研究者総覧

山原 麻紀子 (ヤマハラ マキコ)

  • 福祉社会デザイン学部子ども支援学科 准教授
Last Updated :2024/04/06

研究者情報

学位

  • 博士(東京藝術大学)
  • 修士(東京藝術大学)

科研費研究者番号

  • 10529952

J-Global ID

研究キーワード

  • 音楽教育   

研究分野

  • 人文・社会 / 芸術実践論
  • 人文・社会 / 教育学 / 音楽教育

経歴

  • 2018年04月 - 現在  東洋大学ライフデザイン学部准教授
  • 2015年04月 - 2018年03月  東京家政学院大学現代生活学部准教授
  • 2009年04月 - 2014年03月  東京家政学院大学現代生活学部講師
  • 2008年04月 - 2009年03月  共立女子大学非常勤講師
  • 2008年04月 - 2009年03月  東京藝術大学教育研究助手

学歴

  •         -   東京藝術大学大学院   博士課程音楽研究科   音楽教育
  •         -   東京藝術大学大学院   修士課程音楽研究科   音楽教育
  •         -   東京藝術大学   音楽学部   楽理科

所属学協会

  • 日本音楽学会   日本保育学会   日本音楽教育学会   

研究活動情報

論文

書籍

  • Malloch, Stephen; Trevarthen, Colwyn B.; 根ヶ山, 光一; 今川, 恭子; 蒲谷, 槙介; 志村, 洋子; 羽石, 英里; 丸山, 慎 (担当:範囲:第25章 音楽リズムに関する時間生物学に向けて(ナイジェル・オズボーン/山原麻紀子・丸山慎訳))音楽之友社 2018年04月 ISBN: 9784276139091 xv, 636p
  • 鈴木昌世; 佐藤哲也; 布村志保; 井藤元; 長尾和美; 村井尚子; 石川恵美; 小山祥子; 梅野和人; 山原麻紀子; 小川圭子; 赤木公子; 保田恵莉; 谷口あずさ; 眞田絵里; 加納史章; 中島恵; 水引貴子 (担当:範囲:第11章 保育者間,専門機関との連携・協同)福村出版 2018年03月 ISBN: 9784571116087 201p
  • 幼稚園・小学校教育実習 -学びの連続性を通して-
    編者; 中田範子; 齋藤義雄; 著者; 和田美香; 中内麻美; 兼重裕子; 須永真理; 細田成子; 立川泰史; 山梨有子; 山原麻紀子; 池田仁人; 渡邉眞理 (担当:範囲:第10章第3節「幼児教育における音楽表現活動」)大学図書出版 2018年03月
  • 志民, 一成; 藤井, 康之; 山原, 麻紀子; 木村, 充子; 長井, 覚子; 今川, 恭子 教育芸術社 2016年04月 ISBN: 9784877887667 150 p
  • 鈴木, 昌世; 佐藤, 哲也; 布村, 志保; 井藤, 元; 長尾, 和美; 村井, 尚子; 浅見, 均; 阿部, 真美子; 石川, 恵美; 小山, 祥子; 梅野, 和人; 山原, 麻紀子; 村上, 康子; 小川, 圭子; 赤木, 公子; 保田, 恵莉; 谷口, あずさ; 真田, 絵里 福村出版 2012年05月 ISBN: 9784571116032 203p
  • 有本, 真紀; 阪井, 恵; 山下, 薫子 (担当:範囲:3.「鑑賞」 (3)C.「高学年の鑑賞指導」)教育芸術社 2011年08月 ISBN: 9784877884918 197p

MISC

  • 幼児期における器楽活動への道入ー「ヤマハ音楽教室」におけるソルフェージュ指導に焦点をあててー
    末廣杏里; 山原麻紀子 日本音楽教育学会 第53回大会要旨集 P.17 2022年
  • 多文化共生保育における音楽実践の諸相ードイツの就学前教育の事例分析を通してー
    山原麻紀子 日本音楽教育学会 第51回大会要旨集 P.35 2020年
  • 就園前幼児集団活動における音楽の役割
    山原麻紀子; 田尻さやか 日本保育学会 第72回大会要旨集 K-B-11-062 2019年05月
  • 文化としての音楽の学習に関する一考察ーH.アントホルツの教授学理論の検討を中心にー
    山原麻紀子 日本音楽教育学会 第47回大会要旨集 P.28 2016年
  • 井藤 元; 山原 麻紀子 日本教育学会第70回大会抄録集 70 (0) 144 -145 2011年
  • 我が国の音楽鑑賞教育の目的・内容を問い直す:ドイツにおける音楽鑑賞教育の特徴
    山原麻紀子 季刊 音楽鑑賞教育(音楽鑑賞教育振興会) 1 (1) 16 -17 2010年04月
  • 西島 央; 小松 佳代子; 山原 麻紀子; 石井 ゆきこ; 渡邉 美香; 河野 路; 高野 敏; 川口 陽徳; 井藤 元 日本教育学会大會研究発表要項 68 (0) 440 -441 2009年
  • <音楽文化についての理解>を考える-聴き方を学ぶことの意味
    山原麻紀子 音楽鑑賞教育 0NKAN(音楽鑑賞教育振興会) 7月 26 -29 2008年07月
  • ドイツの教授学構想における音楽鑑賞の理論-H.アントホルツの理念を中心として-
    山原麻紀子 日本音楽教育学会 第39回大会要旨集 P.38 2008年
  • 横地 早和子; 石橋 健太郎; 中西 紗織; 山原 麻紀子; 佐藤 公治; 山下 薫子 日本教育心理学会総会発表論文集 50 (0) 50 -51 2008年
  • ドイツにおける鑑賞教育の史的展開-1970年以降を中心に-
    山原麻紀子 日本音楽教育学会 第35回全国大会要旨集 P.31 2004年
  • ドイツにおける鑑賞教育の史的展開-1980年代を中心に-
    山原麻紀子 日本音楽教育学会 第34回全国大会要旨集 P.18 2003年
  • 音楽鑑賞教育の日独比較研究-ドイツの教科書分析を中心に-
    山原麻紀子 日本音楽教育学会 第33回全国大会要旨集 P.40 2002年

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2020年04月 -2023年03月 
    代表者 : 山原 麻紀子
     
    本研究の目的は、保育所や幼稚園の現場と協働し、多文化共生保育を促進する音楽活動の理論基盤を構築し、音楽実践プログラムを開発することである。音楽はもともと文化の多様性を学んだり、多文化理解を促進する要素が多く含まれる。本研究では、音楽が有する「普遍性」「文化性」「協働性」という特性に着目し、多文化に属する子どもたちを対象として、互いの文化的多様性を認め合いながら音楽表現を楽しみ、かつ音楽的な発達を促すプログラムを開発することを目指す。 本研究は大きく、①文献調査による多文化共生保育と音楽実践の基礎的研究と②質問紙調査およびフィールドワーク(観察)による現状把握と課題解明を踏まえて、③音楽実践プログラムの提案、さらに④プログラムの実践と省察とで構成される。 2021年度の研究計画は本来、上記の②の質問紙調査とフィールドワーク(国内・国外)の実施を予定していたが、新型コロナウイルス感染症の影響により、研究計画の変更を余儀なくされた。そのため、前年度に引き続き①の実施を中心に行い、我が国における多文化共生保育・教育の歴史的背景をまとめるとともに、諸外国の中でも早くから移民や難民を受け入れ、共生社会を目指してきた先進国であるドイツにおける保育・教育分野での多文化共生の理念と実践事例に着目して考察を行なった。具体的にはドイツの中でも特に移民の背景を持つ住民の割合が高いヘッセン州の保育・教育カリキュラムにおける多文化共生理念の位置付けと音楽活動との関連性についてまとめ、現地の保育者や音楽関係者に紙面およびオンラインでインタビューを実施し、その特徴や傾向について考察を行なった。また、コロナ禍でも受入可の保育所でのフィールドワークを一部実施した。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2011年04月 -2015年03月 
    代表者 : 木村 充子; 今川 恭子; 国府 華子; 古山 典子; 石川 眞佐江; 斉木 美紀子; 山原 麻紀子
     
    乳幼児、児童、保育者・教員養成課程の学生の音楽的な活動を観察することを通し、創造性について問い直すことから始め、「創造性を育む音楽づくりの教育プログラムを開発すること」を目的として研究を行った。音楽づくりに関連するフィールドを継続的に観察するとともに、仮説にもとづく実践(音楽づくりの教育実践)を行い、さらに教育現場での意識調査を目的とした質問紙調査を実施した。①モノ・音とかかわり探究するプロセス、②他者とかかわり協働するプロセス、③制約を手がかりとして試行錯誤、工夫するプロセスにおいて創造性が発揮され、かつ創造的な活動が促進されることが明らかになった点が、本研究の中心的な成果である。

その他のリンク

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