研究者総覧

須田 将司 (スダ マサシ)

  • 文学部教育学科 教授
  • 文学研究科教育学専攻 教授
Last Updated :2021/10/30

研究者情報

学位

  • 博士(教育学)(東北大学)

科研費研究者番号

  • 00549678

J-Global ID

研究キーワード

  • 報徳運動   地域教育   戦後初期社会科   錬成   地方教育会   教員団体   教育情報回路   日本教育史   報徳教育   児童常会・学校常会   教育学   

研究分野

  • 人文・社会 / 教育学
  • 人文・社会 / 教育学 / 教育史

経歴

  • 2018年04月 - 現在  東洋大学文学部教授
  • 2012年04月 - 2018年03月  東洋大学 文学部准教授
  • 2009年04月 - 2012年03月  東洋大学文学部講師
  • 2004年04月 - 2009年03月  仙台市立小学校教諭

学歴

  • 2001年04月 - 2004年03月   東北大学大学院   教育学研究科

所属学協会

  • 日本教師教育学会   福島県史学会   日本教育史研究会   全国地方教育史学会   関東教育学会   日本教育史学会   教育史学会   日本教育学会   日本生活科・総合的学習教育学会   

研究活動情報

論文

書籍

  • 見城, 悌治; 須田, 将司 不二出版 2021年06月 ISBN: 9784835084060 1冊
  • 教育の歴史と思想
    広岡 義之; 監修; 編著; 林 泰成 監修; 貝塚 茂樹; 監修; 著 (担当:分担執筆範囲:第10章 教育の民主化――戦後教育改革期の模索 1 敗戦直後の模索――国体護持か民主化か 2 「教育基本法」と新しい教育法制 3 教師像の再定義と教育課程の自主的編成 4 戦後教育改革の遺産とは何か)ミネルヴァ書房 2020年09月
  • 須田将司 (担当:その他範囲:解説)不二出版 2019年09月 ISBN: 9784835082639 284 3~32
  • 梶山, 雅史 (担当:分担執筆範囲:第9章:恐慌から戦時に至る地方教育会の動向に関する一考察――学務部・郡教育会・児童常会に着目して――(須田将司))明誠書林 2019年05月 ISBN: 9784909942005 420p
  • 『新版(改訂二版)教職入門―教師への道―』
    須田将司 (担当:分担執筆範囲:「第2章第4節学級経営」「第3章教師に求められる資質・能力」)図書文化社 2019年02月 ISBN: 9784810097207 90~114
  • 須田将司 (担当:分担執筆範囲:第8章 教師は子どもとどのように向き合ってきたのか)ミネルヴァ書房 2019年01月 ISBN: 9784623084517 137~154
  • 『原町市史』第2巻通史編2近代・現代
    須田将司 (担当:分担執筆範囲:近代教育:201~260頁、現代教育:463~524頁)福島県南相馬市 2018年12月
  • 山崎, 準二; 寺崎, 弘昭; 菅野, 文彦; 須田, 将司; 金子, 真理子; 早坂, めぐみ; 前島, 康男; 藤本, 典裕; 光本, 滋 (担当:分担執筆範囲:第4章「近代日本における〈国民教育制度〉の形成と展開」)学文社 2018年11月 ISBN: 9784762028342 iv, 201p 71~92頁 
    歴史における教育という営為とそのなかで確立されてきた教育の原理・原則を,また現代における教育の諸問題とその克服のために立ち返るべき教育の原理・原則を考察。 <「未来の教育を創る教職教養指針」シリーズ> 「現代日本の教師(研究を基盤にすえた高度な専門職をめざし日々研鑚と修養に励む 現職教師および教師志望学生たち)に寄せる教職教養指針」を志すテキスト。 <執筆者> 山﨑準二, 寺崎弘昭, 菅野文彦, 須田将司, 金子真理子, 早坂めぐみ, 前島康男, 藤本典裕, 光本滋
  • 『相馬市史』第7巻 資料編Ⅳ 近代・現代
    須田将司 (担当:分担執筆範囲:212~232、469~498、701~758頁(第一章~第三章の「第四節教育」担当))福島県相馬市 2018年03月
  • 須田将司 (担当:分担執筆範囲:第9章「戦後神奈川県における教員団体再編の模索―占領下における教育「民主化」と職能向上をめぐる諸相―」)2018年03月 ISBN: 9784835081212 530 351-384 
    神奈川県では教員組合や教育研究団体が新たに組織化された一方、戦前以来の校長会・郡教育会が改組される動向が併存した。特に空襲被害が甚大な横浜に顕著であった生活難は、青年教師層を組合運動へと駆り立て、その過程で経済闘争と「民主化」の徹底が選択され、県・郡市教育会の解散が進められていった。軍政部による弾圧が及ぶ過程で結果的には職能向上に関して十分な役割を果たすとは言い難い状況も生まれていった。 その一方、「横浜市教育革新連盟」、「神奈川県新教育研究会」が軍政部から「民主教育」「民主主義」の教育情報を摂取する先駆となり、次いで「神奈川県小学校長会」「神奈川県公立中学校長会」や教員らの自主的な研究団体が奨励されていった。しかしながら教員らの自主的な研究団体は同好会的であるがゆえ、財政や組織面での困難を抱え込まざるを得なかった。これをフォローし得たのが「民主化」の過程で一旦は否定された校長会組織・教育会組織であり、各教科・校種別の教育研究団体を郡市町村単位に再編する役割を担ったのであった。 戦後「民主化」の掛け声によって生み出された教員団体は、こうして戦前以来の人脈や財産を継承した校長会・教育会を受け皿に再編されていったのであった。
  • 中央教化團體聯合會; 須田, 将司 不二出版 2018年 ISBN: 9784835082547 7冊
  • 日本学術振興会平成26~28年度科学研究費補助金(挑戦的萌芽)「学力向上を支える教員文化の創造に関する基礎的研究」研究報告書
    梶山雅史編 (担当:分担執筆範囲:)2017年03月 
    須田将司「秋田県教育委員会・県市町村教育研究所・(官製)教育研究会の教育研究活動」(49~66頁)、須田将司「秋田県教委・教育研究所・(官製)教育研究会刊行物所蔵一覧」(67~85頁)、須田将司・板橋孝幸・佐藤高樹「戦後の秋田県教育史上にみる学力・全国学力調査をめぐる動向(年表)」(113~117頁)
  • 新版教職入門―教師への道―
    須田将司 (担当:分担執筆範囲:「学級経営」「教師に求められる資質・能力」)図書文化社 2016年03月 ISBN: 9784810066685 224 90~114 
    「教職の意義等に関する科目」のためのテキスト(2016年3月改訂版)
  • 『原町市史』第7巻 資料編Ⅴ「現代」
    須田将司 (担当:範囲:第4章 教育)南相馬市 2015年03月 796 630~750 
    第4章 教育 第1節 義務教育 第2節 高等学校・高等教育機関のあゆみ 第3節 幼児教育・社会教育
  • 教職エッセンシャル
    須田将司 (担当:分担執筆範囲:「教師の使命 ―先人たちの姿に学ぶ」)学文社 2013年08月 ISBN: 9784762023385 192 24-31 
    教職課程の実践的な学びを網羅した教職実践演習のためのテキスト。 理論面の復習にとどまらず自己の資質を診断・補完でき演習としてのワーク・学習活動を掲載。 若手教員の実践的手引きとなるものであるとともに、教職や教員の仕事に関心をもつ多くの人々に「先生の仕事」をリアルに伝えることができる。
  • 須田将司 (担当:監修範囲:第1巻解説)不二出版 2013年06月 ISBN: 9784835073866 2、850 
    戦後新教育の「花形」と言われた「社会科」。日本各地で様々な試みが行われたが、戦前以来の報徳教育を土台に形作られた神奈川県足柄上郡南足柄町立福沢小学校の「福沢プラン」の模索と形成の内実に迫るものを収録している。加えて、その後連載された『実力の検討シリーズ』(一九五三~六四年、全16巻)等を収録。社会科に留まらず、子どもの「実力」をテーマに思考力・表現力・道徳性・個人差など、多様なテーマを含み独自の教育論を模索していった同校の歩みを通覧できるものとなっている。
  • 『原町市史』第6巻 資料編Ⅳ「近代」
    須田将司 (担当:共著範囲:第4章教育編)福島県南相馬市 2012年12月
  • 変革期にあるヨーロッパの教員養成と教育実習
    宮崎英憲ほか (担当:分担執筆範囲:「ハーグ大学の教員養成における理論教育重視への転換」「多文化社会に対応するミドルセックス大学の教員養成」「バーミンガム大学PGCEコースにおける新しい動き」「教育実習におけるメンターの役割」)東洋館出版 2012年01月
  • 梶山雅史ほか (担当:分担執筆範囲:大正期福島県における教育会活動の重層性―郡市連合教育会・郡内方部会の存在―)学術出版会 2010年11月
  • 須田, 将司 (担当:単著範囲:)東北大学出版会 2008年07月 ISBN: 9784861630927 308p 
    本書は,昭和恐慌から戦後改革期に至る激動の昭和前期,政策と地域現実との狭間に自問しながら実践を構築した小学校教員の群像に迫ったものである。具体的には,第一に1930年代に報徳運動に支えられて部落常会・町内常会を指導し,さらには学校報徳社・児童常会を創出した教員,第二に戦時色に染め上げられた常会を指導した教員,第三に自らの生活から共通課題を立て,当事者意識や主体性を形成していった戦後「福沢プラン」(「母子常会」)と,それを担った教員たちである。先行研究で断片的に捉えられてきたこれらを,新出の一次史料や聞き取り調査をもとに再考し,常会の形成と展開という視角から一連の流れに位置づけた。そこには常会という方策が,それを実践する教員の自問を経ることで国策遂行にも地域教育の実現にも展開した史実があった。変動する日常生活の中で,いかに自らの仕事を問い続けたか。そこに教育実践を大きく左右する要因を見出した。
  • 『原町市史』第11巻 特別編Ⅳ「旧町村史」
    (担当:分担執筆範囲:第1章第4節「地域中心校の群像」/第2章第4節「『種徳』につらぬかれた教えと学びの世界」 第3章第3節「教化村運動と部落報徳社の結成」/同第4節「報徳教育と青年団の先進地」 同コラム「満蒙開拓青少年義勇軍-満州へ渡った少年たち-」/第4章第1節「近代大甕のあゆみ」 第4章第3節「苦難を乗り越えた団結力」/同第4節「受け継がれた地域教育」 第5章第2節一(二)「近代『御仕法』の拠点」/同第4節「教育熱に支えられた一村二校」)福島県南相馬市 2008年 
    教育史部分を中心に234ページ分を執筆した。行政文書・学校文書以外にも区有文書・新聞資料・聞き取り調査記録を積極的に用いて地域教育史像の再構築を試みた。特に対象とした一町四村の初等教育に関しては,明治初年から昭和30年の全体像をはじめて描き出すことができた。また近年の教育史研究の動向を反映し,児童作文やモノ・コト(寄付物品・運動会・農繁休業・給食など)を意識的に扱い,子どもの心情や日常生活に迫る記述に心がけた。黎明期の幼児教育や戦後新教育・公民館運営の模索など,地元でも全く知られていなかった史実を取り上げている。さらには,筆者の研究テーマである常会について,国民学校令下の少年団常会(第1章第4節・第4章第4節)のほか,戦後に常会が消滅する様相を解明し(第3章第3節),教育史・日本史上に新事実を投げかけた。市民向けに平易な文章に心がけつつ,研究動向を見据え,先行研究に一石を投じた。
  • 梶山雅史編『近代日本教育会史研究』
    梶山雅史 (担当:分担執筆範囲:恐慌から戦時に至る地方教育会の動向に関する一考察 ―学務部・郡教育会・児童常会に着目して―)学術出版会 2007年09月 ISBN: 9784284000734 267~302ページ 
    地方教育会に関する研究会のメンバーとして,昭和戦前期における地方教育会の機能を分析した研究成果をまとめたものである。具体的には,上記1の拙著内で検討した相馬郡太田小学校の報徳教育・児童常会が,県・郡教育会が主導する報徳運動の後ろ盾を得ながら先駆的事例として形成され,それが機関誌『福島県教育』を通じて県内各地に伝播されていく経緯をたどり,地方教育会の情報流通機能を考察した。1930年代において,福島県教育会は報徳運動を推進し,機関誌上では報徳教育・児童常会実践や報徳関連の記事を連載していた。しかしこれが1940年代には一転し,報徳運動と距離を置き総力戦体制へと傾斜していく。機関誌上でも報徳教育は姿を消し,常会方策のみが抽出された学校少年団常会が掲載され,国民学校教育をいかに推進していくかに力点が変わっていた。すなわち,地方教育会はその時宜にかなう教育実践を強力に先導し,普及する役割を果たしていたのである。
  • 生田 久美子 (担当:分担執筆範囲:教育史における『銃後の担い手』形成の一局面―総力戦体制下の『婦人常会』―)東北大学出版会 2005年 ISBN: 4861630193 157~172ページ 
    本稿は,筆者が21世紀COEプログラム「男女共同参画社会の法と政策」のリサーチング・アシスタントとしてまとめた研究成果である。先行研究では婦人層動員の諸相を国防婦人会や愛国婦人会など婦人団体の動きから解明してきたが,これを活動の実際場面となった「婦人常会」に着目し,雑誌『常会』誌上の関連記事に基づき分析したものである。具体的には,隣組常会の出席者が婦人層で占められる〔隣組常会の婦人常会化〕が戦局の悪化につれ広範化し,ついには隣組常会を婦人層により機能的に運用させるために〔婦人隣組常会指導者育成〕事業が行われるという変化が見出された。いわば総力戦体制の末端機構として形成された隣組常会が次第に「婦人常会」化したことで,担い手層が男性から女性へと交代したのである。これにより,常会の場を舞台とした,女性層の「銃後の担い手」形成の一局面を具体的に明らかにすることができた。

講演・口頭発表等

  • 教研活動の組織化と展開―教育会史研究で照らし出された諸相―
    須田将司
    久木自主ゼミ・教育と歴史研究会第246回研究会 2021年03月 シンポジウム・ワークショップパネル(公募)
  • 須田将司
    教育史学会第63回大会コロキウム 2019年09月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名) 静岡大学静岡キャンパス 教育史学会
  • 須田将司
    教育史学会第63回大会 2019年09月 口頭発表(一般) 静岡大学静岡キャンパス 教育史学会
  • しつけ、修身、道徳、生きる力を身につける―戦前期の「報徳教育」を読み直す―  [招待講演]
    須田将司
    大倉山講演会 2019年06月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 神奈川県横浜市大倉山記念館
  • 須田将司
    全国地方教育史学会第42回大会 2019年05月 口頭発表(一般) 大東文化会館 全国地方教育史学会
  • 「地域住民の眼からみた中等教育史―福島県『原町市史』『相馬市史』での試行錯誤―」  [招待講演]
    須田将司
    中等教育史研究会第65回研究会「自治体史編纂と中等教育史研究」 2019年05月 口頭発表(招待・特別) 大東文化会館 中等教育史研究会
  • 内閣直属教育諮問機関による教育政策の駆動と地域教育の変容-臨時教育会議以降の「教化」と「錬成」の広がりに焦点を当てて―  [招待講演]
    須田将司
    東北教育学会第76回大会シンポジウム「戦間期の教育政策変容から現代を問う」 2019年03月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
  • 「主体的・対話的で深い学びとは何か」  [招待講演]
    須田将司
    「文京区教育ビジョン・教科の授業地区公開講座」講演会 2019年02月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 東京都文京区立明化小学校 東京都文京区立明化小学校
  • 「二宮尊徳の思想を用いた「報徳教育」とは」  [招待講演]
    須田将司
    東洋大学全国講師派遣事業 2018年10月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 秋田県由利本荘市旧大倉沢報徳館
  • 教育史における個別史と全体史  [招待講演]
    須田将司
    全国地方教育史学会第41回大会シンポジウム 2018年05月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名) 名古屋大学
  • 21世紀を生きる子供たちに国語科で培いたい資質・能力  [招待講演]
    須田将司
    「文京区教育ビジョン・教科(国語)の授業地区公開講座」講演会 2018年01月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 東京都文京区明化小学校 東京都文京区明化小学校
  • 『これからの学校運営を担うミドルリーダーや副校長育成』に関して  [招待講演]
    須田将司
    荒川区立小学校長会研究会 2017年11月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 東京都荒川区立第二瑞光小学校
  • 生きる力を育む生活指導をめざして  [招待講演]
    須田将司
    東京都荒川区教育研究会生活指導部会研究会 2017年08月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
  • 須田将司
    第534回(小田原第354回)報徳ゼミ 2017年03月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
  • 1950年代における教員の教育研究活動に関する基礎的分析 ‐民間教育研究運動に焦点を当てて‐  [招待講演]
    須田将司
    久木自主ゼミ・教育と歴史研究会第216回研究会 2017年03月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名) お茶の水女子大学
  • 日本人の道徳観について  [招待講演]
    須田将司
    東京都荒川区立第三峡田小学校道徳授業地区公開講座講演会 2016年10月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
  • 国民学校令下の「少年団錬成」論に関する一考察―「共励切磋」を目指す少年団常会論に着目して―  [通常講演]
    須田将司
    教育史学会第60回大会 2016年10月 口頭発表(一般) 横浜国立大学
  • 「大学教育からみたキャリア教育と小学校教育への期待」  [招待講演]
    須田将司
    東京都荒川区小学校長会 2015年12月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
  • 須田将司
    教育史学会第59回大会 2015年09月 口頭発表(一般) 宮城教育大学 教育史学会
  • 須田将司
    日本教育学会第74回大会 2015年08月 口頭発表(一般) お茶の水女子大学 
    本稿は、二宮尊徳の農村復興をモデルに児童・成人層の日常生活指導を展開した「報徳教育」が、1930~40年代に報徳思想それ自体の教育学的探究と、官製運動や錬成との適合という二面性をもって展開した点に着目する研究の一つである。戦後の教育学・教育史上において報徳教育は「日本教育学」や総力戦体制を翼賛した実践の一つと見なされてきた。本稿は、教育学者としてこれを主導した東京文理科大学・加藤仁平の言説に着目し、彼が報徳経済学研究会や報徳教育会といった報徳をめぐる「コミュニケーション行為の産物」として、錬成に適合的な報徳教育論を補強していったことを明らかとした。
  • 須田将司
    全国地方教育史学会第37回大会 2015年05月 口頭発表(一般) 和洋女子大学
  • 『実力の検討』を読み直す  [招待講演]
    須田将司
    平成26年度神奈川県南足柄市立福沢小学校校内研修会 2014年08月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
  • 新しい報徳教育を生み出した富山の教育者たち―学校報徳社・児童常会の先駆―  [招待講演]
    須田将司
    東洋大学校友会富山県支部総会 2014年07月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 富山県富山市
  • 1930年代における報徳教育実践の創出―神奈川県・富山県における模索の諸相―  [招待講演]
    須田将司
    第501回(小田原第311回)報徳ゼミ 2014年03月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
  • 『戦後新教育・「実力の検討」実践資料集』から学ぶ  [招待講演]
    須田将司
    平成25年度神奈川県南足柄市立福沢小学校校内研修会 2014年02月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
  • 須田将司
    教育史学会第57回大会 2013年10月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
  • 須田将司
    教育史学会第57回大会 2013年10月 口頭発表(一般)
  • 神奈川県福沢小学校における「実力の検討」シリーズの連載―戦後初期社会科「福沢プラン」のその後―  [通常講演]
    須田将司
    東北教育学会第70回大会 2013年03月 口頭発表(一般)
  • 昭和戦前期における福沢小学校・国民学校の報徳教育―「生活即教育」の展開―  [招待講演]
    須田将司
    第489回(小田原第309回)報徳ゼミ 2013年02月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
  • 1930年代における報徳教育実践の創出―神奈川県・富山県における模索の諸相―  [通常講演]
    須田将司
    全国地方教育史学会第35回大会 2012年05月 口頭発表(一般)
  • 須田将司
    全国地方教育史学会第34回大会 2011年05月 口頭発表(一般)
  • 少年団常会の視点から学校少年団を再考する  [招待講演]
    須田将司
    日本教育史研究会サマーセミナー 2010年08月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
  • 「佐々井信太郎の常会構想‐新たな国民教化方策の提唱と内務省訓令第一七号に至る道程‐」  [招待講演]
    須田将司
    第454回(小田原第274回)報徳ゼミ 2009年11月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
  • 須田将司
    教育史学会 2009年10月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
  • 福島県における教化町村運動と小学校教育の変容  [通常講演]
    東北教育学会第61回大会 2004年
  • 学校教育における常会実践の研究‐報徳教育から「農村地域社会学校」へ‐  [通常講演]
    教育史学会第47回大会 2003年
  • 昭和戦前期における常会と教員‐福島県太田村の教化村運動からの分析‐  [通常講演]
    教育史学会第45回大会 2001年

作品等

  • 「昭和戦前期 福島県教育会雑誌目次集【解説】」教育情報回路研究会『近代日本における教育情報回路と教育統制に関する総合的研究 中間報告書(Ⅱ)』、2014年10月、103-148頁
    データベース  須田将司  2014年10月  本論は福島県教育界雑誌の昭和戦前期における目次集である。これと『福島県教育史資料』第四集と合わせると、1886(明治19)から1944(昭和19)年6月までの判明する全巻号の目次が通覧できることになる。
  • 梶山雅史・須田将司「都道府県・旧植民地教育会雑誌 所蔵一覧」(『東北大学大学院教育学研究科研究年報』第54集第2号,445~487ページ)
    データベース  2006年

MISC

受賞

  • 2010年04月 日本教育史学会 第23回 石川謙日本教育史研究奨励賞
     
    受賞者: 須田将司
  • 2009年 福島民報社 第32回 福島民報社出版文化賞特別賞
     
    受賞者: 須田将司;原町市史;旧町村史編
  • 2004年 東北大学総長賞
     JPN

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 近現代日本における「学び続ける教員を支えるキャリアシステムの構築」の総合的研究
    日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(B)
    研究期間 : 2021年04月 -2025年03月 
    代表者 : 須田 将司; 板橋 孝幸; 白石 崇人; 新谷 恭明; 清水 禎文; 佐藤 高樹; 佐藤 幹男; 前田 一男; 山田 恵吾; 坂本 紀子; 笠間 賢二; 梶山 雅史; 大迫 章史; 陳 虹ブン; 杉山 悦子; 谷 雅泰; 近藤 健一郎; 国谷 直己; 宮坂 朋幸
  • 昭和期日本における青年期教育の地域史―エリート育成/ノン・エリート教育の帰結―
    日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(B)
    研究期間 : 2020年04月 -2024年03月 
    代表者 : 安藤 耕己; 宮坂 朋幸; 須田 将司; 久井 英輔; 森田 智幸; 大蔵 真由美; 倉知 典弘
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(B)
    研究期間 : 2018年04月 -2021年03月 
    代表者 : 須田 将司; 板橋 孝幸; 白石 崇人; 新谷 恭明; 清水 禎文; 佐藤 高樹; 佐藤 幹男; 前田 一男; 山田 恵吾; 坂本 紀子; 笠間 賢二; 梶山 雅史; 大迫 章史; 陳 虹ブン; 谷 雅泰; 近藤 健一郎; 国谷 直己; 越川 求
     
    2019年度は3点の刊行物発行と3回の研究会に取り組んだ。刊行物は①2018年度『中間報告書(Ⅰ)』(2019年4月上旬発行)、②『近代日本教育会史研究 新装版』明誠書林(2019年5月中旬発行)、③2019年度『中間報告書(Ⅱ)』(2020年3月発行)。研究会は以下の通りである。①通算第4回(2019年6月29日~30日)、佐藤幹男「戦後における都道府県教育研究所の設置状況とその特徴」、山田恵吾「1950年代埼玉県における地域教育研究サークルの展開」、谷雅泰「山形県東田川郡教育会」、笠間賢二「地方教育研究所の研究(その一)-宮城県教育研究所を事例として-」。②通算第5回(2019年9月29日)は教育史学会でコロキウムを開催し、「戦後の教員社会はいかに再編されたか」と題して秋田県の共同研究もとに討議を行った(報告者は後掲「学会発表」)。③通算第6回は、梶山雅史「岐阜県恵那郡教育研究所の機構・組織と活動内容」、坂本紀子「北海道の教育研究所について」、大迫章史「広島県教育研究所のあゆみ」。 また2019年度には第3論文集である『近現代日本教育会史研究』(不二出版、2018年)の書評・図書紹介が教育史関連学会の4誌に掲載された。齋藤慶子氏による図書紹介『教育学研究』第86巻第1号、吉川卓治氏による書評『地方教育史研究』第40号、米田俊彦氏による書評『日本教育史研究』第38号、宮坂朋幸氏による図書紹介『日本の教育史学』第62集。これを受け、今後の研究展望に関する協議を行った。 このほか、アルバイトが戦後初期の教育雑誌の発行・所蔵状況のデータベース作成や戦後校長会の結成動向の整理に取り組み、その成果を『中間報告書(Ⅱ)』に「昭和戦後期地方教育団体刊行物一覧(その2)」「昭和戦後期における小中学校長会・高等学校長会の結成動向」として掲載した。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(B)
    研究期間 : 2015年04月 -2018年03月 
    代表者 : 梶山 雅史; 板橋 孝幸; 白石 崇人; 金井 徹; 須田 将司; 新谷 恭明; 清水 禎文; 佐藤 高樹; 佐藤 幹男; 前田 一男; 山田 恵吾; 軽部 勝一郎; 坂本 紀子; 大迫 章史; 陳 虹ブン
     
    本研究は、近代日本における教育行政システムを実質的に駆動させた全国・ 地方教育会の組織構造と機能とを対象として、明治初期から昭和初期に至るまでの動態的変化を分析した。この研究から確認できたことは、①昭和期の教育会は大政翼賛化すること、②その際、中心的な役割を果たしたのは小学校長会であること、そして③小学校長会を中心とする地域の教育のあり方は戦後にも継承されたことである。戦後、地方教育会は教職員組合に継承される事例と教育会が存続する事例が見られるものの、明治初期から形成された地域教育の権力構造は戦後の地域教育にも及んでいる。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究
    研究期間 : 2014年04月 -2017年03月 
    代表者 : 梶山 雅史; 服部 晃; 板橋 孝幸; 須田 将司; 清水 禎文; 佐藤 高樹; 大迫 章史
     
    本研究は、戦前戦後を通じて地域の教育文化をリードしてきた教員諸団体に焦点を当て、地域の教育研究の活動実態、それを中心とする地域の教員文化・教育文化を解明し、教員文化と学力との関わりを検討した。 本研究を通して得られた知見は、以下の3点である。第1に、校長会は政策的課題を担う一方で、戦前戦後を通じて、教育研究を促してきた。第2に、地域における教員諸団体は、機関誌等のメディアを通じて、教育に関する知識とスキルを共有化し、蓄積してきた。第3に、地域の教員文化と学力との関わりをいっそう明らかにするためには、校長会の組織と機能、また個々の校長のキャリア、思想と行動の分析が不可欠である。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 若手研究(B)
    研究期間 : 2013年04月 -2016年03月 
    代表者 : 須田 将司
     
    1930年代、全国の校庭に「金次郎像」の建立ブームがあったが、静岡・富山・福島・神奈川・栃木・島根等では児童自身に生活を振り返り、自ら生活目標を立てさせていく「報徳教育」が生み出されていた。 特に神奈川県福沢小学校では、戦後も児童の「主体性」を重視する研究を続け、「話し合い活動」の授業論・教師論として発展させていた。 本研究は、戦中・戦後の時代を越えて教師を惹きつけた「報徳教育」の実相を明らかとした。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(B)
    研究期間 : 2012年04月 -2015年03月 
    代表者 : 梶山 雅史; 伊藤 純郎; 服部 晃; 竹内 敏晴; 板橋 孝幸; 白石 崇人; 金井 徹; 須田 将司; 山本 和行; 新谷 恭明; 森川 輝紀; 清水 禎文; 佐藤 高樹; 佐藤 幹男; 前田 一男; 山田 恵吾; 軽部 勝一郎; 坂本 紀子; 笠間 賢二; 山谷 幸司; 大迫 章史; 陳 虹彣; 照屋 信治; 谷 雅泰; 近藤 健一郎; 渡部 宗助; 千葉 昌弘
     
    近代日本において中央で策定された教育施策を実質的に担ったのは、教育会であった。明治20年前後に全国各地に結成された地方教育会は、県学務課員、師範学校教員、地方名望家、教員から構成され、教育施策の実施について建議・諮問・協議他、教員養成や社会教育など幅広い活動を行った。教育会は自発的結社としての性格を持っていたが、時代の変遷と共にその性質を変え、1930年代以降、国策を積極的に担う翼賛団体に変質した。1947年、中央と地方の教育会の多くは解散する。しかし戦後に再興される事例も生じた。近代日本の教育政策の実態研究において、中間団体としての教育会が果たした多様な機能とその歴史的意味を明らかにし得た。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 若手研究(B)
    研究期間 : 2010年 -2012年 
    代表者 : 須田 将司
     
    昭和前期における地域社会学校論の展開につき、戦前期と戦後期のそれぞれに新しい知見を見出した。第一に戦前の「報徳教育」が1932年~1933年ごろに創出されたこと、それが全村的な教育活動を展開しつつ一方で総力戦体制化を推進していくものであった点を明らかにした。第二に戦後新教育「福沢プラン」が戦前の「報徳教育」の戦時色を払拭し、話し合い活動による人間形成・地域形成の可能性を深化させていった点を見出すことができた。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(B)
    研究期間 : 2009年 -2011年 
    代表者 : 梶山 雅史; 坂本 紀子; 千葉 昌弘; 佐藤 幹男; 笠間 賢二; 山谷 幸司; 前田 一男; 谷 雅泰; 森川 輝紀; 山田 恵吾; 渡部 宗助; 大迫 章史; 板橋 孝幸; 小山 静子; 新谷 恭明; 清水 禎文; 竹内 敏晴; 軽部 勝一郎; 白石 崇人; 須田 将司; 佐藤 高樹; 服部 晃; 山本 和行; 陳 虹; 伊藤 純郎; 照屋 信治
     
    本研究は、近代日本において旧植民地を含む全国各地に存在した教育団体の組織と活動の実態を、近代日本の教育政策ならびに政治的・社会的構造との関連において明らかにした。1880年代に半官半民の結社として発足した教育会は、1920年代後半から権力に対して「自発的な服従」を示し、戦時下の1940年代には再編、統合され、戦時翼賛体制を担うに至った。戦後、多くの教育会は解散するものの、戦後日本の地方教育にも影響を及ぼした。

委員歴

  • 2021年06月 - 現在   日本教育史学会   理事
  • 2019年09月 - 現在   教育史学会   理事
  • 2015年10月 - 現在   公益財団法人 野間教育研究所   兼任研究員
  • 2015年05月 - 現在   全国地方教育史学会   常任幹事(2021~事務局長)
  • 2009年04月 - 現在   福島県相馬市「相馬市史」編纂事業   調査執筆委員
  • 2016年01月 - 2021年05月   日本教育史学会   幹事
  • 2012年04月 - 2019年03月   日本教育史研究会   事務局・世話人
  • 2009年04月 - 2019年03月   福島県南相馬市「原町市史」編纂事業   専門研究委員

担当経験のある科目

  • 初等教育実践研究BA/BB東洋大学
  • 比較教育史演習東洋大学大学院
  • 教育学演習・卒論演習東洋大学
  • 教育史東洋大学
  • 社会文化史(日本)東洋大学
  • 日本教育史福島大学
  • 人間と教育福島大学
  • 教育史2立教大学
  • 教育基礎論東洋大学
  • 演習立教大学
  • 社会科教育法立教大学
  • 社会文化史(西洋)東洋大学
  • 教育実習(事前事後指導)東洋大学
  • 教職総合ゼミナール東洋大学
  • 教育学入門ゼミナール東洋大学
  • 教職実践演習東洋大学

社会貢献活動

  • 文京区立明化小学校学校評価委員長
    期間 : 2020年04月 - 現在
    役割 : 助言・指導
    種別 : 研究指導
  • 文京区立明化小学校学校評価委員長及び授業助言者
    期間 : 2016年04月 - 2019年03月
    役割 : 講師
    種別 : 研究指導

その他

  • 2017年 - 2017年  5分でマスター 試験に出る教育用語 
    時事通信出版局『教員養成セミナー』2017年5月号(日本教育史)。同2017年6月(西洋教育史)
  • 2016年03月 - 2016年03月  「プラス5点の10分間講座―教育史分野―」 
    時事通信出版局『教員養成セミナー』2016年4月号および5月号に掲載。教員採用試験向けの頻出事項の解説。
  • 2014年03月 - 2014年03月  あなたはなぜ教師を目指したのか?志望動機編 
    インタビュー記録。時事通信出版局『教員養成セミナー』2014年5月号、8~9ページに掲載
  • 「「教員サークル」の史料は散逸してしまったのか」フークトーブ通信社『フークトーブ通信』第32号、2020年2月13日、1頁

その他のリンク

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