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須田 将司スダ マサシ

所属・担当
教育学科
教育学専攻
職名准教授
メールアドレス
ホームページURL
生年月日
Last Updated :2017/09/13

研究者基本情報

学位

  • 博士(教育学)

所属学協会

  • 日本教師教育学会
  • 日本社会科教育学会
  • 教育史学会
  • 日本教育学会
  • 東北教育学会
  • 全国地方教育史学会
  • 日本教育史研究会
  • 福島県史学会

委員歴

  •   2016年01月 - 現在, 日本教育史学会, 幹事
  •   2015年10月 - 現在, 公益財団法人 野間教育研究所, 兼任研究員
  •   2015年05月 - 現在, 全国地方教育史学会, 常任幹事
  •   2012年04月 - 現在, 日本教育史研究会, 事務局
  •  - 現在, 福島県相馬市「相馬市史」編纂事業, 調査執筆委員
  •  - 現在, 福島県南相馬市「原町市史」編纂事業, 専門研究委員

研究活動情報

研究分野

  • 教育学, 教育学
  • 教育学, 教育学, 教育史

研究キーワード

    児童常会, 報徳運動, 母子常会, コミュニティスクール, 石山脩平, 地域教育, 報徳教育, 実力の検討, 福沢プラン, 少年団常会, 地域社会学校, 学校報徳社, 主体的必然性, 戦後初期社会科, 錬成, 教育統制, 地方教育会, 農村地域社会学校, 帝国教育会, 教育会, 教員団体, 教育情報回路, 昭和期, 1940年体制, 教育情報, 日本教育史, 大正期, 近代日本, 児童常会・学校常会, 教育史, 教育学

論文

  • 自治体史・自治体教育史の編さん事業と教育史研究者, 須田将司, 『地方教育史研究』, (38) 163 - 167,   2017年05月
  • 東洋大学における女性教育者の輩出―東洋大学男女共学100周年記念事業学生参加企画報告―, 須田将司, 『東洋大学文学部紀要』第70集教育学科編ⅩLⅡ, 33 - 49,   2017年03月
  • 日中戦争期における「学校常会」論の広がり―培地となった「国民訓育連盟」と「日本青年教師団」―, 須田将司, 日本の教育史学, 59, 32 - 44,   2016年10月
  • 1930年代半ばにおける「新興報徳運動」と報徳教育の広がり-栃木県・島根県の実践と言説に着目して―, 須田将司, 『日本教育史学会紀要』, 6, 40 - 57,   2016年03月
  • 報徳教育の錬成論的な形成と展開 ―加藤仁平のイデオローグ性に着目して―, 須田将司, 『東洋大学文学部紀要』第69集教育学科編ⅩLⅠ, 81 - 95,   2016年03月
  • 1952~63年度における神奈川県福沢小学校の「実力の検討」シリーズ ―子どもの「実力」を高める授業研究の歩み―, 須田将司, 『東洋大学文学部紀要』教育学科編, 68, (XL) 71 - 86,   2015年03月
  • 1930年代における学校報徳社・児童常会の端緒―富山県下指定教化村の報徳教育に着目して―, 須田将司, 『日本の教育史学』, 57,   2014年09月
  • 昭和戦前期 福島県教育会雑誌目次集【その二】, 須田将司, 福島史学研究, (92) 67 - 82,   2014年03月
  • 大正期福島県全域における郡教育会方部会・郡市連合教育会の展開, 須田将司, 『東洋大学文学部紀要』第67集教育学科編ⅩⅩⅩⅨ, 27 - 43,   2014年02月
  • 書評「山本悠三著『近代日本の思想善導と国民統合』」, 須田将司, 『日本の教育史学』, (56) 179 - 180,   2013年10月
  • 1930年代における報徳教育実践の創出―神奈川県・富山県における模索の諸相―, 須田将司, 『地方教育史研究』, (34) 49 - 72,   2013年05月
  • 教育史の窓から見える近現代の相馬―地域に根ざした教育群像―, 須田将司, 『相馬郷土』, (28) 44 - 51,   2013年05月
  • 神奈川県内における戦後教員組織の再編と教育研究団体の発足について―研究の総括と今後の研究推進の在り方―, 須田将司, 『近代日本における教育情報回路と教育統制に関する総合的研究 中間報告書(Ⅰ)』, 27 - 47,   2013年03月
  • 戦前・戦後の教育実践を語る―報徳教育・福沢プラン・井上喜一郎―, 須田将司, 東洋大学文学部紀要. 教育学科編, XXXVⅢ, 37 - 52,   2013年02月
  • 1930年代における報徳教育の創出過程に関する一考察―静岡県土方村の「先駆」性の検討を中心に―, 須田将司・武藤正人, 『東洋大学文学部紀要』, 第66集教育学科編, (ⅩⅩⅩⅧ) 53 - 65,   2013年02月
  • 書評 中桐万里子著『臨床教育と〈語り〉 : 二宮尊徳の実践から』, 須田 将司, 教育学研究, 教育学研究, 79, (3) 299 - 301,   2012年09月
  • 昭和戦前期 福島県教育会雑誌目次集【その一】, 須田将司, 福島史学研究, (90) 55 - 71,   2012年03月
  • 昭和戦前期における福沢小学校・国民学校の報徳教育 : 「生活即教育」の展開, 須田 将司, 地方教育史研究 : 全国地方教育史学会紀要, 地方教育史研究 : 全国地方教育史学会紀要, (33) 83 - 104,   2012年
  • 1948~1950年の県指定実験学校・相馬郡大甕小学校―附:研究主任・飯野信一氏回顧談―, 須田将司, 福島史学研究, (89) 69 - 90,   2011年03月
  • 戦後福沢国民学校における報徳教育の再評価 : 民主主義・民主教育への「転回」, 須田 将司, 武藤 正人, スダ マサシ, ムトウ マサト, Masashi SUDA, Masato MUTO, 東洋大学文学部紀要. 教育学科編, 東洋大学文学部紀要. 教育学科編, 0, (37) 39 - 59,   2011年
  • オランダ国立教育博物館における教育史・資料の収集・保存・活用, 須田 将司, 東洋大学文学部紀要 教育学科編, 東洋大学文学部紀要 教育学科編, 33 - 45,   2010年
  • 森川輝紀氏の書評を拝読して (書評 [須田将司]『昭和前期地域教育の再編と教員』を読んで), 須田 将司, 日本教育史研究, 日本教育史研究, 0, (28) 145 - 150,   2009年10月
  • 総力戦体制形成期における教育会活動の諸相--神奈川県における報徳教育の全県的展開に着目して, 須田 将司, 東洋大学文学部紀要, 教育学科編, 東洋大学文学部紀要, 教育学科編, 55 - 72,   2009年
  • 飯野町における学童疎開の一端-疎開児の記録と受入校訓導の日記から-, 福島県史学会, 福島史学研究, 84,   2007年
  • 都道府県・旧植民地教育会雑誌 所蔵一覧, 梶山 雅史, 須田 将司, 東北大学大学院教育学研究科研究年報, 東北大学大学院教育学研究科研究年報, 54, (2) 445 - 487,   2006年06月
  • 福島県における教化町村運動の実相-指定教化村下に生きた校長と村民の姿-, 福島県史学会, 『福島史学研究』, 82,   2006年
  • 婦人常会の形成と展開, 須田将司, 『東北大学21世紀COEプログラム「男女共同参画社会の法と政策―ジェンダー法・政策研究センター」研究年報』, 1, 133 - 142,   2004年06月
  • 大日本報徳社の長期講習会における常会指導者養成--教員受講者に焦点を当てて, 須田 将司, 東北大学大学院教育学研究科研究年報, 東北大学大学院教育学研究科研究年報, 52, (0) 45 - 62,   2004年03月
  • 佐々井信太郎の常会構想--1930年代における国民教化方策の提唱, 須田 将司, 教育思想, 教育思想, 0, (31) 75 - 91,   2004年
  • 1930年代における教化町村運動の展開と常会--1940年代へ至る国民教化の系譜, 須田 将司, 教育思想, 教育思想, 0, (30) 39 - 54,   2003年
  • 昭和戦前期における常会と教員--福島県太田村の教化村運動からの分析, 須田 将司, 日本の教育史学, 日本の教育史学, 46, 84 - 103,   2003年09月
  • 相馬地方における報徳運動と福島県教育会相馬部会―太田村の教化村運動との関連―, 福島大学教育学会『研究実践年報』, 1, 47 - 66,   2002年

MISC

  • 一九三〇年代半ばにおける「新興報徳運動」と報徳教育の広がり : 栃木県・島根県下の実践と言説に着目して, 須田 将司, 日本教育史学会紀要, 6,   2016年03月
  • 書評と紹介 足立洋一郎著『報徳運動と近代地域社会』, 須田 将司, 日本歴史, (812) 139 - 141,   2016年01月
  • 報徳教育の錬成論的な形成と展開 : 加藤仁平のイデオローグ性に着目して(【一般A-2】教育史(a),一般研究発表【A】,発表要旨), 須田 将司, 日本教育学会大會研究発表要項, 74,   2015年08月28日
  • 1930年代における学校報徳社・児童常会の端緒 : 富山県下指定教化村の報徳教育に着目して, 須田 将司, 日本の教育史学 : 教育史学会紀要, 57,   2014年10月01日, This paper explores the historical significance of education during the Showa period through the study of the theory and practice behind the student associations "Gakko Hotokusha" (School Moral Requital Society) and "Jido Jokai" (Children's Diet) which began in Toyama Prefecture in the 1930s. Teachers led the rapid development of the "Shinko Hotoku Undo" (New Moral Requital Movement) in Toyama Prefecture. Takashima Shuichi, the principal of Takanosu Elementary School, began to hold seminars and "hotoku" events in 1933. The following year, he established "Gakko Hotokusha" and "Jido Jokai." Takashima combined "Hotoku Shiho" (the way of moral requital) with the educational system to create "Gakko Shiho" (the way of School Moral Requital). Since Helen Parkhurst's visit in 1924, Toyama teachers had studied the new education system extensively. Consequently, educational philosophy focused on respecting individuality had developed under the economic crisis of the Early Showa period. Although "Gakko Shiho" theory was one of many movements to appear at this time, it was conspicuous in the designated villages of Toyama prefecture. On the other hand, "Jido Jokai" spread throughout designated villages, putting significant pressure on Toyama prefecture. However, after 1935, a variety of educational practices were encouraged in addition to "Hotoku Kyoiku." Takanosu Elementary School also emphasized the Imperial Rescript on Education and the General Mobilization System. Meanwhile, in Kitahannya Village where there was opposition from Buddhist temples and shrines, a more accommodating adaptation of "Gakko Hotokusha" and "Jido Jokai" was created after 1935. Matsuda Tomio, the principal of Kitahannya Elementary School, regarded the practice from the perspective of the "edification" of Imperial Japan. This version of "Gakko Hotokusha" received much praise from the entire country. In the 1930s, two significant movements formed in Toyama Prefecture, "Gakko Shiho," based on the pedagogical study created by Takashima, and Matsuda's adaptation, thus allowing "Gakko Hotokusha" and "Jido Jokai" to continue into the 1940s.
  • 1952~63年度における神奈川県福沢小学校の『実力の検討』シリーズ : 子どもの「実力」を高める授業研究の歩み, 須田 将司, 東洋大学文学部紀要. 教育学科編, (40) 71 - 86,   2014年
  • 山本悠三著, 『近代日本の思想善導と国民統合』, 校倉書房, 2011年10月, 538頁, 13,000円, 須田 将司, 日本の教育史学 : 教育史学会紀要, 56,   2013年10月01日
  • 大正期福島県全域における郡教育会方部会・郡市連合教育会の展開, 須田 将司, 東洋大学文学部紀要. 教育学科編 = The bulletin of Toyo University. An Education Course, the Department of Literature, (39) 27 - 43,   2013年
  • 大正期福島県全域における郡教育会方部会・郡市連合教育会の展開, 須田 将司, 東洋大学文学部紀要. 教育学科編, (39) 27 - 43,   2013年
  • 一九三〇年代における報徳教育実践の創出 : 神奈川県・富山県における模索の諸相, 須田 将司, 地方教育史研究 : 全国地方教育史学会紀要, (34) 49 - 72,   2013年
  • 中桐万里子著, 『臨床教育と〈語り〉二宮尊徳の実践から』, 京都大学学術出版会刊, 2011年6月発行, A5判, 248頁, 本体価格3,600円, 須田 将司, 教育學研究, 79, (3) 299 - 301,   2012年09月30日
  • 1930年代における報徳教育の創出過程に関する一考察 : 静岡県土方村の「先駆」性の検討を中心に, 須田 将司, 武藤 正人, 東洋大学文学部紀要. 教育学科編, (38) 53 - 65,   2012年
  • 戦前・戦後の教育実践を語る : 報徳教育・福沢プラン・井上喜一郎, 須田 将司, 東洋大学文学部紀要. 教育学科編, (38) 37 - 52,   2012年
  • 大日本報徳社の長期講習会における常会指導者養成ー教員受講者に焦点を当ててー, 須田 将司, 東北大学大学院教育学研究科研究年報, 52,   2004年
  • 昭和戦前期における常会と教員 : 福島県太田村の教化村運動からの分析, 須田 将司, 日本の教育史学 : 教育史学会紀要, 46,   2003年10月01日

書籍等出版物

  • 日本学術振興会平成26~28年度科学研究費補助金(挑戦的萌芽)「学力向上を支える教員文化の創造に関する基礎的研究」研究報告書
    梶山雅史編
    分担執筆  2017年03月
  • 新版教職入門―教師への道―
    須田将司
    分担執筆「学級経営」「教師に求められる資質・能力」図書文化社  2016年03月「教職の意義等に関する科目」のためのテキスト(2016年3月改訂版)
  • 『原町市史』第7巻 資料編Ⅴ「現代」
    須田将司
    第4章 教育南相馬市  2015年03月
  • 教職エッセンシャル
    須田将司
    分担執筆「教師の使命 ―先人たちの姿に学ぶ」学文社  2013年08月 教職課程の実践的な学びを網羅した教職実践演習のためのテキスト。 理論面の復習にとどまらず自己の資質を診断・補完でき演習としてのワーク・学習活動を掲載。 若手教員の実践的手引きとなるものであるとともに、教職や教員の仕事に関心をもつ多くの人々に「先生の仕事」をリアルに伝えることができる。
  • 戦後新教育・「実力の検討」実践資料集 【編集復刻版】 全4巻
    須田将司
    監修第1巻解説不二出版  2013年06月戦後新教育の「花形」と言われた「社会科」。日本各地で様々な試みが行われたが、戦前以来の報徳教育を土台に形作られた神奈川県足柄上郡南足柄町立福沢小学校の「福沢プラン」の模索と形成の内実に迫るものを収録している。加えて、その後連載された『実力の検討シリーズ』(一九五三~六四年、全16巻)等を収録。社会科に留まらず、子どもの「実力」をテーマに思考力・表現力・道徳性・個人差など、多様なテーマを含み独自の教育論を模索していった同校の歩みを通覧できるものとなっている。
  • 『原町市史』第6巻 資料編Ⅳ「近代」
    須田将司
    共著第4章教育編福島県南相馬市  2012年12月
  • 変革期にあるヨーロッパの教員養成と教育実習
    宮崎英憲ほか
    分担執筆「ハーグ大学の教員養成における理論教育重視への転換」「多文化社会に対応するミドルセックス大学の教員養成」「バーミンガム大学PGCEコースにおける新しい動き」「教育実習におけるメンターの役割」東洋館出版  2012年01月
  • 続・近代日本教育会史研究
    梶山雅史ほか
    分担執筆大正期福島県における教育会活動の重層性―郡市連合教育会・郡内方部会の存在―学術出版会  2010年11月
  • 昭和前期地域教育の再編と教員 : 「常会」の形成と展開
    須田 将司
    単著東北大学出版会  2008年07月本書は,昭和恐慌から戦後改革期に至る激動の昭和前期,政策と地域現実との狭間に自問しながら実践を構築した小学校教員の群像に迫ったものである。具体的には,第一に1930年代に報徳運動に支えられて部落常会・町内常会を指導し,さらには学校報徳社・児童常会を創出した教員,第二に戦時色に染め上げられた常会を指導した教員,第三に自らの生活から共通課題を立て,当事者意識や主体性を形成していった戦後「福沢プラン」(「母子常会」)と,それを担った教員たちである。先行研究で断片的に捉えられてきたこれらを,新出の一次史料や聞き取り調査をもとに再考し,常会の形成と展開という視角から一連の流れに位置づけた。そこには常会という方策が,それを実践する教員の自問を経ることで国策遂行にも地域教育の実現にも展開した史実があった。変動する日常生活の中で,いかに自らの仕事を問い続けたか。そこに教育実践を大きく左右する要因を見出した。
  • 『原町市史』第11巻 特別編Ⅳ「旧町村史」
    分担執筆第1章第4節「地域中心校の群像」/第2章第4節「『種徳』につらぬかれた教えと学びの世界」 第3章第3節「教化村運動と部落報徳社の結成」/同第4節「報徳教育と青年団の先進地」  同コラム「満蒙開拓青少年義勇軍-満州へ渡った少年たち-」/第4章第1節「近代大甕のあゆみ」 第4章第3節「苦難を乗り越えた団結力」/同第4節「受け継がれた地域教育」  第5章第2節一(二)「近代『御仕法』の拠点」/同第4節「教育熱に支えられた一村二校」福島県南相馬市  2008年
  • ジェンダーと教育 : 理念・歴史の検討から政策の実現に向けて
    生田 久美子
    分担執筆教育史における『銃後の担い手』形成の一局面―総力戦体制下の『婦人常会』―東北大学出版会  2005年本稿は,筆者が21世紀COEプログラム「男女共同参画社会の法と政策」のリサーチング・アシスタントとしてまとめた研究成果である。先行研究では婦人層動員の諸相を国防婦人会や愛国婦人会など婦人団体の動きから解明してきたが,これを活動の実際場面となった「婦人常会」に着目し,雑誌『常会』誌上の関連記事に基づき分析したものである。具体的には,隣組常会の出席者が婦人層で占められる〔隣組常会の婦人常会化〕が戦局の悪化につれ広範化し,ついには隣組常会を婦人層により機能的に運用させるために〔婦人隣組常会指導者育成〕事業が行われるという変化が見出された。いわば総力戦体制の末端機構として形成された隣組常会が次第に「婦人常会」化したことで,担い手層が男性から女性へと交代したのである。これにより,常会の場を舞台とした,女性層の「銃後の担い手」形成の一局面を具体的に明らかにすることができた。
  • 梶山雅史編『近代日本教育会史研究』
    梶山雅史
    分担執筆恐慌から戦時に至る地方教育会の動向に関する一考察 ―学務部・郡教育会・児童常会に着目して―学術出版会  2007年09月地方教育会に関する研究会のメンバーとして,昭和戦前期における地方教育会の機能を分析した研究成果をまとめたものである。具体的には,上記1の拙著内で検討した相馬郡太田小学校の報徳教育・児童常会が,県・郡教育会が主導する報徳運動の後ろ盾を得ながら先駆的事例として形成され,それが機関誌『福島県教育』を通じて県内各地に伝播されていく経緯をたどり,地方教育会の情報流通機能を考察した。1930年代において,福島県教育会は報徳運動を推進し,機関誌上では報徳教育・児童常会実践や報徳関連の記事を連載していた。しかしこれが1940年代には一転し,報徳運動と距離を置き総力戦体制へと傾斜していく。機関誌上でも報徳教育は姿を消し,常会方策のみが抽出された学校少年団常会が掲載され,国民学校教育をいかに推進していくかに力点が変わっていた。すなわち,地方教育会はその時宜にかなう教育実践を強力に先導し,普及する役割を果たしていたのである。

講演・口頭発表等

  • 生きる力を育む生活指導をめざして, 須田将司, 東京都荒川区教育研究会生活指導部会研究会,   2017年08月28日, 招待有り
  • 1930年代半ばにおける「新興報徳運動」と報徳教育の広がり-栃木県・島根県の実践と言説に着目して―, 須田将司, 第534回(小田原第354回)報徳ゼミ,   2017年03月12日, 招待有り
  • 1950年代における教員の教育研究活動に関する基礎的分析 ‐民間教育研究運動に焦点を当てて‐, 須田将司, 久木自主ゼミ・教育と歴史研究会第216回研究会,   2017年03月11日, 招待有り
  • 日本人の道徳観について, 須田将司, 東京都荒川区立第三峡田小学校道徳授業地区公開講座講演会,   2016年10月15日, 招待有り
  • 国民学校令下の「少年団錬成」論に関する一考察―「共励切磋」を目指す少年団常会論に着目して―, 須田将司, 教育史学会第60回大会,   2016年10月02日
  • 「大学教育からみたキャリア教育と小学校教育への期待」, 須田将司, 東京都荒川区小学校長会,   2015年12月11日, 招待有り
  • 日中戦争期における「学校常会」論の広がり―培地となった「国民訓育連盟」と「日本青年教師団」-, 須田将司, 教育史学会第59回大会,   2015年09月26日, 教育史学会
  • 報徳教育の錬成論的な形成と展開 ―加藤仁平のイデオローグ性に着目して―, 須田将司, 日本教育学会第74回大会,   2015年08月29日, 本稿は、二宮尊徳の農村復興をモデルに児童・成人層の日常生活指導を展開した「報徳教育」が、1930~40年代に報徳思想それ自体の教育学的探究と、官製運動や錬成との適合という二面性をもって展開した点に着目する研究の一つである。戦後の教育学・教育史上において報徳教育は「日本教育学」や総力戦体制を翼賛した実践の一つと見なされてきた。本稿は、教育学者としてこれを主導した東京文理科大学・加藤仁平の言説に着目し、彼が報徳経済学研究会や報徳教育会といった報徳をめぐる「コミュニケーション行為の産物」として、錬成に適合的な報徳教育論を補強していったことを明らかとした。
  • 1930年代半ばにおける「新興報徳運動」と報徳教育の群生‐栃木県・島根県の事例‐, 須田将司, 全国地方教育史学会第37回大会,   2015年05月17日
  • 『実力の検討』を読み直す, 須田将司, 平成26年度神奈川県南足柄市立福沢小学校校内研修会,   2014年08月21日, 招待有り
  • 新しい報徳教育を生み出した富山の教育者たち―学校報徳社・児童常会の先駆―, 須田将司, 東洋大学校友会富山県支部総会,   2014年07月27日, 招待有り
  • 1930年代における報徳教育実践の創出―神奈川県・富山県における模索の諸相―, 須田将司, 第501回(小田原第311回)報徳ゼミ,   2014年03月09日, 招待有り
  • 『戦後新教育・「実力の検討」実践資料集』から学ぶ, 須田将司, 平成25年度神奈川県南足柄市立福沢小学校校内研修会,   2014年02月03日, 招待有り
  • 「大正期福島県全域における郡内方部会・郡市連合教育会の展開」, 須田将司, 教育史学会第57回大会,   2013年10月14日
  • 「1930年代における学校報徳社・児童常会の端緒―富山県下指定教化村の報徳教育に着目して―」, 須田将司, 教育史学会第57回大会,   2013年10月14日
  • 神奈川県福沢小学校における「実力の検討」シリーズの連載―戦後初期社会科「福沢プラン」のその後―, 須田将司, 東北教育学会第70回大会,   2013年03月09日
  • 昭和戦前期における福沢小学校・国民学校の報徳教育―「生活即教育」の展開―, 須田将司, 第489回(小田原第309回)報徳ゼミ,   2013年02月10日, 招待有り
  • 1930年代における報徳教育実践の創出―神奈川県・富山県における模索の諸相―, 須田将司, 全国地方教育史学会第35回大会,   2012年05月
  • 昭和戦前期における福沢小学校・国民学校の報徳教育―「生活即教育」の展開―, 須田将司, 全国地方教育史学会第34回大会,   2011年05月
  • 少年団常会の視点から学校少年団を再考する, 須田将司, 日本教育史研究会サマーセミナー,   2010年08月, 招待有り
  • 「佐々井信太郎の常会構想‐新たな国民教化方策の提唱と内務省訓令第一七号に至る道程‐」, 須田将司, 第454回(小田原第274回)報徳ゼミ,   2009年11月08日, 招待有り
  • 総力戦体制形成期の神奈川県教育会―報徳教育から国民学校研究への移行―, 須田将司, 教育史学会,   2009年10月
  • 福島県における教化町村運動と小学校教育の変容, 東北教育学会第61回大会,   2004年
  • 学校教育における常会実践の研究‐報徳教育から「農村地域社会学校」へ‐, 教育史学会第47回大会,   2003年
  • 昭和戦前期における常会と教員‐福島県太田村の教化村運動からの分析‐, 教育史学会第45回大会,   2001年

作品

  • 「昭和戦前期 福島県教育会雑誌目次集【解説】」教育情報回路研究会『近代日本における教育情報回路と教育統制に関する総合的研究 中間報告書(Ⅱ)』、2014年10月、103-148頁, 須田将司, データベース,   2014年10月, 本論は福島県教育界雑誌の昭和戦前期における目次集である。これと『福島県教育史資料』第四集と合わせると、1886(明治19)から1944(昭和19)年6月までの判明する全巻号の目次が通覧できることになる。
  • 梶山雅史・須田将司「都道府県・旧植民地教育会雑誌 所蔵一覧」(『東北大学大学院教育学研究科研究年報』第54集第2号,445~487ページ), データベース,   2006年

受賞

  •   2010年04月, 日本教育史学会, 第23回 石川謙日本教育史研究奨励賞
  •   2009年, 福島民報社, 第32回 福島民報社出版文化賞特別賞
  •   2004年, 東北大学総長賞

競争的資金

  • 日本型教育行政システムの構造と史的展開に関する総合的研究, 日本学術振興会, 基盤研究(B), 須田将司
  • 学力向上を支える教員文化の創造に関する基礎的研究, 科学研究費補助金, 梶山雅史
  • 近代日本における教育情報回路と教育統制に関する総合的研究, 科学研究費助成事業( 基盤研究(B)), 梶山雅史
  • 昭和戦前期「報徳教育」の錬成的・教育学的展開に関する実証的研究, 文部科学省, 科学研究費補助金(若手研究(B)), 須田 将司
  • 昭和前期における地域社会学校論の形成史研究, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業( 若手研究(B)), 須田将司
  • 昭和前期における地域社会学校論の形成史研究, 文部科学省, 科学研究費補助金(若手研究(B)), 須田 将司, 本研究は、これまで教育史研究で明らかとされてこなかった報徳教育の理論・実践の解明のみならず、それが戦後新教育で着目されたプラグマティズムやコミュニティ・スクール論へと接続していった点に着目し、その理論の形成過程を昭和期教育史上に位置付けようとするものである。そのため、第二年次にあたる本年度は、学会発表や神奈川県および富山県の学校文書・家文書・地域資料の探索を行い、以下のような成果を得た。1、戦前期の福沢小学校・国民学校の報徳教育の実相解明福沢小学校所蔵資料の調査を改めて行い、これまで不明確であった1938年前後の動向を把握するとともに、米山要助校長と後任の小沢永蔵校長の時代に、「生活即教育」がいかに〔生活即錬成〕へと展開したのかをまとめ、学会発表・査読付学会誌への掲載との結果を得た。2、富山県の報徳教育実践校の現地調査米山要助校長とも交流のあった富山県における1934年前後の報徳教育実践について、現地調査により学校日誌や実践記録などを発見した。これは(1)と関連し、昭和戦前期における報徳教育の創出を解明する基礎資料であり、今後神奈川県・富山県の比較研究をする準備が整った。3、〔井上喜一郎文書〕の発掘「福沢プラン」を支えた井上喜一郎校長の残した書庫の調査に入り、これまで未発見であった1946年度内の実践記録や論考などを発見することができた。これにより、敗戦直後から「福沢プラン」開始までの空白期における報徳教育から新教育への「転回」が明らかとなり、戦前以来の母子常会が戦後の民主教育へと受け継がれていった理論的根拠を捉えることができた。
  • 1940年体制下における教育団体の変容と再編過程に関する総合的研究, 文部科学省, 科学研究費補助金(基盤研究(B)), 梶山 雅史, 本研究は、近代日本において旧植民地を含む全国各地に存在した教育団体の組織と活動の実態を、近代日本の教育政策ならびに政治的・社会的構造との関連において明らかにした。1880年代に半官半民の結社として発足した教育会は、1920年代後半から権力に対して「自発的な服従」を示し、戦時下の1940年代には再編、統合され、戦時翼賛体制を担うに至った。戦後、多くの教育会は解散するものの、戦後日本の地方教育にも影響を及ぼした。

その他

  •   2017年, 5分でマスター 試験に出る教育用語, 時事通信出版局『教員養成セミナー』2017年5月号(日本教育史)。同2017年6月(西洋教育史)
  •   2016年03月, 「プラス5点の10分間講座―教育史分野―」, 時事通信出版局『教員養成セミナー』2016年4月号および5月号に掲載。教員採用試験向けの頻出事項の解説。
  •   2014年03月, あなたはなぜ教師を目指したのか?志望動機編, インタビュー記録。時事通信出版局『教員養成セミナー』2014年5月号、8~9ページに掲載

教育活動情報

担当経験のある科目

  • 社会科教育法, 立教大学
  • 教職総合ゼミナール, 東洋大学
  • 教職実践演習, 東洋大学
  • 教育学入門ゼミナール, 東洋大学
  • 教育学卒論ゼミナール, 東洋大学

社会貢献活動情報

社会貢献活動

  • 文京区立明化小学校学校評価委員長及び校内授業研究, 講師,   2016年04月