックも行われるようになった.しかしながら,旧態依然に選手とコーチの主観的な判断を基に,フォーム修正を中心としたトレーニングが行われているに過ぎない.そこで,我々は,“フォーム”ではなく,上記のように床反“力(フォース)”を即時フィードバックする方が,より論理的な指導法であると見なし,主観的な判断ではなく科学的な知見を盛り込んだスプリントトレーニングシステムの構築を試みるに至った.

その他

  • 指導歴 
    ■2009年 世界陸上競技選手権(世界陸上)ベルリン大会 日本代表コーチ(男子短距離) ■2010年 広州アジア大会 日本代表コーチ(男子短距離) ■2011年 アジア陸上競技選手権神戸大会 日本代表コーチ 世界陸上競技選手権(世界陸上)テグ大会 日本代表コーチ ■2012年 ロンドンオリンピック 日本代表コーチ(男子短距離) ■2013年 アジア陸上競技選手権インド・プネ大会 日本代表コーチ 世界陸上競技選手権(世界陸上)モスクワ大会 日本代表コーチ ■2014年 世界ジュニア陸上競技選手権ユージン大会 日本代表コーチ 桐生祥秀(東洋大学) 世界ジュニア男子100m銅メダル 仁川アジア大会 日本代表コーチ ■2015年 世界陸上競技選手権(世界陸上)北京大会 日本代表コーチ ■2016年 リオデジャネイロオリンピック 日本代表コーチ(男子短距離) 男子4x100mR 銀メダル 3走桐生祥秀(東洋大学) 桐生祥秀(東洋大学) 10秒01=日本学生新記録 ウォルシュジュリアン(東洋大学) リオオリンピック出場 ■2017年 世界陸上競技選手権(世界陸上)ロンドン大会 日本代表コーチ(男子短距離) 男子4x100mR 銅メダル 3走桐生祥秀(東洋大学) 桐生祥秀(東洋大学) 9秒98=日本新記録 ■2018年 アジア競技大会ジャカルタ大会陸上競技日本代表コーチ(男子短距離) 男子400m第5位ウォルシュジュリアン(東洋大学) 男子4x100mリレー金メダル3走桐生祥秀(日本生命) 男子4x400mリレー銅メダル1走ウォルシュジュリアン(東洋大学) ■2019年 世界陸上競技選手権(世界陸上)ドーハ大会 日本代表コーチ(男子短距離) 男子4x100mリレー銅メダル3走桐生祥秀(日本生命) ■2021年 ワールドリレーズ(世界リレー)シレジア大会 日本代表コーチ 男子4x100mリレー 銅メダル 3走宮本大輔 男子4x400mリレー 銀メダル 4走鈴木碧斗 東京オリンピック 日本代表コーチ(男子短距離) 男子400m代表 ウォルシュジュリアン(富士通) 男子走幅跳代表 津波響樹(大塚製薬) 男子4x100mリレー代表 桐生祥秀(日本生命) 男子4x400mリレー代表 鈴木碧斗 ■2022年 世界陸上競技選手権(世界陸上)オレゴン大会 日本代表コーチ(男女短距離) 男子4x100mリレー第4位 3走ウォルシュジュリアン(富士通) 4走中島 佑気ジョセフ(東洋大学) U 20世界選手権カリ大会 男子100m第6位栁田大輝 男子4x100mリレー金メダル 3走舘野峻輝 4走栁田大輝
■2023年 世界陸上競技選手権(世界陸上)ブダペスト大会 日本代表コーチ(男女短距離) 男子100m,4x100mリレー代表 栁田大輝 4x100mリレー第5位 男子400m,4x400mリレー代表 中島 佑気ジョセフ ワールドユニバーシティーゲームズ成都大会 男子100m,4x100mリレー代表 中村彰太 アジア陸上競技選手権バンコク大会 日本代表コーチ(男女短距離) 男子100m優勝 栁田大輝 U 20アジア陸上競技選手権 男子100m,4x100mリレー代表 成島陽紀 男子三段跳代表 宮尾真人(U20日本新記録樹立)
  • 競技歴(国際大会以上) 
    ■1995年 ユニバーシアード福岡大会日本代表 陸上競技 男子4×100mリレー出場 第5位 ■1996年 アトランタオリンピック日本代表 陸上競技 男子100m、男子4x100mリレー出場 ■1997年 世界陸上競技選手権(世界陸上)アテネ大会日本代表 男子100m出場、男子4x100mリレー出場 38秒31=アジア新記録 ■1998年 アジア陸上競技選手権福岡大会日本代表 男子100m銅メダル、男子4×100mリレー銀メダル バンコクアジア大会日本代表 男子200m第8位、男子4×100mリレー金メダル ■2001年 世界陸上競技選手権(世界陸上)エドモントン大会日本代表 男子100m出場 ■2002年 アジア陸上競技選手権コロンボ大会日本代表 男子100m第4位 釜山アジア大会日本代表 男子4×100mリレー銀メダル ■2003年 世界陸上競技選手権(世界陸上)パリ大会 男子4×100mリレー第6位 ■2004年 アテネオリンピック日本代表 男子100m出場、男子4×100mリレー第4位

その他のリンク

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